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Chapter72-1 アンリエッタ女王陛下の憂鬱

『原作』ゼロの使い魔
『人物』アンリエッタ・ド・トリステイン

 とある男がトリステインへとやってきた。現実には存在しない創作物の世界だが、ドスケベアイランドの技術を使えばいとも容易いことである。
 まず自分の身体を確認してにやりと笑った。どこからどう見ても不細工そのもの。なんならオークと呼ばれてもおかしくない。彼は自ら怪物のような醜い男となった。
 そして夜が来るのを待ち、街から放れた場所へと向かう。そこはトリステイン王国の女王が所有する領地。だが警備はおろか人の姿もない場所である。かなり広い草原のなかにぽつんと屋敷が一軒建っているだけだ。
 だから男が侵入するのは容易であった。
 無理やり鍵を壊しても誰もやってこなかった。すぐに目的の場所へと行く。男の目的場所はダブルベッドと等身大の鏡がある部屋だった。まるで寝室のような場所。その部屋は人の出入りがなかったはずなのに随分と綺麗に整頓されている。
「これが……時間はそろそろかなぁ~」
 鏡を確認して再び部屋の外に出る。扉を少し開いてベッドが見える位置に腰を下ろした。ドスケベアイランドから持ってきたビデオカメラを手にして息を潜める。
 予定通り、鏡は光を放ち彼女が現れた。
 白いドレスを身に纏った女性。細くしなやかなラインを描くが胸は弾むほど豊かである。栗色の髪に胸元の宝石が薄明かりの中でも彼女を輝かせていた。
 トリステイン王国のアンリエッタ女王に他ならない。
「はぁ……はぁ……」
 かすかに聞こえてくる息遣いは酒でも飲んだように熱いものだった。扉の隙間から覗く男には、アンリエッタの身体が熱を持っていることはあきらかである。
 アンリエッタは男のことに気づく事無くベッドに仰向けになって倒れた。
「んっ……はぁ……ああぁっ……」
 ドレスを着たまま自身を慰めだす。ふくよかな胸や足の間を撫でるように擦る。部屋には布ずれの音とアンリエッタの切ない声が奏でられる。
 男は自分の興奮を押さえつつ、アンリエッタの痴態を写真へと収めていく。
 薄明かりのなかでもビデオカメラは鮮明に映し出す。それはアンリエッタが自分の股へと伸ばす指の動きがわかるほどだった。
「ああっ、サイトさん……サイトさん……私ったら、なんではしたないのかしら。でもぉ、この身体が疼いてしまうのぉ……せつないのぉ」
 想い人の名を口にすると指の動きが早くなる。ドレスの上から乳房をまさぐり、勃起した乳首を摘まむ。
「んっ! こんな、いやらしい……なのに、ああっ、サイトさんに見て欲しい。もっと私を感じてぇ~、この胸を、ここを……んんっ!!」
 スカートを捲り、生足を露出させる。そしてまだ誰にも触れさせていない乙女の園へと指を這わせる。
「ああぁ、私のここが濡れて……いやらしい音が鳴っていますわ……」
 純白の刺繍ショーツに指を這わせる。ツルツルとした高級なショーツに湿り気があり、這った指先が触れた。
 力を込めなくても溢れてくるいやらしい露にアンリエッタは自ら昂ぶらせていく。
「あっ、あぁっ……聞こえていますかぁ、私が、トリステインの女王があなたを想って……はしたなく濡らしておりますのよ……」
 くちゅっ、くちゅっ、と音が鳴る。他の音が一切ない部屋の中は淫靡な音を響かせる。
「ああっ! もう、もう達してしまいます……サイトさん、私の……アンのいやらしいところをっ……んんっ!!」
 指が淫裂をショーツ越しに擦るだけで腰がビクっとはねた。
 決して強い刺激ではない。おそらくアンリエッタの想いが強かったのだ。
「ああぁっ……またしてしまった……私ったら、こんなに濡らして……」
 息を整えようとしていた。指にはいやらしい露がべっとりと付着しており、アームカバー越しにも爪が確認できた。
「でも……もう一度くらい……しておかないと……」
 アンリエッタの情欲は止まらない。火照った身体は一度の絶頂では満足しなかった。今度は身体を犬のように四つん這いにさせる。スカートを捲り上げ、その美しい尻を丸出しにした。
 男の持つビデオカメラにはアンリエッタの尻が丸出しにされた。ズームボタンを押すとショーツの柄から湿り気まですべて確認できる。
「あっ! んっ……んんっ! 私ったらいやらしいんですよ。何度もここを擦らないと満足しないの……あぁぁんっ!」
 再び淫裂を擦りだす。尻をぐっと突き出すようにすると恥丘が盛り上がった。
「……んっ!」
 ショーツが食い込み、アンリエッタは尻が震えた。
 指を縦に動かすと縦にスジがくっきりと浮かび上がる。溢れ出てくる淫液がショーツを濡らしていく。プニっとなる太ももはその感度のよさを伝えるように揺れる。
「はぁ! はぁ! はぁ! はしたないのにぃ! 自分で慰めるなんてぇ、はぁぅっ! でもぉ、身体が疼いてぇ、ああっ、サイトさんもきっと私を抱きたいですよね……んっ! きっと他の男の方もそうよ……私のことを見てぇ……」
 感情が激しくなっていた。どうやら声を出すことでさらに興奮するタイプらしい。
 自らを慰める指はついにショーツのなかへと侵入した。
「んっ! あぁ、私のぉあそこがぁ……こんなに濡れて……はしたないのにぃ、気持ちいいのぉぉ!! あぁっ! 指が入って……あんっ!」
 シーツに顔を押し付けて尻を持ち上げる。また絶頂に向かおうとしているのだ。
 指の動きは掻き毟るようになっていて、ショーツの内側ではビシャビシャと淫音が跳ねていた。
 アンリエッタ女王の痴態を撮っている男は戸を開いた。アンリエッタに気づかれぬように近付き、ベッドの上で悶える淫乱女王の尻を撮る。
「ああっ! お願いです! 私の、私のいやらしい身体をっ!」
 ベッドの上で一人身体を悶えさせる女王は挿入している指をくいっと曲げた。
「ひぅぅっ!?」
 自分の弱いところを知っている。そんな自慰だ。自ら弱い部分を押して絶頂に達した。
 ぷしゅっ! ぴゅぴゅっ!! ぴゅっ!
 ショーツの内側で飛沫が上がった。量は少なく勢いも弱かった。だが処女でありながら自慰で潮吹きを行なう肉体は淫乱の素質に満ち溢れている。
「あぁっ……ああぁ……はぁ……はぁはぁ……」
 昂ぶっていた心が落ち着きを取り戻す。部屋には自分の漏らした淫液の匂いが広がっていた。
「また……してしまったわ……私ったら、なんでいつもこう……」
 自己嫌悪に浸りだす。指に付着したいやらしい液体を眺めるとそっと口に入れた。
「んちゅっ……自分のはしたないお汁だというのに美味しい。それに……一人でするだけでこれほど気持ちいいのよね……なら……男の人としたら……きっと……」
「きっと、なんです?」
 男が声をかけた。
 その瞬間、アンリエッタの顔から血の気が引いた。表情は硬直し、心臓が止まりそうになる。
「だ、誰!? 誰です!」
 絶頂に達したばかりの身体を翻し、部屋を見渡す。しかし部屋の中は誰もいなかった。
「にっひっひっ……ここですよぉ、女王様」
 ビデオカメラを持った男がぬうっとベッド脇から立ち上がる。あまりにも気味の悪い男の姿を見たアンリエッタはベッドの端まで後退した。
「見せてもらいましたよ。アンリエッタ女王のオナニー。いやぁ、すごいいやらしい指とオマンコだぁ。こんなことするなんてドスケベですねぇ」
「いったい何者です! ここは私の――」
「オナニー専用小屋?」
 顔を赤らめるアンリエッタ。反論できなかった。
「図星かなぁ。ひひっ、いやぁトリステインの女王ってのはぁ、自分のオマンコをびちゃびちゃいわせてオナニーするのがお好きなんですねぇ」
「この無礼者! 女の……あのような姿を覗きみるなんて……」
「いえいえ、見るだけじゃぁないんですよぉ」
 男は逃げたアンリエッタに近付いてビデオカメラを逆さにして向けた。
「な、なんです……これは?」
 当然この世界にない物で見たことがない。男は先ほどまで収録していたデータを再生させた。カメラの画面に部屋が映されるとアンリエッタは釘付けになった。
 アンリエッタが鏡から出てくる。自分の姿を間違えるわけがない。
 映像の中のアンリエッタはベッドに倒れこむ。すぐに胸と股に腕を伸ばした。
「ああ……これはさっきの……」
 切ない声までも再生される。
「ええ、そうです。この道具はあなたの記録。先ほど、あんあん言いながらオナっていたアンリエッタ女王のドスケベな行動がぜ~んぶ記録されているんです」
「で、ですがそのようなもの……誰が信じると思いですか? 見たところあなたは浮浪者か、盗人でしょう。信じる者などいるはずが」
 解りやすい強がりだった。青ざめたままの表情や声の震えからアンリエッタがこの記録を信じているのは明白だ。
「信じない者もいるだろうなぁ。で、もぉ~、この映像と声を見て、あれぇ? アンリエッタ女王じゃないって思う人はいるでだろうねぇ。そいつらがどんどん、どんどん……ヒッヒッヒッ、増えりゃぁ、いずれトリステイン王国に噂が広がるんじゃね?」
「……我が王国の民がそのような」
 強く否定しようとした瞬間、映像から声がした。
「ああっ! もう、もう達してしまいます……サイトさん、私の……アンのいやらしいところをっ……んんっ!!」
「にひひっ、いやらしいお声だ。サイトってのはぁ、誰です?」
 男は知っていた。にやりとして下卑た表情を作り上げて聞いた。
 当然、アンリエッタは答えられるはずがない。しかも映像の中で何度も声を出している。
「あなた……なにが目的なの……」
「そんなの決まってるだろぉ。アンリエッタ女王とお近づきになりたいんだ」
 もしここに短刀でもあれば、この男を殺すだろう。アンリエッタは剥き出しの殺意で睨みつける。
 平気な顔をして笑う男はベッドに乗ると仁王立ちになった。
「ちゃぁんとわしにしてくれたらこいつは消すよ。だから、な?」
「……約束ですよ。もし、約束を破るようなまねをしたら、あなたの命を……」
「なにやったっていいですって。殺そうが生きたまま一生牢屋に入れられても文句言いませんよ」
「で……では……」
 アンリエッタはベッドの上をするすると移動して男の股座に近付いていく。
 身体を動かすといかに今の自分が疲弊しているのかわかる。短時間に二度も絶頂に達した下半身はおそらく立ち上がることさえ難しい。男からカメラを奪うなど無理だ。
「それでは……うぅっ……臭い」
 腰履きに手を伸ばそうとしたとき、近付いた鼻に香る汗の匂いに顔をそらした。
「なんて匂いなの。あなた、洗濯はしているの?」
「洗濯ぅ~んなもんしたことねぇ。へへっ、風呂も入ってねぇよ」
 またにひひっと笑った。ドスケベアイランドで作ったこの身体は全身に垢がこびりついている。服もそこらじゅうに穴が開くまで使用しており、当然洗っていない。
 王族のアンリエッタからすれば男は下町どころか動物と変わらない。
「女を抱く礼儀がなってないわよ」
「いんやぁ、心得ならあるよぉ。アンリエッタ女王様が大好きになるチンポの匂いや精子の匂いはぷんぷんするほどつけてるからなぁ」
 アンリエッタの眼前には男の股座がある。彼女がまだ見たことのない男のモノがもっこりと盛り上がっている。おそらく自分の手と同じか、それ以上の大きさをしている。先ほどまで頭に描いていた妄想のものより大きい。
「最低の男ね……」
 気を取り直して腰履きを脱がそうとした。
「おっとぉ、アンリエッタ女王よぉ。さきにお願いするべきじゃないか?」
「なにを」
「わしはアンリエッタ女王のいやらしい姿を持ってるんだ。そいつが欲しいっていうならそれ相応の礼儀があるはずだぁ。例えば、私のオマンコ弄りを返してください、そのためにあなたのおチンポにご奉仕しますとかよぉ」
「そんなっ、破廉恥な言葉を言えと!?」
「股の間に指突っ込んでアンアン言ってたドスケベのくせに、なんだその口の利き方は」
 アンリエッタは腰履きにひっかけた指を離した。男の乱暴な言動から怒らせてはならないと感じとっていた。
 ベッドシーツに指を突き、顔を上げる。
「ど、どうか……はしたないオマンコ弄りをした私の姿を返してください。あなたのお……オチンポにご奉仕しますので……お願いいたします」
 ぎこちない作り笑顔で微笑んだ。男はアンリエッタの笑顔を気に入った。
「ようし、ご奉仕させてやる」
 アンリエッタは再び腰履きに手を伸ばして下ろす。鼻の曲がりそうな汚臭が下がる。毛むくじゃらの太い足が出てくる。アンリエッタは男を見上げると、黄ばんだ下着に目がいった。
「すげえ匂うだろぉ? 女王様はこいつに奉仕するんだよぉ」
 匂いはさらにきつくなる。
 ……なに、この匂いは。小水と汗とが混ざって……気持ち悪い。それになにか得たいの知れない匂いまで……これが、これが男の方の、オチンポなの……。
 早く終わらせなければ頭がおかしくなりそうだった。
 すぐに下着を脱がす。黄ばみと汚臭に塗れた下着はアンリエッタのアームカバーの色を変えてしまう。
「あっ……ああっ!?」
 下着が下ろされるとペニスが姿を現した。
 先端は包皮が剥けておらず、巨大な芋虫のような姿である。睾丸袋もアンリエッタの手に乗り切らないほど大きい。
「わしのチンポと金玉は女に子種を植え付けるためのもんだぁ。ひっひっ、アンリエッタ女王のオマンコもずぼずぼしてやんべぇ~」
「そんなっ! それだけは!」
「いやだっていうのかぁ?」
「お願いです。私はトリステインの女王。他の事ならなんでも致します! ですから性交だけは……お許しください! あなたのことは絶対に誰にも言いませんから!」
 守らなければならない。もし許してこのような男の子を孕んでしまったら取り返しがつかない。アンリエッタは男の足にしがみ付いて訴えた。
「それは……アンリエッタ女王の心がけ次第だねぇ~」
 絶対なる支配にアンリエッタは抗えなかった。この場はこの男を満足させるしかない。できるだけ男が気分良くなるようにして、逃げるチャンスを待つのだ。
「わかりましたわ……あなたのオチンポにご奉仕いたします」
「にぃっひっひぃ。それじゃあよろしく頼むよ」
 ペニスがぺちんと跳ねる。男が力を込めたせいだが、アンリエッタにしてみれば気持ちの悪い物体でしかない。

 ……この私がこのような男のモノを舐めるなんて……ああっ、すごい匂いだわ。男の……いえ、これは小水の匂い。それに汗が混ざって……けだもののようだわ。

 眼前で揺れるペニスの竿を手にする。男を悦ばせる方法の初歩的なものは習っている。したことはないが、男がどうやって性的興奮を得るかぐらいは知っている。
「なんて、大きいの……手が足りないわ……」
 指を肉竿に絡めたが一周しなかった。太さに驚き、自然と声を出していた。
「ああ、アンリエッタ女王がわしのチンポをシコシコしてくれる……なんて光景だぁ、それだけで勃起しちまうよぉ」
 アンリエッタの手がペニスを擦ると徐々に膨らみ、硬くなっていく。包茎のペニスは熱い釘のようになり、反り返っていく。
「やだ……なんて硬いの……それに、ごくっ……大きい……こんなに大きくなって……」
 どんどんと大きくなっていくペニスはへそに当たるほどにまで膨張した。こうなると巨大芋虫どころではない。亀頭の部分が膨らみ明確な段差をつくり、血管が浮き出る。
 男の力強さをまざまざと見せ付ける。

 ……これが男の人のオチンポなの……なんてすごいの、同じ人間とは思えないわ。ああっ、擦っているだけなのに、考えてしまう。このオチンポが私の膣内に入るとどうなるの……きっと、ぐちょぐちょにされてしまうのよ。私が女であるということを思い知らされて……きっと、きっと……。

 手の動きが早くなっていた。手にしたペニスを見る瞳にも変化がおきていた。嫌悪する対象をいつしか羨望の眼差しで見つめている。
「女王の指はいいねぇ、そのドレスの生地がいい。すべすべでぇ、ひひっ、いやらしい女だ。チンポを見る目が違うぞ」
「侮辱するのはやめて! 言われたとおりにしているでしょう!」
「口答えするんだぁ? 嫌々するならしなくていいけどぉ?」
 男はアンリエッタを玩具のようにからかう。
「ごめんなさい! そういう意味じゃないの。機嫌、直してください、ね」
 両手で肉棒を擦る。ぶよぶよの包皮が捲れては被りを繰り返す。先端の黒ずんだ亀頭が見え隠れしていた。
「いいけどな。それでぇ、アンリエッタ女王の奉仕は手でシコシコするだけなのか?」
「ち、違いますわ。それでは……その……」
 眼前の勃起ペニスを困ったように見つめる。ドクドクと脈打つ肉棒は、手よりももっと強い刺激を求めていた。
「オチンポをお舐めしますわね」
 数回だけ子供のようなキスをしたことはある。唇を触れさせた程度のものだ。まだ聖域に近い乙女の口唇を最低の男のペニスに捧げる。
「ちゅっ……」

 ……このようなオチンポにキスするだなんて……私の唇が腐ってしまうわ。でも、しなくては……この男からあの道具を取り返さなくては……。

 汚らわしい男のペニスに唇を触れさせる。
「んぢゅっ! ぢゅぢゅっ! ちゅっ……あはぁ、なんて味なの……臭くて、熱くて、頭の中がくらくらしてきますわ……なんで、こんなに……」
「惹きつけられるのってかぁ?」
 肉竿を舐める舌には唾液がべっとりと付着していた。舐めれば舐めるほど溢れてくる。
「はい……私の舌ぁ、おかしくなってしまいそう……べちゅちゅっ! こんなものを舐めているというのに、止まらないのよ」
 舌が亀頭へと登っていく。柔らかな包皮が包む匂いの噴出口とも言える部分。余り皮が作り上げている先っぽを舌先がつついた。
「んふっ!? ああぁ、すごひぃわぁ、ここぉ、お小水がべっとり染み付いて……」
「小水なんてやめろ。小便とかオシッコだ」
「お、オシッコの味がします! 汚いのにぃ、なぜかしらぁ、とても……とてもいい匂いと味なのぉ……れろれろぉ、ああっ、この痺れる感覚がたまらないのぉぉ」
 余り皮をほじくるように舌先を挿入し、舐めまわす。唾液をたっぷりと流し込むと内側の匂いがどっと溢れた。

 ……この匂い! いけませんわ、この匂いを嗅ぐたびにあたまがおかしくなる。ああっ、でも、なぜなの……私、このオシッコの匂いをもっと嗅ぎたいと思ってる……こんな男の汚らしいオチンポだというのに……。

 興奮が表情に表れる。
「いいぞぉ、その表情。チンポ好きのドスケベ女王ってのがよくわかる」
 ビデオカメラが向けられていた。
「まさかまた記録しているのですか!? もうやめてください、私がこのようなことをしているのが知られたら生きていけませんっ!」
「どうせ消すんだからいいだろぉが。それよりももっと媚びてみろよ。チンポ美味しいですとかよ。ひひっ」
「必ず……必ず、消してくださいよ……あなたのオチンポの味……大好きですぅ。トリステイン王国のなかでもっとも好きなお味かもしれません。オシッコの味や、この白いカスが身体を熱くしてくださるのです」
 包皮を捲ると表れる亀頭に付着した白いカス。それは精液の固まりだ。アンリエッタは舌でなめとっていく。
「チンカスまで好きとな」
「チンカス? チンカスといいますの、この白いカスは……べちゅちゅっ! とっても美味しいですわ。チンカスとはいったいなんですの?」
 さすがにチンカスなど聞いたこともないのだろう。ひたすら舌で溶かして舐めていく。
「そいつは精液、子種汁の固まったもんだ」
「ま、まぁ!? これが……子種汁……それがこんなにも美味しいものだったなんて……私の味覚がおかしくなっているせいなの?」
 触れるたび舌がピリピリとする。果物の酸味とはまた違った刺激だ。匂いも生臭く、小水以上に気味の悪いものだ。

 ……まさか、このような男の子種汁がこれほど美味しいなんて、ありえるはずがないわ。でも、このこびり付いているチンカスを舐めるとあそこがビクビクして……こんな下劣な排泄器官が愛しく思えてしまう。

 アンリエッタの表情が蕩けていく。指の動きは肉棒を優しく撫でるように這いまわり、睾丸袋まで揉みだす。
「べちゅうっ! ちゅぱぁっ、ちゅちゅっ! このようなことが気持ちいいのですか?」
 睾丸袋はアンリエッタの細く小さな手には余る大きさであった。
「気持ちいいねぇ、アンリエッタ女王のいやらしい手つきや口がしてくれるからな。ほら、今度はその口に頬張ってみせろよ」
「頬張る!? 舐めるだけではいけないのですか?」
 眼前の肉棒はとても大きく、口に頬張るものには思えない。口をつけることに抵抗はないが頬張るとなればまた別だ。
「なに言ってるんだ? 口の中に頬張って笑顔でおしゃぶりするんだよ。ほらさっさとやれ」
 男が腰を突き出した。雄々しく反り返っているペニスがアンリエッタの顔に当たる。
「きゃぁっ! ああっ、わかりましたわ……」
 ペニスを持ち、口へと近付ける。反り返りのカーブはかなりのもの。アンリエッタは中腰になって亀頭を見る。
「包皮を剥くんだ。その舌でな」
「む、剥く……こうでしょうか……」
 舌を伸ばして差し込む。ぬるぬると捲れていく包皮がカリ首を丸出しにした。
「これは……チンカスがいっぱいですわぁ……ああぁ、すごい匂い……とても濃密で、ああぁ……」
 亀頭の先に付着していたカスよりも濃いカスが大量に存在している。それも強烈な匂いを発しており、アンリエッタはうっとりとしていった。
 よほど嬉しいのか口唇の端からよだれがこぼれてきた。
「チンカスが好きか?」
「……はい……チンカスが好きですぅ……この匂いを嗅いでると、私、頭の中がおかしくなってしまって……ああっ、失礼します! もう我慢できませんわ! おしゃぶりでもなんでも致します! オチンポを頬張らせていただきます!」

 ……この男が最低だというのはわかっています。でも、理屈じゃないのよ! オチンポの逞しさや大きさ、それにこのチンカス! 子種汁がこり固まって、発酵したような匂いと味がたまらなく好きなの! こんなの説明がつかないわ!

 自ら口を大きく開けると剥けた亀頭にしゃぶりついた。
「へっ、すげえ面だな。トリステインの女王がチンポ頬張って笑顔か」
 鼻の舌が伸び切っていた。いわゆるひょっとこ顔だが、頬は嬉しさで持ち上がっていた。

 ……なんとでもいうがいいわ。ああぁ、チンカスの濃い匂いがきたわ! 私の口の中でいっぱいに広がって、鼻に抜けてくる! ふふっ、こんなに美味しいチンカスならもっと舐めていられるわ。この程度の事で私を屈服させられると思ったら大間違いよ。

 アンリエッタの口内で舌が絡みつく。はじめてのフェラチオだというのに口内はペニスを感じさせる。徹底的にしゃぶりつき、頬肉や上顎で責めてくる。
「んぢゅぢゅっ!」
「おおっふ! いいねぇ、そのしゃぶりつきぃ~」
「ぢゅぱっ、ぢゅぢゅぱぱぱっ」
「で、も」
 男がアンリエッタの唇をペニスに巻きつけて抑えた。
「ん゛ん゛っ!?」
「唇はそのままにして顔を離せ」
 アンリエッタが顔を動かす。押さえつけられた唇から遠ざかり、肌が伸びていく。
「もう一回、チンポに向かってくるんだ」
 鼻の下が伸びきると唇に近づいていく。
「そうだ、そのとき唇をプルプルさせるのを忘れるなよぉ」
「ふぁい……ぢゅぢゅっ! べろぉぢゅずず!!」
 得意気になってしゃぶりつく。鼻の穴は大きく開き、ペニスの匂いがあふれていた。アンリエッタは男のチンカスに身体を上気させるばかりだ。
「べべぢゅぢゅぢゅっ! んふぅ! んふぅ! べべべちゅちゅう!!」
 吸引力も強くなってきた。顔全体でペニスに向かってきては引き抜くように遠ざかっていく。そして再びも戻ってくる。
 薄っすらとした桃色の唇と美顔が紡ぐ音は淫靡で下品なものだった。
「いいねぇ~、その表情、民が見たらどのような顔をするかなぁ」
 男の言葉に答えるため一度、口を放す。
「民の事、女王である事、今だけはいわないでください。こんな真似をするのは今だけです。その私の淫らな姿を映したものを取り返せばもう二度としません!」
 そう言っていたが、手は放さなかった。ペニスを優しく撫でまわしている。
「いやいや、それはいけない」
 男はアンリエッタの言葉に腹が立った。
「民のことも女王であることもひっくるめてアンリエッタ女王なんだぞ。あんたは、トリステイン王国の女王なんだ。そいつを失えば価値はない」
「なんですって!?」
「当然だろう。男の股座にしゃぶりつき、チンカスが大好きですなどという変態だ。夜な夜なこんな場所を用意してオナニーまでするドスケベだ。王族でなければただの娼婦そのものじゃないか」
 アンリエッタの瞳に涙が浮かんでくる。
「女王であることを誇りに思ってチンポに奉仕するんだ。アンリエッタ女王はトリステイン王国一のドスケベだと! チンポで男を選ぶロイヤルビッチだと!」
「ロ……ロイヤルビッチ……」
「ほら! 解ったらさっさとチンポをしゃぶれ! もう少しで射精できるんだ。ロイヤルビッチのアンリエッタ女王が大好きなチンカスの素だぞ! もっと濃厚で激しいものだ!」
 女王の顔をペニスで突く。美しい顔に向けられた男のペニスは完全に勃起しており、言葉どおりもうすぐ射精することを伝えていた。
「畏まりました……」
 自分の存在がどれだけのものか、思い知らされても尚、アンリエッタはペニスにしゃぶりつく。
 一度口にしてしまえば浅ましい本性が隠せない。また喉を鳴らしてしゃぶりつく。
「ずずちゅちゅっ! チュゥゥ! べちゅちゅちゅ!!」
「真正のドスケベだな」
 男の言葉に傷付きながらもひたすらしゃぶる。

 ……ええ! そうよ! チンカスが大好きなの! どうしようもないのよ。この匂いと味が私の身体を刺激してくれる。もっとしゃぶらせて! もっと! もっとよ! チンカス大好きのドスケベ女王の命令です! もっとしゃぶらせなさい!

 激しくなるアンリエッタの口内でペニスが震えだす。
 亀頭だけでなく、根元からさらに膨張し、発射体勢となった。アンリエッタにはそれがなにかわからなかった。ただ、もうじき何かが起きるのだと感じる程度だ。
「アンリエッタ女王の喉マンコ、使わせてもらうよ」
 男がいった。

 ……なにをおっしゃっていますの? すでに私の口は……えっ、喉?

 男の手が栗色の髪を掴む。アンリエッタが言葉の意味を解したのは、自分の身が道具にされたときだった。
「ふぐぅぅぅっ!? ん゛ん゛っ゛!!」

 ……喉に入ってきた!? 苦しいっ! 抜いてっ! 抜いてちょうだい!

 男はアンリエッタの喉にペニスを突っ込んだのだ。ペニスの侵入を拒めなかった喉は息が出来ずに締まってしまう。
「おおぉぅ、いいぜぇ、この喉マンコ! へへっ、王族の喉と胃に直接ザーメン流し込んでやる!」
 アンリエッタの喉にペニスを突き入れる。
「んぐぐぐぅぅぅぅ!! ふぅ、ふぅんぐっ!」
 苦悶するアンリエッタはブルーの瞳から涙を零す。男の陰毛が彼女の涙で湿りだす。
「おうぅ! そんなに締め付けんなって! もうすぐ射精すぞ! ほらぁ、ほらぁ!」
 自分勝手な射精への道のりはアンリエッタにとって苦しいだけだった。
 喉の粘膜を亀頭で押し広げるとまるで膣のように感じる。

 ……お願い! はやく! はやくしてぇ!

 どうしたらいいか解らず、舌を動かした。激しく入ってくるペニスをどうにかして満足させようとした。
「おぉ! おぉ! 射精すぞ! 射精すぅぅぅっ!!」
 耳が男の手で塞がれる。アンリエッタは鼻先にぴったり男の下腹部を当てられた。
 口内のペニスが太くなり、喉に熱い迸りがやってくる。
 自分の感情に関係なく流し込まれる精液に身体が硬直する。ドクドクと流れ込んでくるのだ。オスの迸りが。
「んぐっ……んぐぅっ……んぐぐっ……」
 味を確かめる余裕はなかった。耐えるだけの時間。なんとか精液を飲み干すしかなかった。
「ふぅぅ~、アンリエッタ女王の喉、とってもよかったぞぉ」
 射精が終わると喉から引き抜く。カリ傘が粘膜を擦り上げる。
 逆流してくる精液をアンリエッタはぐっと堪えた。そのかわり、胃から溢れてくる匂いに鼻腔が犯される。新鮮な子種汁が胃の粘膜を覆ったようだった。
「これで……終わり……」
 そう言った瞬間、男がアンリエッタの足を掴み、ひっくり返す。
「きゃぁぁっ!? ああっ、なにをするのです!?」
 気の抜けていたアンリエッタは男の手によって尻を天井に向けていた。
 目は天井を向いているが身体は折り曲げられ、足は顔の隣にある。いわゆるマングリ返しの格好で、純白のドレスは花弁のように広がっていた。
「約束が違いますよ!」
「んなもん知るかよ。へへっ、わしのチンポしゃぶって濡れ濡れじゃねーか」
「このような格好は……」
 恥ずかしい箇所が男の目に晒されている。
 純白のショーツは何度も絶頂したあとのように濡れそぼっていた。自慰を行なった後とは全く違う。男のペニスを、チンカスを舐めて感じていたのだ。
「ドスケベの格好にぴったりだろ。ほら、ショーツの上からスリスリしてやる」
「ああぁっ! お、おやめください! そのようなところは……はぁっ!」
 ショーツ越しになぞると一瞬で指が汁塗れになった。
「なんだぁ、この濡れ具合は。そんなにチンカスが好きか?」
「そんなっ、こと……いえません!」
「はぁ? あんなに熱心におしゃぶりしてたロイヤルビッチが何様だ!」
 男の手がアンリエッタの尻を叩いた。
「ひぅっ!?  なにを……するのですかぁ!? ひぐぅぅっ!!」
 また叩く。染み一つない陶器のような尻が赤くなる。
「なにって躾だよ。アンリエッタ女王はとんでもないドスケベロイヤルビッチだってぇのに、正直にならないからな。ほれもう1回だ!」
 ビシィィィィン! と大きな音が響いた。
 真っ赤に染まる尻と痛みにアンリエッタが涙を流す。
「ああっ、すみません……濡らしました……感じておりました……あなたのオチンポを尾舐めして、チンカスを舐めた時、美味しいと感じました……そしたら、私のそこが……濡れてしまって……オチンポへの奉仕が大好きですっ!!」
 正直な告白は激しかった。叫ぶような声のあと、男は叩いた部分を撫でた。
 ヒリヒリとしていた部分が無骨な指で撫でられるとなぜか痛みが消えた。
「それでいいんだ」
「はい! 私……アンリエッタはトリステイン一のビッチです! チンカスを舐めて濡らす、はしたない女王です!」
「それじゃあはしたないロイヤルビッチのオマンコを弄ってやるかな」
 ショーツをずらして淫裂を晒す。ピンク色の割れ目はおしとやかな姿をしていた。
 だがそこから溢れてくる汁は色狂いのようだった。
 汁を垂れ流す蜜壷に指を突っ込んだ。膣口はおろか膣壁も指の侵入を妨げなかった。
 誰にでも股を広げるとはこのことだ。
「あぁぁっ!! 指がぁ、そんな、深いっ!?」
 指は付け根まで挿入された。だがペニスの長さに比べれば爪楊枝のようなものだ。
「本当に処女の膣か? よくほぐれているぞ」
「そんなぁっ、知りません! 私はぁ、そんなこと……」
「んなこといっても、びちょびちょ、どろどろじゃねーか」
 指を2本に増やす。それでも膣は難なく受け入れた。
 粘膜は奥まで愛液で濡れており、底から溢れてくる。男は面白がってすくいとった。
「みろよぉ、ひひひっ、このねばねばのいやらしい液を」
 糸を引く愛液を見せつける。
「私のいやらしい液……糸引いて……」
 自分の身体から溢れる液体に頬を染める。
 男はまたアンリエッタの膣へ指を挿入する。すでに濡れそぼり、敏感に感じるようになっていた。
「これなら盛大な潮吹きもできるよな」
 隠れて映像を撮っていた時、アンリエッタは腰を引きつらせていた。2度目の絶頂時は間違いなく潮吹きの前兆を見せていた。膣の濡れ具合や感じ方から男は予感していた。
「……潮吹き?」
「こういうことだ」
 挿入していた指で膣壁を突く。
「ひぐぅぅっ!? ああっ、ああっ、なにをぉ、いきなりそんなぁっ! 激しっ、ひぃぃ……こんなっ、玩具のような扱いっ、はぁっ!?」
 男の指はアンリエッタの劣情に火をつけていく。燃え盛る炎が膣口で何度も火花を散らし、未知の感覚を植え付けられていく。
 男の指が尿道裏の柔らかな粘膜を突いた瞬間、腰が折れそうなほど強く跳ねた。
「……ここだな」
 アンリエッタの下半身は痙攣するように小刻みに震えだした。
「ああ……なに? なんなの……この感じは……」
 自身を慰めていたときとは全く違う感覚。全身がその一点にだけ集中してしまう。
 決して振り払えない知らない感覚にアンリエッタは戸惑いを隠せなかった。
「ここがアンリエッタ女王の急所だ」
「私の……急所……」
 男がほくそ笑む。身体の奥にある指先程度の部分。数センチもないほんの僅かな点だ。
 そこを押された瞬間、アンリエッタの下半身は稲妻に撃たれたような衝撃に見舞われた。
「ヒィッ!?」
 戸惑う時間もなく、膣に与えられた衝撃に身体を強張らせる。
 目を瞑り、葉を噛みしめる。全身をぎゅっと絞り、未知の感覚に耐える。
「もう遅い、アンリエッタ女王のオマンコはわしの指先でイクんだ」
 急所を指先で突き、周囲の膣壁もいたぶる。
「あなたの指が動くたびに感じてしまうのぉ! 私の淫らな部分が、もっと欲しいってなって! いやなのにぃ、平民以下の男の指に弄られてるのにっ、どうしてなの!」
 男の指が外に向かって動くたび、アンリエッタの壷から蜜が溢れ出してくる。ショーツを濡らしていた淫靡な香りと湿り気が滝のようになって腹部へと流れていく。
「もっとぐちょぐちょにしてやる」
 指の動きが速くなる。そのくせ、急所を突く時だけはぐっと深く押し込んでくる。
 びしゃびしゃと奏でられる淫液の音が頭の天辺までやってくる。
「あひぃっ! ああっ! 私のぉ、はしたない音がっ! このままだとダメになってしまいます! どうか、どうかお許しください!」
 頬を伝う涙がベッドのシーツを濡らす。
 必死の懇願にも関わらず、男の指は陵辱を続ける。
「私を許して……オマンコをぐちょ濡れにして喜ぶ私を許してっ!」
 腰がガクガクと震えてくる。白い太ももも足のつま先まで張り詰めていた。
「くるぅ……くるわぁ! あなたの指でイカされるぅ! いやなのにぃ、私は……トリステインの女王なのにぃ……」
 堪らずベッドのシーツを持って噛んだ。
「ほおらアンリエッタ女王の大好きなところだぁ、わしの指で、イけ」
 へその辺りで少ない筋肉が硬くなった。女の柔らかな肌が緊張の限界を突破して弾ける。
「うぅひひぃぃぃっ!! ひぁぁっ、だめぇ、ダメダメダメ!! イクのぉ! そこ押されたらっ、わたくしぃ、イクぅぅぅッッ!!」
 男の指が急所を突いた瞬間、彼女の膣はぎゅうっと締まり、大量の潮を吹いた。
 膣から噴出した飛沫はアンリエッタ自身を濡らしていく。トリステインの代表である女王がドレスをはしたなくいやらしい汁で濡らす。
「ああ……私が……私の……これが潮吹きなの……」
 自分で絶頂に達したときとは違う。火照った身体を慰めるだけの代物ではない。強烈な刺激と快楽で身体の芯から感じるもの。
「これが……絶頂……」
「そうだ、男を色香で騙し、利用しようとする色狂いのアンリエッタ女王。あなたの本性がこれだ。どんな男だろうと関係ない。平民だろうが、貴族だろうが、いや、人間である必要もない。浅ましい女だよ」
 アンリエッタにペニスを握らせた。勃起状態のままのそれにアンリエッタは自然と指を絡ませた。男の興奮を直に感じると放心しかけた心に火がつく。
「私に……どうしろというの……」
「違うな。アンリエッタ女王がどうしたいか、だ。ほれ、言ってみろ」
 手にしている巨大なペニス。擦ると喉奥を嬲られ、胃に流し込まれた精液を思い出す。自分が受け入れる側でしかないことを思い知らされる。身体がそうできてきるのだと。
 天井に向けている尻もそうだ。下劣な男の指で弄られて、盛大に潮吹きまでしてしまった。空気が当たるだけでもヒリヒリと感じる淫売のような穴はとても処女とは思えない。
 いつから自分の身体がこうなってしまったのか、わからなかった。
 だが、本能が求めている。手にしているペニスで受け入れるのだと欲している。
「私の……相手になってください……」
「ほう」
「このままだと……おかしくなってしまいます。あなたのお手を煩わせて申し訳ございませんが、あなたのオチンポの相手をさせてください……私に、男を教えてください」
 膣口がひくついていた。ピンク色の粘膜は男を欲しがっているようだった。まだ誰も侵入していない。
「なら……ちゃんと言ってくださいよ。トリステイン王国の女王がいかにチンポを欲しているのかを。そしてあなたのオマンコがいかに価値のあるものか……」
 アンリエッタは男の言葉に従う。マングリ返しの体勢のまま、股間に腕を伸ばす。粘液のべたつく膣口を自ら開くと男にいう。
「私、アンリエッタ・ド・トリステインのオマンコは、トリステイン王国のなかで最も気高く、優雅で高貴なるオマンコです。まだ誰の挿入も許していない汚れなきオマンコなのです……その奥には子作り用のベッドルームも備えております」
 男は鑑定でもするかのように膣を覗き込む。
 そよ風のような鼻息があたるだけでも身体は揺れた。
「このオマンコに着床できた子種は、時期トリステイン王国の世継ぎとなるでしょう。そう……種を仕込んだ者は私の夫になれるのです。淫売女王の夫ではありますが、毎晩、奉仕の限りを尽くします。この花弁が淑女の姿を忘れて言葉どおり淫売となるまでご奉仕させていただきます……そのチャンスを、平民以下のあなたのオチンポに授けます。どうか……どうか、その逞しいオチンポ様で私の、処女膜を貫いてください」
 長い言葉の後、男はアンリエッタをまたしてもひっくり返す。
「なぁ、なにを!?」
 天地が逆転し、気がついたときには犬のような格好になっていた。
「チンポが欲しいんだろぉ?」
「はい……その巨大なオチンポをお恵み下さい」
 ドレスを捲り上げ、また尻を丸出しにする。濡れそぼっている牝穴にペニスを添えた。
「女王様のオマンコかぁ、いいねぇ、わしのもんだ」
「当たって……熱い……これが私の初めてになるなんて……」
 男が腰を持つ。添えたペニスの先は膣奥を狙っていた。アンリエッタの一生に消えない傷となるように、これまでの陵辱がただのお遊びになるように、刻み付ける準備だった。
「挿入れるぞ、女王様っ!」
 腰を突き動かす。ほぐれた膣口を一瞬で突き抜け、粘膜を掻き分けていく。
 アンリエッタは声を上げる事が出来なかった。たった一言、漏らす事も出来なかった。
 身を引き裂かれる男根の侵入に、背を丸めることしかできなかった。
 指はシーツを掴み、歯を食いしばる。目蓋を閉じて痛みに耐える。新たな涙が頬を伝い、シーツに染みを作った。
「膣奥だぁ、膣奥までぶちこんでやったぁ! 女王様の初物はわしのチンポで奪ってやった! どうですかぁ、アンリエッタ女王よぉ、わしのオチンポはぁ~」
 丸くなっているアンリエッタに被さる。耳元で囁くと、彼女の首筋に舌を這わせた。
「……痛い……痛いの……」
 声はかすれていた。零れる涙を舐めると男は結合部分に手を当てる。
 処女を示す赤い鮮血がぽたぽたと落ちている。指先につけると再び眼前に持っていく。
「見ろ、こいつが処女損失の証だ」
「私の……血なの……」
「あとは子種を注いで今日は終わりにしてやる」
「今日は? どういうことです?」
「決まっているだろう。これから毎晩、わしと子作りするんだ。さっき自分で言ったじゃないか。ひひっ、トリステイン王国をきっちり娼婦国家に作り変えてやる」
「娼婦国家……そんなっ!? ぃぃぎぃっ!?」
 ペニスが動き出した。膣奥に埋もれていたペニスが外へ出て行く。カリ傘がまだ痛みだけを感じる粘膜を擦り上げていく。
「おおぉぅ! 締まり具合は最高だぁ! 王族ってのはオマンコまでいいねぇ」
「ひひぃぃっ!! あっ、あっ! 擦れてるっ! 私のぉ、膣内がぁ、痺れてっ、いけないわ! こんなのぉ、もっとゆっくり動いてちょうだい!」
 アンリエッタの言葉など男は気にもとめなかった。
 膣壁をカリ傘でいたぶり、覚えさせていく。自分の身体が女なのだと。
「このオッパイもわしのものにしてやるぞ」
 ドレス越しに乳房を掴んだ。膣から感覚が離れると痛みが少し和らいだ。
「ああっ! お願いです! 私を、私を……感じさせてください! 何でも致します! おしゃぶりでも、子作りでも! ですからぁ……痛いのはイヤァぁぁぁっ!」
 膣壁をこれでもかと擦り、痛めつける。
 アンリエッタを労わる気持ちなどない。男はアンリエッタをベッドに押し潰すと耳元で囁いた。
「やめねぇよ」
 背筋の凍る一言にアンリエッタが最後の力を振り絞る。この男は最初からこうするつもりだったのだ。ようやく気づいた彼女は逃げようとしたが、身体が言う事を聞かない。
「無理だよ。アンリエッタ女王。あんたの力じゃなにもできない。おとなしく女らしく腰を触れ。わしが徹底的に調教してやる」
「あぁ……膣内で、暴れてる……私を犯して……孕ませようとして……」
「チンカス大好きなアンリエッタのオマンコも、トリステイン王国もぜ~んぶわしがもらうよ。アンリエッタは一生、わしの性奴隷にしてやる」
 膣内はペニスに蹂躙されている。身体のなかに抵抗する力がないのは明白。
 膣壁は拡張され、男の所有物のように姿を変えていく。民が向けていた凛々しく、清楚なる女王の姿でなくなっていく。
「ああ゛っ゛! 嗚呼……もう、もう好きにしてぇ! あなたの好きにして! 私のオマンコもトリステイン王国もぜんぶ好きにしてぇぇぇ!」
 蠢くペニスに膣が感じ始めていた。
 痛みが和らぎ、あの感覚が甦ってくる。
「ああっ! こんなときにぃ、こんな時なのに……からだの奥がぁっ、膣奥からぁ、熱いのが……きちゃうっ! きてしまうぅぅぅ!!」
 指で弄られた時のあのどうしようもない感覚だ。
 男の言うがままになり、興奮が最高潮に達したあの瞬間。それがまたやってこようとしている。いかに拒もうとも、感じてしまう女の身体が、アンリエッタの瞳から大粒の涙を流した。
「嗚呼っ! いやなにぃ! またイクぅ……イッてしまう……このような、状況で……私は……私は……」
 心のなかが蝕まれていくようだった。いかに力を振り絞ろうとも下劣な男一人押しのけられない。王族の、いや、王国の代表であるにも関わらず、痴態を晒し、自ら股を開き、処女さえ失った。
 あまつさえ、チンカスに興奮し、ペニスの動きに感じようとしている。
 もはや釈明の余地もない。
「わしのモノになれ、アンリエッタ」
 悪魔の囁きにも等しい男の声に身体は反応してしまう。
 この男が腰を動かすたび、膣はなくほど嬉しがっている。
「で、でも……」
 一瞬の迷いから、拒む力を緩めると膣奥から熱い風が胸にやってきた。男の手がまさぐってくる乳房も乳頭が勃起している。男の指が触れると丸めていた背中が反り返っていく。
「いえよぉ、もっと気持ちいいこと、してやるよぉ」
「もっと……」
 膣奥を突いてくるペニスに子宮が降りていく。アンリエッタの感情など、関係ない。身体が男を求めていた。もうすぐ子種汁がもらえるのだと感じている。
 子宮口が自らキスしようと近付いていく。もう止められなかった。
「……私を……トリステイン王国を……あなたに……」
 あと一言、口にするだけで男のモノになる。きっと陵辱の限りを尽くされ、トリステイン王国は彼の言う娼婦国家へと堕ちてしまうだろう。
 それでもアンリエッタは口にした。
「差し上げます! トリステイン王国、王女、アンリエッタ・ド・トリステインの名において、あなたにすべてを差し上げます! あなたの命令に従います! ですからぁ、もっと気持ちいいことしてくださいぃぃッッ!!」
 アンリエッタの叫びが男のピストンを早めた。
「ああっ! いいわぁ! いいのぉ! もう、なんでいいわ! だからぁ! もっといいことしてぇぇ!!」
「してやるよ。骨の髄まで感じさせて、よがらせてやる。トリステインの女は全員俺のチンポで奴隷にしてやる」
「はいぃぃっ! お願いします! 私を! 私を調教してください!」
 はじめて感じる性の感覚に咽び泣く。
 男のピストンにタイミングを合わせて振り出した。
「あ゛あ゛っ゛!! イキますぅ! イキますッ! あなたの子種汁っ、注いでぇぇ!!」
 男は無言で突いた。もうアンリエッタを掌握したようなものだ。あとは彼女が感じるようにしてやればいい。それでトリステイン王国そのものを我が物に出来る。
 無言の突きを受け入れ、膣奥の最も深い部分へ導きいれる。
 男は射精のタイミングをバッチリ合わせ、子宮口にぶつけた。完全に密着した状態で精を放つ。
「来たわぁ! あなたの、子種が私のオマンコに溢れてきてるっ……熱いっ、熱いぃぃ!!」
 男の身体の下でアンリエッタの尻が幾度となく跳ねた。ベッドシーツには彼女の破瓜の証と新たに吹いた潮が小さな湖をつくりあげた。
「ああ……してしまったわ……あなたの子種汁が、私の、トリステインを征服していく……」
「これからが本番だぞ、アンリエッタ女王」
 男の陵辱は続く。

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