FC2ブログ

Chapter110-1 試合開始

『原作』ヴァンパイア、ストリートファイター、餓狼伝説(KOF)シリーズ
『人物』モリガン、春麗、不知火舞
『注意』Chapter110はリョナ成分がかなり強くなっております。今話はプロローグですので暴力的なシーンはありませんが110-2~110-4は暴力だらけとなっておりますのでご注意ください。※四肢欠損、死亡などはありません。最後まで生かして嬲ります。





 ここはドスケベアイランドの地下に設けられた闘技場。
 25メートル四方の巨大リングを中央に観客席5000という巨大施設である。
 巨大リングは焼け付くようなライトが照らし、50メートル上空の超巨大モニターで細かく見ることができる。モニターに映し出すカメラはリングの四方のいたるところに存在しリング上の選手を必ず捉える事ができる。
 闘技場の入場ゲートから巨大リングまでの道にライトが向けられた。
 眩しい道に現れたのは1人の男と3人の美女たち。いずれの美女も麗しい美貌の持ち主だったが表情は暗く沈んでいた。それもそのはず、彼女達の手首には頑丈な手錠が施され先頭を歩く男の持つロープに繋がれているのだ。
 男に連れられて彼女達はリングへと向かって歩いていく。
 その姿に観客達がにやついた笑みを浮かべて手を叩きだす。
「本日はここ地下格闘闘技場にようこそ! ここは地上での罪を償う場所! 勃起誘発罪に処せられた淫乱ドスケベ女達にとって最後の希望! ここで勝てば無罪方面! ここで負ければドスケベの刑にございます! さぁ、今宵のファイターをご紹介しましょう! まずはこのドスケベ! モリガン・アーンスランド!」
 リングの傍にある実況席の男がマイクに向っていうと会場全体に響き渡った。
 紹介されたのは緑髪の妖艶な姿をした美女モリガン・アーンスランドは手錠を外されリングへと登った。
 人間ではないサキュバスのモリガンは耳の上と腰に羽を生やしており、爆乳の胸元から肩とまでをさらけ出した奇抜かつエロティックなファッションを披露する。
「この淫魔めっ!! てめえのせいで彼女と別れることになったんだぞ! しっかりオシオキされてしまえっ!」
「このドスケベがっ! 男は玩具じゃねーんだぞ! 勝手に搾り取りにくるんじゃねー!」
「徹底的にやっちまえ! ドスケベサキュバスがアヘ顔晒すところをみせてくれっ!」
 観客席から男たちの声がどっとわきあがる。
「あらあら威勢がいいのね。いいわよ、あなた達全員、精根尽き果てるまで搾り取ってあげても……フフフ」
 極上の美貌とスタイルを惜しげもなく披露する淫魔は罵声に対して微笑さえ魅せて煽る。存在するだけで淫靡な香りを漂わせる彼女の肉体に会場中の男達が股間をいきり立たせてしまった。
「さ、さすがサキュバスです。会場には彼女に精気を吸われた被害者が多いようですね。私も淫魔の彼女がみっともなくアヘ顔を晒すところがみてみたいですねぇ~。さぁ、お次は春麗選手です!!」
 観客5000人が勃起したなか、モリガンに続いてリングへあがったのはチャイナ服の美女である。
 シニョンで髪を団子状にして纏めている彼女は青いチャイナ服の胸を揺らして手首をさすった。彼女は本来トゲ付きの腕輪をしているのだが今は装着していない。それでも前後に垂れているスカート部分から見えている強靭な太股を見れば彼女の戦闘力が並みの男では敵わない事は明らかだ。
「インターポールの牝犬めっ! お前に人生を奪われたんだ! 死にやがれっ! 死んでわびろ!」
「俺もそいつに捕まったんだ! 頼む! その女をボコボコにしてくれっ!」
「女のくせに生意気なんだよ! フルボッコにしてやれ!」
 またもや観客席から飛び交う男たちの声だが春麗が一度睨みつけると小さくなる。
「弱い男たちねぇ、今度はその汚い口も顎ごと砕いてあげようかしら?」
 美麗の捜査官は女の象徴である乳房もまた破格の爆乳である。チャイナ服が盛り上がりを見せては男達の視線をひきつける。
 春麗は爆乳を持ち上げるように腕を組むと自慢気に豊かさを見せ付ける。鍛え上げ肉体にも関わらず大きな乳房はむにゅり、たぷりと形を変え柔らかさを目に伝えていく。
 そして強靭かつ筋肉の塊となった太股が威圧するように股を開いて現れる。
 彼女の武器である強靭な脚は長年の修行で筋肉がつき、男の胴回りほどある。履いているストッキングには筋肉の小山と筋が浮かび上がっている。
「観客の皆様、大丈夫ですよ~! 彼女達の行動派あの特設リングの上だけですから。どんなに凄みを利かせてもリングから出ることは出来ません。安心して声援を送ってあげてください」
 観客席全体から拍手が鳴った。
「さぁて皆様、最後はおまちかね! 不知火舞選手です!」
 黒髪のポニーテールを揺らしてリングに上るとこれまでとは違う拍手と口笛が会場全体から飛び交った。
「うっひょ~~~~~! やっぱ最高のドスケベだぜ!」
「あのオッパイ舐めまわして~! 婚約者なんか忘れて俺と結婚しようぜ~! 毎晩オマンコズボズボしてやっからよ!」
「そんな格好して本当はレイプ願望があるんだろう! 俺たちが叶えてやっからハメ乞いしろや! ドスケベくの一さんよ!!」
 紅白の忍び装束に身を包んだ女性格闘家は不知火流忍術の使い手、不知火舞。3人のなかではもっとも過激な服装といえる。何しろ四肢どころか胸元までほとんど露出しているのだ。
 サキュバスのモリガンであれば説明はつくが、舞はれっきとした人間である。その彼女がまるで男の欲望に応えるように肌身を晒している。
「ふんっ! あんた達みたいな弱い男なんか絶対お断りよ! 私はアンディ一筋なんだからっ!」
 艶かしいその肉体を揺れ動かせば男達の勃起した肉棒を煽るばかり。
 彼女ら3人がいかに男達を嫌おうとも逃げ場の無い現在では罵声を浴びつづけるしかなかった。だが誰一人として顔をしかめることもなければ泣く事も無い。これから行なわれる戦いに対してだけ3人は意識を向けている。
 3人をエスコートしてきた男が去ると観客たちの声もなくなった。
「これから3人にはこちらが用意した選手と戦っていただきます。無事倒せたなら地上へと戻ってもらってけっこうです。でずが、もし、万が一にも負けるような事があれば、観客の皆様にその身を尽くして奉仕していただきます」
 観客の数は5000人。女の数はたったの3。サキュバスであるモリガンでさえ地獄といえる数である。もし敗北すれば身体が持つはずが無い連続陵辱地獄が待っている。
 3人は勝利を掴み取るしかない。
「それでは彼女たちの倒すべき敵、我らが選手に登場していただきましょう!」
 実況席の男が告げると選手が入場してきた。
 誰もが気にするその選手の姿はあまりにも小さかった。現れたのは1人の少年のみ。エスコート役もいなければ仲間もいない。たった1人なのだ。
 天井からの入場用ライトが少年を照らすと観客席がどよめいた。ライトはリングまでの道を示す。リングを目指す少年は真白な服を着ている。
 観客達は驚き声を失ってしまっていた。
 少年の姿に驚いたのは観客だけではない。
 無表情のままリングにあがってくる少年を見て、先にリング上にいた3人の女性格闘家たちもさすがに困惑した。
「ちょっと! こんな子供に戦わせるつもり?」春麗が実況席の男にいった。
「いくらなんでもふざけてるとしか思えないわ」続いて舞がいう。
 観客達もそのとおりだと内心思っていた。
 少年の背丈は女性陣の肩に届いていないし、鍛えている様子もない。いかに女性とはいえ、並みの男では歯が立たない3人が相手となるとこれほど侮辱している選手はいないだろう。
「いいんじゃない? こ~んな可愛いぼうやとちょっと遊んであげたら解放されるわけでしょ。ねぇぼうやお姉さん達がいいことしてあげるわよ」
 モリガンだけは胸の谷間を見せつけるようにして誘う。
「やめなさいよ、こんな子供を誘惑してどうするのよ」
 春麗がモリガンの前に立ってやめさせた。
「それより! 本当にこの子供が相手なのかしら。随分とふざけた真似をしてくれるわね、それとも子供相手だと私たちが戦えないと思ったの?」
 実況席の男を睨む春麗だが男はコホンと咳払いすると冷静に応えた。
「選手に間違いはありません。彼が我々の選手です。確かに少年ではありますが、彼には特殊な能力がありまして、問題なく貴女方と戦えるといえますよ」
 男はそういってにやりと笑った。
 再び少年に目を向ける。どうみても普通の少年だ。だがここはドスケベアイランドと呼ばれる世界である。
 春麗たちの本来いる世界とは違うのだ。
 無茶苦茶な超能力を持っている人間がいてもおかしくない。なによりこの世界を構築する者達によって、自分達の能力が0に設定される事もあることを知っている。やろうと思えば赤ちゃん並みの身体能力でリングに上げる事も彼らにはできるのだ。
 そう思えば思うほど少年に向ける眼光も強く輝き鋭くなる。
「ねぇ、お姉さん達。僕は弱いけどさ、僕の呼び出すやつらは超強いから気をつけてね。もし手を抜いたら死ぬかもしれないよ」
 そういって少年がポケットからカードを取り出した。カードを無造作に投げると光が放たれる。
 やはり常識外の力だと3人が思った瞬間、リング上に二つの影が現れる。
「な、なんなの……?」
 光が消え、二つの影が誰の目にも明らかとなる。
「ちょっと嘘でしょ!? なによ、あれ!?」
「スライムかしら……でも見たこと無いわね」
 リングに出現したのは巨大な男と半透明のスライム。どちらも2メートルはある巨体で少年の前に立つ。
「紹介するね。こっちの大男はお姉さん達への攻撃役。こっちのスライムはお姉さん達から僕を守る為の防御役。お姉さん達は大男を倒すか通り抜けて、スライムの防御をやぶって僕を攻撃したら勝ちだよ」
 3人はまず大男を見る。まるでプロレスラーのようで筋肉の鎧に護られている。股間を隠すパンツ一枚にブーツという格好もそれらしい。動きは鈍そうだが腕の太さは春麗の太股と同じぐらいに大きく、危険なのがはっきりと伝わって来る。だが人間の姿をしている分だけ不気味さはない。
 少年の防御役であるぶよぶよと踊るように液体を揺らすスライムのほうが気になる。あの身体がどうなるのか皆目検討もつかない。
 謎の能力から出現した二体だが、3人は恐れず軽く微笑んだ。
「ねぇぼうや。随分と余裕みたいだけどいいの?」
「なにが?」
 舞が胸の谷間から扇子を取り出した。忍び装束の固定は甘く、肩を動かすだけで乳房はぷるんと波立つように跳ねる。
「私達は3人なのに、ぼうやの攻撃役は1人。防御も1匹じゃ数が、ねぇ?」
「大丈夫だよ。どっちも強いから。お姉さんたちじゃ勝てないよ。なんでそんなに僕の心配をするのかわからいよ」
 少年は表情を変えない。誇っているというわけでも恐がっているわけでもない。不気味なまでに落ち着いている。
「そろそろいいでしょうか。ゴングが鳴ったら勝負開始ですよ!」
「2人とも構えて。一気にけりをつけるわよ!」
「少しは遊んだほうが面白いくない?」
「なにいってるのよ! 相手が子供でも倒すわよ!」
「子供が相手なんて気が乗らないけど倒さなきゃならないなら仕方ないわよね」
 それぞれ戦闘の構えを取る女性陣に対し、少年はただその場で突っ立っているだけだった。変わりに大男が両腕を肩まで持ち上げる。
 スライムはその身を揺らめかせたまま動こうとしなかった。
 カァァァァンッ! と甲高い音が鳴る。
 試合が開始された。




次回から本編開始です。
なにをするかは楽しみにしていただければと思います。

←作品がよければクリックお願いします。


関連記事

2014-07-02 : 小説 : コメント : 2 : トラックバック : 0
Pagetop
コメントの投稿
非公開コメント

No title
お疲れ様です。
今後の小説はリョナメインになっていくのでしょうか?
2014-07-05 18:27 : URL : 編集
回答
Capture110はリョナ系の小説ですが
ドスケベ女祭り自体がリョナメインになることはありません。
2014-07-05 18:45 : 之ち URL : 編集
Pagetop
« next  ホーム  prev »

プロフィール

之ち

Author:之ち
之ち(ユキチ)

小説中心に活動中。
ジャンル問わず面白ければ好き。
大阪在住・12/28生
相互リンク募集中です

カウンター

おすすめ





読んでるもの等











超昂神騎エクシール