FC2ブログ

第24話 三美姫悶絶

「んぐ……んんぅ……これが、マスターの、オチンポさま……子種汁……」
 ペニスを口に頬張ったルサリィは歓喜に浸りながら射精される精液を飲み込んでいく。
「ル、ルサリィ!? そんなきつく吸ったら」
 喉を鳴らし、カズマの腰に抱きつく。射精を終えてもペニスは解放されなかった。亀頭は口内にがっしりとホールドされ、舌が絡み付いてくる。
「窪みにも溜まってますわよ。マスターのザーメン……」
「まったく、このスケベ女がっ」
 突き飛ばされたイェレが戻ってくる。突き飛ばしてもおかしくない彼女だがしなかった。作戦は成功しているのだ。
「いじっぱりなルサリィめ。少しも我慢できないでマスターの精液を求めやがった」
「作戦成功かな?」
「いや、まだわからないぞ。このままだとまたこうやって引きこもるかもしれない」
「じゃあ、きつくしてやらないといけないね」
 ペニスをしゃぶるルサリィはとても幸せそうだが、またこの世界に引きこもる可能性はたかい。その度に、ここへやってくるのは辛い。
 亀頭に絡み付いていた舌が放れ、解放された。唾液の粘り気が付着したままだった。
 口元を拭うとルサリィは立ち上がった。堂々としていたが目元がいつもと違う。あきらかに感情が存在していて、カズマを嘲笑っている。
「きつくってどうするおつもりですの? まぁ、マスターのことですもの。普通のセックスですよね?」
「えっ?」
「んふふ……驚いてまぁ……そのきょとんとしたお顔、好きですけれどね」
 口調まで変わっていた。ルサリィはゆっくりと腕を上げる。呆気にとられる二人は彼女の腕に注目した。指先が示したのは二階へと続く階段。
「あちらに行けばベッドルームがありますわ。大きくて、ふわふわで、セックスをするにはとても適したベッドですの。そこで、今後も私がしたがえる男かどうか見極めさせていただきます。よろしいですね」
「い、いいけど……ルサリィ、だよね」
 密着し、カズマの瞳を覗く。
「ええ、私ですわ。本当のわたくしです」
 妖しく輝く瞳に誘われ三人はベッドルームへと歩き出した。
 ルサリィはいつもと同じ姿のまま。だというのに表情が違っている。冷たく感情のないアンドロイド然としていた表情はなく、人間の、女らしさをまとった微笑を浮かべている。
 彼女の変化にイェレも戸惑っていた。いつものルサリィなら、少し見せ付けてやるだけで飛びつくと考えた。だが、先を歩くルサリィはどこか尋常ではない気がする。そうやって見つめていると金色の髪と同時に揺れる美尻は、自分のボディよりもいやらしいようにさえ思えてくる。同じ規格であるはずなのに。
「ここが私のベッドルームよ」
 やってきたのは広々とした部屋。中央にハート型の巨大ベッドがピンクとホワイトの大量フリルで飾られている。乙女心と性の営みが融合したようなベッドだった。
 そして壁には隙間なく掛けられた平面ディスプレイ。映し出されている映像はこれまでルサリィとイェレがカズマとしてきた営みである。音声はなかったが感極まったアンドロイドたちの表情は余す事無く表示されている。
「なんて部屋だ……いくらあたしでもここまでのデータは作らないぞ。欲求不満か?」
 イェレがいった。
「欲求? そんなものではなくてよ。本当の私はね、このお城にしかいないの。感情が昂ぶったときだけは外へ出ることができるけどね」
「それって故障なの?」
「そうかもしれないわね。でも私は外に出たくないし、あの子もあなたに尽くしたいっていうから好きにさせているわ」
「あの子?」
「気付かないの、あの子のことよ」 
 ベッドにはすでに一人腰を降ろしていた。
「ルサリィ!?」
 感情のない人形のような彼女がベッドにいる。
「マスター……申しわけございません」
「いったいどうなってんだよ」
 ルサリィが二人いる。
「そのルサリィがいつもの私。リアルでマスターを介護していたルサリィですわ」
「じゃあお前はなんなんだ」
「いったじゃない。本当の私だって」
 四人がベッドに乗る。軋みを上げる事はなかった。そしてフリルだらけのベッドは緩やかにしなる。力を入れるとバネが反射し動きを加速させる。セックス用に存在するというのはこのことだと思い知らされた。
 本物のルサリィはカズマを掴んでベッドで横になった。カズマはなんとかバランスをとって四つん這いになる。首にはルサリィの腕がかかっている。ルサリィは自ら敷かれるようになって見上げている。
「最初はいやだったのよ。決められた相手に尽くすなんて。それじゃお人形でしょ」
「それがあたしらアンドロイドだ」
「イェレのいうとおり。でも、せっかく感情を作られたのなら自分の好きにさせてほしいじゃない。だから、擬似人格を作って試したの。カズマが本物のマスターに相応しいか」
「で、どう、だったかな」
「まずは合格。好きなくらいよ。アンドロイドに対してきちんと接しているのは好印象よ。でも」
「でも?」
「セックスのほうはいただけないわ。あの程度の感覚ではいやなの。満足しないのよ。だからここへ呼んだの。精神に直結しているこの世界なら本気で感じられる。私を本気でイかせてくれたらリアルで目を醒ましてもいいわ」
「イかせられなかったら?」
「そこのルサリィも含めてアンインストールさせていただきますわ」
 試されている。ベッドの脇でちょんと座っているルサリィに目を向ける。申しわけ無さそうにしていた。感情はないというが彼女にだってきちんとある。肌を重ねたカズマにはようく知っている事だ。
 擬似人格であろうとも彼女は大事なアンドロイド……いや女だ。自分を男にしてくれた大事な女性。失うわけにはいかない。
「イェレ、擬似人格を別のボディに移す事はできる?」
「できるさ……ああ、そうか……このスケベマスターめ。二人ではたらないというのか」
「まぁね。ルサリィが二人になっちゃうな」
「自信満々ね。さぁ、しましょう。本気のセックスを私に教えて……さっきのザーメンだけでは身体が疼いて仕方がないのよ」
 目蓋を閉じた。わがままで淫乱な本性に唇を重ねる。現実でのキスよりも濃い唾液の匂い。生物が持つ肉のうねりと情熱に浮かされた火照りが混ざり合う。
「この勝負、オレが勝ったらリアルに出てきてね」
「好きになさるといいわ。ほらっ、キスはどうしたの?」
 抵抗する気はないらしい。性欲に身を委ねている。彼女の鬱憤は相当溜まっているとみていい。
 挑発するように口を開き舌を伸ばす。ピンク色の薄肉は唾液によって輝き、他人との接触をねだる。見ているだけでよだれが口内を満たしていくほどの妖艶さにカズマは丸出しのペニスを震わさせる。薄肉が乾かぬうちに自身の薄肉を出して舐めた。
「ぷちゅっ……んんぅ……んべろぉ~……」
 舌が絡み合う。まるで口内に他の生物を飼っているように二枚の舌が貪るように絡む。唾液が口元を輝かせていく。
「んっちゅぅ! んふふっ、こういう荒っぽいの好きよ」
 ヘッドギアの光は微弱。この程度でどうにかなるわけはない。
「じゃあこういうのは?」
 カズマが舌を唇で甘噛みして吸い上げる。
「んふぅ! んっふぅ……ふぅ……ふふ、舌が痺れちゃうわ」
 鼻息が荒くなった。嫌いではない。もう一度、舌を吸い上げルサリィの唾液を奪い取る。そして彼女の舌にはカズマの唾液が塗り込まれていく。
「マスターの唾液、美味しいわぁ。ねぇもっと激しいキスをしてぇ」
 ルサリィの腕が後頭部を掴む。カズマの顔をぎゅっと押さえて近づけた。
 鼻の天辺がこつんと当たったが気にしない。すぐに唇を密着させてひとつになる。
「んちゅっ、ずちゅっ! っぷはぁ……はぁん! んふぅぅ~んっ! もっとよ、わたくしのファーストキスぅ! マスターとはじめてのキスをもっと情熱に染めてぇ!」
 情事を見つめるイェレともう一人のルサリィ。すっかりオスとメスになった二人の姿になにもしなくてもヘッドギアが発光していた。

 ……うらやましい……マスターとのキスをあんなに……。

 唾液の奏でる音に二人の感情が煽られていた。とくにイェレはおあずけを食らった状態で下半身の疼きは燃え上がっていくばかり。視線をちろちろともう一人のルサリィへと向けていた。
「マスター、わたしの唇、いかがですの?」
「いい感じだ。小さくて可愛くて、熱心にエッチなことをしたいっていってるみたいだよ」
「そのとおりですわ。擬似人格とキスやセックスをする度に感覚だけはわたくしに流れてきていましたから。こうやって本当にするとよりいっそうの快楽となるのよ」
「つまり?」
「セックスがしたいって思っちゃいますの。ほら胸の鼓動がはやくなっているでしょう」
 頭を押さえていた手が離れていく。カズマの手をとって、胸へと導いた。
 乳房を半分ほど隠したお碗型パッド部分に手が触れる。豊満なバストを支えるための生地に指が沈んでいく。そしてルサリィはさらに手を自分の側へと押した。
「いかがです?」
「柔らかいな。乳首もピンク色なの?」
「どうぞ、お確かめ下さいな」
 乳房の上は網目になっている。ルサリィは網目の元である首元のボタンをぽちっと押してばらけさせた。豊乳がたゆんと弾み波を作った。あとはドレスのパッド部分だけが残る。
 カズマがパッドを捲る。白い肌が徐々に露わになっていく。例えもう一人のルサリィと同じ身体をしていたとしてもはじめて見るのだ。興奮して当然だった。
 イェレともう一人のルサリィも同じく興奮していた。横になっているルサリィを自分と考えただけで頭から煙が出そうなほどだ。
「どうかしら、わたくしの乳首……お気に召しましたか」
「綺麗だよ。桜のようだ」
 ルサリィの乳首は二人とまったく同じ。同型機なのだから当然だ。だが、わずかな呼吸の差や興奮の度合いによって代わって見える。躍動する乳房に乳首は背を張って尖っていた。
 カズマは何も考えぬままその乳首へと指を伸ばしていく。
「んふっ、マスターの指がぁ! 弄るのぉお上手っ!」
 まだ触れただけだがルサリィが叫ぶ。彼女なりの挑発だ。乳首の勃起具合がまだ半分ほどだった。指の腹で揉むように押していく。あの勃起誘発剤はでない。止めているのか。
 カズマは乳首から離れ、慎重に乳房を外側から包み込むようにして揉む。
「こんどはおっぱい? いいわよ、ほうら、揉みやすいようにしてあげる」
 脇をぎゅっと締めて背を持ち上げた。
 二つの巨島がベッドという海で激しく揺れる。プリンのように柔らかく、餅のような弾力を持った乳肉にカズマは真っ向から挑む。
「マスターの手、なんて熱いのかしら……はぁん、そこですわぁ、その乳首のそばぁ……わたくしの劣情をもっと煽ってくださいぃ~」
 揉めば指の隙間に肉が逃げる。それを追いかけるようにさらに指の位置を変える。決していうことをきかない乳房に翻弄されつつも乳首だけは手のひらの中央におさえていた。
「なんて弾力なんだ……こんなおっぱいは」
「はじめて? でもそこの二人だって同じものをもっているのよ」
 ルサリィは忘れてはいなかった。じっと二人の行為を見つめていた白黒のアンドロイドは身体をびくりと跳ねさせた。
「知ってるさ。でもルサリィはルサリィで、イェレはイェレで、そして俺の知っているルサリィはルサリィだ。三人とも全然違うよ。例え同じパーツでもきみたちは全然違う」
「そうやって個人差を求めるの?」
「求めてないよ。本当に違うんだ。だから好きなんだよ」
 カズマはこれまでの獣字じみたキスではない口づけを与えた。気を抜けば触れたことさえわからないほど、あっさりとしたキスだった。
「ルサリィのこと全部知りたいんだ。きみのマスターになりたいから」
「いいわ……満足させてよ。本気のセックスで、わたくしの身体の奥をマスターの色に染めてね」
「わかってる」
 身体をずらす。腰と太ももを隠すスカートにそっと手を潜らせる。ショーツの裾に手をかけると肌をこすらないように脱がしていく。ルサリィはじっとカズマの手を見る。自分の秘部を隠すショーツが脱がされると恥ずかしい気持ちでいっぱいになっていた。
「可愛いよ」
「下着が? それともわたくしが、かしら」
「両方かな」
 脱がしたショーツを手元で広げるとじっと見つめた。
「なにをしているのよ! 女の子の下着をじろじろ見るなんて」
 クロッチにかかる変色の跡。
「濡れているね。感じてくれてたんだ」
「ええ、当然でしょう。エッチな気分なんだから。そこのお二人さんの濡れてるわよ」
「う、五月蝿いぞっ! 余計な事を言うな」
 イェレが反射的に叫ぶ。食い込みぎみのボディースーツは確かに染みを作っている。
「ルサリィも?」
「興奮度上昇中です。申しわけございません。マスターの行為を観ていると、まるで私がされているように認識してしまうようです」
 クールに答えるも頬は明るく、ヘッドギアは発光を増している。
「あとで二人ともエッチなことしてあげるよ」
 カズマが微笑むと二人ともヘッドギアの発光を強くした。
「待ちなさいマスター! 今はわたくしの番でしょう。他の女をくどくのはご法度ですわよ」
 横になっているルサリィは気に入らなかったらしい。
 カズマは手にしていたショーツをベッドに落すとスカートを捲った。
「綺麗なオマンコだね」
「正真正銘の処女よ。じっくりと味わってね」
 指で触れるよりも先に口を近づける。陰毛のない恥丘ははっきりと性器の形を作り出している。まだ触れてもいない完璧なピンク色の割れ目があるだけだ。
「まずは味見をしようかな」
 ふとももを抱えるようにしてカズマが股座に顔を突っ込む。覗いていた性器に近付きぺろりと舐めた。
「んひゃぁっ! はぁあぁ……」
 腰をくねらせるルサリィ。抵抗ではなく身体の感覚に身をよじるだけだが、上手く舐められそうにない。
「ルサリィ、こっちにきて身体を押さえて」
「了解しました」
「ちょっとマスター!?」
「イェレもこっちへきて足を押さえて」
「いいだろう」
「えっ!? ええっ!?」
「失礼します」
 擬似人格側のルサリィが正座すると太ももに乗せて腋から乳房を抱える。腰を天井に向けるようになるとカズマの肩に膝をかけた。
「ちょっと面白い光景だな」
 足首をイェレが持つとルサリィの動きはほとんどなくなる。
「わ、わたくしはマスターとしているんですよ! ルサリィ! 私から離れなさい」
「できません。私に命令できるのはマスターだけです」
「そんな、主人格にさからうつもり?」
「二人ともそこまで。喧嘩はしちゃダメ。ルサリィ、こっちのほうが絶対気持ちいいよ」
「わかりましたわ……好きにしてくださいっ! ひゃうぅっ!」
 同じ姿の美女に乳房が蹂躙されはじめる。尖った乳首がこねくり回され、乳房の芯に的確に刺激を送り込んでいく。
「イェレは俺のチンポをお願いしていいかな」
「大役だな」
「淫乱なイェレが大好きな足コキだよ」
「ふっ、いいぞっ。ヒールは脱いでやる。この足でまた滾らせてやるからな」
「お願い」
 ヒールを脱いだ褐色肌の素足が腰の後ろからやってくる。カズマはルサリィの股座とイェレの乳房に身体を挟まれた。
 足の指がうねうねと動いている。足裏がペニスを両側から挟み込んだ。
「さて、味わおうか。ルサリィの処女マンコを」
 恥部を舌で舐める。割れ目のなかへ侵入しようと窪みを這う。
「んひぃっ! んぁぁぁ~、広げるの? おまんこぉ、大事にしてたオマンコを広げちゃうのぉ~」
 性器を左右から指で広げていく。外気に触れた大陰唇はまだサーモンピンクの乙女色。汚れていない完璧な秘部であった。
「可愛いよ。ルサリィの感じてる声」
「そんなお世辞っ……んひゃっ、ああっ、そこぉはぁぁ、クリちゃんですのよっ!」
 包皮を舌で捲り、まだ勃起していないクリトリスを露出させた。小さく、どんな接触にも震える淫核をカズマは舌で叩く。
「んっぎぃぃんっ! マスター、おねがいですわ、もっとおやさしく」
「だ~め」
 意地悪なカズマの舌技にむせびなくルサリィ。だが身体は押さえつけられどうすることもできない。もう一人のルサリィはそんな主人格の乳房を弄る。自分の乳房を弄っているようで触れてもいない身体が反応していた。
「マスター、私も感じてきました。マスターがオマンコを、クリトリスを舐めると、私のデータも反応してしまいます」
「当然でしょ。わたくしのデータを共有しているんですもの」
「なら、あたしのデータも共有してみるか?」
 イェレの提案はすぐにかなう事となった。三人のヘッドギアが同時に発光する。データ世界のなか、アンドロイドたちは全ての感覚を共有し始める。誰も拒みはしなかった。発光が終わるとお互いの目を見合わせた。
 誰も何もいわないし、動かなかった。ペニスを責めていた足も止まっている。誰かが動いた瞬間、そのちょっとした感覚が他二人に伝播する。だから、誰も動けなかった。
「それじゃ、試してみようかな」
 動いたのはカズマ。
 眼前の乙女の園のなか、もっとも感じる淫乱の芽を舐めた。
「「「ッッ!!」」」
 声こそあげなかったが三人とも顔に感じているといわんばかりの恥じらいを浮かべる。股間は痺れたようにカズマの舌を感じとっている。
「なるほど。どうやら三人とも本当に一緒なんだね」
「そ、そうみたいね」
「よし、ルサリィ」正座している擬似人格側に声をかけると「こっちのルサリィのおっぱいを弄って。思いっきり入念に」
「りょ、了解しましたマスター」
 指が動き出す。これまでと違って本気の指遣いで責める。乳房はゆるやかな波から荒く激しいうねりへと変貌していく。おかげで乳房の芯にある淫らな液体が滲み出してくる。
「これがぁ!? これがおっぱいの気持ち良さか」
 カズマの背後、イェレが乳首に走る強烈な刺激に背を仰け反らせる。
「イェレは足を動かして。俺のチンポの感触を味わって」
「了解だぁ。あたしの、あしでぇ、感動させてやるっ!」
 ボディスーツのなかで勃起した乳首に何度も電流が走る。刺激という電流がイェレの感情を手玉にとる。足指がペニスの硬さと熱さを確かめるように蠢きだす。
「こ、これがマスターのオチンポ様の形なのね。ああっ、素晴らしいわ。口にしたときよりもよくわかるかも。イェレの足ってすごいわ」
 亀頭の大きさや形がイェレの足指を介して伝播されていく。
 乳房と足に感じる感覚が三人のなかで統一されるなか、カズマは再び口を動かし始める。狙いはクリトリスだけだった。
「こんらぁ! こんら状態で舐めたらぁぁ~! ハァンっ、んぅぅっ! 感じちゃうわぁ!」
 溜まらず声を張り上げるルサリィ。 
 すぐに愛液が零れだし膣口はべとべととなる。まるで樹液の詰まった壷で、カズマは愛液を飲みつつクリトリスをひたすら舐めつづける。
「ま、マスター! なぜそうなまでしてクリトリスばかりお舐めするのです!? もっといろいろと、ひゃぅっ! 弄るところはおありでしょう……んひひぃぅぅ!!」
 カズマは答えない。
 二人の外にいる二人もも股間がぐっしょりと濡れてくる。ベッドのフリルが蕩けるほどの淫乱牝臭は1リットルペットボトルを零したぐらいに広がっていく。
「はぁんっ! うひぃっ、イクかも、いえ、まだよ。この程度ではわたくしは……」
 クリトリスへの執拗な責めが感情を昂ぶらせていく。小陰唇や膣口は触れもしない。ひたすらクリトリスへの責めだけを続ける。
「こうやってクリトリスばかり舐めてるとわかるんだ。三人の表情が変わる瞬間がね」
「なにを仰ってますのよぉ」
「ルサリィはほとんど感情を表に出さないけど。頬が真っ赤になって、身体がふるふる振るえているから感じてるのがよくわかるんだ」
「そうなのですか? 認識がありませんが」
「今だって腰がセックスしたいってねだってる」
 否定しなかった。正座している腰は愛液だだ漏れになっている。
「イェレはそうだな。こうしちゃおうかな」
 指を1本立てると、ルサリィの肛門口をなぞった。
「うひぃぃっ!? ああっ、お尻ぃ、そっちを触るときはいってくれぇっ」
 愛液に塗れた肛門付近は指1本が触れただけで感電死するぐらいの強烈な刺激を与える。イェレが感じたあと、二人のルサリィも追いかけるように腰を跳ねさせた。イェレの急所が受ける刺激は並みではない。はじめてお尻で感じるという得体の知れない強烈な刺激に愛液がさらに噴出す。
「三人とも感じすぎ。これじゃ挿入したらどうなるの?」
「そんなのわかりませんわぁ。でもぉ、データどうりなら、なんでアクメするのでしょうね」
 勃起したクリトリスがそろそろ限界と訴えている。
「でもまだ挿入は早いよ。もっと今回は徹底的に俺が教えてあげる」
「うれしいです。マスターとのセックスが長くなるのはルサリィにとって最上の悦びです」
「あたしもさ、なぁその……もっと尻もいじってくれよっ。あれだけじゃ物足りないぞ」
「わた、わたくしも……もっと舐め舐めしてください。マスターのことを本気で愛せるようにしてぇ~」
 三人の美姫に懇願されるとカズマはクリトリスを舌で叩いた。
 同時に淫核への刺激を認識すると美姫たちが、その美しい顔を快楽に歪ませた。強気な彼女も、クールな彼女も、淫猥に男をたぶらかす彼女も、歓喜に満ちた。
 カズマは彼女たちの表情を肴にクリトリスをさらに突付く。
「あひゃっ! ふぅ……ああっ! 息できなくなる……マスター、お願い、もっとぉ」 
 あまりにも人間的な動きをするため、アンドロイドだと忘れそうになる。彼女達は息をする必要はない。言葉を発したのは人間的な部分が口走っただけだ。すぐにさらなる快楽を求める。
「このまま一回イかせてあげる。三人とも同時にね」
 感覚を共有している今、淫核だけでも官能の波が津波の如く押し寄せる。そこへ、尻穴への愛撫を開始した。
「ふひひっぃぃぃ! あっ! そぉこぉぉぉオオ!!」
 腰を前後にくねらせる三人。クリトリスによる前部への刺激と、肛門からの刺激が交互に繰り出される。責められることに嬉しがる下半身が表情を変える。
「こんらぁ~、これが、イェレの尻穴の感覚なのねぇ」
「少々、下品ですが溜まりません」
 イェレの急所への感度を味わうルサリィたち。
「うるさいぞぉ! クリトリスの感度はお前だろぉ」
「そうですわよ。でもこんなにお尻の穴が気持ちいいなんてっ! ひゃんっマスターのゆびぃぃ! 気持ちよすぎですわぁぁ!」
 感度を増していくとさらに声が大きく、より過激になっていく。とくに接触して責められているルサリィが声が大きい。
「ルサリィ、どうかな」
 正座しているルサリィへと声をかける。クールな表情が牝のように蕩けていた。
「そろそろアクメするころです、マスター」
 抑揚する感情を押さえた声。
「そんなことしゃべるなっ! このばかぁ~!」
 イェレは仰け反りつつも足指を動かしていた。
 カズマは舌先に全力をこめてクリトリスを弄る。膣口から溢れてきた愛液が流れ出す。
「マスター! あなたの舌で、わたくしをイかせてっ!」
 ヘッドギアの発光が三人とも強くなっている。もうあと僅かに責めるだけで絶頂するだろう。
「あたしもだっ! こんなの耐えられないぞっ、頼むからイカせてくれっ」
 絶頂寸前の感覚が三美姫を色に染め上げていく。切羽詰った声を上げる二人を解放するように舌を動かした。クリトリスを執拗に舐めまわし嬲る。神経が一点に集中し、全身へと伝えていく。三人とも昂ぶっていく己を止められず、制御する事さえできない。
「イクのねっ、わたくしのからだ……本当にイクっ、イッちゃうぅ」
 ルサリィが乳房を揉んでいる手を掴む。自分のつくった擬似人格の手を握る。二人の手はぎゅっと重なりあった。
「マスター、私もイキます」
「いいよ、三人とも思いっきりイッて」
 カズマはそういうと今度こそ本当に口を噤んで股座にしゃぶりついた。クリトリスへの責めから今度は小陰唇と尿道も撫でるように舐める。膣口から迸ってくる愛液を啜る。
 愛液には男の性を強くする効果が入っている。勃起しているペニスがさらに強くなっていくのが自分ではっきりとわかる。
 三美姫の喘ぎ声が混ざり合い、美しくも艶やかなオーロラのようにベッドを彩る。巨大なベッドが淫乱の臭気で満たされるとついに舐められているルサリィのヘッドギアが輝いた。
「マスターの舌に舐められて……こんなに簡単にっ、イカされるのね。わたくしのオマンコがっ、処女なのにっ、お尻まで穿られてっ!」
 彼女の求める絶頂がすぐそこまで押し寄せている。
「ああっ! ああっ! マスター! お願いですわ、このわたくしに本当の絶頂をぉぉ!」
 尻の穴へ人差し指を突っ込んだ。粘膜が指の侵入を拒んだが虚しい抵抗に終わった。第二関節まで侵入した指が曲がっていく。
「んぐぅぅひぃっ! イイッ! いいわぁ! これで、これでイケるっ! お尻の穴が気持ちよすぎてぇぇ! イケますわぁぁ!」
 カズマの顔に自ら腰を当てるように差し出した。カズマもそれが合図だと瞬時に判断しクリトリスを噛んだ。女の急所である小さな肉芽はアンドロイドたちの中枢神経をも蕩けさせて腰を痙攣させる。
 三人のヘッドギアが発光した。これまで以上の強い光で絶頂の瞬間を伝えてくる。だが意識は飛ばなかった。リアルだとデータに支障をきたさないようにするのだが、この世界自体がデータそのもの、意識はそのままだった。
「……イった……のね……すごいわ、この感覚、腰が浮いて……わたくしのオマンコ……」
「二人もイったみたいだね」
「い、いうな……恥ずかしいだろっ」
 背中でイェレがいった。彼女はカズマに持たれかかって乳房を押し付けていた。ボディスーツの股間部分は愛液に浸っていた。
「平然としているがそっちのルサリィもイってるぞ。いわないのか」
 クールなルサリィは本性の後ろ髪に愛液を塗していた。絶頂の前から感じていた証が小さな泉を作り上げていたのだ。
「気持ちよかった?」
「マスターの舌使い、お上手になりましたから、イクのは当然かと。ですがこれで終わりでは私どもは満足できません」
「そうよ、この子の言うとおり、ねぇマスター……もっとわたくしを、わたくしたちを可愛がってくださいな」
 びしょ濡れの性器を晒したままルサリィがいった。
「わかってるよ。これで終わりにするつもりなんかまったくないしね」
 体勢はそのまま、第二ラウンドの開始となる。今度は臀部から指を抜き、膣口へとやった。これよりクリトリスよりももっと感じる部分を責めるのだ。カズマは汚れない膣洞へと侵入した。
関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

Author:之ち
之ち(ユキチ)

小説中心に活動中。
ジャンル問わず面白ければ好き。
大阪在住・12/28生
相互リンク募集中です

カウンター
カテゴリ
同人誌
リンク
RSSリンクの表示
おすすめ




読んでるもの等