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Chapter110-4 弱姫陵辱

『原作』ヴァンパイア、ストリートファイター、餓狼伝説(KOF)シリーズ
『人物』モリガン、春麗、不知火舞


 実況席の男が机を叩かんばかりの勢いと血走った目をしながら叫ぶ。
「さぁ! さぁさぁさぁ! 5000人の観客の皆様! ここからは貴方たちが主役ですよ!」
 ざわつきだす観客席では狂乱と化していた男達がお互いの顔を見合わせていた。
 彼らの中には犯罪者が多く、卑怯な方法でしか女を抱いた事のない人間が多い。だがリングの上の3人を正面から戦って倒せるほどの実力は皆無だ。
 たとえ肛門をぱっくりと開いて倒れていても同じリング上に立ちたいと思う者はいない。
 一方、リング上で倒れている3人はざわつく観客席に恐怖を感じていた。
 スライムからの解放と腸内からウナギを排泄したことで得られた安心感は瞬く間に次なる絶望によって打ち砕かれたのだ。
 モリガン、春麗、舞の3人が疲弊し、ぐったりと横たわったまま首を持ち上げて周囲を見渡す。天井から焼け付くほど強力なライトが降り注ぐ先には下卑た笑顔を向けてくる観客たちが5000人いる。
 どの観客も願っているのは復讐だといたいほどわかる。
 ざわついていても5000人の感情を浴びた身体は覚えている。
「試合形式は1対1の素手! どちらかが先にギブアップ宣言するまでです!」
 実況席で半狂乱になって叫ぶ男の言葉に女達は口元を緩めた。
「それでは彼女達への挑戦を受付けます! どなたでもけっこう! 彼女達をその手で倒したい人は是非名乗り出てください!」
「ふざけないで!」
「っと、春麗選手がなにやら異論があるようですねぇ。なんでしょう?」
 春麗は暴虐を受けた身体を立たせると実況席へと近づいていく。立っているのもやっとだったが倒れている場合ではなかった。
「あの子供がリングが去ったなら私達の勝ちでしょう! なんでまだ戦わなきゃいけないの」
「なるほど~、少年に勝った、と。うう~ん、そこなんですが……今の状況をみて勝利したといえますか? 誰の目にも負けたようにしかみえませんよ」
「くっ」
 背後でモリガンと舞が立ち上がった。春麗の傍までやってくると並んで立つ。
「本当に1対1の素手勝負なのよね」
「はい。武器の使用は認めません」
「勝負に勝てば……終わりなのね」
「はい。地上へお帰りいただいてけっこうです」
 リングを囲む観客席、総勢5000人の男達を睨んだ。観客席の男達は酔いしれていた狂乱から冷めていた。どの男もリングにあがる度胸はないようにみえる。
 もともと自分達では相手ができないと知っているからこそこういった方法をとったのだ。同じリングで1対1で戦える者などいようはずがない。
 これまで感じていた恐怖や威圧感が消えていく。
「あははっ、なによ……もう……笑っちゃうわね」
 思わず笑ったのは春麗だった。つられるように舞も笑ってしまう。
「ふふっ、だめよ春麗。笑っちゃ可哀想よ」
 そういうモリガンも笑っていた。
 3人とも疲弊していたがスライムによって身体の傷やダメージは0になっている。少し休めば体力も元に戻ってくる。スライムのおかげだった。
 ならば先ほどの大男やスライムといった怪物でないのなら1対1で負けるはずがない。だから馬鹿馬鹿しかったのだ。
 ひとしきり笑うと舞は乳首とクリトリスの痛みはまだ続いているが衣装を直すと表情にいつもの微笑みを復活させる。
「ねぇ実況してるお兄さん」
「はい、なんでしょうか、不知火舞選手」
「この会場にいる男達に私達が負けると思うの?」
 彼女の背中から垂れる大粒の汗に観客の男達はごくりと生唾を飲む。喉から手が出るほどこの女を陵辱したいと思わせる牝臭を放つ舞の腰つきの下では、肛門がまだぱっくりと開いてひくついていた。

 ……ふんっ、この程度のことで恥かしがると思ってるの? 散々酷い目に合わされたんだから後悔させてあげるわ。

「では勝つ自信があるのですか?」
「ええ、あるわよ」
「モリガン選手と春麗選手はいかがですか?」
 もっとも手酷い暴力を受けたモリガンは治った顔を優雅に微笑みに変えてうなずいた。
 やはり舞と同じで肛門はぱっくりと開いていた。いかにウナギの排泄が悲惨だったのか見せ付けたまま立っている。
 だが2人、いや3人とも観客席を埋め尽くす5000人の男に対して勝ち誇った笑みをみせていた。
「当然よ。ここにいるのは雑魚5000人でしょう? 1対1での戦いなんてできるのかしら? ふふっ……私に挑戦したら本当にくびり殺してあげるわよ……本当にね」
 鋭い爪がライトに反射し光を放つ。
「あれだけのことをした後なんだから、当然よね。ただ倒すだけじゃすまさないわよ。蹴って蹴って身体中の骨を折ってあげる。どうしても死にたい男だけ挑戦することね」
 2人とも観客席を微笑するが殺気がオーラとなってみえるほどだった。
 本来の気迫を纏った彼女達に挑戦できる者がいようはずがない。

 ……さぁかかってくるならきなさい。徹底的に蹴ってみっともない姿にしてあげるわ。

 春麗が観客席をこれでもかと睨んで威圧する。
 女帝そのものの彼女を見て一人の男は口元をにやりと動かした。臆病になった他の男達とは違い彼女達の受けた責め苦を理解している者だけは違う。
 観客席の大半が意気消沈するなか、状況を理解している彼だけは臆することなく名乗りを挙げた。
「俺だ! 俺がやる!」
「おおっと! 彼女達の発言に臆せず挑戦者登場だ! どうぞ! どうぞ、こちらへ!」
 他から声はあがらなかった。どんな人物かと名乗りを挙げた男を見る3人の女たち。その男の姿を見たとき、あまりにも拍子抜けしてしまった。
「勇気がありますね~、彼女たちのうち誰に挑戦しますか?」
 やってきたのはゴボウのように細く弱そうな痩せた男だった。とても格闘技などできるようには見えない。
「春麗ッ!! 春麗とやらせてくれ!」
「あら、私でいいの?」
「ああ! 春麗じゃねーと嫌だね」
 威勢はいいようだがやはり小者にしか見えない。
「わかりました。春麗選手の相手とします!」
「ちょっと待ってくれ!」
「はい、なんでしょう?」
「ルールをひとつ加えてくれないか。もし俺が春麗を倒したら他の2人も含めて好きなようにできるって」
「かまいませんよ。他に挑戦する方もいないようなので、あなたに3人をお任せしましょう。春麗選手もそれでいいですね?」
 痩男を再度見る。あの少年のような得体の知れない不気味さはない。見たままの痩男だ。

 ……この男……どこかで見たことが……そうだわ! 確か麻薬の売人! そうよ、思い出したわ。だとしたら、この男本当の馬鹿ね。さっきの責めで私がもう弱りきってると思って挑戦したんでしょうけど、違うわよ。

 痩男は春麗の記憶にしっかりと刻まれていた。シャドルーの捜査を行なう内に浮上した麻薬組織の下っ端売人であった。シャドルーにダメージを与えられるほど大きなものではなかったが地方組織の壊滅の手掛かりになったことは記憶にある。
「春麗、あなたが決めていいわ」
「モリガン!?」
「私も春麗に託すわ。といってもあんな男に負けるとは思えないけどね」
「舞も……わかったわ。挑戦を受けるわ! 私が、万が一にもその男に負けたときは3人そろって好きにしなさい!」
 痩男は舌なめずりして春麗を見上げた。
 青いチャイナ服の至る所に汗が吸収されており、黒タイツには汗だけでなく小便が染み込んでいる。偉そうな態度をとっているが責め苦の名残は何一つ拭い去れていない。
「ではリングへ上がってください。モリガン選手と不知火選手はリングの端にいてくださいね。リングから出ることは許しませんので」
「いわれなくてもわかってるわ」
「手を出さなきゃいいんでしょ」
 2人とも春麗の勝利を信じて疑わなかった。
 リングにあがってくる痩男の姿を嘲笑しながら春麗から離れていく。
「へへっ、やっとこの時がきたって感じだな。春麗よぉ~。覚えてるよな、俺のこと、てめぇにパクられたあの時のこと俺は今でも覚えてるぜ」
 拳をパキパキと鳴らしながら対峙する痩男だが凄みはない。春麗にとっては一蹴りで終わる雑魚にしか見えない。
「さぁ、誰だったかしら? 弱い男は覚えてないの、ごめんね」
「チッ、余裕か? さっきはあんだけ盛大に小便漏らしてたくせによ」
「それはそれよ。言っておくけど手加減はしないわよ。一撃でKOしてあげるわ!」
「一撃ねぇ~、本当にできるのかねぇ~」
「言ってなさい」
 もう戦えるだけの体力はある。ゴングが鳴ったら一撃で蹴り倒す。それで今度こそ、ここから帰れる。春麗はただそれだけを考えて集中する。

 カァァアアアアン!!

 そして2人の戦いを告げるゴングが鳴り響いた。
「一撃で決めてあげる!」
 青い影となって春麗が駆け出す。受けた屈辱をすべて一点に集中させた蹴りを痩男の胸へと向って放つ。この程度の男を倒すのに小細工は必要ないと踏んでの蹴りだった。
 春麗がそうであるように彼女の勝利を誰もが信じて疑わなかった。
 観客達はこれで3人が解放されるのだと落胆し、モリガンと舞はこれで解放されるのだと信じていた。
 誰もが終りだと思った次の瞬間、春麗の一撃は痩男の薄い胸板に当たり前のようにヒットしていた。
 しかも痩男は防御さえしていなかった。ただその場に立ち、春麗の一撃を受けたのだ。
 なのに倒れなかった。倒れるどころか痛がりもしない。にやりと笑って両手を広げた。
「なっ……くぅっ!?」
 春麗がもう一度蹴る。わき腹、太股、ふくらはぎ、顔……何度も蹴る。
「一撃で終わるんじゃなかったのか?」
 だが痩男は屈する事無く立ったままだ。
「どうなってるの? なんで倒れないのっ!」
 痩男は余裕ぶって立ち塞がる。押せば倒れる枯れ木のような身体なのに春麗の蹴りは全く効かない。
「春麗っ!?」
 心配そうに叫んだ舞の声に焦りがでてしまう。
「ならこれで! 千裂脚ッ!!」
 渾身の力を込めて放たれる必殺技だが痩男にとってはこれまでと何ら変わらないものだった。無数の蹴りが枯れ木を揺らす事もなく終了すると勝ち誇った表情で口を開いた。
「おかしいかい?」
「えっ……」
「いっとくが俺はなにもしちゃいないぜ。見た目どおり格闘技なんかできないし、はっきりいって雑魚さ。だから麻薬の売人なんてしょっぱい仕事をやってたんだ」
「だからなによ!」
「そうかっかするなって。なんで俺を倒せないか教えてやるよ。俺があんたをぶっ倒しながらさ」
 血気迫る怒りを顔中に浮かべて痩男が殴る。
 腕の振り方といい身体の動かし方まで何から何まで素人同然のものだった。春麗でなくとも少し格闘技をかじっていれば軽々と回避できる程度の動きだ。
 春麗は腕をクロスして防ぐ。こんな男の拳ならかわすまでも無いと判断したからだ。
「甘いな」
 痩男の素人パンチはクロスした腕ごと春麗の身体を浮かせた。
「ぐぅっ!?」
 重かった。体重は60キロあればいいほうの痩男のパンチがどうしようもないほど重い。まるでプロレスラーと戦ったときのように痛烈に骨身にまで響く。
「ははっ! おい! おい! どうした? どうしたんだ?」
 攻守逆転すると痩男は得意になってひたすらパンチを繰り出す。顔だけは狙わなかったが容赦が無い。
「あうっ! ぐっ、うぐっ!?」
 みぞおちに拳がめり込み内股になって背を屈める。

 ……なによ、こいつ、おかしい……やっぱり、やっぱり変な力でも使って……。

 動きの鈍った春麗の前髪を掴むとぐいっと顔が近づいた。
「あんまりのことで忘れちまったようだから教えてやるよ、春麗。お前がさっきケツ穴からひりだしたウナギ。あのウナギの説明を覚えてるか? 俺はばっちり覚えてるぜ!」
「なにを……ごほっ!」
「ウナギの好物はなんだった? ほら言えよ」
「好物……好物……確か……」
 一瞬、頭をよぎったのは大便だったがすぐに否定した。大便を食べたあと好物に食らいつくと少年は説明していた。
「……筋肉っ!?」
「そう! 筋肉だ! ウナギが電流を放って筋肉を分解するって説明だ! おい! 春麗! お前の大事な大事なふとももは、どんなだ?」
 今まで気にもしていなかった。
 残虐な電流責めで忘れていた説明を思い出し、ようやく見る事ができた。
「うそ……うそでしょ……」
 リングへ上がったとき、タイツの上からでもはっきりと浮び上がるほど筋肉の小山が溢れていた。悪を倒すために築き上げた一品ものの足は今、平らで丸みを帯びた女の太股だった。
「そんな、ありえないわ……」
「足だけじゃないぜ。腕も腹も全部だ。あんたら3人が何年もかかって築いた筋肉はもうないんだよ。ウナギが全部分解して食っちまったからなぁ、ひひっ、さっきの蹴りだけどよ~、あんまりにも弱っちくて笑いそうだった、ぜ!!」
「ふぐぅぅぅっ!?」
 白帯で引き締めている腹部を膝で蹴った。
「あぁ゛……ごふっ! んがっ!?」
 一度では終わらない。自分の受けた屈辱と恨みを篭めて何度も蹴りあげる。
「どうだい! 俺みたいな雑魚にいいように嬲られるのは! 俺の力は弱いからな、あんたを殺すことはできねぇぞ。このままギブアップまでずっと、ずっと、ずっと! 壊れるまで蹴ってやる!」
「あぐっ! ごほっ! ほがっ! うえっ!」
 胃から逆流してきた胃液が口から洩れる。
 嗚咽に苦しむ春麗の姿は観客の感情に再び火をつけることになった。
「春麗!! もういいわ! ギブアップしなさいっ!」
「くやしいけど私も同じよ! でないとあなたが死んじゃう!」
 遠くからモリガンと舞が春麗にいった。戦う力を無くした自分たちこれ以上の抵抗は無意味だと感じたからだ。
「どうする? お仲間たちはギブアップしろっていってるぜ?」
「あぐっ……くっ……こんな……」
「なぁ……どうする? 俺はこのままずっとあんたをボコボコにするのもいいが……」
 全身の筋肉がなくなっている。
 どうやっても勝てる見込みはない。ならこのまま殴られるのは賢い選択ではないだろう。
「ギブ……アップ……する、わ……」
 春麗の心が折れた。
 擦れて泣きそうな声は痩男の耳にしか聞こえていない。試合終了のゴングはまだ鳴らない。
「もう1回、大きくいえよ。ほら」
 痩男の腕から放れるとふらふらになって後退した。筋肉隆々だった美脚は見事なまでに流線を描いていた。
 完全に降伏した春麗は実況席に目を向けて口を開く。
「ギブアップするわ……」
 実況席の男が試合終了のゴングを鳴らす瞬間。リングを走る音が春麗の足裏に響いた。
「春麗! よけてっ!」
「……えっ」
 試合は終わったと安心していた春麗は完全に防御を解いていた。ただでさえ防御しても防ぐ事は出来ない弱体化した身体の急所を痩男は全力全快で蹴り上げた。
「ふっ……ごぉおおおおおおおっ!?」

 ジョボボボボボボボボボボ……。

 急所を蹴り上げられ全身を痙攣させて泣いた。
 タイツのなかで小便が洩れる。ぱっくり開いている肛門側から小便が洩れだした。
「これで、まずは春麗が終わったわけだが……おい! モリガン! 舞! お前らこっちこい! とろとろしてっと春麗のマンコをもう一発蹴り飛ばすぞ!!」
 勝負に勝った場合、3人をどうするかは痩男の勝手である。
 負けを認めた2人は刃向わず近づいて行く。春麗は股間を押さえてその場にしゃがみこんだ。
「やっぱすんげぇ~、へへっ、でけぇオッパイしてやがる。ケツもでけえし……でも俺1人であんたらをどうこうしようってのはないから安心しな」
「どうするってのよ!」
「おう? 強気だねぇ~。いいぜ、ぐちゃぐちゃになるのが見たいからさ。なぁみんな!!」
 観客席にいる4999人の男達が一斉に叫びを上げ始める。
 同時に叫ぶ声は会場全体を掌握し、女性陣の心を絞っていく。まだ助かる方法がなにかあるのではないかと思考を巡らせる脳もプツンと停止する。
「野郎ども!! 犯そうぜ!! こいつらのオマンコもケツマンコもぐちゃぐちゃにするぞおおおおおおお!!」
 殴って蹴っての暴力だけで終わるはずが無い。
「「おおおおおおおおおおおおおお!!」」
 考えていた。相手が男であり、自分が女であるなら覚悟しておかなければならない。
 観客席から雪崩れのようにやってくる男達。
 モリガンは恐怖から必死に羽を動かそうとしたが羽の筋肉までなくなっていた。ようやく身体が浮いたとき、すでにリングの上には男達が押し寄せていた。
「ひぃっ!?」
 飛び立とうとしたモリガンは足首を掴まれてリングに落とされる。大男にやられたときに酷似していたため記憶がフラッシュバックして身を縮めた。
「なんだぁ、こいつ震えてやがるぞ」
「おいおい、サキュバスってのは男のチンポ大好きなんだろ? ほら、お前の大好きなチンポがいっぱいだぞ!」
「やめっ、やめなさいっ! いやああっ!」
 男達の手がモリガンの身体を揉みしだく。男達の欲望にあっという間に包まれて他の2人から放れていった。
「舞ちゃんとセックスしたかったんだぁ~」
「うひひぃ~、すんげぇデカパイだぜぇ~、さっきの針責め見てて勃起したんだ~」
「ひっ!? こないで! 1人ずつにしてこんなのいやあああああ!」
「んなのこと言っててもクリトリスは勃起したままじゃねーか。ほら弄ってやっからよ」
 容赦ない男達の乱入に舞も春麗から放されていく。
 男の目を惹いてやまない淫らな美肉は男達の無骨な手で撫でまわされる。くの一衣装は乳房の谷間に食い込み、淫部もずらされ、ただの紅白色の紐にされてしまう。
「お願いっ! 乱暴はしないでっ!」
「うっせーぞ! 次喚いたらまたウナギ突っ込むからな!」
「ひっ!?」
 恐怖が甦り舞の身体から力を消した。
 肌に手の跡がつくほど強く撫でまわされるが舞の身体は反応していた。
「にひひっ、はじまった。はじまった。あっという間に輪姦ショーの開始だぜ、春麗」
「こんなことして……」
「後で覚えてろってか? 大丈夫、ちゃ~んと覚えておくよ。それより、こいつを使おうぜ」
 痩男はポケットから錠剤を取り出すと無理やり春麗の口に入れた。飲み込むしかない春麗はなにかわからず喉を通らせる。
「んぐっ……これは」
「俺が売ってた薬だよ。ここの事務員に言ったら用意してくれてさ。即効性だからすぐに効くぜ」
 痩男の売っていた麻薬は覚えている。主に性感覚を強化する麻薬だ。
 春麗の身体は効果を思い出すなかで熱くなり、ダメージを受けた部分を瞬く間に痛覚から性感へと変えていった。
「はぁ……はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」
 呼吸が速くなると同時に肉体のあらゆるところから引っ掻きたくなるほどの痺れが溢れ出す。
 自分の手で掻き毟ってもまったく反応しない。
「どうだい?」
「痒いの! 痺れてっ! 痺れてるのに! お願い! お願いだから!」
「お願いってなにさ?」
 唇、胸の先、腋、ふともも、お腹、性器……なにもかもがじんじんと痺れている。
 自分を取り囲む男達はモリガンや舞とは違って何もしてこない。
「ああっ! ああっ! もっとゆっくりしてぇえええ! 乱暴に突っ込まないでぇ!」
 甲高い嬌声が聞こえてきた。
 モリガンのものだ。
「んぐっ! んんぅっ! 美味しいです! おちんちん、美味しいです!! んんぅぅぅううっ!!」
 男のペニスをしゃぶりながら奏でられる嬌声は舞のもの。
 2人とも何人もの男から乱暴を受けていたが幸せそうな嬌声を奏でている。
「うらやましいか?」
「……はい……うらやましいです……」
 青いチャイナ服の下で乳首が勃起していた。
 下着のなかでは性器が小便以外の蜜を洩らしている。
「お願い……わたしを、犯して……わたし、もうセックスしたくて……」
 取り囲んでいる男達の前でタイツをすり下ろす。
 白いショーツはぐっしょりと濡れている。
「犯してやるよ、春麗!!」
 男達が一斉に襲い掛かった。
「やべえ! なんだこの太股!! ムチムチしてるくせに超柔らかいぞ!!」
 1人の男が太股にペニスを押し付ける。
「くぅうう! これだけで射精できそうだぜ! 春麗のふとももコキ最高!!」
「ああっ! ありがとうございますっ! あぎひぃぃいいんっ!」
 痩男がペニスを突き立てた。
 立ったまま乱暴に突き込む。
「ふぎっ! ひぐっ! んごほほほおおおおおっ!!」
「やっぱクスリ使うと最高だぜ! あの春麗がみっともなくアヘるんだからなっ!」
 飲み込んだ麻薬によって粘膜からの性感は何百倍にも膨れ上がっていた。
「胸が窮屈だろ! ほら! 揉んでやるぜ」
 左右から男が手を伸ばしチャイナ服を引きちぎる。白いブラまで一緒にはがれて乳房が露出した。勃起した乳首をねじるように摘まむと春麗はまた狂乱する。
「んひぃっ! ひひっ! ひぐぅぅぅううう! 乳首ッ! いい! いいの!! オマンコもガンガン突っ込んできてステキぃいい!! いぃいいい゛い゛!!」
 全身を痙攣させて絶頂に達する。
「はははっ! ほらっ! あんたのオマンコに射精しとくぜ! 今からそのだらしなくなった頭でガキの名前を考えておくんだな!!」
「んひっ! んっ! んっ! ひぐぅぅううっ! 子供っ、名前っ! んほほおおおおおおおおおおっ!?」
 壊れた玩具のように叫び倒すとがくんと項垂れた。
 痩男はそうなる事を知っていて、意識の途切れた春麗の膣内へ射精した。
「最高の気分だぜ、ひひっ! さぁ、次のやつ、セックスしてやりな! 生半可なセックスだと数多がぶっとんで壊れるからな!」
 観客は全員で5000人。
 モリガン、春麗、不知火舞……3人の身体は白濁に染まり、惨たらしい最後を迎えるまで開放される事は無い。






いつも読んでくださってありがとうございます、之ちです。

今回、リョナ系の作品でげんなりしている方もいると思いますが次からはまたエロ中心になります。

Chaoter112は4話の長編なんですがピクシブのほうで一括更新します。

ブログでは4回分割更新。

あとハーメルンでも更新してみようかと思っています。


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プロフィール

之ち

Author:之ち
之ち(ユキチ)

小説中心に活動中。
ジャンル問わず面白ければ好き。
大阪在住・12/28生
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