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第13話 人妻A貸し出しデート

 太陽の残光さえなくなった街の中、海藤信哉はとあるバーのなかにいた。週末になると親友と飲みに来る店なのだが今日は1人だ。
 深海のような暗く蒼い照明がついた店内は客がまばらに座っている。海藤はカウンターから放れたテーブル席に1人で静かにある男を待っていた。ブログ閲覧者に募った限定1名のデート券、その獲得者だ。
 獲得したの人物はすべてが海藤の手中に収まっていることを知らないままやってきた。
「ど、どうも……ええっと、あのブログの……」
 へらへらとした顔と少しの恐さを感じながらやってきた。好奇心が彼の不安を消していると海藤は判断する。手を差し伸べるようにして席へ座らせる。
「本当にヤれるんですか?」
 さっそくとばかりにいった。
「連絡時に言った通りだ。こちらが提示するルールを守ってくれるならね」
「守りますよ。守ります。で、どんなルールなんですか?」
 もういてもたってもいられない。子供のように目を輝かせて聞いてくる。海藤は胸の内側ポケットから折ったメモ用紙を取り出してテーブルの中央へ置いた。男が手を伸ばしメモ用紙を取ろうとした時、海藤が手首を掴んだ。
「先に身分を証明できるもの……免許証でいい。見せてもらえるかな」
「ああ……免許持ってないんで、社員証でいいっすか。けっこうちゃんとしたやつなんですけど」
「構いませんよ」
 手首を自由にすると男は財布からカードを1枚取り出した。確かに社員証で写真まで貼ってある。眼前の男と同じだ。
 名前は阿部拓哉とある。
「製薬会社の営業マンか。阿部さんか。いいでしょう」
「えっ!」
 確認があまりにも簡単だったので阿部が驚いて声をあげた。店内に会話とは違う間抜けな声が響く。周囲の客が何事かと見てきたが阿部が照れ笑いするとすぐに元に戻った。
「どうかしましたか?」
 海藤は落ち着いていて焦りなど微塵もない。社員証を返すと今度は携帯電話を取り出した。
「やけにあっさりしてるなって」
「阿部さんが正直者だとわかりましたからね。間違いを犯すはずはない」
「はぁ……」
 あっさりしている海藤に阿部は頷くばかり。社員証を財布に戻すと今度こそメモ用紙を手にする。海藤は誰かと連絡をとっているようだったが、さらに封筒を取り出して渡す。
 メモ用紙を開く前に封筒の中身を見る。すると1万円札が4枚、新札で入っている。なぜ金が入っているのかと訊ねようとするが海藤がメモ用紙を指した。
「今夜のデートプランです。このとおりにお願いします。あとこれも」
 電話を切ってカメラを取り出してきた。デジタル式の手に収まる小型タイプだが機能はばっちりの最新型だ。
 次から次に出てくる彼の懐には、まだなにか隠しているのではないかと阿部は一考したが、興味の対象はメモ用紙へと移らざるをえなかった。
「今夜一晩、彼女を阿部さんにお貸しします。ですがくれぐれも丁寧に扱ってください。こちらはすべて穏便に済ませたいのです」
「わかってますよ。そ、それじゃ……ええっと」
「店の外にタクシーを待たせています。そのなかに彼女が乗ってますので、そのメモに従ってくれれば」
 そこまでいって海藤は微笑みかける。不安が残ったまま、阿部はメモ用紙を開きながら店の外へと向った。手にしたメモ用紙は広げると手のひらから少しはみ出す程度だった。
 メモ用紙にはこうあった。
『1つ、暴力は振るわないこと。ただし暴言でなじることは可。
 2つ、コンビニで以下の商品を買うこと。店に置いてあるコンドーム全部、精力ドリンク、DVD付きエロ本。レジへ持っていくのは彼女。
 3つ、ホテルでのセックス後は必ず写真を撮ること。あなたが写っているものが一枚。
 4つ、彼女が了承すれば第三者による関与を認める』
 これだけだった。店から出るとすぐ目の前の道に一台のタクシーが停まっていた。黒いガラスに人影が見える。向って歩くと後部座席のドアが開いた。どうやらこのタクシーのなかに彼女がいるらしい。阿部はそのドアの向こう側へと踏み込んだ。
 冷房の効いた車内、すぐ目の前に美女がいた。まるで水商売の女が着るような華やかなブルーのドレスを着ている。着飾ってはいるがアクセサリーの類はシンプルでネックレスだけだった。緊張しているのか顔は強張っているが阿部にとって不服はない。
「は、はじめましてね。今夜はよろしくお願いします」
 無理して笑顔を作っているのがわかる。
 ブログに掲載されている女と同一人物と判断がつけられたのはその大きな胸だった。ドレスは胸元がぱっくり開いており、乳房の大きさが一目で確認できる。男の視線を釘付けにする魔性の乳房が眼前で震えていた。
「どうも、あんたがあのブログの人妻さんか……エロい格好しやがって。へへっ」
 メモにあったとおり、彼女に掛ける言葉は少し暴力的にしてみた。
「エロいだなんて……ありがとうございます」
 彼女は頭を下げた。てっきり機嫌を悪くするかと思ったがその様子はない。ふと手を見ると左の薬指には指輪がはめられていた。
「運転手さん、それではお願いします」と頭を下げたまま告げる。
 タクシーが走り出した。
「あんたのこと、なんて呼べばいいんだ?」
「えと……あ、アオイと呼んで下さい」
「それって本名だったりする?」
「ち、違います! そう名乗れといわれてるものですから……あなたは?」
 阿部は少し迷ったが社員証をみせているため偽名は意味がないと「タクヤってよんでくれ」といった。
「かしこまりました、タクヤ様」
「様か……へへっ、いいなぁそれ。あんたみたいなエロい奥さんとこれから、ズッコンバッコンヤれるんだろう。なぁ触ってくれよ、もうオレのチンポ勃起してるんだぜ」
 まるでなんでもいう事を聞く人形のようだった。アオイに擦り寄って彼女の左手を股間に当てる。わざと結婚指輪にあたるようにするとアオイの頬が赤くなった。
「ほんと……勃起なさってるんですね。私のことを見て……」
「そうだぜぇ、アオイのエロい乳見てこうなったんだ。だからさぁ」
 下品に笑って囁いているとタクシーが停まった。信号かと思ったが、運転手が咳払いした。目を向けると「すいません、お客さん。コンビニ、着きましたよ」と申しわけなさそうにいった。
「タクヤ様、一度降りましょう。運転手さん、すぐ戻ります」
 メモ用紙の2つめの事項にコンビニでの買い物があった。ここでしろということだろうか。ルールには従ったほうがいい。阿部はアオイと共に降りて入っていく。
 店長らしき中年の男がやる気のない「いらっしゃいませ」で迎える。だがすぐにその目をぱっちりと開けた。アオイの姿に心底驚いたようだった。コンビニのなかに蝶のような女が現れれば無理もない。アオイは中年男の視線を浴びながら籠を手にした。
「何を買うんですか? 私はここへ行けと言われていただけで知らないんですけど」
「それならオレが知ってるよ。ほらっ」
 まず雑誌コーナーで一冊、手にとった。こういう日に限ってなのか人妻モノのアダルト雑誌が並んでいた。とりわけ大きな文字で『不倫』や『淫乱』と書かれたものを選んだ。
「まるでアオイみたいだな。淫乱な人妻さんって」
 なにも言わなかった。すぐ傍に他の客が立ち読みしていたのだ。なにごとかと目を向けてくるが阿部がにやっと笑うと視線をそらした。
 続いて棚にあるコンドームを全部籠へと放り込む。アオイは妄想でもしたのか顔が赤くなっていく。いつの間にか他の客がじっと見つめていた。最後に精力ドリンクを籠に入れるとレジへいった。
「いらっしゃいませ」
 中年の男はにやにやしながら嬉しそうにいった。最初の挨拶とは明らかに違う。
「コンドームにぃ、精力ドリンクにぃ、へぇ人妻モノの……へへっ」
 わざわざ籠の中を物色するようにいうとじろっとアオイの谷間を凝視してくる。
「いいだろ、この女、じつはオレの奥さんじゃないんだぜ」
「っ!?」
「ほほう、兄ちゃんと浮気かぁ? まったく最近の女ははしたないなぁ。なぁ奥さん」
 わざと最後の部分だけを強調する。レジ袋を取り出した中年男に阿部がまったをかけた。中年男も察したようでアオイに商品をそのまま渡す。コンドームの箱とアダルト雑誌を抱えたままとなった。
「頑張ってね、奥さん。ちゃんとセックスするんだよ」
「大丈夫さ、すぐにチンポ咥えてくる淫乱だからな」
 阿部が精力ドリンクを箱から出して飲む。店内だったが中年男は笑ってなにもいわなかった。他の客はじっと妙なものを見るようにしていた。
 タクシーに戻るとアオイが「次の場所へ」といった。どうやら行き先はすでに告げているらしくまた走り出した。
 阿部がアオイの腰に手を回して雑誌を広げる。薄暗い車内で密着するとアオイのつけている甘い香水の香りに包まれた。
「いやらしいよな、人妻ってさ。もう響きからしていやらしくって。なんてーの、私セックスしてるんですよってアピールしてるじゃん。しかも夫がいるのに欲求不満で、へへっ、オレこれまでけっこう遊んできたけど人妻ってのは初めてなんだ」
「そうなんですか、私はその、こういうこと自体はじめてで……」
「嘘つくなよ。見てるんだぜ、あのブログ。アオイが裸で土下座してる写真とかさ。あんなことやっといてはじめても何もねえよ。今だってチンポのことばっか考えてるんだろ」
「……はい……実はもうセックスするって考えただけで……濡れてしまって」
 阿部が爆笑した。
「このエロ女最低だな。旦那のチンポは? なぁ旦那のチンポはどうなんだよ?」
「あの人のことはいわないでください……ね、なんでもしますから」
 なんでもという言葉が甘美に響く。この女にはまるで自分というものがない。阿部は潤ませた瞳で懇願してくるアオイの耳元へそっと近付いた。囁くようにいうとアオイは「はい」とだけいって手を差し伸べてくる。
 スラックスの上から撫でるように性器に触れてくる。直ではないが細く柔らかい指の感触は十分に伝わって来る。なによりアオイの息が身体にかかる。ほんのりと赤みを帯びた頬と僅かながらも興奮している熱い吐息。音が耳をくすぐり、手の感触が腰を跳ね馬のよにひくつかせる。
「上手いねぇ、やっぱあのご主人様にもしてるのかよ」
「はい……教えていただきましたから。フェラとか、ご奉仕のやり方を」
「ご奉仕かぁ……ますます好きになったぜ」
 勃起したペニスがスラックスのなかでよだれを垂らし始めるとジッパーを下げろと命じる。アオイは音が鳴らないようにゆっくりと降ろした。履いているボクサーパンツのなかに指を潜り込ませると男の熱さをその手で感じた。
「タクヤ様のおちんちん……大きいんですね、特にカリの部分、エラが張って。これではオマンコが裏返ってしまうかも……」
 目に見えない下着の中、指がはいよる。亀頭を入念に調べるように擦り、押す。
「あの……」
 行為に耽っていた2人は運転手が声を掛けてきてようやく停まっている事に気づいた。
「なんだよ」
「着いたんですけど……どうします」
 辺りは暗く、人の気配はなかった。アオイが手を抜くとお金を払おうとする。阿部はその手をとめて運転手を見る。
「なぁ、おっさんさぁ、この女どう思う?」
「どうって……その……魅力的な女性だと思い、ますよ」
 声を潜めたつもりはない。さっきまでのやり取りをこの男は聞いていたはず。なら考えいている事がすこしはわかるというもの。阿部はアオイに囁いた。この男に乳ぐらい揉ませてやれよ、と。
 メモには彼女が了承すれば構わないとあった。阿部は試しただけで当然、拒否されると思っていた。しかしアオイは揉むだけならと承諾した。
「ほらっ、自分からおねだりしろよ」
「あの、運転手さん、今から私たちそこのヤリ部屋でオマンコするんですが……このおっぱいが今すぐ揉んで欲しいっておねだりしてるんです。もし嫌でなかったら、揉んで、コリをほぐして頂けませんか」
 自ら身体を乗り出して胸を差し出す。運転手は気が動転しそうになるなか、アオイの双乳から生み出される谷間を凝視した。見事なまでに育った乳房は手を伸ばさずにはいられない。
「この女のデカパイ揉んでやれよ。べつに金なんかとらねえよ」
「わ、わかりました……では……失礼して」
 手袋をしたままドレス越しに手を当てる。
「ンあぁっ!」
 手を触れた瞬間、アオイが小さな叫びをあげた。色っぽい吐息が車内に広がる。手袋とドレスに阻まれて感触はほとんどわからないはずだった。
「ど、どうかしましたか?」
「いえ……気持ちよかったものですからぁ……どうぞ、ご自由にお揉み下さい」
 再び運転手が手を動かし始める。ドレス越しでも感じる彼女の胸の質量。圧倒的なまでの淫乳は揉めば揉むほど甘い匂いを放っていく。アオイは吐息の強さをあげて運転手を誘惑するように見つめる。その瞳に促されて揉んでいる指が強くなる。
「はぁ……はぁ、いかがですか、私のおっぱいは」
「凄い大きいですよ。それに柔らかいしいい匂いだし……」
 鼻息を荒くしていた。目も血走っていて、同じ男として彼がもうじき一線を踏み越えるのが近いと阿部が悟る。アオイのほうも浮かせている尻がわなわなと震えている。彼女の興奮ももうスイッチが入ったようになっている。
「そこまでだ、おっさん。ほら」
 一万円札を突き出してやめさせる。熱い吐息を吐いていたアオイが身体を下げると運転手は我に返った。名残惜しそうに指を動かしながらも札を受け取りお釣りを渡す。
「それじゃあな」
「お世話になりました」
 去っていこうとする2人だったが、運転手が最後とばかりにアオイを呼び止めた。
「あんた、どこかで見たことあるんだよな……」
「誰かと勘違いしているんでしょう、それでは」
 あっさりと返すアオイだった。運転手の目にはドレスアップした彼女の素顔が気になっていた。どこかで見たことがあるという既視感に首を傾げて再度見るがどうにも出てこなかった。運転手は興奮しすぎたのだと自分に納得して、手に残った乳房の感触を思い返した。

 タクシーを降りて周囲を見渡すと外灯が並んでいるだけで他の光はない。メモによればラブホテル、アオイによると『ヤリ部屋』に行くのだと理解できるがそれらしき建物はなかった。平常心に戻った運転手が去っていくとアオイが「こちらへ」といって歩き出した。
 通りから何本か路地へ入っていくと雰囲気がつかめてくる。どうやら路地を抜けた先には繁華街があるらしい。ネオンの光が少量だけ漏れてくる。おそらくタクシーは人目を避けるように暗がりに停めたのだろう。
 アオイのあとをつけて行くと雑居ビルの前で立ち止まった。
「ここが……」
 アオイ自身も知らないのかビルの名前を確認していた。
「入りましょう」
 阿部は彼女の後姿を追って行く。雑居ビルは古く、使っている会社もほとんどないらしく空き室が目立つ。怪しい雰囲気が漂うビルだったが阿部は騙されているとは思えなかった。もとより、彼女の存在自体が怪しいのだからなんともいえない。
 むしろスリルを味わっている今に興奮していた。
 ビルのなかを歩き、とある部屋の前へやってきた。ラブホテルとは全く違っていた。アオイは手にしていたバッグのなかから鍵を取り出して開ける。ついにこの先でセックスができるとなると阿部は興奮を隠し切れなかった。
 いち早く部屋の中へ入る。どうみても普通の住居として使用する間取りにしかみえなかった。リビングにバスルームに寝室と揃っていた。まるで誰かがここで生活しているようにさえ感じる。しかし娯楽品があるわけでもなく、常駐している気配もない。
 おそらく自分達のように行為に及ぶため一時的に使用するのだろう。だからアオイはヤリ部屋と呼んだのだ。
「まずはお風呂からですね。汗を流しますね」
 バスルームへ向かうアオイについていく。いきなりセックスというのはさすがにないらしい。脱衣所で一緒になるとアオイが手を伸ばしてきた。阿部はその手の意味に首をかしげると作った笑顔で「私が脱がしますね」といった。自分以上に彼女が緊張しているのは間違いない。
 指の動きはたどたどしく、裸になっていく自分に対する彼女の視線も定まっていない。上半身が裸になるとやや筋肉の盛り上がった細身の胸板が女の前に晒される。指がベルトにかかり、スラックスをおろそうとしたとき、阿部はアオイに向っていった。
「旦那さんにはこういうこと、してやらないのかよ」
 ベルトのバックルが床に落ちた。
「あの人のことは言わないで下さい。いまは……この一時は私とあなただけ、ね」
「ふーん。オレはそこんところすげー気になるんだけどなぁ」
 人妻を抱いているという実感をもっと強く感じたい。ただ遊びで女を抱いているわけじゃないと阿部はアオイの腕を掴んで抱き寄せた。運転手に揉ませた乳房が胸にあたる。
「オレは奥さんのこと、めちゃめちゃにしてやりたいって思ってるんですよ。ほらっ」
 タクシーの中で触らせた股間の一物は勃起したまま。美女を目の前に野獣のように猛々しく反り返っている。アオイは手に男の感触を再度確認すると唾を飲んだ。
「今なに考えたんだよ、このスケベ女が。言ってみろよ」
「おちんちん……欲しいなって思いました。このおちんちんで私を犯してくれるんだって……そう思ったら疼いちゃって」
 恥ずかしそうにしているが腰はむずむずと動いている。女としてではなく、牝としての極上なまでの肉体がドレスの下から香りを放つ。女の色香とでもいうべきか、阿部の股間はさらに大きくなる。だが、ここでがっつくようなことはしない。
「それじゃ先に入ってるからよ」
 下着を脱いでさっと浴室へと入る。じっくりとペニスを見せることはしなかった。視界の端に影だけ残して去る。
 浴室にはやはり使いかけのシャンプーや石鹸があった。掃除はしているらしいが生活感は取れていない。誰かがここを使っているのは明白だった。見渡していると耳にすっという布の擦れる音が響いた。まるでその音だけを拾ったかのように大きく聴こえた。
 振り返れば脱衣所が半透明のドア越しに見える。アオイのボディラインがシルエットで動く。服を脱いだ彼女の胸の大きさはやはり圧倒的で腹周りの倍以上あるように見える。ロケット型と呼ばれる前面に向って飛びそうな巨乳だ。反対に尻もずいぶんと大きく見える。引っ叩けばよく揺れるだろう。
「タクヤ様、入りますね」
 扉が開かれるとシルエットが本物に変わる。男を一瞬で獣にかえる魔性の乳房がなにもしないのに揺れた。目は彼女の美しさを捉えようと脳が認識するよりも早く動く。
「あの……私の身体……どうですか?」
 裸身で立つ。一切隠す事無く、股間の薄い陰毛も露出させている。だがそれよりも圧倒的なまでの双乳の先端、まだ淡いピンク色の乳首に目がいった。そこだけが乙女のようにさえ思えた。
「エロいよ、エロエロだよ。へへっいいなぁ、このおっぱい。なぁ、あのおっさんに揉まれてどうだった? 腰プルプル震わせてさぁ、感じてたんだろ」
 近付いて密着する。反り返ったペニスをアオイの腹にあてがう。
「気持ちよかったわ、オマンコがぶるってきて……」
「ん? このネックレス、とらないのか?」
 胸にはネックレスの宝石が埋まっていた。丸裸になったのに外さなかった。
「これは、ご主人様から戴いたものですから、外せないのです。さぁ、お身体、洗いますから横になってください」
 宝石が輝く。さすがに阿部は取り上げる事が出来なかった。そのかわり、このアオイという人妻は旦那ではなく、ご主人様という男が征服しているのだと思うと旦那の惨めさに拍車をかけたくなってくる。
「綺麗にしろよ、アオイのオマンコをヒィヒィいわせるチンポだからな」
「はい、かしこまりました」
 マットに湯を流すと阿部が寝転ぶ。肩幅にあわせて足を開くとアオイを見た。彼女は石鹸をスポンジで泡立てると自分の乳房に乗せていく。どうやら使用するのは生乳のスポンジらしい。経験の多い阿部だったがこういう女は商売女以外では見たことがなかった。
「それでは失礼しますね」
 乳房だけでなく全身に泡をつけたアオイが密着してくる。ぬるぬるとした滑りのいい石鹸と肌の柔らかさに溶かされそうになる。
「いかがですか、ちゃんと洗えていますか?」
 勃起したペニスが握られる。指にも石鹸がついており竿についた汗の匂いを清めていく。
「ああ、いいぜ。こういうのは初めてだけど最高だぁ」
 左腕を腰の下に滑り込ませるとペニスを擦っていた指を下へ滑らせた。
「こちらの穴も綺麗にしておきますね」
「おいっ!」
 指の動きははやくとめられなかった。ぬめった一本の指が尻穴へ忍び込んでくる。突然の感覚にきゅっと窄めたがすぐに力を抜いた。
「はじめてでした? 力を抜いていただければ優しくしますよ」
 当然、尻の穴に異物を挿入する事など初めてだった。
「わかった……でも優しくしてくれよ。オレ、そっちの趣味ないからさ」
「はい、タクヤ様のお尻の穴にご奉仕させていただきますね。それとこちらのおちんちんにも」
 肛門に指を入れたまま、腰に回していた左腕を抜く。また泡をつけてペニスを手にした。言葉どおり優しく上下に擦ると肛門の指を手首を捻って左右に動かす。
「おちんちん、びくんびくんって跳ねてますね。気持ちよさそう……ふふっ」
 気が乗ってきたのか、笑い声が漏れる。
「ぬおっ!」
「こちらの金玉様にも刺激を与えておかないと……精子をたんまり作ってもらわないと」
 肛門に挿入していた指が小指だと判明した。挿入したまま器用に残りの指で睾丸を押す。長い時間の滾りに一歩踏み込んだ。
「やべっ」
「射精なさるのですね? かまいませんよ、このまま射精してください」
 竿を擦る指が早まる。カリ裏の溝に泡をすり込むように何度も竿から集めてくる。
 肛門に入っている指が内側を圧してくると、アオイが身体をずらした。右足を股に掛けるようにして胸を押し付けてくる。足の甲に彼女の陰毛を感じられた。
「タクヤ様のお精子ぃ、はやくでてきてぇ、熱いのいっぱいお出しになってぇ」
 まるでナメクジにでもなったように擦り寄ってくる。柔肌がぴったりと張り付いて石鹸で滑る。彼女に触れている右足までペニスになってみたいだった。
「アオイのご奉仕で射精してぇ! ねぇ、お願ぁい!」
 甘く蕩けるような声が浴室で反響する。
 睾丸を突付く指に押し出れるように阿部は腰を浮かせた。限界に達したペニスが射精し主の腹上に白濁液を飛び散らせる。
「嗚呼っ……すごいわぁ……男の人の射精……若いってステキ……」
 感嘆と感想を述べるアオイは射精が収まるまでじっと見て、また睾丸を押した。射精したばかりの性器の周囲はどこも敏感で、特に睾丸はまた射精してしまうほどだった。やがてアオイは腰へと身体を滑らせてくる。
「なにをして……」
「なにって……ご褒美をいただくのです。射精された精液をお舐めしますね」
 腹の上に飛び散った精液を舌ですくい取る。美味そうに口に入れていく姿に阿部は驚いた。そして確信する。人妻Aとアオイは同一人物で、あのブログで起きていた事はすべて事実であると言うことを。
「こちらの、おちんちんの中に残った精液も頂きますね」
 根元を押えるようにすると口に含んだ。
「ずびゅるるううううううう!!」
 下品な音とともに強力な吸い上げが行なわれた。淫嚢からも吸収しそうなバキュームが繰り返される。
「ふふっ、また勃起なさいましたね。でも、ここで2度目の射精は……」
「わかってるよ。ベッドで、だろ」
 何も言わずにっこりと微笑むアオイ。彼女は身体に泡を再度つけると阿部の身体を擦りはじめた。巨乳の狭間で擦り、陰毛でブラッシング。自分の匂いと熱を阿部の肉体に覚えさせようとして動く。
 彼女や妻という存在とする愛撫とは全く違う。奉仕というべき行為であった。
「んもう硬くなって、タクヤ様のえっちぃ」
「なにがえっち、だよ。このエロ女が。旦那にしてやれよ、この奉仕ってやつを」
 旦那という言葉に彼女はびくりとした。やはりこの言葉を投げかけると彼女に隠している部分があるのだと思う。そしてその表情の変化をもっと虐めてやりたくなる。
「ご主人様にもしてんだろ。でも旦那にはしてないって不公平だろ。つーか、アオイの旦那さんは悲しいだろうな。他の男に娼婦みたいなことしてるって知ったらさ」
「そうですね……私みたいな淫乱は、あの人に相応しくないかも……」
 動きを止めてしまうアオイ。密着している彼女の尻に阿部は指を埋めた。
「動けよ、淫売。そんでやるんだよ、旦那にしないような奉仕を。このエロボディで」
 ぎゅっと尻肉を掴む。自分でも痛いだろうと思うほど強く。
「んンンァっ! はぁ……そんな強くされたら、私ぃ……」
 アオイの股の間に別の湿り気があった。外からつけたものではない。内側から漏れ出している。
「感じるってか? 射精させてくれたお礼だ、アオイも感じさせてやる」
「はひぃいい! おねがいしますっ、私のお尻もっとぉ! おっぱいも弄ってぇ! もっと感じたいのよ!」
 声を荒げて身をゆする。浴室に反響する艶やかな声に阿部も全身で答える。
 アオイの柔肌を全力で押さえ込むように撫でまわす。身体が粘膜のようになったみたいだった。力を込めてもすべり落ちていく。かと思えば喘ぎ声とともに熱い吐息が漏れ出す。
「タクヤ様ぁ、もっとぉ! もっとぉおお!」
 必死に訴えてくる彼女の陰部に手を潜り込ませる。陰毛が手首をくすぐってきたがそんな事は意味もない。割れ目に指先を当てると膣から漏れ出した愛液でびっしょりになった。
 アオイは声だけでなく本当に感じている。彼女の肌は激情に染まるかのように赤くなり、肩を押さえつけてきた。
「もう我慢できないの、ねぇ……ベッドに行きましょう」
 指を濡らしている愛液はまだこぼれ落ちている。勃起したペニスとヴァギナは目の距離とさほど変わらない。ここで挿入してもよかったがコンドームは外にある。
「いいぜ、ベッドで思いっきり犯してやる」
「嬉しい!」
 喜々として風呂場を後にする。濡れた身体を拭くこともなかった。その僅かな時間も惜しかった。リビングを突き抜けて寝室になだれ込む。全裸の2人はベッドに身体を預けて口づけした。
 舌が絡みあうと指や肌からの感触を一瞬で越えた。ゼリーのようなアオイの舌に身体の制御を失ってわがままに貪る。どちらが上となることもない。ベッドのなかでひたすらに抱きしめる。
「アオイ、マンコ広げろよ。ぶち込んでやっからよ」
 剥き出しになっている本能が命じる。
「はい! ああっ、はやくぅ! はやくオマンコにいれてぇ!」
 枕を腰に当て、膝裏を抱える。秘部を晒して献上するかのように差し出した。
 コンビニで買ったコンドームを箱から取り出すと急いで装着する。生ではないのが残念だったがこれだけの女を抱けるなら文句はない。阿部は準備の出来たゴムつきペニスを持ってあてがう。一度射精したペニスはまたいつもよりも勃起していた。
 亀頭の先端が大陰唇に触れる。アオイの身体がびくんと一跳ねするといよいよとばかりに息が速くなる。心臓が飛び出るほど鼓動し膣壁を緩めていく。男を迎える準備を身体が覚えている。
「入れるからな」
「はひぃ! タクヤ様のゴム付きおちんちん、くださぃィイイ!」
 遠慮はいらなかった。亀頭の先端が膣洞にあたりをつけると腰をガンと打ちつけた。
「アヒッィイイイ!! ぐぅ……ぁ、ぁぁ……」
 挿入と同時に天国まで飛んだように思えた。アオイの身体は久方ぶりの挿入で歓喜に震える。指先も、頭も、まさに痺れた状態となって阿部に抱きつく。
「気持ちいい……気持ちいいの! オマンコ入れられただけで、わたしっ……」
 まだ動いていない。初動の衝撃だけで絶頂に達していた。
 阿部の待った時間などほんの数分程度。アオイの身体があの夜から日々焦らされた時間に比べれば待ったうちに入らない。陵辱のあと夜明けから性にうなされた女は喘ぐ事さえできずに泣く。
「突っ込んだだけでイったのかよ。このド変態の淫乱女!」
 突き入れたペニスを引き抜く。アオイの身体が強烈な刺激に耐えているのもかまわず、動こうとし始めたのだ。
「ひっぐぅ! まっでぇ! まっでぇええ!」
 膝裏を抱えていた腕を阿部の尻にまわす。
「なんだよ。自分はイってもオレはダメだって言うのか」
「そうじゃないのっ! でも! いまは感じすぎてるから、待ってぇ!」
 涙が零れていた。絶頂し、赤くなった顔がくしゃくしゃになっていた。
 感情が暴走しているのだろうか、それとも堪えているのか、嬉しいのか、悲しいのか、阿部には判断がつかない。ただ分かるのは挿入しているペニスが少しでもずれると膣穴がきゅっと締まるということ。
「嫌だね、浮気して、オレみたいな知りもしない男にイカされる馬鹿女にはお仕置きが必要だろ」
「浮気……お仕置き……」
「そうさ、あんたには旦那がいるんだろ? ほらっ、この指輪の贈り主だ」
 左手の薬指を掴んでアオイの視界にいれる。すぐにキラリと光る輝きから目を背けた。
「やっぱり意識してるんだな」
「それは……」
「こいつを旦那だと思って謝れよ。ごめんなさい、私は浮気してますって。知らない男のチンポでイキましたって……よっ!」
 油断した瞬間を狙って一突きする。抜いていた部分はほんの数センチだがアオイの感情を押すには十分だった。
「ンはぁっ! はぁ、はぁ……ああっ、ごめんなさいぃ……ごめんなさい、あなた……」
 尻にまわしていた手は力なく垂れた。抵抗はなくなった。
 阿部はここぞとばかりに腰を打ち付ける。奥へ奥へと向って一心不乱に打ち付ける。
「ごめんっ! なさいっ! わたしは浮気してぇ、タクヤ様のおちんちんでぇイキました!」
「そうだ、もっと心を込めて謝っておけ」
 部屋の外にまで聞こえそうなほど大声で叫ぶ。
「あなたとのセックスじゃイったことなんてないの! でもぉ、他の人だと気持ちよくって!」
「へぇ、浮気したらイクんだ?」
「そうなんです! わたしの身体、変なんです!」
「違うな。アオイじゃなくって、アオイの旦那が下手なんだよ。こんなにエロい身体を好きに出来るくせにさ!」
「ひっ、ぐぅぅ! 下手なの、あのひとが……」
「同じ男として同情するよ。セックスの下手な男はほんと役に立たないグズだからな」
 腰を止めて囁く。意地悪く、夫をなじり隠そうとしているアオイの本音を暴こうとする。
「ああっ、あの人をグズだなんてぇ……」
 まだ足りないのか夫をかばう。かえって阿部の加虐心を煽っていく。
「オラっ! 反論すんなよ! 旦那も悪いがなぁ、浮気してるお前だって悪いんだからよ!」
 膣内をえぐるように突き入れる。
「ごめんなさい! そう、でしたぁ……わたし悪いの! タクヤさまぁ、おねがいですからわたしの浮気マンコにお仕置きしてくださいぃぃ……」
 女はどれだけ抵抗しようと膣を責めれば堕ちていく。阿部の経験上、これはほぼ絶対だった。女の側に経験が少なくともそれは変わらない。膣が女としての急所だからだ。
 アオイもまた同じだった。
 膣内を強引に突くだけで身体が感じ、思考さえも封じてしまう。
「もっとだ! お仕置きされたかったらもっと謝れ!」
「ごめんなさい、あなた! 浮気してイク淫乱なわたし許してぇぇ!」
 がっしりと腰を持って振る。アオイが謝罪の言葉を述べるなか、阿部も膣の圧迫に耐えていた。ゴム越しにも感じる締まりと滑らかな粘膜の擦れ具合に二度目の射精は近かった。
「ああっ! だめぇ! またイクぅ、イクぅぅ!」
「いいぜぇ、オレも射精してやるからよ! 盛大にイってみせろ!」
「はひぃ……はひぃイイ!! ごめんなさい、あなた! 浮気するようなはしたないアオイを許してぇえええ!」
 膣奥へペニスの根元まで挿入する。どこを狙うこともない。ただ奥へとばかりに押しやる。挿入で広がった膣壁から遠ざかるとアオイの腰を抱えて引き寄せた。
「ほら! イけよ!!」
 尻をベッドに落す。アオイの身体を落すようにして串刺しにした。
「イグゥゥ!! 嗚呼っ! ハァァアアアアア!!」
 下半身の骨が砕けたようだった。子宮がぐにゃりと歪んだようにさえ思えた。
 ……だめぇ! ほんとにもうだめぇ! これ以上されたら、わたし、ほんとにおかしくなってしまう……。
 しばらくの放心が続く。膣を押しあげてくるペニスと射精の感触だけが流れ込んでくる。コンドームのゴムが射精の勢いを止めている。
 ふと、我にかえった。精液が溢れている下腹部をおさえる。熱い奔流があるはずなのに最後の部分で止まっている。そんなふうに感じた。
「あっ……ああっ……」
 ……おかしいわ、わたし。なんで……もっと欲しくてたまらないの……。
「へへっ、よかったぜぇ。アオイの浮気マンコ」
 眼前の男は満足していた。キスをしようと近付いてくる。唇を奪われるが拒まなかった。それよりもこの男の性が終わりを迎えていく事が残念でならなかった。
 ……わたし、まだ……。
 タクヤはペニスを引き抜くとコンドームを外した。精液の溜まったゴム袋をアオイの口元にもっていく。
「記念写真撮るからさ、咥えろよ」
 アオイは口にゴムを咥えるとカメラに向って微笑んだ。阿部が頬をくっつけてシャッターをきった。あと数枚、自分とアオイがくっついている写真を撮ると風呂場へ行く。
 二度だったが射精した力はいつもの数倍は強かった。濃縮して打ち出したような気分だった。アオイがあとから入ってきたがペニスは力なく項垂れていた。
 極上の美女を前にして変化なし、今夜の弾はもうないのだとはっきりした。
「それでは……その、今夜はどうもありがとうございました」
「こちらこそ、イイ思いができたぜ」
 雑居ビルの前で2人して並ぶ。ドレスに着替えたアオイは髪が少し乱れていたが美しさに陰りはなかった。
「なぁ、またあんたとヤれる?」
「わかりません。今夜の事は、ご主人様の……」
「命令だったんだろ。わかってるよ。ちょっと聞いてみただけ」
 阿部はカメラをアオイに渡すと手を振って繁華街へと消えていった。
 今夜のデートはこれにて終了。そのはずだった。
 アオイはカメラをバッグにしまうと携帯電話を取り出す。
 セックスのあとの名残が膣内にあった。まだペニスが挿入されているような気分が続いている。これをどうにかして消したかった。そうしなければならなかった。
 突如、見計ったように電話が鳴る。
「……はい」
「わしだ」と阿久津の声が聴こえた。
「昼間の件で少し話がある。これからわしの家に来い」
「仕事でしたら明日でもいいでしょう」
「そうか、今夜はあの日だったな。ゆっくり休め」
 知っていてかけてきたのは間違いない。おそらくあの用意された部屋には監視カメラが仕掛けられていたに違いない。もしかしたら暗がりの中に誰かがいて一人になったところを教えたのかもしれない。タイミングが良すぎる。
「あのっ」
「なんだ」
 電話を切れず、口が動いていた。
「お、お願いがあるんですが……その……いいでしょうか」
「願いだと、ふむ……いいだろう、言ってみろ」
 身体の疼きを止めたい。暴走する手前でくすぶっている。
「今から、私と……セッ、セックスしてください」
「セックス……旦那がいるだろう、あの男に抱いてもらうのがいいんじゃないのか」
 実を思い出すが満足させてくれるだろうか。いま大事なのは身体の疼きを止める事。最高の快楽を与えてくれる人物だ。そこに感情はない。
「その……実は……その……」
 しかし言葉に詰まってしまう。阿久津の云わんとすることを知っているからだ。
「はっきりいわんか。葵君は頭がいいんだ。自分がなぜ、わしのような男に抱かれることを望んでいるのか、言ってみろ」
 阿久津一郎は口にすることを強要する。
 自分の意志なのだと明確に自覚させるためだろう。
 葵は知りつつも、どうにもならない疼きに耐えかねて口を動かす。
「今夜の、デート……気持ちよかったんですが、まだ私は満足できてないみたいなんです。まるでオマンコが精液を欲しがってるように疼いて……お願いですからっ! 私を犯してください!」
 どうだったろうか。阿久津は自分を抱いてくれるのだろうか。不安が募るなか、阿久津は「いいだろう、うちに来い」と静かに言った。
「あっ! ありがとうございます!」
 誰もいないのに頭を下げる。電話はすぐに切れた。
 暗がりを突き抜けてタクシーを拾うと一目散に阿久津の屋敷を目指す。
 胸の谷間で光り輝くネックレスを感じる。宝石の重さは微々たるもの。しかし、その小さな宝石に想いは募るばかり。
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2012-12-18 : 小説 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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