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真・恋姫†英雄譚 蜀、突如崩壊するのこと その4

『原作』真・恋姫†英雄譚
『人物』蜀関係


【4】

 一刀が目を覚ますと両手首が鎖で繋がれた状態だった。自分のいる場所がやけに薄暗く視界さえままならないなかで知ったのは裸であること。着ていた制服はおろか下着も靴下も脱がされていた。

「ここはいったい……牢屋なのか」

 視界が戻ると格子状の壁が見えた。乾いた声で呟くと声が反響しているようにも聴こえた。

「ようやくお目覚めかな、北郷一刀」
「っ!?」

 格子状の壁の向こう側に鼠の怪物がいた。その隣りには青龍刀をぶらさげた豚男が二匹いる。豚男が鍵を開けると鼠男だけが入ってきた。

「お前達はいったいなんだ! みんなは、みんなは無事なのか!」
「みんな? お前を慕っているあの女たちか? 無事じゃ。たいへん元気じゃぞ」

 気味の悪い鼠の怪物が口元を吊り上げて笑う。

「お、俺にこんなことしてどうするつもりだ」

 内心ほっとしながら裸の自分に嫌気がさす。どうにかしてここから脱出しみんなを救出しなくてはと考えを巡らせるが有効な手はみつからない。

「どうする、か。べつにお前さんになにかしようなんてのはないよ。ただねぇ、あの娘どもはお前さんが大好きで大好きで、くくくっ、だから利用させてもらうんじゃ」

 鼠が外の豚男に目を配ると一匹が入ってくる。手には朱色の墨と筆があり、鼠へと渡してまたすぐに外へと出て行った。

「くすぐったいじゃろうが我慢せいよ」
「なにを、ひっ!?」

 べっとりと朱色の墨に筆をつけたかと思えばそれを一刀の男根へとつけた。ひんやりとした筆先によるくすぐったい感触に思わず声が出る。

「なにをしているんだ、こんな、馬鹿げた事!」
「こら動くな。動くとうまく書けん。あまり暴れるようなら四肢を抜き取って達磨にするぞ」
「くっ……」

 広場でみた惨劇が甦る。この化物どもは一般市民でも平気で殺害してしまう。きっと本当に手足をもぎ取られてしまう。そうなれば誰も救い出すことは出来ない。一刀は暴れるのを止めた。

「くひひっ、くひっ、ほれほれ完成じゃ。北郷一刀と娘どもを結ぶ淫紋の完成じゃ」

 肩を揺らして笑う鼠の怪物はそういって筆を床に下ろした。
 筆の感触に半勃起状態となった一刀のペニスにはなにか奇妙な絵がかかれていた。それは文字のようでもあるが一刀にはなにか読めない。

「俺と娘たち? なにをした! これはいったい!? あぐっ!?」

 突如、ペニスに痛みが走った。誰かにぎゅっと握られたような痛みだ。

「ひょひょひょ、そう焦るな。いずれその淫紋の意味もわかる。それよりもいまは少し慣れておくんじゃ。でないと後が大変じゃぁ、くくくっ」
「ひっ……あっ……ぐぐぅううっ!」

 悶絶とまではいかないがペニスから痛みが走ってくる。握られたかと思えば今度は踏まれるような、かと思えば蹴られるような。なんともいえない痛みだけが何度も繰り返しやってくる。
 一刀が受ける痛みに腰を揺らす姿を鼠の怪物は数分のあいだ見下ろした。

「はぁはぁ……こんな馬鹿げたことを、いだっ……くっ!」
「ほうほうほう、人間にしては勃起状態はなかなかじゃ。あの娘どのも処女を奪っただけのことはあるのう。それももう過去の事じゃがのう」

 無理やり勃起させられたようなものだった。

「それでは一刀よ、またあとでな。ちゃんと生きろよ」

 鼠の化物はそういって去っていく。
 牢屋の中、一糸纏わぬ姿で鎖につながれた一刀はペニスに感じる痛みに苦しみながら時間が過ぎるのをただ耐えるしかなかった。
 何日経ったかわからない頃、ペニスに感じる痛みは和らいでいた。いや、正確には一刀が痛みに対して馴れたのだ。最初の頃は苦痛に声をあげていた刺激ならペニスがびくんと反応してもそう痛くはない。
 疲弊した一刀の耳にカツンカツンと床に打ち付けるような音が聞こえてきた。それは豚でも鼠でもない。よく聞いた足音だ。

「……主、主」
「星!? 星じゃないか! どうして、まさか助けが!?」

 牢屋に着たのは青髪に白い着物の星。広場で助けられなかった彼女は以前と変わらぬ姿で立っていた。手には米といくらかの食料が盛られている。

「いえ、すみませぬ。助けに来たわけではないのです……それより、こちらを召し上がってくだされ。奴らが上で待っておりますゆえ」
「奴ら……あの怪物どもか……星は無事なんだな」
「はい、幸いこうして生き長らえることは。主も無事で何よりでございます」

 目尻に涙を浮かべながらトレイを差しだした。両手首を縛っていた鎖は星によって解かれて、一刀は久し振りの食事を暗いなかで食べた。

「それと、主の服ですがこちらに用意しておりますので食事が終わったら着替えてくだされ」

 勃起したままのペニスを目にしても星は顔色ひとつかえなかった。
 反面、一刀はそれどころではない。助けてくれる彼女のむちっとした太股や白い肌の胸元をみると痛々しいほど勃起がとまらない。

「もしや私に劣情を催してくださいましたかな?」
「い、いやそれどころじゃ」

 出会った頃から彼女の美しさ、色っぽさには参る事が多かった。けれども今はそれが何倍にも増幅されているような気がしてならなかった。

「そうですな……主とは、その……いえ、いまは奴らのもとに向わねば怪しまれますゆえ」

 星は一歩下がると一刀の食事が終わるのを待った。すべて食べ終わると今度は制服に袖を通す。以前と変わらぬ姿に戻ると勃起も少しは収まった。

「さぁ、行きましょう」
「行くのはいいけど、なにをするんだ」

 牢屋を出ると星が先導して歩く。彼女の短いスカートから覗く太股が艶かしく揺れるのを見ると一刀は逃さなかった。それにスカートを押し上げている臀部がどこか大きくみえた。尻のラインや陰影がくっきりとしているからだ。

「そこまでは教えられておりません。私には主を連れて来いという指示があっただけで……」
「そっか。でも星が無事なのがわかってよかったよ。桃香や愛紗は? みんな無事なのか?」
「安心してくだされ、主が倒れたあとは誰も命を失っておりません。民も兵も虐殺はなく、みな……一応に無事なのです」
「それはよかった……でも……」

 その言葉のあとは星にもわかっている。

「無事とはいえ、奴らに支配されておるのは事実。なにより蜀より脱出することが敵わず、外と連絡が取れないのです。商人や旅客も通さない状態で、この異変に気づいてくれればよいのですが」
「だな」

 相槌を打つくらいしかできなかった。
 やがて牢屋から続く通路を抜け出る。いったいどこの地下だったのかと思えば、いつも自分たちが使っていた屋敷の傍だった。人の気配がない屋敷の中を歩き進むと自分の部屋の前を通り抜けていく。
 荒らされた様子のない屋敷を抜け出ると目を疑った。

「なんだ、これは」

 前方にあるのは巨大な宮殿。蜀というよりこの時代、この世界に似つかわしくない巨大なものだった。

「奴らの手によって作られた宮殿。蜀を支配したあの醜い豚どもの住む場所です」

 悔しさに歯を噛締めていた。

「さ、さぁ、主。もう少しです、参りましょうぞ」
「あ、ああ」

 宮殿の門をくぐると10人は並んで歩ける廊下にでる。体格は二倍以上ある豚人間のために作られた宮殿はなにもかも大きく見えた。

「おんやぁ、星ちゃんじゃねぇだべか。ぶひひっ、誰かと思えば一刀までぇ」
「っ!?」

 2人の背後から下品な鼻鳴りと声がした。

「おい、無視するんじゃねえべ、星!」

 豚男が叫びながら近づいてくると星が足を止めた。一刀も止まるしかなかった。

「む、無視などしておりませぬ……私は主を連れて来いと言われているにすぎんからな。お主のことには気がつかなかった」
「ほほぉ~ん、そんなこと言っていいだべか?」
「なにか気に障ったのなら謝りましょう、ほれ、このとおり」

 頭を下げたが悪びれた様子はまったくない。
 支配されているとはいえ、星はいつものように飄々としていた。

「むほっ、一刀の前だからだべ? 昨夜はオラのチンポでひぃひぃ言っとった牝穴がよう言うべ」
「ええっ!?」

 なにを思ったか豚男が星の腰に手を回した。ごつごつとした指が臀部を撫でまわしスカートの裾を捲りあげる。太股をきゅっと締め付ける様が見てとれたが星は抵抗しなかった。

「フッ、演技かどうかわからぬようでは小物ですな。おっと小物ではないか、ただ大きいだけの木偶というところでしょうな」

 指が足のあいだに入り込み、我が物顔で美肉を舐る。

「邪魔すんじゃねえべ、したらどうなるかわからねえべ?」

 目の前で星の尻が鷲掴みにされてなお、動けなかった。武器を持っていないし、体格だけで勝てないのは目に見えている。

「主、心配めされるな。この私がこのようなケダモノにどうこうできる女ではないと知っておりますでしょう」
「でも……」

 星の肩が震えていた。
 彼女のスカートがたくし上げられ、腰の帯びに差し込まれると可憐な白ショーツが丸出しになる。男好きする弾力のある尻肉が豚男によって弄られている。豚男はそれだけではあきたらず星の秘裂へと指を這わせた。

「ムチムチのオマンコだべぇ、昨日は気持ちよかったんだぁ、おらのチンポズボズボズボズボ突っ込んで、ぶひひっ、スケベしまくっただぁ」
「支配下においた女を……んくっ……力ずくで抱いただけのこと……ふぅ……んっ……あれが愛する男女のすることか……」

 くちゅくちゅといやらしい音が鳴り出す。
 星のショーツが濡れだすと豚男は容赦なく指を突っ込んだ。

「おらのチンポどうだっただぁ? 本当に気持ちよくなかったならなんで濡れてるだ? 星のオマンコぐちょ濡れだべぇ~」

 星の腰が迫ってくる指から逃げようとする。しかしもう片方の手が尻を掴んで逃さない。

「あっ……な、なにを、んっ……あるじ、あまり心配するな。わたしはこのようなことで、はぁあっ!」

 その高い嬌声がなった瞬間、一刀のペニスに痛みが生じた。何にも触れられていないのに痛みで勃起してしまう。

「あっ、いけません! あるじ! 勃起してはなりません!」
「星っ!?」
「あひっ! んっ……貴様、そろそろやめろ。私は命令を受けているんだぞ」

 星の様子が変わる。秘部を責めてくる指を食い止めようとした。

「んん~? 気持ちよくないんじゃないんだべか? ほれほれほれぇ」

 淫部に潜り込む指がさらに奥へと入り込む。星の膣穴は二本の指でかき回されてぴちゃぴちゃと愛液を撒き散らし始めた。

「ああうっ、ふっ、あっ、あっ、やめ、やめぇえええっ! あるじ、見ないでくだされ。あるじがみれば、勃起してしまいます! 勃起しないでくだされ!」

 あの星が内股になって豚男にしがみつく。そうしなければ立っている事が出来ないのがみてとれた。

「なにをいってるんだよ、星!?」

 星の言葉の意味がわからない一刀は勃起を押さえる事が出来ないままみていることしかできない。

「ひっ、やっ、ああぁぁ、ああっ、ああっ、あっ、あひっ、ひやぁああああああっ!!」
「あぐぅううっ!?」

 いやらしい絶頂に向うその言葉を聴いて、ほかの雄に弄られる彼女の姿を見せられて、一刀は胸の中が熱くなったが同時に勃起した肉棒からどろりと精液が漏れ出た。

「ぶひひ! ぶひ~~~~~!」

 豚男が膣から指を抜くと舐めあげながら笑った。

「星ちゃんってば完成しちゃってるぶひぃ~」

 星の淫裂周辺に発光する朱色の紋章がみえた。少し形は違うが自分のペニスに書かれた淫紋と似ていた。

「ぶひぶひぶ~、これで今夜からもっと楽しめそうだべぇ」

 豚男は星のスカートを元に戻すと尻をパンと叩いてどこかへと去ってしまう。

「せ、星、無事なのか?」
「あの豚め……少々恥かしいところを見せてしまいましたが、フフッ、もしや私が本気で感じていたと思いましたか?」
「い、いや……それは……」
「主、私は主の……ちゅっ……女ですぞ

 2人の唇に触れる。

「ああ……主は射精なされたのか、替えの下着をもって来ますゆえ、しばらくお待ちくだされ」
「ああ……」
「くれぐれも逃げようなどとは思わないでくだされよ。いまはまだそのときではないのですから。下手に動けば……」
「わかっている」

 一刀は気付かれないと思った。射精したとはいえズボンの内側で量も少しだ。だが星は股間を見もせずに気付いてどこかへと行ってしまう。
 広い廊下のなかでひとり、一刀は立ち尽くすしかなかった。




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No title

来週も楽しみです!

更新お疲れ様です。誤字報告です。
「ああ……主は射精なされたのか、替えの下着をもって来ますゆね、しばらくお待ちくだされ」

淫紋…一体どういう効果が…続きが気になります。まさか一刀にも淫紋とは新しいですね。まだ一刀を愛しているところがたまりません。このまま一刀と恋姫達にはプラトニックな関係で、一刀に満足できない欲求不満はオークに解消してもえば良いですねw
プロフィール

Author:之ち
之ち(ユキチ)

小説中心に活動中。
ジャンル問わず面白ければ好き。
大阪在住・12/28生
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