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第9話 ルサリィ お風呂で綺麗に

 彼女用に用意された衣装クローゼットのなかは魅惑的なコスチュームが勢揃いしている。カズマはもっとも面積の薄い三角ビキニを選んだ。
 ルサリィが着替えるため自室に向かう。カズマは先に湯を張って待っていた。
 浴槽は足を伸ばしてもまだ先が余るほど広い。温もってくる風呂場の扉に人影が写った。ドアの向こうにいるのは1人しか考えられない。
「マスター、失礼します」
 ドアを開けてやってきたのはルサリィだ。起動時に着ていたレオタードや通常時のボディスーツも艶かしいが、着替えてきた彼女の姿はもっと官能的だった。カズマは自分の選択にうなずいた。
「そのように自信をもって頷くほどのことですか?」
 ルサリィに変ったところはない。
「ああ、それぐらいルサリィがエロいってこと。ルサリィは恥ずかしくないの?」
「確かに生地面積が全部足しても手のひらほどしかないので困ります。これではほとんど隠せていません。なぜこのような水着があるのか理解できません」
 選んだ三角ビキニは豊満な乳房によって紐を限界まで伸ばしている。その先で乳首と乳輪だけをなんとか隠している程度で痴女用だとはっきりわかる。これまでボディスーツで隠されていた肌のほとんどが露出しており痴部だけが隠されている。
「腕と足は脱がないの?」
「これも脱ぐのですか? 私は構いませんがマスターの好きそうなフェチズムとは放れてしまうのではありませんか」
「俺の?」
「はい。このような破廉恥な衣装を女性に求める方は手袋などもお好きであるとデータにあります」
 どんなデータだと思いつつルサリィを見る。確かに肌身を晒している部分がボディだけであればかえって強調されている。大事なところだけが隠されている彼女の姿にペニスが復活していく。
「やはりマスターは少々、変態の気があるようです」
「男だったらルサリィを見てチンポを大きくするのが当たり前なんだよ」
「褒め言葉として受け取っておきます。では綺麗にしますので浴槽に浸かってください」
 彼女の言うとおりにする。まだ身体は汚れたままだったが浴槽に浸かった。背を浴槽の壁に預けると足を伸ばしてリラックスする。ルサリィは再び脱衣所に戻る。彼女の後姿に鼻血が出そうになった。
 滑らかな流線を描く背筋には乳房からやってくる極細の線が二本。そしてその下にある谷にはYの字に広がった線があった。前から見るとまだ生地があり、水着だと認識できるが背後からだと本当に線にしか見えない。しかも尻は丸出しだった。
「どうかしましたか?」なにかボトルのような物を取り出してきた。
「い、いやなんでもないよ」
「そうですか? 勃起していますね。私のお尻ですか?」
「そうだよ、ルサリィのでっかい尻を見てたら犯したくなったの!」
 マスターの正直な言葉にルサリィは勃起したペニスを見た。何度も射精したというのにまだ元気で衰える事はない。
「それよりそれなに?」
「これは特性のソープです。こちらを」と浴槽に中身を流し込む。「すぐに泡立ちます」かき回すとルサリィの言うとおり浴槽が泡だらけになった。「失礼します」とルサリィが浴槽に入る。
 1人では広かった浴槽も2人になると途端に狭くなる。身体を密着させて動くはじめた。
「マスター、気持ちいいですか」
「あ、ああ」
 泡風呂のなか、肌を晒したルサリィが密着している。四肢はカバーに覆われたままだが肝心の胸や腰が丸出しでいつもより身近に感じる。
「知っていますか、女性型アンドロイドはおっぱいをスポンジのようにしてご主人様を洗うのですよ」
「聞いた事ぐらいあるよ」
 乳房は泡を含み、絡みついてくる。どんなにいやらしい官能の液体でも削ぎ落とせるだろう。
 腋のあいだから腕が潜り込み、肩へとかかる。上半身が密着したまま今度は足を絡めてきた。四肢のカバーは厚みを感じさせないくせに色と同じラバー素材のようなツルっとした表面をしている。
「もっと興奮してください。でないとこちらのおチンポ様を綺麗に出来ません」
 何度か上下に移動すると片手を股間へもっていく。泡を含んだ手に淫嚢を擦られる。指が膣内をかき回すようにさわさわとしなる。
「十分勃起してるよ」
「そのようですね。私も実感しました。マスターのおチンポ様が元気でなによりです。私としてはこのまま、おっぱいがいいと考えますが、お口でも可能です。いかがしますか」
 浴槽に浸かりながら口でするというのがよくわからない。しかし面白そうでもある。ルサリィに「口で」といった。
「了解しました……では」
 そういってルサリィは泡風呂のなかに潜った。浴槽には泡がふんだんに盛り付けられて表面からはカズマ以外見えない。なにかが動いているのを波で感じる事しか出来なかった。
「ルサリィ? おい、ルサおうっ!?」
 素頓狂な声をだしてしまった。泡風呂の中、両足を抱えるようにされペニスを頬張られたのだ。それも泡風呂の湯を口内に溜め込んでいるらしく粘膜と湯による混合壷だった。
「おっぱいもいいけどこれもいいなぁ」
 天井を見上げつつ、そんなことを呟く。全身からよけいな力が抜けていく。
 ピピピッ……ピピピッ……。
 風呂場の設定装置が鳴った。とくに異常はない。音は電話の着信音であった。
「誰?」
 カズマの呼びかけに通話モードに切り替わる。
「スオウよ、カズマくん元気にしてる?」
 ルサリィの設計者だった。泡風呂の中でルサリィが動きを止めた。
「お久し振りです、スオウ博士」
「お久し振り。あれ……映像が出ないんだけど、どこにいるの?」
「すいません、お風呂入ってて……」
「ふ~ん。私は気にしないからいいわよ。繋いでいい?」
 泡風呂の中でルサリィは反応しなかった。さすがにこの状況を見られるのは恥ずかしかったが、泡のせいでほとんど見えない。
「どうしたの?」
「い、いえ……それじゃ」
 映像に切り替える。ディスプレイが眼前に浮かぶ。研究施設を背後にしたスオウ・ミカの映像が映っていた。
「本当にお風呂に入ってたのね。もしかしたらルサリィとエッチしてたのかと思ったわ」
「そんな、まさか……」
「べつにいいじゃない。彼女の具合、どう?」
 どう答えるべきか迷って「いいですよ」と端的に答える。
「そう。で、ルサリィは?」
「彼女なら今……」
 まさか現在風呂の中でペニスを咥えてますとはいえない。するともう1つディスプレイが出現した。
「スオウ博士、どうかされましたか?」
 ルサリィだった。彼女は動いていない。ペニスは現在も彼女の口内にある。
「あらルサリィ、あなた今どこにいるの?」
「整備ポッドの中です。スオウ博士から連絡があったので通話モードを起動させて対応しています」
「ふ~ん……そう。でもルサリィは整備ポッドでカズマくんはお風呂。ふむふむ、調子はいいみたいね。順調に慣れてきているみたいだし」
「私たちの関係は極めて良好です。問題などありません」
 ルサリィはクールな表情で映っている。
「それでスオウ博士、何の用ですか? ちょっと恥ずかしいんで」
「カズマくん、明日の夜、こっちに来なさい」
「こっちって……ルーマニアですか?」
「本社でパーティやるのよ。ほら去年もしたでしょ、年末パーティ。お偉いさんばっかり集まるあれ。今年はカズマくんが成人したからみんな張り切ってるのよ」
「わかりました。でもヘリは?」
「もう向かってるわ。護衛も数人……でもルサリィも銃を持っておいてね、一応」
「了解しました、スオウ博士。マスターは私がお守りします」
「主武装はこっちにあるから無理しないでいいわよ……じゃあね、エッチなルサリィ」
 ディスプレイが消える瞬間、にやっとしてスオウ・ミカはいった。ディスプレイ越しに目を合わせるカズマとルサリィ。
「どうやらバレていたようですね。しかし私だけがエッチといわれるのはどうなのでしょうか」
「さ、さぁ……どうかな」
 口に咥えたままだった。どうやって喋っているのか。ディスプレイは消えなかった。
「このままマスターとおしゃぶり……ではなくおしゃべりしながらというのも」
「いいね。頼むよ」
 口の中で舌が伸びてきた。亀頭に絡みつき、繊細な動きで汚れを舐め取っていく。
「おチンポさまの汚れがひどいですね。私の愛液と精液が混ざってしまっています」
「ルサリィはエッチだからね」
「マスターがそういうのならそうなのかもしれません。なにせ私はマスターとのセックスが大好きですから」
「俺も大好きだよ。ルサリィのオマンコ、ピッタリなんだから」
「すでにマスターの感情は確認済みです。私の恥ずかしい姿を見てもそう言ってくださるのですから」
 随分と気にしているようだった。
 口内で蠢く舌が汚れを取るとようやく解放となった。泡風呂から顔を出すとまた身体を密着させる。面積のない水着は剥がれ浮かんでいた。乳房は丸出しでペニスは膝の上にある。
「また射精しますか?」の問いに「当然でしょ」といった。
 ルサリィが跨り膣内へ納まる。セックスではない繋がりだった。舌を絡め互いの心と身体を抱き寄せる。孤独が消え彼女との甘い一時を味わう。この世の天国のなか、カズマはゆるやかな射精をした。
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2013-01-24 : 小説 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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プロフィール

之ち

Author:之ち
之ち(ユキチ)

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