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第18話 イェレ 先約があるんだ

 1つのベッドには多すぎる質量が熱を帯びて1つとなっていた。
 3人の身体が絡み合う。暴れるようなことはない。指が必ず誰かの身体を掴んでいて、足がもつれるほどに絡み付いていた。せっかくのドレスもボディスーツも関係なく、しわができるのもお構いなく互いを求める。
「マスターの熱を感じます」
 ルサリィが頬を赤くしていた。以前より、感情が溢れているように思えた。
 カズマは彼女の後頭部を優しくそっと撫でる。そこは彼女の敏感な部分。撫でられたルサリィはくすぐったそうに身体を震わせる。
「こっちもちゃんとしろ、バカマスター」
 銀髪が首筋をくすぐってきた。ルサリィへ向けていた目を奪われる。イェレが胸の谷間を押し付けてきていた。
 空いている腕を彼女の腰へとあてる。山なりになっている尻のラインを味わいつつ、彼女の敏感な部分へと向かう。
「こらっ! まだだ……あたしのお尻はそう簡単にはっ」
 息が荒い。ヘッドギアの発光は弱いが間違いなく感じている。
「マスター、私の胸も触ってください」
「おい、あたしのマスターだ。取るんじゃない」
 ルサリィが求めれば、今度はイェレが求めてくる。カズマは両手をどんなにもがいても2人を同時に愛せそうにない。それほどの力も方法も知らない。それを知ってか知らずか、2人は貪欲に求めてくる。
「2人ともっ」
 声をかけるもルサリィに引き寄せられた。
「こちらへどうぞ」
 白いドレスの谷間に顔が挟まる。鼻先にルサリィの匂いと熱がやってくる。
 すると今度は反対方向から同じ柔らかな物体がやってくる。
「あたしがお前に遅れをとるはずがないだろう。ほうら、マスターの大好きなおっぱいだ」
 顔だけでなく頭全体が包まれる。4つの水密桃が奏でる肉の四重奏に股間では牡の本能が限界に向かっていた。
 むせ返る一歩手前まで濃密な女の匂い。性を直接、刺激してくる2人にカズマは服を脱ぎだす。まだ自分が服を着ていたことがおかしいぐらいだった。もっと地肌で彼女達を手にしたかった。
「お手伝いします、マスター」
「脱ぎたいのか、だったらひん剥いてやる」
 シャツのボタンは次から次へと外される。ほぼ一瞬で胸板が露出し上半身は剥かれてしまう。窮屈になってしまった股間を解放させようとしたのは背後から指を伸ばしてきたイェレだった。
「勃起させやがって……そんなに挿入したいのか?」
 乳房に包まれながら唸った。声は言葉になっていなかったが2人は意図を汲み取っていた。
「ケダモノだな、バカマスターは」
「マスターのご意志を尊重します。さぁ、今度は私を脱がせてください」
 カズマの手を取るとドレスのスカートへと招いた。指先にショーツのゴムバンドが当たる。ひっかけることさえ、ルサリィがしてくれる。あとは手を動かすだけで、尻からずり下がり彼女の恥部がまろびでる。
「おい、ちょっと待て!」
 まだ手を動かしていなかった。止めたのはイェレだ。彼女の手が手首を掴んで固定させている。
「どうかしましたか、イェレ」
「まるで自分がマスターとセックスするみたいに言ってないか?」
「そのつもりです。マスターの性的興奮も高まっているので処理しなければなりません」
「それはそうだ。このバカマスターは『今日』の朝から『あたし』とずっといろいろとやったんだ。お前が知らない事もだ。勃起して、射精して、だがな、挿入はさせてない」
「災難でしたね、マスター」
 ルサリィが頭を撫でた。
「こらっ、話を聞け」
「聞いてますのでどうぞ」
 目はカズマに向いていた。
「くっ……あのなぁ、さっき風呂場でこいつはあたしの……お尻の……敏感な部分を当てたわけだ。ねっとりスケベな指使いで!」
 ルサリィはイェレを見た。じっと感情のない瞳を向ける。
「あたしのボディがどういう状況にあるか、お前ならわかるな」
 ルサリィの額に収納されていたギアが可動する。円形の巨大センサーがイェレを観る。
 褐色の肌のその奥、風呂場での絶頂がまだくすぶっている。センサーがそのくすぶりを感知した。
「で、だ。お前はまだ帰って来たばかりで馴染んでいない。ここは先をあたしに譲るべきだと思うんだがどうだ」
 ヘッドギアを元に戻す。
「なるほどイェレは発情しているのですね」
「なっ……あ、ああ、そういうことだ! だから譲れ!」
 身体をカズマから放した。圧迫されていた顔に自由がやってきたがルサリィはそれ以上離れなかった。
「マスターに問います。先に私とイェレ、どちらとセックスがしたいですか?」
「あたしだよなっ」
 ぎゅっと背中に抱きつくイェレ。強めの包容で密着する。ルサリィの表情はまたいつもの冷静さを取り戻していた。
「ごめんね、ルサリィ。先にイェレとするって思ってたんだ。だから今回は、イェレを」
「さすがだっ、マスター。ちゃんと決めるじゃないか」
「かしこまりました。では私はいかがいたしましょう」
 イェレを選択したからといってもルサリィを諦めるわけではない。カズマには考えがあった。
「一緒にイェレを感じさせてあげよう」
「なっ、なにぃ!?」
「それは良い考えだと判断します」
 2人を同時に責めるのは無理。特にがっついてくる相手であればなおさらだ。
 なら、どちらか1人を責めれば良い。空いた1人が加われば確実に感じさせる事ができると考えた。
 イェレはベッドの上で1人になった。カズマが上に乗っかるとルサリィが寄り添う。伸びてくる腕の進行を食い止められず、彼女の黒い肌は白い腕に蹂躙され始めた。
「こ、こらッ! 卑怯だぞ」
 突然、攻められる側になるとイェレは慌てた。
「なにがですか? イェレの乳房を、いえ、全身を感じさせようとしているだけですよ」
「そうだよ。それとも恐いのかい?」
 ルサリィの手がボディスーツを溶かすように撫でまわし、乳房を揉む。同じアンドロイド同士、どうすれば感じるのか完璧に把握している。乳房はプリンのように揺れて踊る。
「恐いわけがないだろう」
 強がりにみえる。あきらかに動揺していた。
 カズマが股間へと手を伸ばす。ボディスーツの切れ端から指を差込み、感度を探る。
「なかなか、情熱的な動きをするな。なにもいわずそこを触るなんて」
 口ではそう言いつつも女の部分は熱く濡れている。風呂場での一件がまだ冷めていない。ほんのりと情熱が滾っている。
「オレがこっちをするからルサリィは胸をお願い」
「かしこまりました、マスター」
 遠慮なくボディスーツの上から乳房を撫でる。カズマは指先をイェレの股間にそっと触れてつつ、ルサリィの手を見た。
 女性同士の愛撫というものをはじめて目にする。細い指が優しく触れていた。肌の先端だけを掠めるような繊細なタッチだ。自分がするような荒い揉み方じゃない。
 下側から登っていくとスーツ越しに乳首を弾いた。
「おいっ! やめぇ……もっと、上品に触れよ」
「イェレが感じるように触っているのですが、気持ちよくありませんか?」
 顔を横にして黙った。
「だめだよイェレ。答えて」
 マスターからの命令で向きを直す。
「気持ち良いに決まってるだろ……こいつは、ルサリィはあたしの感じる部分を全部知ってるんだからな」
「そうなの?」
「はい。我々アンドロイドは互いのデータを共有していますから。イェレの敏感な部分や各部分の性的反応は理解しています」
「あたしだってルサリィの感じる部分は理解してるってわけさ」
 そのとき、カズマの頭に面白いことがひらめいた。2人が互いのデータを持っているのならこれからのことにもっと役立つ方法がある。
「なるほど」
「なんだ、その顔は」
「マスター、顔がいやらしいです」
 2人が怪訝な表情でみつめてくる。そんなにいやらしい顔をしていたか。
「いや、ちょっとね。互いのデータがあってどうすれば感じるのか知ってるんでしょ。だったら2人がシてるところを観てればオレももっと2人を感じさせられるようになるかなって思っただけだよ」
 単純にそう思っただけだった。
「「ッッ!?」」
 ルサリィの感じる部分、イェレの感じる部分、この2点を直に見ることができる。それも手取り足取り教えてもらうように。なら練習すれば2人を今以上に感じさせることも可能のはず。
「ほ、ほほう……マスターにしては、その、なんだ……頭がいいな……まさかそういう発想でくるとは思わなかったぞ」
「マスターは今のままでも十分、テクニックに問題はないかと思います。ですが……もしももっと私たちをアヘらせたいのですか?」
「うん!」
 元気よく声をあげた。
「だって2人ともメッチャ可愛いからね。それともイヤかな?」 
 2人が顔を見合わせる。カズマの提案はつまり、ルサリィをイェレが愛撫する。そして反対の行為を行なうということだ。イェレの反応を見る限り、抵抗がないわけではない。
 目で合図するのではなく、ヘッドギアの機能により繋がる。二人の意思疎通がカズマの見えないところで行なわれた。
「了解した。バカなマスターらしい、スケベで変態な行為だが、まぁ、勉強させてやる」
 イェレは生意気な口調でいう。
「かしこまりました、マスター。この身はマスターのものですが、イェレに触れさせます。きちんと私が感じる場所を見てください。でなければ効果がありません」
「わかってるじっくり見せてもらうよ。さぁ、まずはイェレからだ。ルサリィ、引き続き胸を触ってあげて」
「かしこまりました」
「さっそくか、んんっ! 突然やる気になったな……指の動きが違うぞ」
 フェザータッチはすでに終了していた。ボディスーツを乳房の外に引っ掛けるようにしてずらした。褐色の乳房がまろびでる。先端で幼女のもつようなピンク色の突起が硬くなっていた。
「マスターの命令です。イェレ、申しわけありませんが乳汁を搾らせて頂きます」
 ずらしたボディスーツが腋からぎゅっと乳房を挟んでいる。おかげで質量が増えたように盛り上がっていた。ルサリィは乳房の下側から指を差し入れると、乳首を立てるように握った。
「好きにしろっ……ほらっ、マスター、すけべな顔してないでちゃんとみろ」
「見てるよ」
 目が離せない。愛撫することも忘れて乳房の変化に釘付けになっていた。
 乳房を握った手が乳首に向かっていく。指先にピンクの突起を握るとさらにもう片方の手ではさみこむ。乳首から指を離さず、何度も下から上へと登っていく。破裂しそうな水密桃は次第に背中を浮かび上がらせていた。
「もうすぐ出ます。マスター、飲みますか?」
 唾が口内で満杯になっていた。飲み干してからうなずく。
「このエロマスター、あたしのおっぱいを飲むつもりかぁ……まぁいいか……お前だからな。飲ませなかったらぁ、なにをしてくるかわからないぃ……」
 乳首を持ち上げる指。カズマが吸い付きやすいように横掴みになる。ルサリィの指ごと吸い付いた。
「あひゃぁっ! んんぅくぅ……そんな、がっつくなぁ!」
 ルサリィの指使いは的確である。片方の乳房がカズマの口元に入るともう片方へと移動する。「こちらも」とばかりに攻め立てる。方法は同じだ。重力に逆らうよう、乳首に向かって握って絞る。
「あっ……嗚呼っ! おっぱいがぁ、あたしのおっぱいがぁ出ちゃうっ」
「そろそろですね」
 ヘッドギアが発光する。絶頂とは違う。機能の1つだ。ルサリィなら感じるかどうか関係なくマスターのために流す乳汁だがイェレは違う。我慢強く、恥ずかしがる。
「おっぱいがぁ! ルサリィに虐められてでちゃうっ! マスター! マスターっ!」
 身体を弓なりにして発射体勢となった。
 ぎゅっと全身を強張らせるが堪えることはできない。カズマはルサリィの弄っていたもう一方の乳房の先端も咥えた。口内に勃起した乳首が入り込み互いに擦れる。舌で舐めまわすと遂に乳汁が噴出した。
「あっ、ああっ! でひゃうぅ!! マスターの口の中でぇぇ! 飲まれる!!」
 口内に溢れ出すイェレの乳汁。母乳と同じ構造ではあるが中身は全くの別物。精力を活性化させる源だ。カズマは直接口から飲んでいく。
「飲んでやがる……この変態めぇ…………なあ、そんなにあたしのおっぱい、美味しいのか?」
 快楽の波に勝てず潮を吹かしたのとかわらない。彼女にとっては恥ずかしい代物だ。
 カズマはにやっと笑ってこういった。
「すっごく美味しいよ。もっと飲みたいくらいだ」
「そ、そうか、だったらもっと吸っていいぞ」
 顔を赤くして答えた。放心していた身体を戻し、手をカズマの後頭部にやる。乳房に迎えるように押し付ける。
「マスター、イェレはまだ満足していません。それにマスターも満足していないと判断します」
「今はあたしのおっぱいを吸ってるんだぞ。ちょっとは自重しろ。このスケベロボ」
 母親のように頭を撫でていたイェレが怒る。
「私はスケベロボなどではありません」
「散々セックスばっかりしてた奴がいうことかよ。知ってんだぞ、起動後からずっとイチャイチャしてたの。こっちは起動前からデータが流れ込んでたんだ」
「それが私の任務です」
 しれっと答えた。ルサリィは機械的に答えているだけだ。
「2人ともそこまで」
 乳房に吸い付いていたカズマが顔を上げて「オレは2人ともスケベだと思うよ」といった。
「なんだとっ!」
「それはいかがかと判断します」
 当然のように反論がくる。しかしカズマは怯まなかった。
「いいや、スケベだよ。ルサリィは一日中、オレを勃起させようとしてくるし、イェレはなんだかんだ言って密着してくるでしょ。オレのチンポを欲しがってるようにしか見えないよ」
 2人の表情が赤くなった。たとえ、プログラムであっても嘘ではない。自己の行為に違いはないのだ。あらためて行為を確認するとよくわかる。2人は目をそらしていた。
「さぁ、おっぱい飲んで元気になったところで次は本格的にイェレと愉しむからね。ほらっ、お尻をこっちに向けて」
「えっ! こ、こら乱暴にするんじゃないっ!」
 まるでミルクチョコレートのプリンとなったイェレの乳房が揺れた。上下を逆にされ、カズマのほうへと引きずられる。力なく、暴れる事もできなかったイェレはなすがままとなり尻を差し出すこととなった。
「こ、この格好はっ! おいっ! さすがにマスターとはいえ、恥ずかしいぞっ!」
 気付いてみれば四つん這いのようになっていた。首を持ち上げるため、腕で身体を支えるとそれこそ犬と同じ姿である。
「オレはイェレにピッタリだと思うよ。ねぇルサリィもそう思うよね」
 隣りでは冷ややかな瞳をイェレに向けていた。イェレのヘッドギアと違って発光具合は弱い。じっとイェレを見てからルサリィはうなずいた。
「はい。イェレの敏感な部分がお尻ですので、マスターの場所は最適だと判断します」
「だってさ」
「ちょっと、触るなぁ!」
 丸出しになっているお尻。その巨大な褐色団子を撫でまわす。右へ、左へ、どこからどこへ手を動かしても尻肉は盛り上がる。
「やらしい尻だよね。こういう格好ってオレを誘惑してるのかな?」
 ハイレグのボディスーツがさらに食い込んでいく。敏感な尻穴を隠すスーツの黒ラインが紐のようになる。
「これはぁ、戦闘用だから……仕方ないんだよ! ルサリィ、お前も言ってやれ」
「マスター、これは戦闘用です」
 こんな時にもジョークの通用しないルサリィはそのまま答えた。
「でも今は戦闘中じゃないよ。それにイェレはこの服しか持ってない。これはどうみてもねぇ」
 にやっと笑うとイェレが尻を振った。カズマの指が尻から太ももに移動したからだ。さらに動いて中心へと向かっていくとイェレの期待を煽る。するとルサリィが動いた。
「マスター、イェレのお尻攻略をお手伝いしますか?」
「頼む」
 四つん這いになっているイェレに手を伸ばす。もちろん、その先は尻だ。Tバックよりもさらに引き締まったお尻は臆病者のように震えていた。
「こ、このバカ! マスターやめさせろ! ルサリィが加減するとは思えなっヒィィ!」
 太ももをがっしりと固定させ、弱点である尻穴へ指を突き立てた。風呂場で聞いたあの可愛い声が寝室に響いた。
「やめっ! だめぇ! 動かすんじゃなひっ! よぉぉ……」
 強気な口調は崩さないが指1本で顔はくしゃくしゃになった。
 ぐりぐりと潰すような動きをはじめる。まずは、スーツの上からほじくるような動き。
「んやぁ……ああっ、だめだっていってるのにぃぃ! イヒィィ!」
 ヘッドギアが発光する。すでに点滅状態となっていた。乳房で潮を吹いたせいもあるだろう。だがルサリィの指が動くたびさらに光が強くなる。
「イェレのお尻の穴ですが、まずはこうやって外周から責めてください」
「スーツの上からでもいいの?」
「はい。衣服ではない、別の物体が動けば感じるようになっていますのでこのように」
 指をぐいっと押し込んだ。スーツにしわが出来た。
「あっぐぃぃ! ひぃゃぁぁ……感じちゃ……ぅぅ……」
 徐々に尻が持ち上がっていく。
「奥へ侵入しようとするだけで感じます。続いてですが、ある程度感じさせたらスーツをずらしてください。知っていると思いますがこのスーツは伸縮しますので簡単にずらせます」
 説明しながらボディスーツをずらした。尻と太ももの間にある脇でひっかける。弱点の尻穴が谷間の底にみえた。
「うっわぁ……もうびしょびしょだね」
 カズマが見たのは尻穴だけではない。前の穴も興奮で洪水状態だった。
「当たり前だろっ! こんなふうにされたら……なぁ、マスター! そろそろ、その……マスターのチンポ挿入してくれないか?」
「おねだりですか、イェレ」
「うるさいぞ! あたしはマスターの物だからな、お前に触られるのはあまり良い気分じゃないんだよ! なぁ、お願いだからぁ! チンポ挿入してぇ!」
 犬のように尻を振る。
「わかったよ、オレもチンポがヤバいし。でも、ルサリィ、イェレを一度お尻だけでイかせたい。どうすればいい?」
「バカかよ……」
 顔を伏せた。尻穴をほじくられたイェレはだらしない表情をしていただろう。見られたくないのが伝わって来る。ルサリィは尻の間をよく見えるように割った。
「それは簡単ですマスター。この状態であれば指を挿入してください」
「こうかな」
 風呂場と同じだ。指を1本挿入する。もっとも長い人差し指だ。
 浅い部分の粘膜が指の腹を押してくる。排出しようとする力が邪魔するが負けないように強く潜り込む。
「うぅ……はいって、きてるぅ……」
 伏せていた顔をあげた。
 指が全部入るのを確認してからルサリィは自分の指をカズマに見せた。まるで突っ込んでいる指への指示だった。
「こうやって波を作ってください。このとき、中から掻きだすように動かすのがポイントです」
 同じように動かす。指を包む温かな粘膜は抵抗力がなく、指は自由に動く。
 粘膜を擦り、掻きだす。その度にイェレが震えた。ヘッドギアの点滅発光が激しくなっていた。
「その調子です。もし手が動かせるのならクリトリスも同時に」
「わかった」
「バッ! そんらことしたっら! だめぇ! お尻だけならいいけどクリトリスはダメぇ!」
 イェレが叫んだがルサリィが押さえているので動けない。しかも大陰唇を開いて包皮も剥いてしまう。ルサリィはさぁどうぞという具合にカズマを導いた。
「だっめぇぇえええ!! ああっ、二箇所同時なんてっ! 気持ちよすぎるっ! ああっ、はぁん! クリトリスびりびりくる!」
「お尻はどう?」
「お、お尻!? 決まってるだろ! ぐにゅってなんるとぉぉ、イキそうなんだよ! 頼むから、もう一気にぃぃ!」
 尻に挿入している指をぐりぐりと回転させる。しかしこれで絶頂とは生温い。もっと激しい刺激を彼女に与えたい。カズマはそんな欲求にかられて、尻穴へ挿入していた指を増やした。
「にゃ、にゃにやってぇ……アヒィッ!! 2本っだな! 2本挿入してるなぁ!? だめだってぇ……そんらにしたら壊れちゃうぅ」
「壊れませんよ。さぁ、もう少しですマスター」
「解ってる」
 イェレは涙を流していた。どこか、プログラムが暴走しているのだろう。
 カズマは尻穴のなかを無慈悲にもかき回した。
「はぁ、ハァン! あひゃしのクリトリスと尻がぁ! 尻の穴がマスターの指でヒグ! ひぃっちゃうのぉぉおお!!」
 ぎゅっと尻が締まった。クリトリスの手前、膣口から透明の液が飛び散った。同時にヘッドギアの発光も限界となってイェレが絶頂を迎えたことを伝えた。
「お見事です、マスター」
「よし、今のうちに」
 股間の滾りも限界である。立ち上がりズボンも下着も脱いでしまう。随分と待っただけあり、血管が浮き出るほど勃起していた。
「ま、ますらぁぁ……」
 意識を取り戻したイェレが事態を飲み込めていないうちに、勃起したペニスを尻穴にあてがった。
「イェレ、挿入するね」
「挿入……ってなにを……いってぇ……ッッ!!」
 挿入への準備をさせないまま、突き入れる。オーガズムから戻ってきたばかりの挿入が再びイェレの性を揺らす。
「だっめぇ! マスター、の、チンポがぁぁ……お尻にぃはいってきてるぅぅ」
 痙攣したように腰が震えだす。彼女が受けている性の刺激は強い。すぐに二度目の絶頂へと登る。
「すっごいよ、イェレのお尻、ぎゅうぎゅうって締め付けてくる」
 挿入しているカズマも同じだった。
 はじめてのアナルの感触は膣とは違ってキツいぐらいだ。その割に内肉は粘膜が柔らかく窮屈でない。
「お尻、焼けるっ! マスターのオチンポが熱すぎてぇ! た、すけてぇ」
 一心不乱になっていた。手がルサリィを掴む。あれだけ仲の悪かった相手を掴むのだ、イェレの限界は本物だったに違いない。
「申しわけありませんが助けるという行為が理解できません。マスターに寵愛を受けているのですよ?」
「は、はぁ? わけわかんない! オチンポがあぁ! アアァン! 乱暴に動かすんじゃないっ! アヒィッ!」
 指で弄っていた時よりも表情が崩れてきた。いや、ほぐれてきたというべきだろう。
 くしゃくしゃになった顔や腕がまた助けを求めているが、ルサリィは何の反応も見出さなかった。
「ほらほらぁ、イェレもいやがってないでさ。好きなんでしょ」
 ぐいっとカズマが腰を打ち付ける。
「ひゃっぐっぅ! こらぁぁ! そこ気持ち良いんだからっ、もっと丁寧にだなぁ!」
「丁寧になら、いいのかな?」
 また突く。ねっとりとしたアナルの粘膜壁をペニスで焼くように万遍なく突き当てる。
「アアッ! ンア゛っ! いひぃ、ひひぃからぁ~、丁寧にするならっいいからぁ~」
 倒れていた上半身をなんとか立たせるとカズマに目をやった。銀髪の猫のようだった。それももっと虐めたくなるような泣き崩れた表情をした。
「マスター、オチンポでもっと感じさせてくれぇ……あたしのアナル、オナホにしていいからぁ」
 美女からの懇願に腰を動かさない男はいない。カズマはあれだけ反発心の強かったイェレがついに尻を振っておねだりするようになったのがたまらなかった。
 股間の先で感じる粘膜を徐々に押していく。固く、すぐに壁に当たるような穴だが、だからこそ、一度突き動かせばイェレが大声で叫ぶ。
「ま、マスターッ! んはぁ、マスターのチンポ感じちゃう! あたしのお尻のなかで暴れてぇ……ああっ、また入ってくる゛ぅ゛ぅ゛」
「もう一回なんていわず、今日1日ずっとイかせてあげるね」
「今日1日っ!? んなことされたら壊れちゃう! でもぉ、マスターにだったら壊されてもいい! いいぞ! あたしのお尻、壊してぇぇ!!」
 ヘッドギアの発光がまた絶頂を伝えていた。
 ぐったりと倒れるようになってイェレは絶頂した。尻は掲げたままだったのでカズマのピストン運動に支障は生じない。イェレが意識を失っても構わず腰を振りつづける。
「そんなに気持ちいいのですか?」
 じっと見ていたルサリィがいった。
「いいよ、イェレのお尻」
 こみ上げてくる射精への限界をなんとか押さえて話す。
「そう、ですか……マスターがそれならかまいませんが」
「どうかしたっ?」
「いえなんでもありません。イェレが戻ってきますよ。射精するなら彼女の意識があるときのほうがいいと判断します」
 どこかむすっとした声に感じる。イェレの尻穴にペニスを打ち付けながら、ルサリィを見る。まだ乳房さえ出していない妖精はただベッドの上で佇んでいる。
「そのつもりさ。イェレにオレの射精を教えたいからね」
「そう、ですか」
 ルサリィの少ない感情の起伏が揺らいでいる。カズマは腕をルサリィに伸ばした。
「でも、次はルサリィだよ。お帰りのセックスしてあげるからね」
 肩を抱き寄せ唇を奪った。何もはじめからカズマ専用だから奪うというには間違いかも知れない。
「かしこまりました。ですが、私はアナルに性感帯を持ち合わせておりませんのでこのような変態プレイはご遠慮願います」
「それは残念」
「では後ほど新規パーツの購入または交換を」
 つまり、カズマがいえばルサリィはアナルも差し出すわけである。
「はっ! なぁ、どうなってぇンンッ!」
 イェレが戻ってくるなり注挿の感触に当てられて三度目のオーガズムに触れる。軽い絶頂なら何度も電気ショックのように全身に走っている。
「さぁイェレ、オレもそろそろ射精するよ。奥にぶっかけてあげるね」
「なにがぶっかけだぁ~この鬼畜マスタ~めぇ。だっ、だめぇ! そんら、突き方卑怯だっ! まら、すぐイッちゃう! もっと優しくしてぇ!」
 ヘッドギアの発光が収まらないままだった。連続で繰り返す小さな絶頂がイェレを膣内を針で刺すように刺激していた。
「優しく? 無理だよ! こんなイイ尻してるんだからっ!」
「そんなのっ! 知らないっ! お尻が感じちゃうのは作った奴のせいだぁ! あたしのせいじゃない! 嗚呼ッ! あっ、くるんだな? 射精したくて震えてるぞ! わかっちゃったっ! マスターのオチンポが射精するのっ! もうなんでもイイ! ほらぁ、さっさとイカセてぇぇえええええ!」
「わかった!」
 ピストン運動も限界だった。ペニスが焼けるような摩擦で痺れていた。気を抜けばいつでも溜まった精液を出すことができる。問題は彼女の尻奥に向かって射精する事だ。
「お手伝いします、マスター」
 ルサリィが背後に回る。彼女がイェレの尻を掴むとカズマのピストンに力を加える。まるでカズマを犯しているようにも見えるが、彼女にはついていない。
「ごんら゛! なんだっ! この強いの! だめぇだって! こんなのでされたら……」
 ヘッドライトが強烈に光を放つ。カズマはここぞとばかりに奥へ向かって突き出した。
「イけ! 本気のアクメでオレのものになれ! イェレ!」
 牡の力をみせつける。イェレの弱点を完膚なきまでに攻めて堕とす。
「イグぅゥウウ! マスター、あたし、お尻でぇぇ! イッちゃう!」
 頭をぐっと上げる。銀色の髪がマントのように翻り、ヘッドギアはこれまで以上の大発光となった。猫が陽を浴びるように背を剃り返した。
 カズマの背も反り返っていた。股間だけを前面に押し出して奥の奥へ射精する。尻穴のなかで弾けるように射出された性が奥を塗っていく。
「やはりマスターの射精は……お強いです」
 耳元でルサリィがささやいた。射精の疲れを労わるようにその身にカズマを抱く。
 2人はイェレが戻ってくるのを待つことにした。
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プロフィール

之ち

Author:之ち
之ち(ユキチ)

小説中心に活動中。
ジャンル問わず面白ければ好き。
大阪在住・12/28生
相互リンク募集中です

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