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Chapter1-3 はじめての催眠

「へぇ随分正直になるな」
 感心しながら携帯電話を取り上げると力なく項垂れた。説明書も持ってパソコンの前に移動する。サンタ娘ことミレイはじっとしたままだ。説明書へ目を向けて読むとどうやら催眠状態の解除は携帯電話でもう一度撮る必要があるらしい。それまではずっとこのままと書いてある。
「にしてもなんでも言う事聞く、か」
 目の前にあるパソコンにはまだ美少女の画が映っている。それを見た瞬間、手にしている携帯電話の能力に頭のなかがぐらりと揺さぶられた。じっとしているミレイを見て口を開いた。
「ちょっと試してみるか。ミレイ、立って」
 すっと立ち上がる。力が入っていないのがだらりと下がった肩を見て解る。自分の言葉どおりになった彼女はまるで玩具だ。
「そのままスカートを捲ってみせて」
 サンタ衣装の赤く短いスカートが言われたとおりに持ち上げられる。さきほど二階へ上がる彼女を下から眺めた時に見えた白い下着は今まさに眼前に曝け出された。
「うわっマジか……へぇ」
 初めての光景だ。女の子が目の前で自分にだけに下着を見せている。しかも恥ずかしがる事無く平然と素直に従っている。なにもかもが現実の外のようだがこれは真実である。
「よ、よし……ちょっと考えろよ……ただ見るってのは面白くないしな」
 椅子から立ち上がり彼女の身体に触れる。直接白の布地に触れることはできなかった。雄介はまずはと白い太ももの感触を確かめる。
 もしもミレイが自分をからかっているのならさすがにこれ以上は許さないはず。手が肌へ伸びていく。だが彼女は抵抗しない。無抵抗のままだった。
 初めて触れる女の身体はやけに柔らかく感じられた。自分の身体とは大きく違う。肌のキメが別の生物のように違う。指先に少し力を込めるだけで熱が伝わってくる。
 指の腹で彼女の肌を味わう。馴れてきた頃、ようやく秘境たる純白の布地の上を擦る。極稀だが女性の下着を見たことはある。義姉の栄子と義母のものだ。しかし洗濯した下着を乾かすところを遠めに見た程度で触った事はない。つるりと滑り落ちそうな感触だった。下着の上から何度も指で上下に擦るが気持ちが昂ぶりすぎているのを実感した。
 いつのまにか股間の部分が膨れ上がっていた。ジーンズの下ではちきれそうになっていた性器が雄介に次のステップへ行けと命じた。下着を、さらにその下を触りたかったが少々味気ない。触っても彼女が反応しないとかなり淋しいものがある。
「こういうのはどうかな。今から俺はミレイの恋人、彼氏だ。いい?」
「あなたが彼氏……サム君です」
「サムって言うのか。でもサムって名前で呼ばれるのは変だしな。変えるか。ミレイの彼氏は俺、城嶋雄介だ」
 できるかどうか試してみた。
「彼氏は……雄介……城嶋、雄介……」
 生気のない虚ろな瞳が雄介を見る。あまりいい気はしなかったが携帯電話で写真を撮る。罪悪感よりもこの状況を楽しむことに夢中だった。
 カメラのフラッシュライトが眩しく光る。さっきまでスカートをたくし上げていた指が開く。下着は見えなくなったが雄介の心が残念だと思うよりも早く唇が塞がれた。
「雄介ぇ! んちゅっ、ちゅぅぅ、えへっ」
 情熱的な口づけだった。
 一瞬、わずかな隙さえ与えなかった。ミレイは意識を取り戻してすぐに眼前の雄介に抱きついた。それだけでなく雄介の首に腕を回し唇を奪った。人生初のキスは突然に奪われたが雄介はたじろかなかった。ただ頭の中が真白になり自分が命じたことさえ抜けそうになった。
「ど、どうしたの」
「もう、どうしたのじゃないよー。ミィはぁ雄介が好きなのぉ。もしかして雄介はキスしたくない?」
 首に回した腕でぶら下がるようにしてミレイは言った。
 ……女ってのは恋人の前じゃこんなになるのか……。
 彼女の顔は幸せの中で蕩けていた。大好きな相手にだけ見せる本性そのもの。だが、今は違う。彼女が恋人と思っているのは別の男なのだ。今は雄介が彼女の恋人なのだ。
「したいよ。しよっか」
「うん! じゅぅるぅ、ちゅっ」
 またミレイが唇を自分から差し出してくる。唇を尖らせるようにして何度も可愛らしいキスをしてくる。雄介はファーストキスの感覚など忘れるほどに唇の女の子特有の厚みと感触を確かめながら思考を巡らせる。
 時折り、舌を麻痺させるほどの甘い香りが漂い彼女の味だと知っていく。他人と触れ合う生の感覚に飲み込まれそうになりながらも彼女の肩を抱き寄せた。
「えへへ、雄介の唇チョー美味しい。ねぇ、ミィの唇どうかな?」
 甘く蕩けそうな声が響く。
 さっきまでとは違う彼女が眼前にいる。きっと夢を見ているに違いない。自分もそうなのだ。これはなにか妙な夢でしかないのだ。
「美味しいよ。蕩けそうだ、でもちょっと」
「ちょっと……なに? ミィのキスじゃだめ?」
「子供っぽいかな。もっとさ、舌を突き出してこう」
 唇のふれあいよりももっと刺激を共有する事はできる。傍らのパソコンを駆使し夜な夜な集めた性の知識から自分が知る飛び切りのキスを思い出した。
 雄介は顎を開いて舌をだらりと出す。外気に触れひんやりとしたが気にも止めない。
「ほ、ほう?」
 同じようにだらりと舌を露出させるミレイ。彼女のピンク色の舌は唾液でてらてらと輝いていた。雄介は彼女の舌を舐め上げる。舌の上に乗った唾液を舐め上げると二人の身体は同時に高揚していく。
「びゅじゅぅぅ、ふぁ……ちゅぅ……」
 舌に混ざる吐息と共に淫靡な音が部屋に広がった。
「やっぱキスなんだから舌を絡ませないと」
「しゅ、しゅごぉ……さっきのぉ、はじめてぇ。もっと……もっとしてぇ」
 ねだる彼女だが止める気はない。二人は唇を離したまま外に出した舌の先だけを絡ませる。口の端から涎が垂れても気にしなかった。全身の感覚を一点に集中させて相手の舌を求め舐りあう。
「んっ……んぅ、はぁぁぅ……へぁ、えぅっ」
 瞳は陶酔そのもの。ミレイの瞳には雄介が映りこんでいるほかなにもなかった。
「え……? ふぁ、ん、んむ……えろぉ、れろぉん……」
 舌先だけの繋がりは実に愉しかったが先に我慢できなくなったのは雄介だった。抱き寄せた肩に力を込めてミレイの舌を口に飲み込んでいく。
「えぅ……んんんぅ! へぇぇぁ……」
 粘つく唾液も粘膜も削ぎ落とすように歯がなぞる。愛撫などとはいえない正真正銘の削ぎ落としだった。敏感になっていた舌に電流がほとばしったようだった。
「ぷちゅ、ぴちゅる……んふぅ、ぁン、ぁぅうン、雄介のえっちぃ……ミィの唇そんあに好きなのぉ」
「大好きだよ。ほら」
 片腕を取り股間へと導く。先ほどから暴発しそうにいきり立ったペニスが布越しに触れる。そのときはじめて彼女の手が小さい事に気づいた。自分の手よりも一回り小さい。やはり彼女は女なのだ。女という感触をじっくりと身に刻みつつ彼女の瞳を見る。
「……ふふっ、おっきくなっちゃってるね。もうカチカチになってる。窮屈そうだね」
 腰をくねらせて情をたっぷり上乗せした声をだされると腰が跳ねた。早く出してくれと身体の中で獣が叫んでいる。
「そうだね、ちょっと痛いかな。ミィのエッチなキスのせいだ」
「そっかあたしとキスしてて感じちゃったんだね……」
 手が動いていた。雄介が押えている手が彼女の意思で上下している。もう我慢できそうにない。
「だってミィが可愛いから」
「可愛いだなんて、ほんとのこと……ならあたしが責任取らなくちゃだね」
「頼むよ」
 もうどうにかなってしまいそうだった。そばにベッドがあって、何をしても大丈夫な女がいる。これ以上、何を待つというのか。雄介はもう一分も待てない。
「まかせて! ミィが雄介のここ、おチンポちゃん綺麗にしてあげるね」
 満面の笑顔で口にしたのは卑猥な言葉だが気にならなかった。むしろ彼女の微笑みに感動さえ覚える。ミレイが膝をつくように背を屈めるとジーンズを止めているボタンへと躊躇なく手をかけてはずした。するとストンと落ちる。ミレイの目には勃起したペニスがボクサーパンツ一枚に隔たれて姿を現す。そのパンツさえもすぐにずり落とされると雄介のペニスが完全とそびえ立つ。
「うっわ! おっきい……」
 見たままに言った。その言葉には雄介も雄としての優越感に浸れた。事実、彼の性器は世間一般よりも大きく自信があった。
「あれ? でも……雄介ってこんなにおチンポおっきかったっけ?」
 ミレイが首を傾けた。これで催眠が解けるとは思わなかったが息を飲んで何とかしようと言葉を紡ぐ。
「もしかして俺のチンポ忘れたの? ミィってさ……」
「そ、そんなことないよ! このおチンポでミィは処女捨てたんだもん。忘れるわけないじゃない。ただ、ちょっと……そう、今日は凄くおっきく見えたの……それか、今日はすっごく興奮してるかだね」
 取り繕うとしたのは彼女のほう。記憶が混乱していることは見てとれた。だがそんなことはどうでもよかった。ただ、彼女が処女ではない事に落胆した。たしかにここまでの行為と彼氏がいることから彼女のはじめてが失われていることぐらいは予想ができたがしっくりこなかった。
 この表情と奉仕精神が向けられているサムという男に嫉妬さえ憶える。
「そっかそっか。じゃあミィはこのおっきなチンポになにをしてくれるのかな?」
「しゃぶりつきたいけどぉまずはお手てでシコシコしてあげるね」
 笑顔で言うと竿の部分を掴みすうっと撫でた。片手では指の長さが足りなかったが気にはしない。
「んっ、んっ、どう? おチンポ気持ちいい」
「あ、ああ。いいよ」
 他人に性器を触れられるのが堪らなかった。自分でするのとは感じ方が全く違う。もっともっとと快感を欲しくなるのとはべつに腰がゆっくりと引けていく。
「あぁん! ダメ! ミィから逃げちゃ、メッ! でしょっ!」
「くぅっ!」
 亀頭の部分が指で弾かれた。もう自分の舵を取られたようだった。
「あはっ、感じちゃった? カウパーだだ漏れだし、雄介の顔すごく気持ちよさそう」
「当たり前だろ。ミィの指がよすぎだよ」
 彼女の指は止まらない。上下のストロークだけでなく亀頭の部分に手のひらをかぶせるようにしてこねくり回す。快感を伝える場所を知っている慣れた手つきだった。
「えへへ~。雄介のおチンポおっきいから愉しいかも。そうだ!」
「ど、どうしたの」
「気持ちいいって感じてくれてるからアレやってあげるね」
 手はそのままにミレイが背後へと回った。脇から頭を出すようにしてペニスの方向を手中に収められる。
「ん? どうするんっ!」
 雄介が何をしているか解らない間に彼女のなすがままになる。動きが止まった時、カリ首には指で作った輪をつけられていた。さらに股下から通ってきたもう片方の腕が輪を作った手にかぶさり先端に壁を作っていた。
「はーい! 雄介のおチンポ専用の指マンマンですよー。気持ちよかったら動いてねー」
 彼女が言うとおり腰を前後に動かしてみる。
「こ、これすごっ!」
 前に打ちつけた腰のさらに先端。瞬間に亀頭がぎゅっとにぎられる。
「気持ちいい? ねぇ気持ちいい?」
「おう、これすっげえよ」
 腰を何度も打ち付ける。息を荒げて、射精しないように一回一回をゆっくりと打ちつける。
「童貞みたいな腰使いになっちゃってるよ? そんなにイイの」
 答える余力がなかった。手に向かって腰を動かす情けない姿だが気持ちよさに勝てない。彼女の手に熱をぶつけるようにひたすら腰を動かす。
「でもまだ射精しちゃダメなんだからね」
「あ、ああ」
 視界が滲み出す。手を彼女の手に乗せるともう完全に主導権を取られた気がした。
「あはぁっ、でもチンポバキバキに勃起してもう我慢できないって感じね」
「う、うん」
「射精したい?」
 悪戯っぽく囁く彼女の声にもう限界だった。
 もう我慢できそうにない。
「したいよ。ミィ」
 ミレイもそれを察していたのだろう。くすっと笑うと耳元に息を吹きかけた。
「いいよ。ミィのお手てで作ったオマンコにぴゅーってザーメン射精しちゃって」
「あ、ぁぁあ!」
 手の形が小さくなったのを感じる。窮屈さが増すと動かすだけで擦れてしまう。
「ほうら、スコスコ腰を打ちつけてぇ、スコスコォって」
「あ、あ、くぅ! っあ!」
 雄介の腰ががくがくと震えた。まるで小便を漏らした小児のようだった。前にも後ろにも動けずミレイの手の内で射精を感じながら震えて固まる。我ながら情けないと思いつつもなんとか姿勢を崩す事だけはふんばって絶えた。
「きゃっ! あっっぁあはぁ……なんて凄いの! 指が痛くなっちゃうよ」
 噴出した白濁液を手のひらで受け止めるミレイはというと射精を愛と感じていた。獣のような激しい射精を終えたとき、ようやく雄介の感覚も元に戻りつつある。先端の部分は随分と刺激をもたらしているが触れなければ堂々とできる。
「言ったろ、ミィの手が気持ちよすぎるって」
「じゅるるるう! んぐっ! ぅぅ……美味しぃ」
 落ち着く傍らで排出した精液を彼女はすぐに口に含んで吸い出した。白濁液を音を立てて啜る彼女は下品というよりも愛情に近い眼で見ることができた。自分の出したものを口に含んでくれるのだから抱いた感情に偽りはないだろう。
 手にべったりとついた白濁液を舐め上げ微笑む。
「次は口を味わってみる?」
 彼女は恥辱心がないのか唇にまだ白く濁った爪を当てて挑発した。息を飲みまだ衰えないペニスは再び反り返る。若さ溢れる雄の力が天に向く。
「わっかりやすい答えね。えっへへ~」
 少女のような笑みで返してくれたが雄介はというとひとつ閃いた。
 例の催眠携帯電話へと手を伸ばした。
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2012-12-01 : 小説 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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