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Chapter110-3 肛虐猛撃

『原作』ヴァンパイア、ストリートファイター、餓狼伝説(KOF)シリーズ
『人物』モリガン、春麗、不知火舞


 不知火舞の龍炎舞によって三体に分断されたスライムがリングを這って移動する。スライムには足はなく、捕まえている女たちをM字開脚にさせていた。
 モリガン、春麗、不知火舞……いずれも女として最上級の肉体を持っている。一名だけ顔面が腫れあがっていたが失禁した痕や肉感的な肉体は男の本能を刺激してやまない。
「おかえりスライムちゃんたち。あっ、きみはもう戻っていいよ、ごくろうさま」
 スライムたちが少年のもとに集結すると大男は光を放って消え去った。
「どういうつもり?」
「ん? なにが?」
「あの大男は攻撃役でしょ。いなくなったら誰が私たちを攻撃するの? それともなに? もう勝ったつもり?」
 まだ勝利を捨てたわけではない。不知火舞はスライムの粘液に封じ込まれた四肢をどうにかして動けないかと模索していた。
「お姉ちゃんたちはまだ負けてないし、僕もまだ買ってないよ」
「じゃあなんでよ」
 平然と答える少年に苛立ってしまう。
「なんでっていわれてもね……」
 暴力に晒され辱めを受けている今、少年のなにも感じていないという態度に腹が立って仕方がなかった。
 せめてモリガンだけでも治療を受けさせたかった。
「もう十分でしょ! これ以上戦う力なんて残ってないわ!」
 1人だけ暴力を受けていない舞が叫んだ。彼女の隣りでは2人がぐったりとしたまま動かないでいる。
「ああ、心配してるんだね。大丈夫すぐに回復するよ。そのスライムってね、実は回復役でもあるんだ。だからモリガンも春麗もすぐに傷が回復するよ……ほら」
「えっ?」
 少年が指をさしたのはモリガンだった。彼女を包んでいるスライムの表面がむにむにと蠢いている。
「痛い? 大丈夫? すぐに傷を回復させてあげるからね。ボクに任せてね」
 スライムから声が聞こえてきた。
「こっちの女の子も大変だよ。でも大丈夫だよ。ボクが治してあげるからね」
 春麗を捕らえているスライムからも声がする。
 心配そうに話すスライムに舞はぞっとした。なぜなら自分を捕まえているスライムも同じなのだ。
「2人とも可哀想ダヨ~。いっぱい、いっぱい身体を傷つけて大変ダヨ~」
「なによ、こいつら……」
 喋ると表面がむにむにと蠢く。
「なにって可愛いでしょ。それにすっごく優しいんだよ。すり傷でもあればすぐに治してくれてさ。だからモリガンも春麗もすぐに回復するよ」
「なによそれ……まだ戦わせようっての?」
 だが攻撃役の大男はもういない。
 ならなぜスライムに回復させるというのか。もしスライムから逃げることができたなら今度こそ少年を倒すこともできるはずだ。
「ううん、戦うのはまだ。先に3人にオシオキしないといけないから」
 少年がまたカードを取り出した。大男とスライムを出現させたカードにそっくりだった。
 もしかしたらと考えていた新たな攻撃役の存在。背筋に怖気が走ったが悲鳴をあげるほど衰弱していない。
 カードは光ると姿を変えた。
「なに……その魚は……」
 少年の手に出現したのは水の入ったビニール袋。そのなかには3センチほどの小さな魚が3匹泳いでいる。魚は透明で大人しくみえた。
「お姉ちゃんたちのことが大好きなウナギちゃんだよ」
「ウナギですって?」
 大男のような圧倒的な存在感も強さも感じられない。
 スライムのような禍々しさもない。
 ビニール袋に手を突っ込むと1匹掴む。ほとんど動かないウナギを掴む事は容易いようにみえる。少年はまだぐったりしたままのモリガンに近づいていく。
「このウナギちゃんをこうするの」
 スライムのなかへウナギを入れてしまった。スライムは粘液でできている。捕まっている指は1ミリも動かせない、舞にはそれが痛いほどわかっている。
「ウナギさんいらっしゃ~い、女の子の入り口はこっちだよ~」
 スライムはウナギを抵抗せず受け入れると下へ下へと移動させていく。
 粘液でできているスライムのなかをウナギはすいすいと泳いでいく。
「このウナギはね、他の生物のなかに入って栄養を得ておっきくなるんだ」
 また1匹掴むと次は春麗を包んでいるスライムのなかに突っ込んだ。
「ウナギさんいらっしゃ~い。この女の子の入り口はこっちだよ~」
「なによ……入り口って……」
 気味が悪いのは入り口という言葉。
 ウナギは下方へと泳ぎ続けている。それは腰であり尻である。
「栄養っていうのはね、お姉ちゃん達みたいな人がもってる筋肉なんだ。といっても筋肉をそのまま食べちゃうんじゃないから安心して」
「んあっ!?」
 いつのまにかモリガンの腫れていた顔が元に戻っていた。スライムのいったとおり傷が回復している。
「あっ、気づいた。モリガンの顔綺麗に元通りだね。春麗の傷ももう完治してると思うよ」
「どうやら本当のようね、それについては感謝するわ。でも……そのウナギの好物も本当なんでしょうね……」
「嘘はついてないよ。でね、筋肉だけど、一度分解するんだよ」
「……分解」
 それは筋肉を砕くという事なのか。そう考えるととてもいやな考えが頭の中に思い浮かぶ。
「ああ、大丈夫だよ。身体に穴を開けることなんてしないし、噛みもしないから安心して」
「なにが安心して、よ」
 最後の1匹が舞のスライムに放り込まれた。ウナギは小さいが背中を下っていく気配は感じられた。
「んっ……はっ!?」
 モリガンが突然甲高い声をあげた。
「ウナギさんたくさん食べるんダヨ~」
 舞の目にウナギが尻の間へと入っていくのがみえた。
「入り口って……お尻……」
「あっ、ごめんごめん。うん、ウナギちゃんたちが侵入するのは肛門だよ」
 ウナギが完全に姿を消した。
「おはよう、モリガン」
「どうなって……これっ、ちょっ、んぎぃぃいい!?」
 意識を取り戻したモリガンがスライムから出ようともがくが無駄だった。彼女の羽もスライムのなかにあり空を飛ぶことは不可能だった。
 さらに肛門から侵入したウナギが腸へとバタつきながら進んでくる。
「ダメダヨ~。暴れると骨が折れちゃうよ~」
「ふざけっ、んぎっ、ああっ!? お腹のぉ、なかで暴れてっ!?」
 捕まえられている四肢は動かせない。
 まるで腸内で泳ぐウナギをあらわすように首を振り回して悶絶していた。
「ぼうや……こんな事してどうなるか、んぎっ、くぅ……わかっているの?」
「こうなった事でどうなるかわかってるの?」
 無表情の少年は氷のように冷たい眼差しで淫魔を見下す。しばらく見合っていたがモリガンの肩が跳ねた。
「あっ、完全に食事体勢に入ったね」
「なに? なによ……んぁぁあっ! くぅぅひぃぃ~~~っ!」
 反応がかわった。
 痛みではなくなにか甘い感覚を押さえ込もうとしているようだった。
「食事体勢ってなによ?」
「説明するね。ウナギちゃんは肛門から侵入するんだ。まず腸内にある糞を食べて大きくなるよ。便秘の人は大変だけど、お姉ちゃん達は大丈夫かな? ねぇ、春麗」
「くっ……」
 無言無反応を貫いていた春麗だったが髪を掴まれ頭を持ち上げられる。
 すでに回復していた春麗は鋭い目つきで威嚇したが肛門ではウナギが侵入しようとしていた。
「大丈夫みたいだね。春麗の肛門にもウナギちゃんもう入ってるよね。声をあげなかったのは凄いと思うけどウナギちゃんが動くとおしっこでちゃうくらい気持ちいいでしょ、ねぇ、舞」
 わずか3センチのウナギがふんどしのように食い込んでいる肛門をほじくるように突っついてくる。舞はしっかり括約筋を締めて抵抗していたがスライムの液体が尻肉を左右へ開こうとしてくるため完全に防ぐ事は出来なかった。
「ダメダヨ~。ウナギさんが入れないでしょ~。ほらお尻を開いてね~」
「ひぃぃっぐぅぅぅ……」
 スライムによって尻肉が左右へ割られ、ウナギが肛門に侵入してきた。
「いっぱい食べるんダヨ~。このお姉ちゃんの筋肉はすっごく多くてたっぷりだからね~」
 暢気な声でウナギを侵入させてくる。
 腹が立ったが舞もウナギが肛門のしわを全身で擦り押し迫ってくるとどうしようもない。
「そ……んなぁ……ことぉ、ないわ……ぐひぃっ!?」
 舞の肛門にもウナギが侵入した。
「ウナギちゃん達が成長するまでに3人の身体も改造しなくちゃいけないね」
「改造ですって!?」
 腰ががくんがくんと揺れる。肛門から侵入したウナギが動き、腸へと向っているのだ。
 少年はまたしてもカードを取り出し光らせた。次に出現させたのはカートと大量の銀色の針。今から針治療でも行なうようだった。
「まずは舞からにしよう。1人だけダメージがないからね」
 銀色の針を手にとると舞へと近づく。針は長さ10センチほどで太さは1ミリ程度だ。
 紅白の忍び装束で隠された乳房を露わにさせると観客達のゴクリと息を飲む音さえ聞こえてきた。
「綺麗だね。婚約者とセックスしてないの? それとも乳首を綺麗に保つ忍術とかあるのかな?」
 桃色の乳頭指を這わせた。
「ふざけないで、女を馬鹿にしてると痛い目みるわよ」
「それは嫌だな」
 水袋のようにたぷんたぷんと揺れる爆乳を撫でているうちに乳首はぷっくりと勃起し始める。爆乳房と同じで勃起した乳首は平均より長かった。
「いくよ」
 心の準備などする時間はない。銀色の針が無情にも勃起した乳首に突き刺さり、貫通した。
「い゛っ゛!!」
 歯を噛みしめて耐えるが小さな震えが止まらない。乳房の肌は波立ち、額から汗が垂れてくる。
「次はこっち」
「あぁ゛ぅっ゛!?」
 双乳の頂きに眩しい銀色の針が輝いた。何もしなくても貫通した針が痛覚を刺激してくる。
「ひぃ……ひぃ……終わった……」
「何いってるの? まだだよ」
「えっ……」
 新たにもう1本の針を持ってくる少年。3本目はホッチキスの針のように短かった。
「嘘でしょ……」
 針の短さと次なる場所にひとつだけ心当たりがある。認めたくは無かったが少年の腕が股間へと伸びてくるのを見て舞は足を閉じようとした。
「やめっ! やめなさいっ! そこはダメ! なに考えてるのよ!」
「不知火舞のクリトリスをこの針で貫通させるんだよ」
「―――ッ!?」
 無感情の言葉に声を失ってしまった。
 舞の股間を隠している細く薄い布は容易くめくることができる。身動きの取れない舞は5000人の観客の前で陰部を晒すこととなった。
「乳首と同じでオマンコも綺麗だね。形も崩れてないしクリトリスもちゃんと包皮に包まれてる。けど……」
 濡れていない性器をなぞっていく。少年の事務的な愛撫によって濡れだすと包皮をめくってクリトリスを露呈させた。乳首同様に自己主張の強いクリトリスはこれからその身に起きる悲惨な痛みを知らないかのようにプルプルと震えながら愛撫を待つ。
「やっぱりクリトリスも大きいんだ。こんないやらしい身体をしてるんだから当然だね」
「やめてっ! ねっ、お願いっ!」
 懇願する舞だったが少年はホッチキスをクリトリスにあてがった。
「やめるわけないでしょ。このドスケベ」
「ヒィッ!?」
 戦いで受ける痛みとは全く違う。恐怖そのものが舞の急所に突き刺さる。押し潰される痛くも甘い感触と同時にやってくる針の貫通。銀針は肉芽を強烈な痛みで抱きしめる。
 舞は耐えらず失禁した。
 観客達は爆笑し、拍手を浴びせる。不知火舞の柔肌に突き刺さった銀針が揺れるのが面白くてたまらない。いつも揺らして男を誘惑していた淫らな乳房だったが今では己を痛烈に苦しめる要因でしかない。
「おしっこ漏らしちゃダメダヨ~。痛いのは治してあげるからおしっこは我慢するんダヨ~」
 スライムが喋ったあと、乳首とクリトリスからの痛みが和らいでいく。
「さて……そろそろかな」
 目をモリガンへと向ける。舞の悲鳴になにもいわなかったモリガンは額から大量の汗を流していた。呼吸も深くなにかに必死に耐えるようにみえる。
「再びウナギちゃんの説明です。肛門に入ったウナギちゃんはまず大便を食べて成長します。この時点ではまだ責めははじまってないんだ。本格的な始まりは成長したあとにはじまる。ねぇ、お姉ちゃんたちは電気ウナギって知ってる?」
 3人とも目を見開いた。
 体内で電気を発生するウナギのことだ。知らないわけが無い。直にその瞬間を見たわけでも体感したわけでもないが容易に想像はつく。
「ウナギちゃんたちの好物が筋肉だっていったよね。分解するって。分解する方法、もうわかった?」
 これまで無表情だった少年がにっこりと微笑んだ。
 歳相応に可愛らしい微笑だったが3人には恐怖にしか感じられなかった。
「ヒギギギィイイイイイイイイ゛イ゛イ゛ッッ!!」
 笑顔から一秒もせずモリガンが叫んだ。彼女の体内でウナギが電気を発したのだ。バチバチという電流音が肛門のなかから聴こえてくる。
「モリガン!? だ、グゥゥギギイィィイイイ゛ッ゛!!」
 声を掛けようとした春麗も同じだった。
 青いチャイナ服が燃えるほど熱い電流が全身に迸る。
 ウナギの放った電撃は外ではなく内側からのもの。それも腸粘膜からのものだ。逃げられるはずがない。さらにスライムによって傷は瞬時に回復し、電流が走ることによって感じる痛みだけが止まらない。
 2は10秒と経たずに小便を洩らし、涙を浮かべるが、それがさらに感電を起こして責めてくる。
 見たくない、聞きたくない、そう願う舞だが叶うはずはない。すでに腸のなかにウナギは侵入しているのだ。
「嗚呼……いや、いやぁ……んぎぎあぁやあああああああ!!」
 遂に電流が走った。骨が折れるほど強く軋ませるが死には程遠い。スライムがそうはさせない。
「わわっ!? 大変だよ! このままだと死んじゃうよ! すぐ治してあげるからね!」
 電流によって責められる身体を全力で回復しはじめる。
「や゛め゛でええええ゛え゛!!」
 必死に叫ぶがスライムは治療をやめない。止まらない電流と治療が続く。
「んぎひいいいいいいいいっ!! いだいぃぃいい! いやああああああっ!!」
「なにいってるの。死なせないよ。助けるよ! 助けるからね!!」
「んぎぎいいいいいい!! ひぎぎぃいいい!」
 乳房がぶるるんと揺れると乳首を貫通している銀針が触れる。
 バチンッ! と火花を散らして派手になる。
 股間のクリトリスは千切れそうなほど腫れていく。
「イギギギィィィイイイイイイ゛!」
「アガガガアァアアアアッ!!」
「ヒギギイギイギイイイイイ!!」
 狂ったように3人は叫び続けるが助けはない。
「脳が焼けるほど気持ちいいでしょ」
 楽しいといわんばかりに笑う少年だが3人はなにも考えられなかった。全身を乱暴に走り回る電流に苦しむばかりだ。
「ひぃがあああああああっ!!」
「大丈夫! すぐに治してあげるからね」
 親切心から傷を瞬時に治すスライムのおかげで死に至らない。一秒でなくなる体力もすぐに回復する。
「あぐうぅひぃいい゛い゛い゛い゛い゛っ!!」
「回復してあげるからね! 助けてあげるからね! 頑張ってね!」
 スライムによって行われる善意の治療が苦痛を何倍にも膨れさせる。
「いぎぎぎぎいぎいぎいぎぎぃぃいいい!!」
「頑張ってね。すぐに傷を治してあげるからね!」
 わずか3センチのウナギが1匹侵入しただけで麗しい彼女たちは恐怖し悲鳴をあげる。
 女たちの悲鳴に5000人の観客達は狂喜していた。
「電気はもうすぐ終るよ。同時にお姉ちゃんたちも終わるけどね」
 少年の説明など聞いていられない。
「その電気は筋肉を分解してるってことだからね。筋肉を電気で分解して養分にするわけさ。そしてお腹いっぱいになったらでてくるんだ。養分がなくなったらもう必要ないからね」
 抑揚の無い声で説明する少年だがその声を聞いている人間はいなかった。
「ふぎぎぎぎぎぃぃいいいいいっ!! ふぎっ! いぎぃっ! ぎぃいいい!!」
「んごぉおおおおおっ! も゛う゛どめ゛でえええええ゛え゛!!」
「い゛だい゛い゛!! 針ぬいでえええええええ!!」
 3人の悲鳴はゆっくりとだが弱くなっていった。
 衰弱したからではない。ウナギの発生させていた電気が弱くなったからだ。
「ひぎぃぃいいっ! ひぐっ、ぐぎぃいいいっ! ひぃうっ! ああぁ……お願いっ! もう! もう!」
 モリガンを包み込んでいたスライムが放れた。解放されるとまたうつ伏せになって尻を持ち上げた。身体中を走り回っていた電流が止まる。
「あぁっ! うぅぅっ!」
 続いて春麗が解放された。モリガンと同じようにうつ伏せで尻を持ち上げる。
「うぅ……うっ、うっ!!」
 舞の身体を責めていた電流も止まった。
 少年は舞の乳首に刺していた銀針を引き抜く。
「い゛い゛い゛い゛ッ!?」
 スライムから解放されると前の2人と同じ格好で倒れる。
 むっちりした太股が6本並ぶ。デカ尻を掲げて乳房で立つ。なんとも情けない最低の格好だが彼女達にはこれ以外の格好は考えられなかった。
 肛門から腸へと侵入したウナギがいるからだ。3人の腹はウナギの分だけ膨れていた。
 筋肉を分解した養分を食べたウナギが外へ出る。
「あぐっ! ああっ! でるっ!! ぅぅうううなぎぃぃいいいでりゅうううううっ!!」
 モリガンが腹部を押さえた。腸内で蠢くウナギが外へ出ようと暴れる。
「わわっ! 頑張ってねウナギさん! もうすぐお外にでられるよ!」
 春麗と舞も同じように腹部を押さえる。
「はやく、はやく出て! こんなの耐えられないっ!」
「力が入らない……でも出さなきゃ、ひぃぃいいいっ!」
 ウナギが肛門に向っていく。腸のなかでは感じられなかった成長体はとても大きいものだ。
「ひぃっ!? ぐぅぅっ、無理っ! なによこれ、大きい!」
 一番最初に気づいたのはモリガンだった。肛門を裂くほど大きくなっていた。
「嘘っ! 嘘よ! こんなの出したらお尻が切れてしまうわ!」
「大丈夫だよ。お尻が裂けても治してあげるよ」
 スライムは善意でいったのだがモリガンにとっては恐怖でしかなかった。
「でも出さなきゃ……死んじゃう、死んじゃう……ウナギの排泄に失敗して死ぬなんていやああああああああっ!」
 3人は自分で尻肉を左右に割った。小さな窄まりが拡がるとウナギの頭が出てきた。
 観客の大喝采を浴びて出産されるウナギはじたばたと暴れる。肛門はぐんぐん拡がったが裂けはしない。
「ウナギちゃん達、大きくなったね。やっぱり鍛えてるだけあって栄養豊富だったみたい」
「ふんんんんんっ!! ふんっ! ふんぅぅぅぅぅ!!」
 他人に見せたくない姿だったが解放されるにはこれしかない。下っ腹に力を込めてウナギをひりだす。最初に出たのはモリガン、次は舞。時間が掛かったのは春麗だった。
「一番大きいのは春麗だね。栄養たっぷりだったみたい」
 3センチほどだったウナギは30センチは余裕である。リングでのたうつウナギたちは少年の手が触れるとどこかへと消えてしまった。
「こんな屈辱……はじめてよ……」
「頑張ったね、ウナギさん大きいよ」
「終わった……これで……終わり、よね……」
「頑張ったね、ウナギさんとってもとってもおっきいよ」
「えぐっ……えぐっ……お嫁にいけない……」
「頑張ったね、ウナギさん元気いっぱいだよ」
 スライムたちはウナギが成長したことで満足したのか消え去った。
 少年が大きくなったウナギを拾うとまた光のなかへと消し去った。
 そして少年はみずからリングを降りていく。観客席から爆音を響かせる拍手を浴びながら去っていった。
 衰弱しきった3人は身体を落ち着かせながらこれで終わりなのだと信じていた。
 だが誰一人として終りを告げない。
「このドスケベ女達はなにを勘違いしているのでしょうか……戦いはまだ終わっていませんよ! なぜなら、俺達の戦いはこれからなんですからっ!」
 実況席の男が叫ぶと最終ラウンドが幕を開ける。








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プロフィール

之ち

Author:之ち
之ち(ユキチ)

小説中心に活動中。
ジャンル問わず面白ければ好き。
大阪在住・12/28生
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