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第14話 イェレ 吸精するアンドロイド

 興奮と期待がスーツに湿りを与えている。イェレのボディスーツは革のような光沢色だ。生地も革に似ており、ツルツルと滑る。戦闘用のスーツとして一級品だが今は、女の色気を助長させる下着そのものであった。
 股間の部分を覆うスーツの端から透明の液が漏れていた。
「こいつはあたしの感情とは違うぞ、期待などしていない」
「そうなの? じゃあプログラムで漏れてるとか」
「そうだ。セックスをするのに必要だろ。それとも濡れていない膣に挿入するような外道なのか、マスターは」
 首を振って否定する。
 スーツの端から漏れている愛液をすくうと一口舐めた。
「お、おい! なにをする、恥ずかしいだろうがっ!」
 顔を真っ赤にさせて怒鳴る。
「これって媚薬だよね」
「そうだ! 男を欲情させるためのものだ……って、そうじゃなくてだな!」
「挿入したいな、イェレのオマンコに」
「あたしの話を聞け!」
 イェレの言葉に耳を傾ける事はしなかった。再びベッドに寝転び天井を見る。無防備に自分を晒す。
「ったく……いいだろう。マスターのチンポをあたしのモノにしてやる」
 自分勝手なマスターだがイェレは跨った媚薬愛液の零れてくる股間部分をずらして性器をさらけだす。
 気の強い言葉や淫靡な外見を持つイェレだが、そこだけは赤子のように可愛らしい桜色の肉膜だった。薄く小刻みに震えるような蕾の間から愛液が漏れている。
 カズマはこれから味わう秘肉の様子を窺って笑った。
「可愛いオマンコだね」
「使い古した中古がいいのか?」
「そうじゃないよ、イェレは可愛いって思っただけ」
「そうか、可愛いか。だがその言葉は今は褒め言葉にならないぞ」
 嬉しいようには見えなかった。
 さらけ出した割れ目でペニスを倒すようにして身体を近づける。愛液が肉竿の熱さに蕩けて溜まっていた愛液が流れだす。竿を伝って陰嚢までもが媚薬の効果で強く奮い立つ。
 近付いてくる顔はキスする手前で止まった。銀髪が胸や肩に垂れてきてくすぐってくる。
「こういう時はエッチだとか、セクシーだっていうのが褒め言葉だ。違うか?」
「うーん……そっか」
 ちょっと悩みつつ、彼女の瞳をみる。
「……そうだ」
 短い返事が返ってくる。その後、だんまりになった。
 肉竿と膣膜が抱き合っているのにどこかぎこちない。もどかしい空気が流れ、先にイェレが視線を反らした。
「……なにか、いえ」
「セクシーなイェレのオマンコにチンポ、突っ込みたい」
 顔が遠ざかっていく。イェレが背を縦にした。
「口の利き方はあとで教えてやる。いまはあたしもセックスがしたいから不問だ」
 彼女の腰が動く。膣膜に挟まれた肉竿が撫でられる。愛液が亀頭から根元まで塗りだくられた。イェレがふっと笑う。準備が出来たらしい。腰を一度浮かせて肉竿を手にした。
 添えられた手のグローブの感触にどきりとした。くしゃっとした革特有の硬さがある。イェレの気の強い口調と同じで刺さるような痛みがある。
「さすがに、緊張するな……」
「アンドロイドでも?」
「マスターはなにか誤解してるようだが、アンドロイドでも感情はあるぞ。プログラムによって作られた情だが人間と同じだ」
 ルサリィがそうであるように、イェレもまた1人も女。
「そう、だね。うん、そうだ」
「だろぉ、だからはじめてのセックスは緊張するんだ。あたしの処女をお前にやるんだからなっ!」
 腰が落ちる。
 手を添えていた肉棒の先端が蕾を開いてく。外気に触れていないまっさらな膣が花開く。大陰唇が内側にめり込んでいくとイェレは苦悶の表情を浮かべた。
「痛いの?」
 カズマがいった。銀色の髪が揺れ、否定する。声を出すことはなかった。腰骨がぷるぷると震えだしていた。
「感じているんだね、イェレ」
「い、いうなっ! はぁん! これが、チンポ……マスターのチンポかぁ……」
 ゆっくりと牝の花を割っていく。ルサリィの出会いから何度も経験した女の膣。馴れたもので射精まではまだ遠い。とびっきりキツいイェレの膣内を味わうだけの余裕もある。
「はいってくる……んぅ! き、亀頭がぜんぶ……はいってぇ、広がるぅぅ……」
「そうだよ、イェレのぐっちょり濡れたオマンコが喜んでるんだ」
「オマンコが喜ぶか……それもいいなぁ……んんっ!! フッ、もうじき竿も入るぞ……エッチな事ばかり考えているマスターの、はしたないチンポはあたしの新品マンコでイクんだ」
「ああ、そうさせてもらう」
 竿が膣肉に抱きしめられた。はじめての使用でまだ圧力の強い洞窟は窮屈だった。まだヒダの感触もおぼつかない。
「よ、よし……もう少しだ……そしたら、フッ、あたしが動いてやる」
 根元まで包み込まれた。ぴったりと肌がくっつき、愛液の粘りを互いの肌にすりつける。その拍子に淫核が姿を現した。花びらと同じで小さなぽっちり豆みたいだった。
「動くぞ、覚悟しろ」
 膣奥まで挿入してまだ数秒。なのにイェレは腰を動かした。挿入の余韻を感じるまでもなく膣壁がうねりだした。
 徹底的に男に媚びる膣内にカズマは翻弄される。
「どうだ、あたしのオマンコは……ああっ、聞くまでもないか。マスターが気持ちいいってのはよくわかる!」
 膣内でペニスが固まっていた。亀頭からカリの裏側まで鋼鉄のように硬直している。膣からの感度と媚薬で滾っていた。
「き、気持ちいいよ……イェレ」
 自然と彼女の腰へ手が伸びる。撫でるように動く腰と尻の間に指を這わせた。冷たいボディースーツの隙間、彼女のボディは熱く火照っている。尻肉の弾力を味わいつつ、カズマも腰を動かし始めた。
「そ、そんなにいいのか? よし! いいぞ、あたしの処女だ、きちんと味わえ!」
 ヘッドギアが発光していた。感じているのは確かだった。
 膣から垂れてくるよだれがベッドを濡らす。
「ほらぁ、どうだマスター。おちんちん、びくびくってしてるぞ」
 髪の乱れが激しくなる。ヘッドギアの発光も強くなっている。膣壁は完全に男を喜ばせるようにうねるようになった。
「このまま射精させてやるっ」
 彼女は感じているはずだった。だが感情の昂ぶりはその声から感じられなかった。
 腰の動きが速くなる。
「ほらほらっ、もうすぐだな、イクんだろ? マスターのイク顔を見せてくれ」
 背を倒す。身体が近付いてくる。腰の動きだけは正確に刺激を加えてきてカズマは辛抱できなくなった。
 腰においていた手が強く食い込んでいく。
「射精するんだな、よし、いいぞ、あたしが受け取ってやる。ただし、イェレのオマンコに射精させてくださいっていうんだ!」
「えっ!?」
「フンっ! まだまだ半人前のマスターに射精させてやるんだ。これぐらい言ってもらわないとな」
 自分は感じていないといいたいらしい。確かにヘッドギアの発光具合はまだ半分といったところ、しかも挿入している膣は確かに気持ちいい。もう射精する寸前だ。
「いわないなら、膣内射精は無しだ」
「わかったよ、イェレ、射精させてくれ!」
「違うぞ、させてください、だ」
 勝ち誇った顔でそういった。もうあと少しで射精というところで腰が動きを止めた。
 むず痒く、どうしようもない混濁した情念がペニスのなかでもがいている。
「イェレ、射精させてください!」
 堪らずいった。
「了解した、射精させてやる」
 腰が動き出す。また膣がうねりだし、ペニスはあっという間に限界を向かえた。
 カリの裏側をごっそり削られるような感覚に負け、膣内に射精した。
 腰が止まり射精を受け取るイェレ。膣内を汚していく精液に恍惚としたあと、カズマの胸に手を置いた。
「これから、マスターのチンポはあたしが調教してやる。いいな、あたしの物だ」
 全身が汗で濡れていた。ひたすら耐えるようなセックスにカズマは放心し、ペニスを尖らせている。媚薬で勃起させられたペニスはまだ戦闘態勢をとったままだ。イェレは再び腰を動かし始めた。
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2013-01-24 : 小説 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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之ち

Author:之ち
之ち(ユキチ)

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