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第15話 イェレ 手も足も尻も……

 パーティの日、ルサリィの回復をはじめてから2日が経った。カズマはイェレとともに帰国しドーム型の居住区へやってきた。
 身の回りの世話はすべてイェレがしている。戦闘服でもあるボディスーツ姿で料理をする彼女はどこかおかしかったが上下関係は彼女の方が上だった。
 日課である勉強を終えた後、寝室にいく。すでにイェレはベッドを占拠しており、淫靡な香しさを放っている。純粋な男を性に招く淫魔の如く黒のスーツと銀の髪が輝いていた。
「またか、まったく堪え性のないマスターだな。どれ……あたしが管理してやろう」
「頼むよ」
 妖しい淫魔に誘われてカズマはベッドにあがる。自分のベッドだというのにまるでイェレの世界。銀髪から漏れている赤い粒子が染め上げる部屋はもはや淫らな世界でしかない。ズボンを降ろして彼女にみせる。
「フッ……勃起して……あたしを犯したいのか? でもダメだ。テクニックのないマスターではあたしをイかせられないからな。だから手か足でしてやる。どっちがいい?」
 長い脚を持ち上げる。細く、丸みも薄く、足裏は尖りの強いハイヒール。そして腕を伸ばす。アームカバーはエナメル質の輝きとともに丸みを帯びた指先を魅せる。そっと撫でられればきっと電流が走ったような感触を味わえるだろう。
「手……」
「手か? この手でシコシコして欲しいのか? いいだろう。そのあとに足でも搾り取ってやる」
 イェレとの認証が現在の関係を作り上げていた。あの一度以降、イェレの性器に挿入していない。毎回が手か足か胸……それか尻だ。だが尻といっても挿入ではなく尻肉に挟まれて擦られるだけである。
 勃起した肉棒をイェレはカズマの希望通りに手を伸ばしていく。
 熱く腫れあがった肉棒の感触を指先で弾くように味わう。ここ数日の性行為で得た愛液の効果がまだ残っている。精子の有無に関わらず、根元から硬くなっていた。
「いったい何度射精すれば気が済むんだ。マスターのおちんちんは……金玉もかなり重いぞ」
 四つん這いになって近付く。眼下で動く彼女の腕が肩まで上ってくる。ぐっと押されてベッドへ横になった。
「無様な格好だがお似合いだ……さぁ、いつものように手でしてやる。力を抜け」
 だらりと足をまげて股間を晒す。イェレに急所を預けると太ももの内側に指が這ってきた。さっきのペニスへ与えられた感触が恋しくなる。
「なんだぁ、切なそうにして……まずはゆっくりだ……それとも我慢できないのか?」
「できないよ、イェレの手でしてほしいんだ」
「マスターがそういうならやぶさかではないな」
 太ももの内肉から肌を擦るように移動する。肉がそそり立つ塔の入り口へとやってくると陰毛を掻き分けた。竿を昇り右手が絡みついた。
「熱いなぁ……マグマのようだ。あたしの手が火傷してしまうぞ」
 するはずがない。イェレは嘲笑するように微笑んで竿を上下に擦る。力を加えず緩やかな動きを与えるだけだ。
「これがオマンコのなかに入ったときを思い出すと子宮が疼く……なぁ、マスターもそうだろう? あのときのマスターは可愛かったからな」
「可愛いかどうかはべつにしてよかったよ」
「重要さ、あたしのような美女にとってはな」
 竿への奉仕が一定のリズムをとる。感情が昂ぶってくると今度は左手が陰嚢へ伸びてくる。手のひらで皿を作って持ち上げた。
「やはり重いなぁ。力強く女を一回で孕ませられる凶悪な精子が溜まっているぞ」
「わかるの?」
「ここでな。マスターのDNAだけじゃない。健康状態も確認済みだ」
「ルサリィと同じだね」
「……そうだ。あのルサリィと同じだ」
 どこか機嫌を悪くしたのか目をそらした。指の動きはそのままだった。
「だがな、ルサリィとあたしは違うぞ。マスターへの奉仕レベルはあたしのほうが上だ。そうだろう、だってこんなにもおちんちんは勃起しているんだからな。ほうら、びくッとしたぞ」
 どちらが上か決められない。2人とも与えてくれる奉仕は極上なのだから。
「少し、強くしてやる」
 陰嚢を持ち上げた指が揉むように動き出す。二つの玉が水の中で泳がされる。
 竿を擦っていた指はさらに登って亀頭へ絡みついた。鈴口を押さえてカリの裏側を親指で押さえつけてくる。
 尻にまで響いてくる官能の刺激に腰全体がひくついた。
「先走り汁も垂れてきたな……そんなに気持ちいいか?」
「ああ、最高だよ」
「もっと感じさせてやるぞ……だが射精はさせてやらない。次は足でシゴいてやる」
 溢れ出した先走り汁を亀頭に塗していく。イェレの指先も光を反射させるように輝いて妖艶さに磨きがかかる。粘液がすべりを滑らかにしていく。
 ペニスは微弱な刺激を何度も与えられる。亀頭への愛撫は力を増したとはいえ、射精には程遠い。
「期待したな……顔に出てるぞ」
「そ、そう?」
「とぼけるな」
 すっとイェレが近付く。指は動いたまま、背筋がなめらかにカーブを描いた。這い寄ってくる淫魔の瞳にカズマが映った。
「いったろ、マスターの健康状態はここでわかると」
 ヘッドギアは弱い光を灯している。
「だからマスターがあたしの足にときめいた瞬間を見逃さない」
 妖しく微笑む。少しでもなにか気にすればすぐさま彼女に知られてしまう。密着しそうなほど近付いてきたイェレに心臓が高鳴っている今でさえ、彼女のヘッドギアは捉えている筈。
「身体をくっつけるのが好きなんだよな、マスターは」
 それみたことか、という具合に陰嚢をまさぐっていた手が離れ、肩に回ってくる。右太ももに尻を置くようにするとその柔らかさも伝わって来る。なにより、胸のふくらみが胸板に寄りかかってくる。
「やっぱりな……おちんちんがもっとといっているぞ……」
 耳元で囁かれる。くすぐったく感じるがそれ以上に頭の中で響く。耳が性感帯になったようだった。
 完全に見透かされている。イェレは身体を押し付けてくる。極薄のスーツ下から淫らな香りが漂ってくる。
「さぁ、こんどは足だ……可愛がってやるぞ……」
 首筋にキス。熱く力の篭もった唇は赤いマークを残した。
 くるりと身体を翻らせるとわざと剥き出しになっているヒップラインを見せつける。髪で隠すようにして対面した。膝を曲げて立てると更なる興奮を求める肉棒へ足の底をつけた。
「痛いか?」
「いや……痛くないよ。それどころか冷たくで、硬くて、気持ちいい」
「そうか」ニヤッと笑うと力を込める。「せっかくのハイヒールだ、痛いのも味だと思って受け取れ」
 竿の裏筋と陰嚢を突付いてくる。ハイヒールのかかとに金玉を転がされる。硬いかかとは痛く感じたが徐々に慣れてしまう。イェレの余裕ぶった表情を見ると腰が感電してしまう。
「その表情だ。あたしの足で感じている無様な表情……好きだぞ、ぞくぞくする」
 つま先は尖っている。イェレはカズマの竿を突っついては撫でる。痛みと癒しを交互に与えてほくそ笑む。
「いい感じに興奮しているな、しかしこれでは射精できない……だろ? だがこれはどうだ」
 つま先から太ももまでを包むカバーの拘束が解ける。ハイヒールも足から離れて落ちた。カバーを脱ぐと褐色の素足がまろびでた。鮮やかな曲線を描いてカズマの顔を踏んだ。
「これがあたしの足だ。確か初めてだな、見せるのは……どうだ、踏まれるのは」
 ほんのりと熱のこもった足裏に鼻から頬まで撫でられる。
「い、いいよ。でも」
「そうだな、顔ではなくこっちを踏まなければな」
 足が下りていく。顎をはじき、首を伝い腹へといく。くすぐるように足指で撫でられる。統率の取れた爪は艶やかで時折り肌を引っ掻く。痛みではなく、傷をつけることもない。擦るという感触を伝えるだけだ。
「おちんちんがビクビクしているぞ。そんなに足が好きなのか」
 爪と足指の感触に反応してしまう。浮きそうになる腰を押さえて足の動きを見る。
「ほうら、ご褒美の足だ……イェレの足だぞ、可愛がってやる」
 亀頭にかぶせる。指の間で挟むようにして、握ってくる。硬いはずの亀頭が曲がっていくようだった。
「まだまだっ竿をシコってやる」
 唇を一舐めしてから足を下げる。指は竿を完璧に捉えていた。
 親指と人差し指の間に竿を挟まれる。足でも動きに差はない。上下にゆっくりと動き出す。立った一本の足で翻弄される。まるでマッサージされているようだった。
「こっちの足を忘れるな」
 片方の遊んでいた足が尻を撫でてきた。ペニスと尻の間を指で押してくる。それが気持ちいい。自分で触った事がなかったからとくに感じてしまうのだろうか。
「おうおう感じてまぁ……このまま、足で射精させてやろうか」
「頼むよ、イェレの足でイかせてくれ」
「了解だ、マスター」
 上下への擦りが強くなる。さらに亀頭へ移動した足もぐにゅぐにゅと押し付けてくる。手の指よりも短く太い指が圧迫してくる。
「ほうら、足でシコシコぉ~シコシコぉ~、マスターのおちんちんはいつまで持つかな」
 遊ばれている。イェレは性奉仕よりもペニスで遊んでいるといったほうがいい。けれど抗う事が出来ず、ペニスは射精へのカウントダウンをはじめてしまう。
「ほうらっ、カリ裏も踏んでやる。射精しろ、漏らすようにな。そしたら尻でもしてやるよ」
 蠢いている足の奥、隙ができると見えるそこには付け根がある。丸みを帯びた巨尻はベッドのシーツに埋もれようとしている。
 尻の感触は知っている。レオタード状のボディスーツで包まれた尻はTバックのようになっていて尻の形を出している。たっぷりと大きく調整された半球体の尻肉はペニスを挟むには最適だ。さらに尻の間を隠すスーツの生地が亀頭を撫でてくれる。
 イェレは膣内でなくても奉仕できる。
「期待したな、目がいやらしいぞ」
 いやらしい期待にこたえてくれる。見ろとばかりに股が開かれた。貞操帯びのような股間部分が射精へ導いてくれた。
「でるんだな、いいぞ、ぶちまけろ」
 最後の瞬間を狙っていた。イェレは射精の勢いを強くするために陰嚢を蹴った。優しくこつんとする程度だったが限界に張り詰めていたせいでカズマは腰を跳ねた。
「くぅっ!!」
 苦悶の表情とともに射精した精液はイェレのほうへと向かって飛翔する。散らばらずホースから飛び出す水野如く、褐色の肌へ飛び移る。
「なかなかの勢いだったな」
 腹に付着した白濁液をすくうと口に運ぶ。
「精液の味も……まずまずだ。いやらしいマスターの子種汁だからな、当然か」
「イ、イェレ……その……」
「まったく射精したばかりだというのにもおうおねだりか? 焦るな」
 息を整えようとするカズマを押し倒す。イェレは身体に降り注いだ白濁液をすくって今度は股間へすりつけた。
「約束したからな、今度はあたしの尻でシゴいてやる。マスターの大好きな尻コキだ」
 白濁液を尻の谷間にも塗りだくる。ヘッドギアが発光していた。彼女も感じているのがわかった。
 カズマは横になったままイェレを見る。腰の上に跨った彼女は背を向ける。
「さぁ……はじめるぞ……」
 銀色の髪が揺れる。赤い粒子は最初の頃よりも量が多く、彼女の感覚が反応していることを伝えていた。
 尻肉にペニスが挟まれる。足の指とは比べ物にならないほど柔らかい。硬い部分はなく、スーツの生地で擦られる。
「どうだ、自分の射精した精液をローション代わりにされるのは」
「どうって気持ちいいってことしかわからないよ」
「そうかそうか、そりゃよかった。ならサービスだ。あたしのラヴジュースもかけてやる」
 スーツ越しの股間から垂れてくる愛液。媚薬効果を含んだその液がペニス全体に絡み付いてくる。
「ねっとりとしていいだろぉ」
「ああ、イェレのお尻、いいよ」
 振り向いたイェレは笑っていた。文字通りカズマを尻に敷いて微笑む。
 腰が折れるのではと心配になるほど曲がる。腰の上でイェレがダンスでもしているようだった。
「フフッ、堪え性のないマスターは二度目の射精をするのか?」
 まだはじまったばかりだったがペニスはすでに射精のタイミングを窺っている。イェレは何もかも見透かしていた。
「いいかな?」
「遠慮するな、マスターは好きなときに射精しろ」
「わかったよ」
 手を触れる必要もない。イェレの尻が動くのを見ているだけで射精できる。カズマはリラックスして体の力を抜く。褐色の肌を汚したいという牡の本能だけになる。
「んっ、んっ! イクんだな! マスター、二度目の射精だな、ほうら」
 また尻が揺れる。お餅のような弾力が形を崩さず、震えていた。
 尻圧で押しつぶされそうななか、カズマは二度目の射精に至った。
「あンっ!? こ、こらぁ、どこに射精してる!」
「えっ!?」
 驚いたのはイェレだった。どこに向かっても何もない。カズマはただ射精しただけだった。
「まさか……尻穴に向かってぶっかけるとは思いもしなかったぞ……」
 ヘッドギアが発光していた。それもこれまでよりずっと強く。
「ごめん、もしかして危なかった?」
 イェレの機能に障害が発生するかと心配した。身体を起こし、彼女の肩を抱く。
「心配ない! ただ、ちょっとびっくりしたんだ」
「そ、そうか……よかったよ」
「心配してくれるのか?」
「当たり前だろ。イェレだって俺の大事な……女の子なんだから……」
 少し、照れくさかった。言った本人が顔を赤く染めて俯く。
「女の子か……まったくマスターはバカだなぁ!」
 言い飛ばすとイェレは立ち上がった。下半身は精液でべっとりとしていた。
「あたしはこれからシャワーを浴びてくる。のぞくなよ、バカマスター」
「覗かないよっ!」
 フッと笑って寝室を出て行く。カズマは彼女の揺れる腰をじっとみつめていた。
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之ち

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