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真・恋姫†英雄譚 呉、崩壊するのこと その2

『原作』恋姫英雄譚
『人物』炎蓮、呉関係者


【2】

 豚の王子が乗った馬車が城の前に到着した。
 これ以上は馬車で入れないため歩くしかないため遂に王子がその姿を現した。

「……ッ!?」

 はじめて目にしたその姿は人間そのものであった。白色の肌、碧色の瞳、黄金色の頭髪は西洋人の風貌でありながらある人物を思い出させる。
 魏の王、曹操こと華琳である。
 体格は一刀よりも幼いが筋肉のつき具合や顔の出来は言うまでもなく王子のほうが格上であるといえる。

「ああ~、メンドくさ、僕が来ること伝わってるんだよね? ねぇ!」

 護衛の豚人間達は揃って口を閉ざす。
 豚人間たちが一斉に視線を秋蘭へと向ける。彼女に答えさせようとしているのが一刀にはみえた。

「確かに呉に伝わっております……しかし……」

 まだ股間のクリトリスチンポを勃起させたままの秋蘭が頭を下げるが王子の機嫌は悪くなる一方だ。

「あぁ? しかしってなに? 僕が一々歩かなきゃならないの、解っててそのままにしとくとか常識ないよねってことなんだけど秋蘭はわかんないの?」
「ぐひぃいいいんんっ お、王子、さま、の仰る通りですぅ ぬほううぅうっ おちんぽゴシゴシはおやめっへっ へっ へぐっ

 秋蘭の股間で勃起したままのクリトリスを手で掴むと遠慮なしに無理やりシゴいた。腰を引いて耐えるばかりの秋蘭だったが姉は羨ましそうに見ているだけだった。
 まるでその光景は華琳が家臣たちに与える褒美の一幕そのもの。

「ふんっ! いいよ、べつに、お前らが悪いわけじゃないしな。おい! お前だろ、本郷一刀って、豚の王子だ、よろしくな」
「あ、ああ、よろしく」
「おい、本郷! 豚の王子に向かってなんだその言葉遣いは!」
「いいんだよ、春蘭。僕に立てついたり裏切ったりするようにはみえないからな。それに一刀って僕に女を紹介するために存在するんだろ、貴重な玩具だから勢いあまって殺すなよ」

 嫌味ったらしい笑みを浮かべると春蘭は頭を下げた。
 ヒクつく股間のクリトリスチンポはシゴいてもらえるかどうかで疼いていた。

「呉の王様ってのが僕に国を渡すために待ってんだろ、いこうぜ~。国を献上するのが普通なのにな、馬鹿なんだろうな、呉の王って」

 母親への侮辱を受ける雪蓮、蓮華だがなにもいわなかった。冥琳も堪え忍ぶように堪えている。

「そっちのお姉さん達もあとで僕が可愛がってやるからな」

 三人とも無言で目を逸らそすと気に食わなかったのか豚王子は最も位の高い雪蓮の元へ歩み寄る。それでも目を逸らす雪蓮に対し、背けた側から顔を近づけ見上げて目を合わせた。

「なんで僕のこと睨んでるの? ねぇなんで? なんで?」
「睨んでなどおりません……」
「はぁ? 僕に口答えするつもりかよ。お前、王の長女だろ? えらくデカい乳ぶらさげてるな? 腰も細いしエロい格好しやがって、さっきから僕のこと誘惑しようとしてたろ? そこの眼鏡と目配せしてさ」

 雪蓮の体に手を這わせた。鍛え上げられている身体のほとんどを見せ付けている薄い服の内側へと簡単に潜り込む。

「んんっ……」
「雪蓮っ!」
「王子様のすることです、やめてもらおうか」
「邪魔するなら、面倒になるぞ」

 目にも止まらぬ速さで春蘭、秋蘭が冥琳の首に刀をつける。
 豚王子の手が内股を撫で擦り、大事な秘所を叩いた。

「ひぃっううううっ
「お前なんか攻略するのって超簡単なんだからな。僕の気分を害するなよ、次ムカついたら民の前で徹底的に壊してやるからな」

 雪蓮の顔が青ざめた。隣りで冥琳と蓮華も青ざめている。

「おい、行くぞ! ぼけっとするなよな、ノロマども!」

 豚王子が城の中へと一番最初に入っていく。城の中には何百という人間がいたが豚王子の姿を見るなりその場にしゃがみ頭を下げた。

「こちらで王がお待ちです。それではお伝えしてきますのでしばしお待ちください」
「ふん、さっさと終わらせたいからさ、入ろうぜ」
「それでは準備がっ?!」
「チィーッス!」

 あまりにも無礼な豚王子だが止める事は出来なかった。
 呉の王である孫堅が座する間においても豚王子は自分勝手に入る。敬意など微塵も感じられない挨拶に呉の役人たちは氷ついた。

「なんだお前は、オレが誰かわかってるのか?」

 玉座より勇ましい漢女の声が轟いた。
 孫堅こと炎蓮である。
 同行している雪蓮、蓮華の母親にして孫呉の王。
 呉一のダイナミックな双爆乳をし、誰よりも引き締まった腰を持つ総てにおいて完璧ともいえる女だ。

「は? 呉の王様でしょ? 言われなくたってわかってるよ。それより僕のこと知ってるの?」
「ふん! 蜀と魏を手に掛けた豚どもの国の王子だろう……どんな男が来るかと思っていたが、悪くないな。顔は」
「褒めてんのかよ、それ」
「ああ、オレが褒めてやったんだ、ありがたく思えよ、悪童」

 孫堅は玉座から動くことなく見下ろす。

「いいや、それじゃ呉を豚に渡せ」

 秋蘭に向かって合図すると書簡を取り出させた。

「こいつにお前の名前を書いてくれれば終わるんだ」
「馬鹿か、呉を渡すなんて誰がいったよ。オレはお前の親父殿に返事を返したろ、馬鹿馬鹿しいってな。なのにお前みたいな悪童一匹よこして国を渡せなんてどういうつもりだ」
「どうもこうもないって、呉なんか豚が攻めれば一瞬で滅ぶってことだよ。ま~、お前なんか僕1人でも攻略できるけどね。僕は強いし」

 調子に乗る豚王子に孫堅のこめかみに皺ができた。
 豚王子は美しさこそあるが体格はまだ子供と変わりない。筋肉のつき具合はいいのだが背丈は春蘭たちの首元までしかない。
 こんな小童が粋がって国を渡せだの自分のほうが強いなどと言われれば孫堅のプライドが黙っているわけにはいかなかった。

「だからさ、さっさと国を明渡しちゃいな」
「さっきからなに調子こいてんだ、お前は」
「それともなに? 勝負する? 僕と。いいよ、どうせ僕の楽勝で終わっちゃうだろうけどさ」

 孫堅が玉座の傍に置いている愛刀を掴む。いまにも飛び掛りそうなほど殺気を漲らせれば護衛の豚人間たちも黙ってはいられなくなる。

「勘違いするなよ、勝負ってこっちだよ」

 股間を指させばかすかに盛り上がっている突っ張ったテントがある。

「ほう……なにか? オレ相手に寝床での勝負を申し込もうというのか、お前みたいな悪童が、ハハハハハハハハッ!!」

 孫堅が堪らず笑った。
 彼女にしてみれば豚王子は悪童そのもの。口が悪く、素行不良で、自分がこの世界を回している中心なのだと勘違いしているだけの子供だ。
 そんな子供が股間の逸物で屈服させようというのだ。
 三人もの娘を産んだ炎蓮にとってこの勝負は馬鹿馬鹿しくて笑い話にしかならなかった。

「おい、部屋の準備しろよ」

 豚王子が命じると呉の役人どもはうろたえるばかりだった。誰もが孫堅の意志を仰ぐようにして動こうとしない。
 変わりに護衛でやってきていた豚人間達が動き出した。彼らの動きは必ずこの時が来るのだと見越していたかのように機敏で玉座の前、部屋の中央に即席の部屋を作り出す。
 四方に2メートル程度の棒を立て、薄布を被せれば一応部屋といえないこともないが所詮は仕切りだ。階段を上がった場所にある玉座からは仕切りの中が丸見えだ。

「ほう……オレを招く部屋がそれか?」

 豚王子は無言で目を向けると仕切りのなかへと入った。
 豚人間達は薄い敷布団を広げると仕切りのなかから出て行った。

「炎蓮ちゃんはこないのかなぁ~、あれれ~、僕の勝ちってことでいいんだぁ~、僕に恐れてなにもできずにふんぞり返ってるだけなんだぁ~」

 仕切りの中から室内に聴こえるようにいえば炎蓮の眉がピクリと動いた。

「呉の王様が勝負にも応じないってことは、もう戦争かな~。よわ~~~~~い呉なんて僕らの相手じゃないけどいいのかな~~~~~~~」

 あまりにもふざけた挑発だが炎蓮は腰をあげた。

「いいだろうよ、男としてどれほど優れてるかみてやる。言っておくがお前みたいなひよっ子なんぞオレの相手にならんからな」

 玉座から階段を下りると見事な爆乳がぷるんぷるんと弾んで踊る。大胆な身体を包んでいるものは鮮やかな朱色の着物だけで胸には下着をつけていない。
 たとえ付けようとしてもサイズの合ったものはないだろう。もしあったとしたら炎蓮専用の特注品だ。
 炎蓮が仕切りに手をかけると娘の目が向いていることに気付いた。

「なぁに女を教えてやるだけだ、すぐ終る」

 これから豚王子と母親が交わるのだ。雪蓮と蓮華は心配そうに見つめていた。




毎週水曜更新ですが、書いたらアップする形になると思います。

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2017-06-21 : 真・恋姫†英雄譚 崩壊シリーズ : コメント : 1 : トラックバック : 0
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非公開コメント

俺様系ショタによる寝取られとは何と言う俺徳…
炎蓮を無様に屈服させ、蓮華達を一刀の前でねっとり寝取ってやってくださいw一刀も喜ぶでしょうねw
2017-06-21 09:10 : URL : 編集
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之ち

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之ち(ユキチ)

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