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食戟のソーマ 薙切えりな編 3話

『原作』食戟のソーマ
『人物』薙切えりな
『あらすじ』神の舌を持つ薙切えりなに『食戟』を申し込んだのはブラジルから来たペドロ。
彼は薙切えりなを見事打ち負かし、ある約束をさせた。それは一晩自分とベッドを共にするというもの。
えりなは食戟での敗北を認めペドロが部屋へと踏み入ることを許してしまう。




 薙切えりなが使っているベッドはまるでお姫様の眠る聖域そのもの。高級感あふれるデザインから天蓋に至るまで庶民のものとは比較にならない。身体を預ければ跳ねる感覚からシーツの質感まですべてが上品に仕上げられていた。
 ペドロはそんなことなど気にしていない。
 どれほど上品に飾られたベッドだろうと彼の目には興味はなかった。だからシーツに乱暴に尻を落とすとスマホを手にしたまま傍を叩いた。

 ……私にそこへ座れというのね。いいわ、座ってあげる。

 手にしているスマホは動画の撮影を続けている。小さなレンズに見つめられると肌がピリピリとしてしまう。機械的なものであったとしても撮影する人間の感情が下劣な物であると知っているからかもしれない。
 ペドロの隣りに座るまでの数歩をスマホは細部まで撮影した。普段は制服に隠れている豊かな乳房が水着だけだと上下に揺れる姿や無駄な肉のついていない腰つきは妙に色っぽく動くのだと撮影者へと教えていく。

「えりなの身体は魅力的だ。俺は好きだぞ、こういうエロい身体」
「そ、そっ! そんな言い方ってないでしょう、女の子の扱い方も知らないの? さっきから貴方のやっていることはとても褒められたものではないわよ」

 目を背けることなく叱りつけるように強く睨む。

「そういう言葉遣いも俺好みだぜ。日本の女はちょっと褒めたらすぐにセックスできる淫乱ってやつばかりだがえりなは違うよな」
「ッ!?」

 手が左の肩に触れてきた。瞳にはお互いの顔が写っている。ペドロは腕だけを動かして肌の感触を確かめるように動かしたのだ。
 触れられた一瞬だけはどうしても反応を隠せなかった。男に生の肌を触れられるなどほとんど初めてのことだった。

「どうしたよ?」
「なんでもないわよ」

 細かい表情の変化さえもスマホに撮影されるのだと考えるとどうしても納得がいかない。至近距離で自分がどんなふうに映っているのか気になってしまう。そうしているうちに肩を擦っていた手は腋へするりと入り込んだ。

「ひゃぁん」
「おっとぉ、いい声だな。えりなは腋が好きなのか? こんなに肌がスベスベなのに腋が好きなのか? 腋もツルツルっていうのは珍しいぞ」
「んっ……腋が好き? バカなことをいわないで、ちょうだいっ、ひぃっ……ぁ、その触り方が気持ち悪いだけよ……んっ、あっ……だいたい、手入れくらいしてるわ」

 指の大きさをじっくりと見たことはない。だから腋を弄る指がとても大きく感じる。自分の指とは違ってゴツゴツとしていて皮も厚い。まるで2倍以上あるんじゃないかと思ってしまうほど差がある。

 ……なんなの、この指、私の腋を揉んだり押したりして……こんなの変態よ。だめよ、えりな、こんなのすぐに終わるんだから、気にしちゃダメ。

 巨人の指のように感じる巨大な五指が想像もつかない部分を嬲る。

「ひゃぁ、あぁ、やめ、なさいっ! 腋なんて場所ばかり、ひ、あぁ、あ、ああ……このっ、だめぇ、だからぁ……」

 無言でスマホを向けてくるペドロは片手だけでえりなの腋を蹂躙する。指がしわの間に出た汗をすくい取りながら爪で刺激すれば、薄く細い腋毛の生え際をグリグリと押していく。いくら無毛とはいえ産毛くらいは生えている。無骨な指は丁寧な愛撫を執着して行うと性感帯を覚醒させていく。

「汗」
「あっ、ああっ! やだっ、言わないでっ! ひあぁあぁあっ!」

 たった一言で顔が真っ赤になった。

 ……なんなのよ、この指の動きは。こんなふうに動くものなの? 人間の指ってこんなにすごいの? それとも私の腋が本当に変態なの? こんなに何度もされたら本当におかしくなっちゃう。

 誰が答えてくれるわけでもない。自分でもほとんど振れた事のない部分から発生する見知らぬ感覚に戸惑いながら喘ぐばかり。

「腋に固執する気はないからな、これで終わりにしてやる」
「え……」

 指が離れていくとなぜか寂しくて声がでてしまった。自分から求めていたかのような甘ったるい声はスマホに記録されてしまう。

「えりなはキスくらいしたことあるよな?」

 キス。
 口づけ。
 愛する人と行なうもの。
 とまで考えて記憶が甦ってくる。生まれてからずっとキスの経験がない。神の舌を持つえりなだが男性の唇は未知の味である。

「え、えと……」

 答えに詰まっても何かいわないといけないと唇が動く。しかし搾り出したのは言葉とはいえない声だけ。この反応だけで誰でも彼女にキスの経験がない事がわかってしまうだろう。
 ペドロももちろん気付いた。腋を執拗に愛撫した手が肩を掴むとえりなを身体ごと抱き寄せた。自分の横顔と近づいてくるえりなの横顔をスマホのレンズに向けると唇を奪って見せた。

 ……なに? なにをして……なによ、この味、変な、ちょっと生臭くて匂いもきつい……知っているようで知らない味? この私が知らない味なんてあるわけ……やだっ! 口の中になにか入ってくるっ!?

 キスは唇が触れるだけのものではない。はじめて味わう奇妙な感触と味に意識を奪われていると唇を開かれる。そして顎まで開きぬるりとした熱い物体が侵入してきた。
 神の舌と同じ舌だ。だが動きや形は全く別物。長く喉まで入ってくる。

 ……これ、このペドロくんの舌なの? なんで舌を挿入しているのよ。ぬるぬるして気持ち悪い。それに味、なんなの、この得体の知れない下品な味は。こんなのがキスなの? だったら一生したくないわ!

 神の舌に巻きつくと締め付けるように扱き出す。まったく動きの違う舌は歯茎の裏側や隙間にまで這いより口内を味わい尽くしていく。
 これまで神の舌が味をみてきたというのに、逆の立場になっていた。
 吐き気を催す汚臭が口内で充満していた。神の舌が拒絶反応を起こすかのような痺れの存在にえりなは心当たりがあった。

「ぢゅぱっ……はぁ、神の舌っていうわりにはあんまり味がしないな。えりなの唇はなかなか上物だったがな」
「ああ……私の、舌を……キスを、はじめてだったのに……それに、あなた、煙草を吸ってるわね」

 薙切えりなの考える料理人は煙草は吸わない。正常な味覚が失われるからだ。神の舌を持つえりなにとって煙草は匂いも毒でしかない。なのに口内は煙草の匂いしかしない。

「それがどうしたよ、まさか料理人が煙草を吸うのはダメとかいうんじゃねえだろうな」
「当たり前でしょう! 煙草を吸うなんて、料理人として最低の行為よ! それに、あなた未成年でしょう!」
「俺は日本人じゃないんだよ、この国の法律なんぞしるかよ」

 煙草の匂いが抜けていく。それ以上にファーストキスを奪われた悲しみが残っていた。

「そんなこと言って……」

 ペドロの目には愛撫された神の舌が名残惜しそうにちょんと唇の間から出ているのがみえた。

「それにしても、はじめてだったのか、そいつはよかったな。俺のキス上手だからな」
「女の子のはじめてを何だと思って……んんっ!?」

 ベッドの枕元にスマホを置きながら二度目のキスに入る。再び神の舌に巻きつくとえりなの全身が飛び上がるほど強烈な刺激が駆け巡った。

 ……この感覚っ! 神の舌が過敏になってる。ただの味なんかじゃないわ、ペドロくんの舌に良いようにされてるのに気持よくなって、お願いだから今だけは感覚を押さえてちょうだいっ!

 祈ったところで変わりはしない。ペドロの舌が強く巻きつくと全身が締め上げられているのと変わらない。そして本当に全身を腕で抱きしめられると頭が沸騰してしまいそうになる。えりなが感じられる許容量を簡単に越えていた。

 ……私、いまキスされてるだけじゃないっ! 肩も腕も腋も太股まで触られてる。でも動けない、気持ちいいの、なんで私ってこんなに感じちゃうのよ。なにもできずにこんな、こんな最低の男の子にされるがままだなんてっ!

 恥かしさより悔しさがこみ上げてきた。だがもう遅い。身体が反応してしまっている。
 ベッドに押し倒されるとさらに舌が潜り込んでくる。男の身体から発せられる蒸せるようなフェロモンが雨のように降り注いできた。

 ……これが男の子なの? こんなの吸って、舐めていたらおかしくなるに決まってるじゃないっ! なのに、もっとほしいって思っちゃうっ。どんな高級料理よりも欲してしまう! ダメなのにっ! ダメなのに欲しくなるっ!

「ふぅううっ、んんっ! あっ、あああっ! 触らないでっ!」

 乳房が水着越しに揉まれると乳首がぷっくりと浮び上がった。いつのまにか勃起していた。

「恥かしい女だな、勃起してるぜ。俺のキスがそんなによかったかよ」
「いいわけないでしょう! こ、こんなキスなんて、認めないわっ! 私の神の舌だって認めないって! ひゃぁあああんっ! あっ、やだっ、胸を、んっ、勝手に触らないでちょうだいっ! ひゃっ、あっ、ああんっ」
「こんなエロい声出してるのにやめられるかよ、ほら、乳首が感じるんだろ?」
「感じ、てるわけ、ない、でしょう!」

 ……なんて指の動きなのよ。太いし、硬いし、大きいのに、なんでこんなに繊細に動くのよ。

 乳房が形が変わってしまうほどの強い力で揉みあげられる。なのに痛みがまったくない。乳房に張っている感覚が悦びばかりを伝えてくる。特に水着に浮び上がっている乳首は小指でクリクリと弄られるだけでえりなの歯を食いしばらせるほどだ。

「はぁ、はぁ、ひっ! やぁあああっ、私の、ひっ! やぁああんっ!」
「この反応だけで勃起しちまいそうだ。おい、えりな、さっきキスが初めてだって言ったよな。男とどこまでやったんだ?」
「なに、いって……ひぅぅっ!?」
「男との経験だよ、こんなエロい身体をしておいてまさか何もしたことないのか?」

 乳房を貪っていた手が今度はへそへと下りていく。触れられた箇所が熱く火照ると今度は腰に辿り付いた。
 豹柄の水着を着た白い肌はじんわりと汗を湿らせている。

「ほら、言え! 言わないと無理やりすることになるぞ」

 腕を足の間に入れるとさすがに腕を動かした。まったく相手になら無い細い腕で股間に触れようとする腕を止めようとする。

「わかったわよ! 言うからっ! 男の子と……したことなんてないわ……」

 処女であると公言した。

「手を繋いだ事もないし、プライベートなお付き合いも、ないわ……」

 薙切えりなにとって友達とよべる男はいない。同性の友達も新戸緋紗子くらいなもので親密にしている者はほとんどいないのが現状だ。

「つまり、えりなの肩を抱いたり、キスしたり、このデカいおっぱいを揉んだことのある男は俺だけだってことだな」
「そうよ……」

 ……なんてことを言わせるのよ。だいたい、したっていっても無理やりじゃない。こんな方法で女の子に恥かしい思いをさせるなんて卑怯よ。い、いいえ、野蛮なのよ。所詮は田舎者の思考でしかないからこんな方法しか知らないんだわ。

「ひゃぁああっ! なに、なにをしてるのっ! んっ、そんな、そこだけはダメよ!」

 足の間に入り込んでいる腕の先が水着の上から触れてきた。
 心の中で侮蔑の言葉を唱えていても指の動きひとつで砕け散ってしまう。
 大事な部分を他人にはじめて触れられるとわけがわからなくなった。ファーストキスを奪われて数分もせずに何段階ものステップを飛び越えてくる。本来は戸惑い、納得し、受け入れるといった時間があるがえりなには与えられなかった。

「んんんんっ!! あぁああああっ!」

 また無言になってえりなの反応を見つめる。
 水着をぐっと食い込ませると割れ目を浮き上がらせた。
 足を閉じようとしたところにペドロが両足を突っ込んでくる。えりなの足とは違う筋肉質の太く逞しい男の足は鋼か大木のようでさらに大きく開かせた。
 仰向けで寝転びながらがに股にされると水着はさらに食い込んだ。

「恥かしい格好をさせるのが趣味なの? んっ、ひあっ、ああっ! そこは大事なところだからっ! 乱暴にしないでっ!」
「自慰は?」
「なにをいってるのよ! 教えるわけないでしょ!」
「したことがあるんだな。ますます気になったぞ、ほら、いわないと……」

 答えなければ乱暴にするといっているようなものだ。

「週に1回……んっ……やめなさいっ、そこっ、あぁあんっ!」
「週に1回でこんなに感度が良くなるものかよ。ほら、濡れてるぞ、薙切えりな様のオマンコが濡れ濡れになってるぞ」

 わざと耳元で囁く。
 水着の上からでもわかるほど湿っており、割れ目をなぞられると腰を持ち上げてしまう。足を開かされて恥かしい格好をさせられているというのに下腹部は悦びもっともっとと子供のようにねだってしまう。

「週に2回よ、いいじゃないっ! たった2回くらいっ! だ、誰だってそのくらいは」
「悪いなんていってないぞ。むしろ少ないよな、こんなに良い身体をしておいて勿体無い。もっと人生を遊ばないとな」
「遊ぶ? ふんっ、そんなのできるわけないじゃないっ!」

 えりなの視線の外でペドロの腕がズボンのポケットへと潜り込む。

「これなら一錠じゃ足りないな」

 透明の袋を取り出した。中には緑色の丸い錠剤が幾つも入っている。手早く口に2錠放り込むとえりなの唇を奪った。

「んんふっ!? ……んぐっ! んんんん゛っ゛!? なにを、なにを飲ませたの!」
「気持ちよくなれるクスリだ」

 普通の薬ではない。神の舌が危険だといっているようだった。

「ほら、もっと気持ちよくしてやるからな」
「誰もそんなことしてほしくなんてっ! あっ! はぁぁああああああああんっ!!」

 薙切えりな至上最も大きな嬌声があがった。飲み込んだ錠剤が体温を上昇させ、全身の感覚を過敏に仕立てあげている。たった数秒のうちにえりなは風邪にかかったように熱を帯びていた。

「な、なに、なんなのっ……こんなに熱いのにぃ、ひっ、あっ、ああっ、はひぃっ」

 肌に触れてくる指や男の熱をさっきまでより強烈に感じてしまう。自分が男というものに全身を掴まれ揉みしだかれているようだ。

「さっきのクスリ……いったいなにを飲ませたのよ、ひひぃうっ!? あっ、ああっ、ひっ! ひゃぁあぁあんっ!」

 乳房が張り裂けそうなほど神経が過敏になっている。まだ剥がされていない水着越しに形が変わるほどの力を込められるだけで背筋はアーチを描く。

「ひぃゃっ! こんなのおかしくなるっ! 私の身体がっ、ひぐっ! ひぁっ! ああ゛ひひいぃいいっ!!」 

 乳房が揉まれると痛いほどに乳首が勃起していた。指だけでなく水着にも擦れている。わずかな摩擦で熱を帯び、痺れるような痛覚さえも快楽へと替えられる。

「体の準備が出来てきたな。ほら、オマンコはどうだ?」

 股間へ腕が伸びてくる。火照った肉体はどこも異常なまでに反応を示す。もっとも恥かしく、もっとも多く神経の通った膣は豹柄の水着だけで守られている。
 ペドロの大きな手が水着の内側へと潜り込む。その瞬間、ペドロは「やっぱりな」と言うかのような目を向けた。
 彼が触れたのは膣の入口。まだ膣内には触れてさえいない。にも関わらず指先はねっとりとした液体に塗れている。指が陰毛までが濡れている事を気付かせるように生え際をわざと強く擦る。

「ひぃっ、やっ、ああんっ! そんな、そこはやめてちょうだいっ! 大事な、好きな人にだけ見せる場所なんだからっ!」
「あぁん? 好きな人だ? 違うだろ、勝者に捧げる場所だろ? 薙切えりなを食戟で負かした勝者である俺のモノだろうが」
「あなた……まさか……」
「おいおい、まさかヤらないと思ってたのか? この状況で?」

 思考が追いつかない。
 食戟前に交わした約束は今夜一晩デートすればいい、というもの。そのデートという言葉に含められた意味が違っていた。薙切えりなの想い描くデートとペドロの言ったデートは別物だ。

「生徒全員がオナペットにするほどの美人を俺が頂くんだよ。今夜、えりなは俺の女だ」
「たった一晩物にしたからって、大事な処女を上げられるわけないでしょう! 好きな人とするのよ! 貴方みたいな最低な男に上げるなんて絶対イヤっ!」

 いやいやとかぶりを振って金髪を揺らす。
 反発することがペドロの心を昂ぶらせてしまう。

「良い女だぜ、外見は白人とそうかわらねえのにこの国の女みたいに処女がどうのと言いやがる。本当に俺好みの牝だな」
「牝?! あなた人を動物みたいにっ!」
「人間なんて所詮動物だ、だから朝まで可愛がってやるぜ、俺のチンポがないとダメになるくらいここをおかしくさせてやる」

 膣口に指を挿入した。えりなは自分の指との違いをこのときはじめて実感した。厚みも皮の硬さも全く違う。他人の指が大事な部分を裂いてくる。自慰のときに恐る恐る挿入するのとは違ってずぶっと第二間接まで侵入してしまう。

「あああああ゛あ゛っ゛

 官能の嬌声は自然のものだった。指の形と動きだけが意識に入ってくる。広げられている足の付け根が浮遊感に包まれると身を委ねてしまいそうになる。

「はぁひぃっ くっ そ、その指を抜きなさいっ! これ以上はもう! ダメ! ダメなんからっ!」
「感じまくってるくせに、よがってるくせに、よくもまぁ」
「なにを笑って、ひぃあっ あっ ち、違うっ、違うわっ! こんな、あひっ

 指がくいっと曲がるたびにえりなの嬌声も跳ね上がる。だが愛撫というよりは玩具の具合を確かめるかのような動きに近かった。粘膜の感度を確認し、どこがどのように感じるのか、はたまた感じた場合はどの程度なのか、と。

「こりゃいいや、えりな様は感じまくりの牝だ」
「侮辱してっ、ひっ やっ ああっ バカっ バカじゃないっ あなたは最低でバカよ

 頭の中で火花が散って思ったように声が出ない。
 指はさらに奥へと侵入していく。無作法極まりなかったが阻む方法はない。膣粘膜が溢れ出る粘液で満たされて自分では振れた事のない部分までが蹂躙されていく。はじめて他人の指で触れられた部分は初めから男を知っていたかのように悦ぶ。

「ああああっ、だめよ、こんな最低の男の前で、恥を晒すなんてっ! ひっ やめてっ やめてええええええっ

 えりなの嬌声が大きくなる。
 膣が締め付けてくる。
 ペドロの腕にしがみ付きながら涙目になって喘ぐ。

「イけよ、えりな。オマンコでイけ、俺の前で、俺の指でイけ」
「やだぁっ! いやっ! イクのいやぁあああっ! ああっ くぅううううううっ ひっ ゃあああああああああああッ!」

 絶叫と同時に薙切えりなは絶頂した。
 膣が挿入した指を締め付けながら腰を浮かせる。ベッドのシーツに放物線を描いて透明の飛沫があがった。

「初イキで潮吹きか。いいねぇ、えりな。ほら、もっとイキたいだろ」

 絶頂した膣をさらに指が責め立てる。感覚が限界を突破していても関係がない。ペドロの指が激しさを増して粘膜を擦る。膣内で2本の指がひっかくような動きをひたすら行なう。

「ひっ ひぁああっ イッてる イッてるからっ とめっ、てっ、えええ

 腕にしがみ付いていた手は力尽き離れシーツを弱々しく握る。腰から足の付け根までが砕けてしまうかのような振動に耐える。

「やだね、えりなのオマンコが潮吹きマンコだったんだからな、もっと気持よくしてやるよ。そうすりゃもっと面白いことになるぜ」
「なにをいってるのよ! なにが面白いっていうのよ! お゛っ゛

 指の向きが変わった。尻側へ向って曲がっていた指がへその下に向けて小突き出す。荒々しく乱暴につく必要はない。感度はもう最高潮に達しているのだ、ほんの少し押してやるだけでよかった。

「ほら、イけ」

 完全に性をコントロールされていた。
 指がこつんと音を立てた直後、膣が滝となる。内側にあるものすべてが外に向って迸っていく。二度目の潮吹きをしてシーツを濡らすと指はもう一段階強く押し迫ってきた。

「ひぃいいいあぁあああぁあぁああっ

 これ以上ないくらいの幸福感に満ちる。
 ペドロが膣から指を引き抜と水着をぐっとずらす。金色の陰毛とサーモンピンクの膣が曝け出されたばかりか、黄金色の放物線がベッドの上を飛翔した。
 失禁。
 単なる快楽の絶頂とは違う。

「私が……お漏らしだなんて……ひゃぁああんん いけないわっ、こんなのすぐにやめっ、んあっ、ないとぉぉ、いけないのにぃぃ、止まらないの! 止まってほしいのにぃぃい

 失禁したまま絶頂が続く。
 3回、4回、5回……終わりを知らない小規模な絶頂が連続して発生する。
 ベッドのシーツが黄金色の地図を描くまで続いた。




えりな編は全6話となります。
ハーメルンでの更新はブログでの更新後になります。
ピクシブでの更新は全6話を一括更新しますので最終話と同時になります。

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実際の所、あのムキムキ爺さんが食戟悪用するなと殺しにきそうですが、そんなことはさておき。
ペドロくんの言う通り、簡単に抱ける女よりは難易度高い女にこそ価値があるんですよね。
だからこそ、古今東西のエロ作品の主人公は危険を顧みず、あの手この手で時には世界滅ぼすレベルの力を持った相手をやり込めてきたわけですし。

ありがとうございます

> 実際の所、あのムキムキ爺さんが食戟悪用するなと殺しにきそうですが、そんなことはさておき。
> ペドロくんの言う通り、簡単に抱ける女よりは難易度高い女にこそ価値があるんですよね。
> だからこそ、古今東西のエロ作品の主人公は危険を顧みず、あの手この手で時には世界滅ぼすレベルの力を持った相手をやり込めてきたわけですし。

返信遅れてすみません。
ムキムキ爺さんの件はまぁ置いといて、
難易度の高い女を堕とすっていうのはロマンなんですよ。
プロフィール

Author:之ち
之ち(ユキチ)

小説中心に活動中。
ジャンル問わず面白ければ好き。
大阪在住・12/28生
相互リンク募集中です

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