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真・恋姫†英雄譚 蜀、突如崩壊するのこと

『原作』真・恋姫†英雄譚
『人物』蜀関係




【1】

 魏、呉、蜀の三国は大乱の時代を乗り越え、北郷一刀を調停役とし平穏な時代を迎えていた。
 北郷一刀は現在、蜀に身を置いている。魏と呉に比べればまだ出来たばかりの国ではあるが、身寄りのない彼にとってはこれ以上ない故郷でもある。なにせこの世界にやって来てはじめて出会った女たちのいる国なのだから。
 そんな蜀の街の中心を1人の男が歩いている。頭の天辺からフードを被っており、どんな顔をしているのかわからない。この地の者ではないだろうということだけは足取りから見てとれる。
 彼は道端で枯れ枝のようなものを取り出すとパキッと折った。そのまま捨てるように足元に落すとまた同じような枯れ枝を折る。この行為を不審に思う者もいたが、少々変な男なのだという程度で声をかけなかった。
 数分後、彼の折った枯れ枝は20本に達していた。それでも止めないので何人かがひそひそと声を出し始めた。
 その不安はあまりに唐突な襲撃者の出現によって消滅した。



 枯れ枝の男がいる場所より東へ一キロと離れていない場所では青髪の美女が立っていた。
 白色着物はこぼれんばかりに豊かな乳房の谷間を見せ付けており、腰の下からスリットが入っている。微風が吹くだけでも捲れてしまうだろうその身近なスカートからは長い足が伸びている。その足もまた白色着物と同じ色のニーソックスで包まれていた。

「ほほう、ではこちらのご婦人が貴様にぶつかったと申すのだな?」

 美女の傍にはまだ地面に腰を落したままの婦人がいた。そして反対側にはやけに目つきの悪い男がいる。

「だからそう言ってんだろうが! くぅぅぅ、肩が折れてるぅぅ、どうしてくれんだぁ?」
「あなたがぶつかってきたんじゃない! 趙雲さま! わたしは!」

 美女を趙雲と呼んだ婦人は身の潔白を訴えようとした。しかし趙雲自らその腕を振るって口を止めた。腕部分に描かれた今にもどこかへと羽ばたいてしまいそうな鳥の翼が目に入る。
 優麗なる美女こそがこの蜀に存在する武将の1人、趙雲子龍。真名を星という。

「やれやれ、なんとも下手な芝居を……どれ、ここはこの私が本当に折れているのかみてやろう」

 口元に悪戯めいた緩みを浮かべると肩を押さえている男へと近寄った。男がやめろと言う間もなく星は肩に触れた。

 バキッ! バキッ!!

「ぎひいいいいいいいいっ!?」
「おやぁ!? これは本当に折れているやもしれんな……ふむふむ……おおう」

 バキバキバキ!!

「んぎゃぁあああああああっ!!」

 優麗な美女は微笑みながら肩を鳴らす。男の肩は完全に骨が外れ気色悪い音を鳴らす楽器になっていた。

「ふむ、本当に折れているな、これは早く治療せねば」
「お、お前が折った、ひぎいいいいいいいっ!?」

 バキ!

 外した骨を今度はくっつける。意識の飛びそうな男は全身をガタガタと震わせる。

「これでよかろう。ほれ腕も動くだろう」
「ぎひいいっ!? くそっ、なんてことしやがる! こんなことしてただじゃ」

 男が離れると腰に差していた青龍刀を引き抜いた。薄い刃は揺れたが趙雲は何も恐れていなかった。物怖じせず、優雅な足取りで愛刀の龍牙を手にすると宙を薙いだ。

「なら一戦設けようか、私も昼食前に運動しておこうかと思っていたところだ」

 その一振りだけで悟ってしまう。
 ただのチンピラと真の武将の差がどれほどのものかと。自分の相手がいかなる脅威であるのかを。
 男は手にした青龍刀を一振りも出来ぬまま一目散に走り出した。

「ありがとうございました、趙雲さま……でも、あんなふうにするなんて」
「いやなに、あの手の輩は痛い目を見ないとわからんからな。それでも精一杯手加減はしたんだぞ?」

 星は婦人へ手を差し伸べる。龍牙を操るその指は繊細であった。婦人も見蕩れるほど美しい武将は不満げにいった。

「ふふっ」

 どこか面白くなって笑ってしまう。
 と、一難去った途端、なにやら騒がしい声が響き渡る。なにやら悲鳴のようなものが響く。さすがに星も眉をひそめる事態であった。

「やれやれ一難去ってまた一難か」
「私はもう大丈夫ですから、趙雲さま」
「うむ、行ってくるとしよう、では」

 見れば道を大衆が走ってくる。歩いてもぶつかるのは必至だろう。そう婦人が思った直後、星の姿は消えていた。自分を救ってくれた恩人はどこにいるのかとあたりを見渡してようやく見つけたときには民家の屋根上を飛翔していた。

「しかしこの騒ぎはいったい……」

 血相変えて走る民衆はなにかに怯えているようだ。
 この先は広場になっている。そこから流れてくる人の数は膨大で終わりが見えてこない。だがもうすぐ広場へ出るなと思った矢先ぷっつりと人の気配がなくなった。

「これはいったい!?」

 広場を占領していたのは緑色の肌をした巨漢の豚だった。豚といっても家畜の豚と煮ているのは顔だけで人間のように歩いているし武器も持っている。
 まさに怪物と呼ぶしかないほど醜い豚人間が何十匹も暴れていた。
 屋根の上から状況の把握をするがまったく理解できるものはない。見えるものといえば、殺された男が血を流しながら倒れたままであることと、その隣りで婦女が暴行されていることくらいだ。
 さらに豚人間は家畜小屋や馬にさえ股間の肉棒を突き入れている。必至にもがく馬が逃げられない姿を見ると星は豚人間の力が異様である事は理解出来た。

「はぁはぁ~~~~~ん あひぃっ! ひぐっ! ひぐっ! ひぐっ! ひぐぅうううううううう
「素敵です もっと! もっとくださいましっ! 私の牝穴にチンポをくださいいぃいいいっ
「あっ あんっ あひぃっ ひぐううううううううっ

 豚人間に犯されている女たちの声からは悦びの声が沸きあがっている。肉棒の大きさは人間と比較になら無いほど肉厚で長大だ。それは息を飲むほどの凶器で性交すれば股が裂けてしまいそうだった。

「どのような理由かわからぬが、放っておくわけにもいくまい」

 星が屋根から飛び降りると手前にいた豚人間を龍牙で振り払った。

「ぐへぇぇぇえっ!?」

 200キロはあるかという巨大な身体が吹き飛ぶ。
 倒れた仲間に気付くと星の姿を目にした。婦女を犯していた豚人間も腰を止め、鼻を掻き鳴らして目を血走らせる。数十という豚人間がぞろぞろと星のほうへと集まりだすとその魅惑的な肢体を見て股間を膨らませていった。

「ぐへぇ、めっちゃ色っぽい女だべ」
「んだぁ、気が強そうでオラ興奮するだで」
「孕ませて、孕ませて、孕ませて、もう一回孕ませるだぁ」

 豚鼻を鳴らしながら股間の勃起肉棒を扱きたてると臭気が立ち込め始めた。男ではなく獣じみた雄の臭いが蜀全体を覆う。

「ほほう、暴力だけが取柄かと思ったが、良い女を嗅ぎ分ける感覚だけは冴えているとみえるな」

 ぐへっ、ぐへっ、と下品な笑い声をあげる豚人間達に龍牙を構える。

「しかしその下品な目で見られるのは不愉快だ。我が一振りで屠ってくれる!」

 星が鬼神の如き一振りを見舞った。




お待たせして申し訳ございません。
いくらかストーリーの構成も終わりましたので更新します。
全体で35000字程度になればいいな、とか考えておりますので
一人当たりの登場シーンは少ないと思いますがよろしくお願いします。

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No title

どことなく某同人のブターク星人を思い出す流れ…この後も楽しみです。

ありがとうございます

> どことなく某同人のブターク星人を思い出す流れ…この後も楽しみです。

懐かしいネタを…でもいわれてみれば似ているような

ドスケベシリーズのような一対一の濃厚な絡みも好きですが、
今作のような輪姦も大好きです
陵辱されるキャラを単体にして、輪姦調教みたいな作品も見てみたいです
スパロボのエクセレンとか、ドラクエ5のビアンカとか…
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Author:之ち
之ち(ユキチ)

小説中心に活動中。
ジャンル問わず面白ければ好き。
大阪在住・12/28生
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