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艦隊これくしょん 長門編 1/4

『原作』艦隊これくしょん(艦これ)
『人物』長門

鎮守府の海開きで提督と艦娘たちはビーチへでかけることとなった。
まだまだ子供の提督に大和、武蔵、陸奥はべったりとくっついて遊んでいた。
その様子に面白くない艦娘がひとり……長門である。
彼女は遊んでばかりの提督に苛立ち、最後には海岸を1人で歩き始める。


「こちらですよ、提督!」
「提督~、私達と一緒に遊びましょう」
「早くこい。私達が相手をしてやるのだ」

 季節は夏。日差しを照り返す海を前にして何十人もの艦娘が砂浜を駆ける。
 いつもは艤装を背負う彼女たちも海では水着にはや変わりしていた。
 この鎮守府に勢揃いしている戦艦の大和、陸奥、武蔵の三艦娘はそれぞれこの日のために用意したビキニ水着だけを着ている。どの娘も胸は大きく、腰のくびれは流線を描いている。海水に足をつけると水飛沫が弾ける肌を濡らして輝く。

「待ってよ~、大和、陸奥、武蔵~」

 灼熱の砂浜を駆けるその姿は子供としかいえない。戦艦級の艦娘が手を振って待つその子供こそ、鎮守府の長たる提督である。

「あうっ!」

 海水に入るとほぼ同時に足を取られて前のめりになる提督。その先には陸奥がいた。

「やぁ~ん、提督ったらぁ~、ねぇ、陸奥と一緒がいいの?」

 陸奥の胸元に飛び込む。純白のビキニ水着だけを着た陸奥は逃げも隠れもしない。真正面から倒れてくる提督をその豊かな乳房で受け止めた。むにゅうっとたわむ乳房の山に顔から突っ込むと提督は腕を陸奥のお尻に回して身体を支えた。

「あらあら、可愛い提督。陸奥はいいのよ、提督が陸奥とだけ遊びたいっていっても」

 提督の背は小さく、陸奥の胸くらいまでしかない。陸奥は抱きついた提督の頭を撫ではじめた。

「おい、陸奥、提督を独り占めするな。提督は私達の提督だ」
「わかってるわよぉ~、そんなに怒らないで武蔵」

 提督の頭を撫でながらいう陸奥は身体ごと押し付けるようにして迫っていく。顔の前にある乳房がムニムニとほっぺを挟み、女の子特有の甘い匂いを鼻腔へと流してくる。

「陸奥も武蔵も喧嘩しちゃだめだよ」
「ムッ、喧嘩などしていないぞ、提督……その……なんだ、すべては提督の判断だからな、なぁ、私にもその……」

 陸奥の乳房が提督の顔を挟む。そして頭を撫でている。その光景を見ながら武蔵は顔を赤らめていた。

「ごめんね、武蔵もしたいよね。はい、こっちに来て」
「あぁん、提督ぅ」
「ごめんね、陸奥。でもボクはひとりだからね、武蔵にもさせてあげたいんだ」

 陸奥の臀部から手を離し、身体を離すと両腕を広げる。顔を赤らめたまま武蔵は一歩、また一歩と近づいてその誇らしげに揺らす爆乳を押し付けた。

「では参る、ぞ」

 褐色の肌を包む黒ビキニは先端のぽっちだけを隠すほぼ紐だけだ。爆乳は歩けば大胆に揺れるし、腰から下は目が離せない危険地帯そのもの。
 迫ってくる武蔵の乳房に提督は顔を埋めると腰に手を回した。

「提督、提督 可愛いな、私のお尻を触ってもいいのだぞ」
「えへへぇ、武蔵好きだよ」

 無垢な笑顔を乳房の谷間から出す。まったく背丈のつり合わない男の子だが武蔵は言われると照れた。普段は凛とした戦士の表情を浮かべている彼女も隠すことができない。日を浴びる褐色の肌も内側から体温が上昇していく。

「触ってほしいなら素直にいえばいいのに」
「私も女だ、提督よ、わかってくれ」
「わかってるよ? 武蔵は女の子だよ。ボクの大事な艦娘でボクの大好きな女の子」

 腰にまわしている手を下げる。山のように盛り上がっている臀部を抱くと武蔵の目尻は下がった。

「えへへ、武蔵のお尻触っちゃった、大きくてプリンみたい」
「言ってくれるな。あんっ 提督よ、今日は海でするのか? 私ならどこでもいいのだが、他の艦娘もいる手前、あまり乱れることは、んっ

 子供の指だが武蔵の臀部は確かに女として感じていた。Tバックの水着が尻肉に食い込むように引っ張ると腰をモジモジとさせる。いつもの彼女とは雰囲気も反応も違う。

「もう、武蔵も自分ばっかり」

 提督の顔が突如離れた。

「大和、おい! 提督を取るな!」
「大和ったら大胆ね。でも提督に乱暴しちゃダメよ。そんなことしたら戦争よ」

 大和が提督を掴むと抱きしめたのだ。
 豊かな乳房に挟まれていることに違いはない。提督も笑顔のままで柔らかなおっぱいクッションを楽しんでいる。

「大和も大好きだよ。だから戦争はしないよ」
「当たり前です。大和と陸奥が戦争なんてするわけありません」
「あらあら、提督ったら本気にしちゃったの? 可愛いわね」

 大和の抱く提督に陸奥が近づき乳房をあてる。

「お前達、提督が苦しいだろうが!」

 提督を取られた武蔵まで追撃すると頭は完全に乳房に埋まってしまう。前後左右、乳房に囲まれるだけではない。提督の細くまだ筋肉も薄い身体を女性陣の腕が這い回る。

「苦しいならやめればいいじゃないですか、武蔵、あなたはいつもそうやって提督を取ろうとするでしょう。私だって提督に可愛がってもらいたいんですっ

 六房に囲まれた提督の頭は黒い髪の毛だけが出ている。その部分を大和は撫でた。まだまだ子供の提督の頭を撫でる行為は大人の艦娘にとって至福の時間なのだ。

「ボクはみんな好きだよ」
「あぁんっ 提督」「おい、んあぁっ」「あっ んっ 提督ぅ
 
 提督の腕が3人の臀部を次々と触った。子供の姿だが指の動きはスムーズで一切の迷いもなく彼女達の性感帯をピンポイントで撫で上げる。短い嬌声が全方位から聞こえてくる。

「えへへっ、みんな可愛い。大和も可愛いし、武蔵も可愛いし、陸奥も可愛いよ」

 提督に悪気はないし、嘘もついていない。裏表のない言葉と笑顔に3人は微笑みながら頭を撫でた。

「……嘆かわしい」

 3人の爆乳艦娘と戯れている提督を遠くから見ている女がいた。
 腰まで伸びているストレートの黒髪が風に靡いている。鋭い眼光は何事にも揺るがぬ力強さがあり、高い鼻梁が女神と称えるほどの美を与えている。

「ふぅ……皆も海開きだからといって軟弱だ」

 彼女ははじめ「艦娘にとって海は戦場。戯れる場所ではない」と言った。
 しかし提督の判断で海開きは実行されている。日頃の疲れをとるためにと休暇を楽しむため行なった。
 彼女は腕を組み、遠くから提督の姿を見つめる。
 大和、武蔵、そして姉妹艦の陸奥が抱きつき愛でる姿が黒色の瞳に映っていた。

「陸奥までも提督を甘やかして……これでは示しがつかんぞ」

 彼女の名は長門。
 厳しい目を向けながら立つ長門も海開きの場についてきている。それは提督がふ抜けているのであれば鍛えてやろうと思ってのことだ。たとえ休暇といえども艦娘にとって提督は別だ。男らしくならねばならない、と考えてのことだ。

「やはり、提督があれではいかんな」

 その提督はデレデレしているばかり。所詮は子供か……と肩を下げるしかない。
 30分ほど提督の様子を観察していたが艦娘と遊ぶばかりで提督らしいことはなにひとつしていなかった。目立ったことといえば何かある毎に艦娘の身体を触っていたことだろう。艦娘たちもそのことを咎める気配がまったくない。むしろ彼女達も自分から抱きついている節があった。

「こんなことをしていてどうなるというんだ」

 胸がざわついて仕方がない。
 もし敵が出現したら、鎮守府でなにかあったら、と考えをめぐらせるばかりである。
 あまりにも悩んだ末に提督に近づいた。

「どうしたの、長門?」
「ニヤニヤするな、我らの提督らしくあれ! 見ていればさっきからなんだ、もっと男らしくしないか、それでは示しがつかんぞ軟弱者!」

 提督だけでなく周りにいた3人も呆然としていた。
 長門は黒髪を靡かせて立ち去った。

「まったく! 皆揃って提督を甘やかす! 私が叱りつけてやらねば成長などせんぞ」

 苛々するのはきっと自分の思い描く理想の提督と違うからだろう。まだ子供の彼に押し付けるのは間違っているのはわかりきっていることだ。だが我慢できるものではない。彼は我が鎮守府の象徴なのだ。女に現を抜かしているようではいかん。

「お姉さん、1人?」
「ねぇねぇ、俺たちと一緒に遊ばないか?」
「……ん?」

 砂浜を歩いていると2人の男が声をかけてきた。
 どちらも背丈は180ほどあって長門と大差ない。胸板も厚くかなり鍛え上げられているのが見てとれる。しかし長門には興味が沸かなかった。思ったことといえば、この屈強な身体をあの提督の成長した姿にでもなればいいな、とそれだけだ。

「ちょっと無視しないでよ」
「あんた美人だしさ、胸もでけえし、俺たちが遊んでやってもいいっていってやってんだぜ」

 立ち去ろうとすると前方に立たれてしまう。

「それは私を誘っている言葉とは思えんな。女への言葉遣いがなってない」
「はぁ? 俺たち陸軍の士官なんだけど?」
「だからなんだ」
「このお姉さん綺麗だけど頭の中は空っぽ? 俺たちと付き合えばいいこといっぱいあるってことなんだけど?」
「下品な連中だな」

 艤装なしであっても艦娘の身体能力は高い。特に戦艦級である長門にとって彼らは相手になるとはいえない。

「んだと?」
「そんなこと言ってると強引にって考えちゃうよ」

 男たちの視線が胸を見ているのは明らかだった。女を下に見ている下品な視線を浴びても長門はなんとも思わない。身の危険を感じなかったからだ。
 男の1人が腕を伸ばしてくる掴みかかってくるなら、くればいい。その瞬間に砂浜に屈させてやろう。

「強引に、か。それは私の台詞だ、お前達ならこの……ん?」
「長門に近づくな!」

 腰あたりから声がすると迫ってくる腕を払いのけた。

「ッ!?」
「なにすんだ、このガキ!」

 男たちと長門の間にさっと入ったのは提督だった。体格は大人と子供。まったく歯が立たないのは誰が見ても明らかだというのに彼は長門の前に立っていた。

「長門はボクのモノだ! 絶対に誰にも触らせないぞ!」
「はぁ? プハハハハッ! おいおい、ガキよ、俺のモノだっていうのはどういう意味かわかってんのか?」
「生意気な事いってるとガキでもぶっ飛ばすぞ!」

 提督は黙ったままじっと睨んでいた。
 乱暴な言葉を放つ男たちになにひとつ言い返さず、ただ視線と態度で示す。

「提督……」

 胸元よりも少し下にある黒髪とまだまだ幼いその背中に長門も声をかけることを忘れていた。

「ガキが、一発殴らないとわかんねーなら!」

 男が拳を振りかぶる。

「貴様っ! 私の提督に触れるなっ!」

 振りかぶった拳ではなく男の身体が宙を舞う。長門が手首を掴んで放り投げたのだ。
 男はなにが起きたか理解できず砂浜に落ちていく。

「さぁ、貴様も落としてやろうか」
「ひぃっ!? ま、まさか……艦娘さん、でしたか……じゃあこっちのガキは」
「私の提督だ」

 提督の肩にそっと手を置くと誇らしげにいってみせた。

「ごごご、ごめんなさい、ごめなさぁあああい!」

 男は相棒を助けると颯爽といなくなる。

「長門、大丈夫だった?」
「ああ、提督が守ってくれただろう。私は指ひとつ触れさせていないぞ」
「そっか。えへへ、よかった」

 提督が浮かべた笑みは他の艦娘に向けていたものと同じだった。だが長門にはそれが自分に向けられたもので最上の笑顔に思えた。
 提督の肩に乗せた手をそっと頭に乗せると撫でてみる。

「どうしたの?」
「さっきはすまなかった」
「ううん、長門に叱られるのは嬉しいよ。ボクのこと見てくれてるんだって思うから」
「……それではまるで私が提督を付け回しているみたいじゃないか」
「えへへっ、長門大好きっ!」

 提督が抱きついた。

「まったく……提督は甘えん坊だな。ど、どうだ……提督、これから私と一緒に訓練しないか?」
「訓練? ううん、いいよ。長門と訓練デートしたいっ!」
「デ、デートだとっ! 違う、訓練だ……訓練なんだ」
「ええ~、長門はボクと訓練デートしたくないの?」

 甘い言葉に視線が泳ぐ。あどけない笑顔を見ると直視できない。
 胸の高鳴りが激しくなると聞かれたくないと突き放そうとした。しかし腰に抱きついてくる腕は思ったより力が強く離れない。

「長門大好き! だからデートしよっ! 長門!」
「……わかった。わかったから、な」

 子供といえど男。異性を意識してしまった長門は頷くしかなかった。
 長門の手を引いて提督は砂浜を歩き出した。甘えてばかりいるようにみえた少年の手は強引で少しゴツゴツしていた。




なんだか視点がぼやけているような…え、またショタでビーチなんですか…そんな声が聞こえてきますが気にしない。
長門編です。
大和、武蔵、陸奥はあくまで添え物ですので今後登場しません。
ハーレムもいいけど長門を書きたかったので許してくださいな。

さて、今回も全4話になります。
文字数は29000字程度かな。
あまり酷いことしないし、されないのでオーソドックスな作品になってます…多分。
腋って普通やろ、普通。

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2016-11-09 : 小説 : コメント : 1 : トラックバック : 0
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ショタのデカチンにアヘらされる展開大好き。でもなんか行き先不穏
2016-11-09 22:30 : URL : 編集
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プロフィール

之ち

Author:之ち
之ち(ユキチ)

小説中心に活動中。
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