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Chapter2-6 生徒会室

 放課後の事、学園から部活に精を出す学生以外がいなくなる。学園校舎はほぼ0の状態となった。掛け声の響く運動場各地から少し遠く、校舎のはずれに生徒会室は存在する。
 生徒会会長、島津麗華をはじめとする生徒会メンバーが集結していた。麗華の隣りには書記の城嶋栄子が寄り添い、彼女たちの右手側には副会長、金城武とその妹であり会計でもある金城佐奈が並んでいる。最後、三角の作るように顧問の田所が座っている。
 これで生徒会メンバーは揃ったことになる。
 しかし、麗華の傍にはもうひとり、立っている。生徒会メンバーを面白おかしく見下ろす人物がいる。
 名を城嶋雄介。栄子の義弟は誰からも見えない存在としてここにいる。
 生徒会メンバーはいつものように二学期の終盤に向けて調整を行なっている。誰も雄介に目を向けなかったし話をしていない。さらには現在の島津麗華の姿にも誰一人として不思議に思う者はいなかった。
 黒の制服は胸元をボタンで止めるタイプなのだが今は開かれている。麗華の白い下着と肌も曝け出されている。雄介の手は制服の下へ潜りこんでいた。麗華の身体が今目の前で蹂躙されているというのに誰も動かない。そして彼女自身もまた動く気配はない。
 本人はというと冷静にいつものように振舞っていた。
「それでは本日最後の議題……例の風紀委員長からの事案をもう一度説明していただけるかしら」
「わかったわ、麗華。先週より、生徒の中で風紀が乱れているとの報告がありました」
 この生徒会は実に奇妙なグループを形成している。本来、生徒会長の補佐は副会長が行うが雄介が見たところその役回りは書記の栄子が行なっていた。
「改めなくったって知ってるよ。あれでしょ、パーティー前にして盛り上がってるんでしょ。いいことじゃない」
 一人、子供のような体形をした女子が言った。生徒会会計の金城佐奈である。
「お前な……栄子さんが話してるんだから静かにしてろよ」
「うっさいな、お兄ちゃんも知ってるでしょ。どーせ、はるちゃんのあたしたちに対する嫌味なんだからほっときゃいいの」
 金城兄妹はいつもこの調子である。爽やかな笑顔をしているが麗華の周囲を守るために駆けつける運動部を操っている男でもあるので侮れない。
 メンバーに変わったところはなく日常なのだろうと雄介は納得することにして『はるちゃん』とやらについて栄子へ聞いた。彼女は雄介の声に従ってで答える。
「……はるちゃんとは綾瀬遙さんのことです。風紀委員長で……雄介のクラスメイト」
 はるちゃん……もとい綾瀬遙のことは何となく知っていた。クラスメイトと言っても仲は良くない。というより必要最低限の会話だけでしかない。だから彼女がどういう人物なのか知らない。
 それでも言えといわれればよく髪をツインテールにしている事や気が強くまじめだということぐらいだ。
『ありがと』
 同じ部屋にいるのだから雄介の声は聴こえているはずなのだが栄子以外は無反応だった。会話は雄介と栄子の分を省いて進む。
「はぁ……そんな身も蓋もない」
「そういうわけにはいかないわ。彼女、私のこと嫌ってるし……」
「なんで嫌ってるんでしょうね」
「さぁ……大方、嫉妬してるんじゃない。栄子を取られて」
「まぁ麗華ったら」
 くすくすと笑いあう麗華と栄子。仲がいいのはいいのだが他三人から見えていない机の陰では手を繋いでいた。
「し、島津君」
 ゴホンと咳払いして注意する田所。
「そうね、先生のお時間も取っている事ですしね」
「でも対応策なんてあるんですかね。だって生徒のモラルの問題でしょ。それに風紀委員側からの報告によるとたかがキスじゃないですか」
 副会長の意見である。彼、金城武は雄介にとって良い存在ではなかった。学園の男子生徒からも同じ意見が多く存在するだろう。理由は彼の顔が平均以上だからだ。
「だから大目に見てもいいと?」
「はぁ……」
「お兄ちゃんモテるからね~。向こうの目が自分に来るの怖がってるのよ」
「さっきからうるさいよ、佐奈」
 金城武はかなりモテる。女子からの人気が高い。つまり自分を守るためでもある。
「でも放っとけないわ。生徒会のパーティーだって何事もなくできるかどうか怪しいし」
「そうなんですか?!」
 それは困ると見を乗り出したのは妹。
「事実だよ。生徒のモラル低下は生徒会主催パーティーが行われるって言ってからだしね」
「先生の間でも?」
「う、うん。まぁね……ああ! 大丈夫だよ。先生たちは島津君の味方だから」
「栄子、なにか案はないかしら? 綾瀬さんと仲が良いんでしょう?」
「そうですね……では……こういうのはどうでしょうか」
「なになに?! 栄子先輩の案って」
 佐奈が言った直後、雄介が咳払いした。生徒会室の時間が止まったように全員が固まる。雄介が栄子になにかを告げてまた咳払い。止まっていた時間が進みだす。
「生徒間での他愛ないスキンシップだと知らせるのです。肩を抱いたりキスすることぐらいなんでもないと」
「どうやって?」
「たとえば……こう」
 唐突に動き出す。栄子は隣りにいる麗華の肩を抱くとぐいっと近付き唇を奪った。
「んちゅ……んんぅ……」
 唇を奪われた麗華は抵抗しなかった。する必要がないとされているからだ。生徒会室に唇から漏れる吐息と唾液の混ざる音が響く。
「あン……んぢるゅ……はぁ、はぁ……んッぁ」
「こうやって、普通だって、教えてあげるんですよ」
 さも当然のことのように言った。
 そしてその行為に対して異常だと思う人物はいない。
「それは良い考えですけど……綾瀬さんってどうなんですか」
「それ、あたしも聞きたいな。あんまり話したことないし」
 綾瀬遙に対しての話が進む。金城佐奈が言うように雄介も彼女に対して知ることが少ない。
 生徒会メンバーの意識の外、雄介が言った。
『どうなんですか姉さん』
『綾瀬さんはなんというか……臆病というか虚勢を張ってるところがあるわ』
『なるほど……じゃあ姉さんは退いてもらえるかな。ここから麗華の身体を使うのは俺でいい』
『……了解』
 抱いていた肩が外れる。代わって雄介が肩を抱く。
 メンバーは不思議に思う事無く話を続けていく。
 雄介は麗華の胸を揉み始める。さわっと持ち上げるように下から滑り込ませていく。乳房の重みを確かめながら弄る。張り具合を感じながらも揉みしだく。下着を剥ぎとれば桃色の突起が姿を見せる。
『あれ? 左側……へぇ、麗華先輩って陥没だったんですね』
 不恰好にも乳首は乳房に減り込んでいた。隠れた片方の乳首へ指を這わす。乳輪をなぞり上下左右に広げる。
「んっ……はぁ……はぁ……そこ弄っちゃ……」
 堪らず声を出す麗華。しかし他メンバーは気にしない。すべては暗示によるもの。この現状を作り上げている催眠によるもの。
 今なら麗華を犯しても誰も通報する事はない。なのにそうしないのは雄介によるもの。
 唇さえ奪わない。
『ねえ麗華先輩。今どんな気持ですかぁ?』
「……恥ずかしいわよ。なんでぇ……なんで誰も助けてくれないの」
『助ける? おかしな事を言いますね。麗華先輩はただ気持ちよくなればいいんですよ。でないと皆不幸になっちゃいますよ』
「不幸……それは駄目よ」
『そう、だめです。ですからこうやって……』
 埋まっていた乳首が飛び出した。
「ひぃぃっ?!」
『可愛い声ですね~。麗華先輩めっちゃ弱いでしょ。ここ』
 外気に触れるだけでもどうかなりそうな乳首を掴む。
「あっぅぅうう。そこぉは……ゆっくりぃ……ゆっくり……」
「……麗華の乳首は感度がすごいので」
 栄子が反応した。生徒会メンバーはというとまだ話をしているだけである。
 まるで世界が違う。
『なるほど陥没乳首ってもしかしたら皮の剥けたチンポみたいなもんなのかな』
「いやらしい言い方しないで……ふぅン!」
『いやらしいのは麗華先輩でしょ。こんなにビンビンに勃起させちゃって。皆、真面目に話ししてるのに』
「そうね、この私が……ンッ! でもぉ……なにぃ……っはぁ……」
 ぼやけた思考は快楽に流される。
 乳首一つでこうも簡単に女王の意識を我が物にできる。
「ちっくびぃ……ばかりじゃなくて……」
『どこを触って欲しいんです?』
「……あそこ」
「曖昧な言葉じゃ解りませんね」
「麗華はオマンコやクリトリスを弄って欲しいんじゃないかしら」
「栄子の言うとおりよ。私……胸よりもお、おまんこのほうが感じるの」
『それは失礼しました。では立ってください』
 従う麗華のスカートのしたへ手を入れる。ピンと張った胸が息をして上下に揺れているが今はそれ以上のものに手をかけていた。下着の両端を指にかけゆっくりと下に動かしていく。黒のスカートの中から現れたのは白い布。
『へえ……可愛いパンティですね』
 中央上部にピンクのリボンがついているフルバックタイプのショーツ。彼女のことだから黒のレースのようなものを穿いているのかと雄介は想像していた。よく考えてみれば胸を隠していた下着は白だ。
『下着は先輩の趣味ですか?』
「ち、違いますわ。こんな子供じみた下着付けたくもない! 家が厳しいのよ」
『ほう。では麗華先輩が本当につけたいのはどんな下着?』
「黒とか……赤かしら……大人っぽいのがすきなのよ」
 趣味を聞き出し気分が良くなると今度はスカートを外す。無防備の下半身を全員の目に晒すが見えているのは雄介ひとりだけだ。
『ちょっと濡れてますね』
「言わないでくださる。私だって女なんですよ、胸を揉まれれば感じるわ」
「麗華は感度いいからね。私がクンニしてあげるといつもすぐにイっちゃうの」
『そうなんですか?』
「そ、そうよ。いいじゃない、栄子が……気持いいんですから」
『では今日は俺が代りにしてあげますよ。さぁ股を開いて』
 素直に股を開くと股間に目をやる。しっとりとし始めた性器がある。雄介はそっとキスするように口づけする。腰が引けるが気にしない。女王の割れ目に舌を這わせて味を確かめる。サンタ娘とも、栄子とも違うまた別の女の秘芯は格別であった。
『美味しい……』
 一言呟き舌を伸ばして肉を割る。たった数センチの舌が侵入するだけでも彼女の身体が強張った。性器のなかは滑っていた。言った通り胸を弄られるだけで解れていたようだ。
「麗華の弱点はクリトリスと雄介から見て右側奥上よ」
 姉の的確なアドバイスどおりにしてみる。包皮をめくると肉芽がちょんと誇張する。
『可愛いですね』
「そうかしら。栄子も同じよ」
「そうかしら? 麗華のクリちゃんは可愛いわ。女王の貫禄というよりは王女様よ」
 唇を尖らせて肉芽をつっつく。
「ひゃうっん!」
 また可愛らしい声をだすとスタートとなる。
 尾骨を掴んで吸い付く。じゅるじゅると音を立てて吸う。栄子の言った彼女の弱点を重点的に攻め立てる。
「んんっ……はぁ……栄子よりぃ上手……上手よ……」
 恋人への愛撫そのもの。クリトリスを根からあまがみして右へ左へ捻る。合わせて首を動かす麗華が可愛かった。
 そして割れ目の奥から漂うメスの匂いはきつい。
『麗華先輩、ちゃんとお風呂はいってますか?』
「は、いってるぅわよ……なにぃいってるのぉ……」
「麗華はそれでもお風呂に入ってるわよ。十分は丁寧に洗ってる。でも……」
「でも?」
「臭いがキツイのよ」
『それでこんなに臭いのはひどいな。姉さんはいつもクンニしてるんでしょ、臭くないの』
「ごめんなさい……でも……におい取れなくて……クサいオマンコでごめんなさい」
『まったく』
 麗華の目から涙らしきものが込み上げてくるが口の動きは止めなかった。
 そうこうしていると他のメンバーが立ち上がる。どうやら彼らの意識のなかでは会議が終わったようだ。三人はそれぞれのペースで部屋を出て行く。人の気配はない。そのままドアは開かれて姿を消す。
『さて……どうしようかな』
「終わっちゃう、の……」
『いいえ満足してないんでしょ。そうだ、姉さんとしてるところ見せてもらおうかな』
「私?」
『そう、いつもしてるんでしょ』
 二人の意識から雄介が抜け落ちる。
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Author:之ち
之ち(ユキチ)

小説中心に活動中。
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