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Chapter36-1 ドスケベ喫茶翠屋へようこそっ!

『原作』魔法少女リリカルなのはシリーズ
『人物』高町なのは


「保養所ですか?」
 あまりにも突然のことだった。昼食を取ろうとしたところ、上司に呼び出され話をしていたときのこと。上司の言葉に放心した。
「そうだ。どうした、その顔は。まさか嫌なのか?」
「いえ、そういうわけではないんですが……ちょっと意外で……」
 上司は感情を隠さない。かなり面倒そうな顔をして見てくる。その視線を当てられている男は困ることしかできなかった。上司のいやな目に「はい」とも「いいえ」ともいえない。
 もう四十になる男だがはっきりしなかった。ここでどうしたものかと答えに詰まる。
 社会に出てからというもの、この会社でずっと働いてきたが保養所などというものの存在は知らなかった。しかも仕事が忙しくなる時期が迫っているというのに、保養所へ行けと半ば強制的に進められている。
「私もそう思う。だが新しい社長の方針でな。社員全員、順番に利用しろとの事だ」
「はぁ……」
 確かについ先日、社長が変わった。朝礼のときに必ず見る男。高校卒業といっても過言ではないくらい若い男だ。彼の身なりはいつもホストのようで、スーツも仕事ではなく遊び用に見えてしまう。
「だから行って来い。気に入らないが、どうせ社員全員、行かなきゃならないんだ。俺の番も来る」
「……わかりました。で、いつからですか?」
「今日だ」
「きょ、今日!?」
 あまりに突然すぎて大きな声を出してしまう。他の社員達が何事かと見てくる視線が痛い。
「今日の夜、仕事が終わったら保養所行きのバスが来るからそれに乗って行って来い。なにか不都合があるのか?」
「着替えとかどうするんです? 連泊でしょ」
 まさかこのまま出発するとは思えない。だが上司は特に気にした様子もない。
「必要ないんだと。むこうで全部用意してくれるらしい。だからこのまま行けばいい」
「はぁ……」
「俺だって気乗りしない。まぁ……会社の方針だ。従うしかない」
「了解、しました」
 自分が抜けることに少し引け目を感じつつも、せっかくの休暇になるのだから愉しもうと彼は考えた。仕事ばかりやってきた身体に少しだけ休みを与えるのも悪くない。
 その日の仕事は気分の変化からかスムーズに終わった。定時である19時まで会社で残り、バスが来るという場所まで行く。彼が着いたころ、すでに3人の男がいた。彼らも同じ会社で働く仲間であり、今回の保養所行きに順番が当たった者たちだった。
 どこかよそよそしい挨拶を交わしているうちにバスがやってきて4人は乗った。他に同行者はいなかった。4人は自分たちの部署と名前を名乗り、当り障りのない話をしはじめる。
 そのうちバスから見える風景は夜に変わった。どこを走っているかも分からなくなる。外灯が揺らめいているうちに意識がぼんやりし始める。
 気づいた頃にはバスは停まっていた。
「もう着いたんか。なんや早かったな~。どこらへんやろ」
 一番年上の男がバスを降りる。関西弁丸出しの喋り方は周囲を気にする事はなかった。
「さぁ静岡あたりっすかね。なんかちょっぴり暑いな~」
 次に降りたのは新入社員。すでにスーツの上着は手で持っている。シャツのボタンも開いていてだらしない。
「静岡は違うと思いますよ。というより大きなホテルですね。こんなホテルは見たことがないな」
 三番手として降りてホテルを見上げる。首が痛くなるほどの上空にまで部屋の明りがある。とても日本のホテルには思えなかった。
 3人がホテルを見ていると最後に残った4人目が降りてきてにやにやとしている。
「そうだった、3人は初めてなんだったよね」
「ん、なんや、あんさん来た事あるんかい?」
 バスの扉が閉まる。4人目はやはり、にやにやしながらホテルの方へと向っていく。警備員のいない玄関扉が開きホテル内へと入る。ほとんど手ぶらだった彼らは豪華絢爛のロビーで口をあんぐりと開けて見回した。
「僕が来た時も一緒でしたよ」と笑う。
「そ、そうや。なんで2回目なんや?」
「どうやらこの保養所行き。毎回必ず4人で利用って決まってるらしいんですよ。それでうち1人が案内役として次の保養所行きに選ばれるわけです」
「案内役なんていらねーだろ?」
「それは人それぞれですけどね。僕はいたほうがいいと思いますよ。なにしろここはメチャクチャ広いですから」
 案内役の男は受付けらしきカウンターへ行き3人を招く。追っていく3人は彼のすることをずっと見ているだけだった。
 カウンターには一人だけ女が立っていて、部屋の鍵を渡してくれる。全員ばらばらで4部屋分になる。それともう1つスマートフォンのようなものを人数分取り出してきた。
「これは?」
 案内役の男も知らなかったらしい。受付けの女がにっこりと微笑んで説明を始める。
「最新型の図鑑です。ドスケベカウンターと呼んでおります。従来の機能に加えて最新の機能が追加されておりますのでどうぞご使用ください」
「へぇ……わかった。ありがとう」
「いえ、それではごゆっくりしてくださいませ」
 受付けの女からドスケベカウンターを手にすると3人に配る。まじまじと見つめるがどうにもできない。画面にはアプリケーションのアイコンが並んでいたが誰も触らなかった。なにせ案内役の男がなにもしなかったからだ。
 エレベーターに乗り部屋のある階へと登る。
「なぁこのドスケベカウンターってなんだよ」
 恥ずかしがりながら聞いたのは若い男。さすがにドスケベという言葉を口にするには度胸がいった。
「言うよりも実際にやったほうがいいな。ちょっと失礼」
 ドスケベカウンターの裏側を若い男に向ける。まるで写真を撮るように見える。だがシャッター音は鳴らなかった。変わりにエレベーター内に機械音声が鳴る。
『お客様ランク☆ お名前、アイザワ・タケルさま。年齢19歳。女性経験39人。性器の大きさ15センチ、性技上々』
「なんだよこれ!」
 驚いてドスケベカウンターを取り上げる。画面を見るといつの間にか写真を撮られていた。そして流れた説明と同じ文脈が映っている。
「文字通りカウンターだよ。前はドスケベ図鑑っていうのがあったんだけど。いやぁ進化してるね」
「そうじゃない。なんでオレのこと……」
 彼の名前はアイザワ・タケルで間違いない。他の説明もすべて合っている。
「それは僕じゃなくて運営に聞いたほうがいいよ。アイザワ・タケルくん」
「じゃあ!」
 お返しとばかりに自分のドスケベカウンターを案内役の男に向ける。アプリケーションから同じ機能を見つけるのは簡単だった。なにせ画面を数回押すだけで辿り着けたのだから。
『お客様ランク☆ お名前、スズキ・ケンタロウさま。年齢32歳。女性経験8人。ドスケベ経験15回。性器の大きさ11センチ、性技並み』
「俺よりも経験少ないし。チンポちっさいし。でもなんだドスケベ経験って……」
「明日にはわかるよ」
 さすがに少し怒ったのかケンタロウは自分のドスケベカウンターを取り返す。
 エレベーターが停まり扉が開くと4人は廊下へ出た。名前がわかっていなかった2人はドスケベカウンターに頼らずいった。
 関西弁の男はフクシマ・タクロウ。そして仕事ばかりの人生だったのはトクガワ・コウジである。
 4人は手にしているドスケベカウンターを見ながら分かれて部屋へと入って行った。
 トクガワ・コウジはシャワーを浴びるとベッドの上で横になった。いつもなら翌日のことを考えてばかりいたのに今は何も考えていない。ぼうっとしながらドスケベカウンターに手をやった。
 ご親切な事に時間も確認できる。すでに深夜2時。もう何をする気が起きない。ベッドがあまりにも気持ちよかったのか次第に眠気が増していった。

「……きて! ……起きてください!」
 誰かが叫んでいた。深い眠りから無理やり引きずりだされる。
「起きろー! コウジさん起きてくれー!」
 はっきりと聴こえてくる。どうやら扉の向こうから誰かが呼んでいるらしい。コウジは身体を起こして扉に近寄った。ドアノブに手をかけたとき、下着だけで寝ていたことに気づいた。よく風邪をひかなかったものだ。
 ドアを少しだけ開いて顔を出す。すると案内役だというケンタロウがいた。彼はすでに着替えていた。ド派手なアロハシャツなど着ている。
「何かあったんですか?」
「朝食を食べに行くんです。他の2人ももう準備してるんでコウジさんも早くしてくださいよ」
「わ、わかりました」
 ドアを閉めて部屋を見渡す。広々とした部屋は自分の年収をすべてつぎ込んでも手に入らないように思えた。なにもかも、そう世界が違っている。おまけに窓から見える景色は日本ではない。緑と青の二色が奏でる大自然だった。
 胸に込み上げてくる歓喜の情に絆されながらクローゼットを開く。すると洋服が何着もかかっていた。そのなかから比較的楽な服を選ぶ。Tシャツとジーンズを取り出して着ると部屋を出る。
「遅いですよ、シュウイチさん」
「いや、すみません。なにせ凄い景色で」
「わかる。わしもわかるわ~」
 関西弁のフクシマ・タクロウは豪快に笑う。彼も派手なシャツに袖を通していた。
 2人から放れるようにしてアイザワ・タケルもいる。彼は落ち着いたタイプらしくシャツは無地の白、下はスラックスだった。
「それじゃ行きましょう。ちょっと歩くんですがオススメの店があるんですよ」
 ケンタロウの案内によって歩き出す。ドスケベカウンターをちらりと見るとまだ朝の6時だった。
 ホテル内はがらんとしており他の利用者と会うことがない。超がつくほどの巨大ホテルだというのに利用しているのは自分達だけのようにさえ思えてくる。
 外へ出ると朝早くから元気な太陽に挨拶される。ホテルは冷房が効いていたから気にかけなかったが外は真夏だった。
 4人はホテルから出ると海岸沿いに作られている道を歩き出す。常夏満開の景色がどこまでも広がっている。見渡す海に余計な物はなにもない。地平線だけが存在している。
「なぁどこまで行くんや。さすがにずっと歩いてるとつらいんやけど」
 まだ10分も経っていなかった。だが空からの熱気が体力を奪う。朝だというのに真夏の昼間と変わらない。さすがに着いて行く3人は疲弊していた。そんな3三人と違ってケンタロウは先を見てへらへらしていた。
「そろそろ着くはずなんですけどね。場所間違えてないんだけど……」
「誰かと約束してるんですか?」
「ええ、前にお世話になった人が――」
「いたいた! ケンタロウく~ん!」
 ケンタロウにとって、まさに絶好のタイミングだった。上空から可愛い声がした。甘い苺タルトのような声だった。4人全員が同時に声のほうを見る。
 純白の衣装に身を包んだ美女が飛んでいた。
「なんで浮いとんねん!?」
「すっげぇ飛んでやがる……」
「えっ……」
 はじめてここへやってきた3人は美女が降りてくるまで口を開けていた。
「お久しぶりです、なのはさん」
 美女が降りてくる。近くで見ると美女というよりは美少女に近いだろうか。年齢はまだ成人していないかどうかというところ。身に纏う衣装は白を基調としており青のラインで形を整えている。どこか制服っぽさがあり胸には赤いネクタイがついている。
 さらに手には長い杖があり先端には赤い宝石がついていた。
「ごめんね、ちょっと遅れちゃったかな?」
「いいんですよ。それより朝食の準備できてますか」
「うん。もちろんだよ」
 ちらりとなのはの目が3人の方へ向いた。
「紹介します」とドスケベカウンターを取り出すがなのはが手を押さえた。
「あっいいから。私も持ってるの」
 なのはも同じドスケベカウンターを取り出した。3人に向けると同じようにあの説明が機械音声によって再生される。
『お客様ランク☆ お名前、フクシマ・タクロウさま。年齢49歳。女性経験29人。性器の大きさ17センチ、性技上』
『お客様ランク☆ お名前、トクガワ・コウジさま。年齢40歳。女性経験0人。性器の大きさ12センチ、性技下』
 残る2人のデータも当然、晒された。1人、女性経験のないタケルは顔が真っ赤になった。恥ずかしくもあり情けなくもあった。なにせ他の3人が二桁もあるのに1人だけ経験がないのだ。
 そんなコウジに向っていくなのは。彼女は杖をさっと小さくして赤い宝石に変える。
 前から見るとミニスカートとニーソックスの間から覗くむっちりとした太ももに視線が吸い寄せられる。あの間に手を入れられればと、男なら誰でも思う下品な感情をむしろ煽るように腰を動かして歩く。
 胸のネクタイもよほど揺れやすくできているのか上下に跳ねる。
 大きく可愛らしい瞳でコウジの顔を覗く。
「大丈夫だよ。恥ずかしくない」
「えっ?」
「女の子との経験なんてここじゃ何の役にも立たないの。それに、けっこういるよ。童貞君の大ファンなドスケベレディって」
 キスの経験も無さそうな愛くるしい顔と声。大きく育った乳房を押し出すように腕を組む。股を締めて笑う。顔と身体の放つ色気がちぐはぐでかえって艶がでる。
「ここって……いったい……」
 昨夜から『ドスケベ』という言葉が頻繁に出てくる。なにかにつけてドスケベと連呼しているようにさえ思えてくる。
「ドスケベアイランドの説明ってしてないの?」
「うち説明ないんですよ」
「へぇ、じゃぁドスケベの方法も知らないんだぁ~」
 唇に手を当てる。よりいっそう身体を搾るようにしてボディラインを強調する。
 瞳を細くして男達の身体を……股間のあたりを見る。ドスケベカウンターで彼らの性器はすべて知るところとなっている。なのはの考えは表情から漂ってくる。

 ……17、15、12、11かぁ~。私のはどれにしようかなぁ。できれば17センチのおちんちんが欲しいけど……。う~ん、でも童貞君も捨てがたいしなぁ、久しぶりに筆卸ろしとかしたいなぁ。

「なのはさん。ドスケベなことばっか考えてないで行きましょうよ」
「ええ~でもぉ……そうだ、ここでドスケベしない?」
「馬鹿なこと言わないでください。こっちは腹減ってるの。なのはさんのわがままには付き合ってられません」
「だったら……これでどぉ?」
 なのはが腰につけているロングスカートを外した。ミニスカが残り、細いくびれも衣装の上からよく見えるようになる。たった一枚のスカート布が落ちるだけで彼女の雰囲気はがらりと変った。
 改めて彼女の美しさに見蕩れる男たち。衣装の下から漂う牝臭が純白のイメージを崩していく。その可愛い容姿と成長した肉体によって、コスプレ風俗に近い印象さえ覚える。
 呆然となっている3人に向って後ろを向く。
 一同がなのはの行動に目を奪われていると、足を揃えてお尻を出すように膝を曲げた。
 手も膝に乗せて顔を向ける。
「私とドスケベしよう。ねぇ、気持ちいいよ」
 ドスケベという言葉から連想するにおそらく『セックス』だろうというのが3人の答えだった。
 つまりミニスカートの下にあるムッチリとした尻を犯せるということだ。ジャケットの下にある胸も揉み放題になる。わざと媚びるような衣装を着て、甘い声で誘ってくる。完全にレイプ対象だった。
「ど、どうする?」
 迷っているとなのはが腰を振り出した。セックスを連想させるように前後上下に揺れる。しかし1人で虚しく空腰を振るだけ。性を感じさせてもそこに刺激はない。
 ミニスカートの裾が宙に舞い白い尻肉が今にも見えそうになる。
「このチンポ狂いのドスケベ女が! いいかげんにしろ!」
 3人の前に出てなのはのケツを思いっきり叩いた。
「あひぃィイイン!!」
 股間に直接訴える牝の鳴き声が路上に木霊する。
 ケンタロウは振っていた腰を掴まえるとスカートを捲りあげた。尻を突き出していたため男達の目にはその全てが見えた。
 まん丸と膨らんだ形のいい尻肉と淫売が履く透ける黒のTバックショーツを履いていた。極上の美肉を前にして正気でいられるはずはない。男たちの股間は破裂するほど高ぶっている。
 しかし男たちの視線はその尻に刻まれたタトゥーに奪われた。
「な、なんだこの女、タトゥーしてやがる」
 叩かれて赤くなった尻には綺麗に彫られたタトゥーがある。太く逞しいペニスがハートマークを粉々に粉砕している絵柄だ。しかもペニスの先端には射精を思わせる画もついている。

 ……見てる見てる。わたしのドスケベタトゥーどう? 犯したいよね、ドスケベしたいよね。ほらほらぁ、なのはさんのお尻だよぉ。

 純白の衣装はまだ彼女の愛らしさを作っていた。黒のTバックショーツも履くのは個人の自由だ。だが、このタトゥーを見てしまうともう理性が崩壊する。一生消えない印を刻み込んだ尻肉はいやらしく下品に誘ってくる。
「なぁいいんじゃね。ここで、その、ドスケベしても」
 まっさきに声を出したのは若いタケル。性の衝動に一番弱い。
「あかん。いや、あかん事ないけど。そや、あれ使わんか」
 年長のタクロウは焦る気持ちを抑えつつドスケベカウンターを取り出す。尻を丸出しにしたなのはへと向ける。
『ドスケベナンバー20121008、高町なのは。経験人数310人。ペニスの形や大きさに固執せず物色する淫魔並みの色情狂。魔法少女時代のコスチュームで媚びてくる。ドスケベのしすぎに要注意』
 説明はやや過激だった。確かに媚びてくる力は度肝を抜かれる。
「いやらしいお顔。なのはのドスケベオマンコでめちゃシコしよう」
 彼女は男の顔など見ていない。目線はずっと股間へと向いている。ペニスの大小は問わずともペニス自体にのみ反応する。
「まったく。でも発情してるしな。これじゃ案内頼めないし……ちょっと弄ってやるか。ええっとタケルくん」
「なんだよ」
「手マンしてやって」と軽く言った。
 見つめる先にあるTバックショーツ。やや陰になっている箇所に彼女の性器はある。手を伸ばせば届く距離だ。
「1回イったら案内してよね」
「わかった……でも、その1回。アヘらせてね」
 キラッと星が弾けるようなウィンクにタケルが唾を飲む。
「おうよ!」
 他の3人は突き出している尻が動かなくなるようにがっしりと身体を掴む。ケンタロウは右腰をタクロウは左腰を掴んだ。遅れてしまったコウジはというと、なのはと顔を合わせることになった。

 ……ああっ、童貞の人だ。膨らんでるのわかるよ。おちんちん勃起しちゃってるのかな。この人のおちんちんほしいなぁ。どうしたら私に筆卸しさせてくれるんだろぉ。フェイトちゃんだったら上手く媚びれるんだろうな。

 淫売の表情を眼前にした童貞は発せられるオーラに負けそうになる。股間にかかるプレッシャーが大きすぎるのだ。瞳の潤ませ具合や表情の蕩けかたは、触れずに射精させるだけの力を持っている。
 そのドスケベ面と向き合うとなると腰がひりひりとしてくる。
「すっげぇ……マン毛ぼうぼうじゃねえか。少しは剃れよ」
 反対側ではTバックショーツが脱がされていた。晒された女の秘部は陰毛を好きなだけ生やしていた。
「それにマンコもビラビラがひでえ!」
 大陰唇は完全に露出し黒ずんでいる。傷はないが散々セックスをしまくった跡だ。
「なのはのドスケベオマンコいやかな?」
「オレはけっこう好きだぜ。ほらっ手マンしてやるよ」
 指を濡らす必要はなかった。タケルが大陰唇を触れているだけで膣内から愛液が溢れてくる。まるでセルフサービスの女性器のようだった。性行為に及ぶ事を意識した瞬間から愛液を垂らして男の侵入を容易にする。
「アァン、んもう、んんぅ……これ、いいよぉ……」
 指が滑り込む。大陰唇の広がりようとは違い膣洞はかなりせまい。指で押し広げるように力を加えなければ潰されそうだった。
「んんン! タケルくんの指、気持ちいいよ。もっと! そう奥まで弄って、ほじくってエエ!」
 身体が震えだす。彼女の感じ方は強い。膣内で指が蠢くたびに肩ががくがくとなる。次第に媚びていた表情が変化し始める。
「もっとぉお! そこだよ、そこぉぉ! なのはのGスポットぉおお!」
 自ら弱点を擦りつけてくる。タケルはあまりのことに戸惑いつつも、押し付けられた一点の淫肉に爪を突き立てる。
「ひぐぅぅうううう!! 卑怯だよ、それぇええ!」

 ……きっくう! いい! おちんちんないけどイイよぉ! ああっ、勃起してる童貞おちんちん震えちゃって……私の顔見て射精する? いいよ、なのはさんが童貞君のおちんちん、顔だけでイカせてあげる。

「はぁ、ハァアアア!! タケルくん、もっとGスポ弄ってぇえええ! なのはのこともっとなかせてぇええ!」
 膣内をえぐるように指でかき回す。もちろん最後には必ずGスポッととなる一部分へ最大の刺激を与える。
 なのはの乱れように左右で抑えている男達も股間を腫らす。彼女の媚び声に全員が勃起させていた。掴んでいる腕に感じる彼女の身体は細いくせに柔らかく熱っぽい。獣じみた声を轟かせ路上へ響かせる。
「そろそろイクかな」
「うん! イクよ! なのは、タケルくんの手マンで簡単にイッちゃう!! なのはがおもらししちゃうところちゃんと見てえええ!」
 タケルの指が波を作る。膣壁を掻き毟るように弄る。なのはの腰が落ちていく。次第に支える男達に負担がかかっていく。彼女の身体から力が抜けていく。絶頂は近い。
「あひぃ、あヒィッ! ヒヒィッんんぅぅ……ンンッ!!」
「我慢するなよ。イキたいんだろ。ほらっ!」
 タケルが剥き出しになっているクリトリスを指で弾く。
 完全に力が抜けた。崩れそうになるなのはを3人をかかえる。タケルは最後の一撃とばかりにGスポットのみを連打する。
「おっおっおっひぃぃん! クリちゃん弄られたら我慢できないよ、嗚呼、オマンコだめぇ! 簡単にイッちゃうのだめぇ、勿体無いのぉおおおおおお!!」
 泣きそうな表情が童貞の瞳に写る。はじめて生で見る女の顔だった。性に蕩けた牝のドスケベ面には驚嘆してしまう。
「だめぇええ! イクぅぅ! なのはのドスケベマンコ、Gスポぐりぐりされて潮ふいちゃうウウ!!」
 ぷしゅっと雫が弾ける。股間から飛沫が飛び出す。タケルの指を濡らすだけではすまさない。その場にマーキングするように連続して小便が漏れ出す。勢いはなく足を伝っていく。ニーソックスが小便で湿っていく。
「またおもらしか。なのはさんホント弱いですね」
「らっれぇぇぇ……我慢できないのぉぉ……」
 心ゆくまで小便を漏らすと向き合っているコウジを見て微笑んだ。心からペニスを欲しいと願う表情だった。その顔を見るとすぐに股座でいきり立っているペニスを彼女に突っ込みたくなる。
「なのはさん、お店に連れて行ってくれますよね」
 ケンタロウが絶頂に達したばかりのなのはを無理やり立たせる。ヒクつく腰を叩いてやるとなんとか正気に戻っていく。
「ええぇ~、してくれないの?」
「だめです」
 靴まで小便で濡らしながらなのはは顎をひっこめた。
「わかった。約束してたし……連れて行くよ」
 しょんぼりしながら歩き出す。ケンタロウが肩を支えていた。落としたロングスカートをタクロウが持つ。4人の男はなのはの後ろを着いて行く。
 ドスケベアイランドの沿岸部。島を取り囲む海に面する場所にはコンクリートで作り上げられた道が続いている。一部深緑地帯ではあるがぐるりと一周できるようになっている。
 人工地帯に近い場所には何件ものカフェやレストランが並んでいる。
 彼らの向う先もそのうちの一件である。
 高町なのはが案内を終えたのは小さな店の前だった。たしかに敷地は広いように見える。しかしそれは周囲になにもないからだ。長く続く道の間にぽっかり空いた部分があり、その箇所にぽつんと佇んでいた。
「こんな場所にあったっけ?」
「この前新装開店するために新しい土地を貰ったの」
 随分大らかな世界だと男達は思った。
「それじゃ入ろっか。みんな待ってると思うから」
 待たせたのは誰であろうなのはだ。彼女を先頭に扉を開く。男達は門構えを見る。おそらく店名だろう看板がかかっていた。
 店のなか涼しい風と甘いお菓子の香りが漂ってくる。なのはが香りに混ざる。
「いらっしゃいませ! ドスケベ喫茶翠屋へようこそっ!!」
 なのはと同じ純白のコスチュームでの出迎えに男達は感動を覚えた。

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2012-10-13 : 未分類 : コメント : 2 : トラックバック : 0
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No title
多分コウジとタケルがごっちゃになってると思うぜ
2012-10-13 01:29 : URL : 編集
Re: No title
> 多分コウジとタケルがごっちゃになってると思うぜ
すいませんでした。
2012-10-13 03:09 : 之ち URL : 編集
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之ち

Author:之ち
之ち(ユキチ)

小説中心に活動中。
ジャンル問わず面白ければ好き。
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