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Chapter112-1 オーク一家の生態調査へ

『原作』リリカルなのは、ToHeart2(ダンジョントラベラーズ)
『人物』高町なのは、フェイト・T・ハラオウン、向坂環、久寿川ささら



 高町なのは、フェイト・T・ハラオウンが八神はやてに呼び出されたのは夜勤の隊員達が夜明けを待ち侘びている頃だった。こんな早い時間に2名のエースが出勤時間でもないのに顔を出した事に隊員達は驚いていた。
「はやて、こんな時間にどうしたの?」
 緊急事態とは聞かされていなかったが余程の事が起きたのだとフェイトは心配そうな表情で聞いた。
「ごめんな2人とも。緊急やないんやけどな、ちょっと特殊な案件やったからきてもろたんよ」
「特殊な案件?」
 はやてが2枚組の指令書を2人に配った。
「なんでこんな任務をうちにまわしてきたんかわからんけど……なのはちゃん、フェイトちゃん、頼めるかな?」
 渡された指令書には『特定生物の生態調査』とあった。生態調査とあるが、なのはもフェイトも生物学など学んでいるわけではない。
「特定生物の調査依頼かぁ~」
「その生物ってなんなの?」
「ああ……それやねんけどな……オークっていって……ほら、ファンタジー映画なんかでよくみる豚っぽいアレなんよ」
 苦笑いで説明するはやてに2人も「ああ……」と納得した。
 管理する世界には彼女達が住んでいる元世界では創作物のなかにしかいない怪物がいる。触手怪物、大怪鳥、魔獣……人間の想像を越える生物も当然のように存在している。
 それらに比べればオークなどいまさら感漂う平凡な生物でしかない。
「オークか……」
「どうやろ? スバルたちに行ってもらってもええんやけど……この調査っていうのがちょっと特殊なんよ」
「特殊ってどういうこと、はやて」
 聞くとはやての頬が赤くなった。なにか言いにくそうに内股になってごにょごにょと悶える。なのはとフェイトは指令書に目を落として読み進める。
「調査っていうのが……その……精液搾取……なんよ」
 3人しかいない部屋の中でひそひそと話す。
「精液搾取……え、ええっ!?」
「あはは……そ、そういう……」
 驚くフェイトと苦笑いするなのはだったが2人とも頬は真っ赤に染まっていた。
「やろ~、せやからあの子達に任せるっていうのはちょっと、な……」
「う~ん、恥ずかしいけどこれって私達が、その、魅力的って判断を下されたってことでいいのかな?」
「あっ、それはもう間違いなくお墨付きやで。みんな2人を褒めとったわ」
「あはは、あ~……恥ずかしいね」
「なのはちゃん、フェイトちゃん……行ってもらえるやろか?」
 この調査任務を親友に頼むのははやてとしても心苦しかった。なにせオークの精液搾取などといういかがわしい内容なのだ。まだ19歳の見目麗しく、人目を惹いて止まない美女に任せていいわけがない。
 しかし2人はこの任務に適任である。地味な制服の上からでもわかるムッチリした太股に豊かな胸元は若い隊員をいつも刺激している。特にバリアジャケット姿になれば周囲の男が前屈みになってしまうほどの淫猥さと美麗さが混ざり合う。
 可憐な魔法処女にとってこの任務は適任でありながら過酷なものだった。
「任務だからね、行くよ」
「うん……行ってくる」
 恥ずかしがりながらも承諾する2人にはやてはほっとして肩の力を抜いたようだった。
「ほな……任せる、な……もし危ないようやったら救援もおくるさかい」
 いつもよりも神経質なくらい心配するはやての手をぎゅっと握った。
「大丈夫だって私達に任せてよ」
「ちゃんと任務はこなしてくるから」
 いつものとおり笑顔で出動する2名のエースは夜明けを待たずして世界を渡っていく。

 ―――『XXX』世界―――

 目標のオークが存在する世界にやってきたなのはとフェイトは自分達の姿と状況に驚きを隠せなかった。
 世界を移動し『XXX』世界へとやってきた瞬間から変身してもないのにバリアジャケット姿になっていたのだ。とくにフェイトは通常のバリアジャケット姿ではなく露出度の高くなったソニックフォーム姿だった。
 それだけならまだしもバリアジャケット本来の効果が発揮されていない。元来自分達の身を守る鎧の役目を担うバリアジャケットがただの服に成り下がっているのだ。
 フェイトにいたっては生地が薄くなっているわ、肌に張り付くわと完全に変わり果てていた。戦闘服は淫靡な衣装と成り果て女をアピールするように身体のおうとつをこれでもかと晒している。
 さらに彼女達最大の相棒であるインテリジェントデバイスが機能しない。言葉を発する事も、魔法もまるですっかり忘れてしまったように形だけを残して消えてしまっていた。
 ここは本当に管理局の管理している世界なのかと不思議でならなかった。
 ほぼすべての能力を失ったエースたちは目的のオークが潜むダンジョンへ向わず人間の居住区へと立ち寄る事にした。
 世界の80%は原生林であり、人間の生活圏は極めて少ない。森林を伐採し作り上げた街には程遠い村が大半である。
 2人が立ち寄ったのはダンジョンの近くにある村だ。管理局のデータによると非常に友好的な人間達が住んでいるとある。深緑の世界に不釣合いなバリアジャケット姿の2人は辿り着いた村では珍しく見えるらしく村人たちの目を一点に惹きつけた。
 村人たちの視線を掻い潜り、どうにか話の聞けそうな人物はいないかと歩いていると一軒のカフェにやってきた。店内にいる客もまばらだった。
「お客さん2人? その格好……あんたら管理局の人らだよね、だったらあっち行って」
 店長らしき中年親父に指定されたのは店の奥だった。どうにも歓迎されているようには思えない。友好的とあったが邪険に扱われている感じがした。
「う~ん、話しが出来そうな感じじゃないね。どうしよっか?」
「情報なしに行くのは危険かな……なのはもそう思ってるんでしょ」
「あまり時間を掛けたくなっていうのもあるけど、このおかしな状態も確認しておいたほうがいいからね」
 テーブルに置いてあったメニュー表を見ながら考える。カフェの客からは情報を得られそうになかった。なぜかチラチラと見られるだけで目が合うとすぐにそっぽ向かれるのだ。
「いらっしゃい! って……あんたらか……」
 新しい客がやってきたらしいが歓迎されているような雰囲気ではなかった。カフェの入口に目を向けるとやけに肌を露出させた赤髪の巨乳美少女と派手さのない落ち着いた金髪の全身を鎧で包んだ美少女がいた。
 どちらも大人顔負けの豊満なバストと男を誘うような肉付きのいい太股と腰をしていたがまだなのは達よりも少し若いようにみえた。
「いつものお願いね」
「へ~い」
 赤髪の美少女は歩くたびに乳房が揺れて弾んでいる。男達の視線を気にしていないのかたっぷりと揺さぶらせていた。
「この世界じゃあれが普通なのかな」
 店内にいる数人の客はやけに軽装な者が多い。なのはのバリアジャケットでも厚着に見えるほどだった。
「ま、まぁオークとかいる世界だからね。武器も持ってるみたいだし……」
 現れた2人の美少女は露出度は高いが武器も携帯している。見たところ日本刀と洋剣のようだった。
「あら~、そこのお姉さんたち」
「私達のこと?」
「他にいないでしょ。ねぇ、ささらもこっち来なさいよ。ステキなお姉さん達がいるわよ」
 赤髪の巨乳が鎧の美少女を呼んだ。
「私は向坂環、こっちは久寿川ささら、ねぇお姉さんたちここの世界の人じゃないでしょ」
「えっ!? うん」
「やっぱりねぇ。だってその手の格好はここじゃ見ないもの」
 環が2人の魔法少女のコスチュームをじろじろと観察するように眺める。
「ねぇ環ちゃんもしかして日本人? この世界の人じゃないの?」
 そういうと環は笑ってみせた。
「ああ、ごめんなさい。私達はこの世界に遊びに来ただけなの」
「遊びに……危険な場所だよ」
 フェイトの心配をささらが軽く笑う。
 管理局が管理する世界のひとつではあるが近くにはモンスターの存在するダンジョンがある。遊びに来たなどと軽口を叩けるような場所ではない。
「私達にとっては『ゲーム』みたいなものですから」
 ささらはやんわりといった。
「へぇ……もしかして強いの?」
「ええ、そりゃぁもう! 頑張って鍛えましたから」
 鍛えたというがその身体は美しく、擦り傷さえない。プロポーションが変化しない程度に筋肉はついているみたいだがフェイトに比べればやはり女子供の範疇だ。
 特にテーブルに押し付けられる豊満な乳房が環を戦士と呼ばせない。
 環の着ているコスチュームはほぼテープのような布でしか構成されていない。片手では掴みきれないスイカのような乳房は谷間も下も見えてしまっている。それがテーブルの上でむにゅりと潰れると陰影は濃くなるばかりだ。
 女性趣味のあるなしに関わらず大きな乳房に目を向けてしまう。
「なのはさん達はどうしてこの世界に?」
「えっ?」
 環の乳房にいつのまにか見入っていた。
「んもう! なのはさんたらスケベなんですから……でもいいですよ。お2人みたいな美人なら……」
 環が乳房の谷間に浮かぶ陰影を濃くしながらなのはへと寄っていく。
「コホン! やめてください、環さん! すみません、でもお二人がなんだかとても悩んでいるようにもみえましたので」
 環の乳房に見蕩れていつの間にか手にしていた指令書をテーブルに置いていた。指令書にはオークのことが記載されている。ささらはその指令書を指さしていた。
「ああ……実はね……」
 情報が欲しかった2人は環とささらを信じて事情を話した。いくらか話せない部分は省略したがオークのことを聞いた環とささらは親身になってくれた。
「なるほどねぇ~」
「オークの生態調査ですか。それも体液搾取とは……それは……大変ですね」
「うん……」
「オークについてはどこまで知ってるんですか?」
「それがあんまり知らないんだよね。オークってあの豚みたいな生物であってるよね?」
 そういうと環とささらはお互いの顔を見て微笑みあった。
「どうかした?」
「なのはさんとフェイトさんはいい人みたいだから教えますけど、あのダンジョンにいるオークはちょっと違うの」
「どういうこと?」
「普通のオークは生命力が高くて好戦的な野生の動物みたいなものなんですが、おそらく調査が必要なのは……ダンジョン10階にいるオーク一家だと思われます」
「オーク一家?」
 はやてから貰った指令書を見直すと確かに特定生物とある。ダンジョンに潜む『普通のオーク』とは違うのだろう。
「それって普通のオークとは違うの?」
「全然違うわよっ! いいですか、通常のオークはそこらじゅうにいますけど彼らは違うわ。ダンジョンに家があって住んでるんです。それで通常のオークと決定的に違うのは……エッチ、なんです」
「エッチ!?」
 ひっそりとした小声になった環だがフェイトは大声で反復してしまった。店内の客がばっと視線を向けてくる。
「フェイトさん声大きいですよ」
「ごめん……でもエッチが違うって……」
「繁殖力が桁違いに強く、多種族の女性でもかまわず性行為に及び、子供を作るんです」
「す、すごい、ね……」
「人語は喋れないけど知能もあって身体も大きい。当然、あれの大きさだって大きいんですよ」
「よ……よく知ってるね」
「だって私達の目的でもありますからね。なのはさん達がオークの子種を回収するのが任務なら、私達はオークと戯れるのが目的なんです」
 2人の魔法少女の任務。生態調査とはオークの子種回収であった。そのためには戦闘力よりも彼らにとって魅力的な餌が必要と考えられたのだ。なのはとフェイト、2人は戦闘力も高く、女性としての魅力に富んでいる。これ以上ないくらいの適任であると誰もが推薦した。
「戯れるって……」
「そのままです。お恥ずかしながら私達の彼氏は、その、オークと比べると全く役に立たないんです」
 可憐な顔をしたささらが平然と言ってのけた。
「そうなのよねぇ、好きなんだけど身体が物足りないってなっちゃって……モンスターって一度味わったら全然違うのよ、感じ方が」
「へ、へぇ~」
 可愛い顔をして下品な話しを愉しんでいるようだった。
「あと知ってることは……」
 環とささらはたじろくなのは達に次々とオークの話をしていく。

 ダンジョン10Fに住むオーク一家についてのまとめ

 1、オークはダンジョンの地下10Fのボスで固定位置でエンカウントする。
 2、オークは家庭があり父親、子供が3匹である。
 親オークは体長2メートル50センチ。
 子供はそれぞれ2メートル、1メートル50センチ、80センチである。
 3、オーク最大の能力は体臭。女としての肉欲を高め、子作りの為の身体に変化させる。いわゆる発情香の効果がある。
 発情香には媚薬こうかと共に惚れ薬の効果もある。この効果で一種の恋愛状態に陥り、自らオークとの交尾を望むこととなる。
 4、オークのペニスは子供のモノで18センチほど。親オークのペニスは25センチ以上あり、ゼリービーンズのような粒が大量についている。このゼリービーンズはかえしとなって膣内を攻めてくる。
 勃起時間は発情時期なら毎時。一度の射精量は2リットル。精子は乱暴で卵子を食い荒らすほど。
 5、オークの好みは様々だが人間の牝が一番ともいわれている。乳房と尻が発達したエロボディが好ましい。特に10代後半から20前半の女性を好む。

 以上。

「というわけです」
 女として魅力的であればあるほど危険となっていく。
「……話を聞くとちょっと危険かなぁ~、ね」
「……そうだね……凶暴みたいだし。今回は諦めたほうがいいかな」
 意気消沈する2人は再度、指令書に目を向けた。何度見ても変わらない文書にはしっかりとオークの精液採取と記されている。
 話を聞くと精液採取はそう難しくないだろう。むしろ2人の身体ならものの数分で採取できると考えられる。だがそれと引き換えにする代償は相当なものとなるだろう。女として身の危険を感じずに入られない。
「……わかったわ! ささら、私達が協力してあげましょう!」
「環ちゃん?」
「そうですね。なのはさん達はまだモンスターの恐ろしさを知らないみたいですが私達がいれば!」
「ささらさん?」
「なのはさん! フェイトさん! 私達と一緒に行きましょう!」
「お2人のお仕事を手伝わせてください!」
「……あ……ありがとう」
「困った時は助け合わなないとっ!」
 環がなのはの手を取りぎゅっと握った。
 なのはとフェイトに拒否権を与えないまま席を立つ。
「そうですよ。フェイトさん、一緒にオークのところに行きましょう。2人だと大変でしょうけど4人ならきっと大丈夫です」
 ささらがフェイトの手を握る。優しく指を絡めて微笑む。
 一同はさっそくダンジョンへと向かって行った。

 村から徒歩15分のところに例のオーク一家が住まうダンジョンが存在する。村の一部といってもいい距離だがモンスターはダンジョンからでてこない為、非常に平和だ。
 向坂環と久寿川ささらの2人と合流したなのはとフェイトはあっという間にダンジョンの10階にまで到達していた。鍛えたからと自身満々にいっただけあり2人の戦闘力はなのは達に比べて数十倍はあった。
 管理局きってのエースオブエースが遅れをとったのはこの世界特有の基本構造のためだった。
 戦闘力を持つ人間はなにかしらのクラスに分けられ、戦闘力を大幅に減少させられる。モンスターを倒し経験を積む事で本来の力に戻る。またそれ以上に経験を積む事でさらなる強さを手に入れられるのだ。
 そのため、なのはとフェイトは子供の頃よりも弱体化していた。
 標的のオーク一家の部屋を前にして2人の強さはやっと子供の頃と同等といったところ。これも環、ささらのおかげだ。彼女達は見た目から考えもつかないほど強く、モンスターを片手で薙ぎ倒せるほど余裕があった。
 環の話しによると地下10階まで進むには1日5時間はダンジョンに篭もる必要があるのだといわれた。
「環ちゃんもささらちゃんも強いね」
 鍛えているといっただけはある。戦闘時の立ち振る舞いから運び方まで一流と言っても過言ではない。もし彼女達が魔法を使えるのなら管理局に勧誘してもいいぐらいだった。
「これくらいは馴れてきますよ。それよりなのはさん達のほうが驚きですよ、初ダンジョンなのに圧倒的な強さで……ああ、もう、惚れちゃいそう」
「戦ってるときのフェイトさん、とても綺麗でしたよ」
 戦闘力は弱体化しても経験はそのまま残っている。武器も魔法も特殊ではあったが機能しているので能力不足を補えていたのだ。
「ありがと。ささらさんも助けてくれてありがと」
「いえ……うふふ」
 歳の近い女4人でパーティを組めば仲が良くなるのも早い。
 微笑みあう4人は地下10階を歩く。環のいうことにはあと5分もあれば到着するらしい。
「2人のおかげであっという間だったね」
「本当にありがとう。それにしてもこのダンジョン……ちょっとモンスターが特殊じゃないかな?」
「そうですか? 触手つき植物系やスライム系のモンスターは普通ですよ」
「彼らは特殊効果で攻撃してきますからね。レベルを上げて物理で殴れば大抵一撃死します」
「そ、そうなんだ」
 さらりと物騒な言葉を使うささらに苦笑いするしかなかった。
 喋っているとなにやらぞくりとする悪寒が肌に感じた。
「そろそろ目的地ですよ」
「え……うん」
 戦闘の経験からくる危機感ともいうべき感覚がこの先にいる『奴ら』を伝えてくる。
「もしかして緊張してます?」
「ちょっと、ね……2人は大丈夫なの?」
 相手が相手だ。それに任務もただ倒せば済むものではない。オークの体液、つまり精液を搾取して持って帰らなければならない。
「大丈夫か、というより楽しみかな~、ねぇ、ささら」
「ええ、オークさん達に会うって考えるだけで……昂揚しちゃいます。ああっ!」
 突然大きな声をあげた。
「どうかしたの? ささら」
「すみません、クラス変更しておかないとって……」
 そういって設定を変更すると彼女の鎧が光を放った。光の消滅と共にささらの着ていた鎧は消え去った。
「ささら……その格好……」
 鎧は小指ほどもない赤く細い紐で繋がった三角ビキニ水着へと変わっていた。
 これまで隠れていた肌を露出させるささらは解放感に包まれていた。
 豊かな乳房を隠す赤枠純白水着は乳房のトップ部分だけを隠す小さなもの。下半身など腹と腰の間にある骨盤にひっかけるようにして鼠怪部をギリギリのラインで流れるローライズ水着である。少しでもずれれば陰毛が見えてしまいそうなほどだ。
 ささらは四肢こそカバーで隠しているが破廉恥極まりない水着姿を披露した。
 環の格好が大人しく見えるほど露出度の高い格好だった。
「オークさんは硬い鎧が嫌いですから。まぁ着てても一撃でブレイクされるんですけどね……ふふ……」
 女の子らしい可憐な微笑だがどこか影がある。ささらも環と同じでオークと戯れるのが目的というだけはあった。
「ねぇささら、もうひとつ準備があるんじゃない?」
「そうですね……ねぇ、フェイトさん……」
「どうしたの?」
 全裸に近くなったささらに近寄られると同性であっても緊張してしまう。鎧の中で蒸らされた汗の匂いが鼻先につく。
「んふふ……」
 妖しく微笑みながら腕を腰へとまわしてきた。
 様子がおかしいと思い放れようとしたが遅かった。彼女のほうがここでは強いのだ。
 ソニックフォームのバリアジャケットはいつもと違う。ささらが身体を寄せ付けてくるとまるで生肌のように熱を感じてしまう。
「やっぱりフェイトさん綺麗ですね」
 腰にまわしていた手がさわさわと臀部をまさぐってきた。
「んっ……ささら、どうしたのっ」
 ソニックフォームはフェイトの臀部を持ち上げるようにできている。もとより形がよく肉付きもいい大きなお尻はまるでブルマーを履いているかのように丸く強調されている。
 ささらの指はバリアジャケットに包まれている巨尻の感触をじっくりと味わうように蠢いた。
「おっきぃお尻にお胸ですね……でも張りがあって全然垂れて無くって……」
 また一歩、フェイトへ近づくとたわわに実っている四つの軟柔西瓜が押し潰れる。
「あぅっ……ねぇ、やめよ。こういうのは、んっ」
「だめです! フェイトさんのここ……どうなってるか確認させてください……」
「んっ、ささら!? どうしちゃったの? んぁっ……」
 巨尻を触っていた指がぐいいっと股を割って淫部へとやってくる。尻の割れ目から淫部へ続く甘美な淫道をなでられると堪らず嬌声を洩らしてしまう。
「綺麗な声ですよ、フェイトさん。誘ってるみたいです」
 ソニックフォームは正面からでは淫部が隠れていて見えない。ささらの指は隠されているフェイトの恥部をまさぐるように擦り、ノックした。
「フェイトちゃん? ささらちゃん!?」
 ささらの行為とフェイトの嬌声にハッとしたなのはが声をかける。魅了の魔法でもかけられたように美しかった。
「なのはさんも確認しておきましょうね」
「環ちゃ……んぅぅ……」
 環に両腕を押さえられる。やはり力の差が広がりきっていて抵抗できない。
 ミニスカートのなかへ手が潜り込んでくる。
「なのはさんもフェイトさんもちょっとくらい濡れてないと扉を開けた瞬間に腰が砕けちゃいますよ」
「えっ!?」
 その直後、太股の内側がそっと撫でられた。声は我慢したが身体は反応していた。
 太股を上ってくる指を内股になって止めようとしたが環が足を挟んでくる。すると環の足の感触に気づいた。柔らかく媚肉がたっぷりついた足だ。擦り合わせれば自分が感じてしまいそうになる。
「はぁ、もう、なのはさんっ、だめぇ」
「環ちゃんんぅぅっ!」
 指が淫裂をショーツ越しに撫で上げた。
「なのはさんすご~い、下着濡れ濡れじゃない。オークの話ししてた時から期待してました?」
「そん、なぁ……ことない、よ、ひぅっ!」
 否定したところで濡れている事に変わりは無い。環は湿ったショーツの上から淫裂を撫でて、圧してを繰り返す。
 同じ女性から受ける突然の愛撫だが感じずにはいられない。敏感な部分を知っているかのように最適な圧力をかけて圧してくる。
「ああぁ……環ちゃん、ゆるしてっ……」
「なのはさんの為にしてるんですよ。それとも気持ちよくない?」
 環の指に撫でられると身体がふわりと浮くようだった。
 男の無骨さがない美少女の柔らかく甘い触れあい。肌がぴったりと密着し擦れるだけで神経を焼きつくすようなフェロモンが飛び散る。
 女同士の甘美な誘惑に負けそうになる。
「フェイトさんもすごい濡れてますよ。ふふっ、さっき綺麗だっていいましたけど、いま、私達同じくらい破廉恥な格好してますよね……フェイトさんも男性からの視線がほしかったりするんですか?」
「そんなっ、んっ、こと、ないっ、んはああっ!」
 淫裂と巨尻を同時に撫でられると絶頂しそうになる。
 ささらの指に身体が蕩けそうになっていた。
「ふふっ可愛いですね、フェイトさん……同じ女同士なんですから少しくらい、ね」
 胸を押し付けてくるとささらの唇が視界に入る。彼女がキスの体制に入っているとはっきりとわかってしまった。
「ダメよ、ささら。フェイトさんはなのはさんのモノなんだから本気になっちゃだめ。それにぃ~」
 気づいた環がなのはから放れるとささらの傍へとやってきた。
「あひゃぁんっ!」
 食い込む水着の上からこぼれた尻肉を撫で上げた。
「ささらは私のガールフレンドでしょ」
「環ちゃんってそっちなの?」
「え? 違いますよ、ちょっとじゃれただけです。それよりお2人の確認もできたことだしオークのお部屋に行きましょうか」
 淫裂に湿り気を帯びた魔法少女を連れて歩く。
「う……うん……大丈夫、フェイトちゃん」
「心配しないで……ちょっと、その……」
 まさか絶頂しそうになったなど言えるはずも無かった。ささらの指をそっと見て確認すると自分の恥汁が付着しているのがみえる。自分の体液を気になってみつめていると、ささらはこれみよがしに口元に運んでぺろりと舐めた。
 年下の美少女に淫裂はきゅんと軋むように跳ねて軽い絶頂を覚えた。
 同時になのはも環によって弄られた淫裂を匂い立つ愛液で湿らせた。
「さぁ到着しましたよ」
 巨大な門を前に立つ。
 なにか生臭い匂いが漂っていた。
「用意はいいわね、開けるけど私達の通りにしてね。でないと通常戦闘になってしまうから気をつけて」
 魔法少女たちは性感覚に酔ったようにいわれるがままに首を縦に振った。
 環とささらが門を開くと4人同時になかへ飛び込む。すぐに門をしめると門前でかいだ生臭い匂いに圧倒された。
 モンスター特有の肌と汗とが混ざった体臭とペニスから漂う強烈な牡臭の混ざり合った空気がその部屋一帯に漂っている。
 フェイト・T・ハラオウンはあまりに匂いに腰が砕けその場に尻を落した。
「大丈夫ですか?フェイトさん……オークさんの匂い嗅いで腰砕けちゃったみたいですけど」
「なに、この匂い……無理かも……」
「フェイトちゃん気をしっかりして……まずは……調査を……」
 そういうなのはも足が震えていた。呼吸する度に頭のなかにどんよりとした重みを感じてしまう。
「はやく、みんな武器を捨てて」
 前方に巨大な4つの影があった。
 豚のような鼻をした凶暴な顔に緑の肌の怪物。人間の美的センスを真っ向から否定するような不細工顔のモンスター。
 近づいてくれば腰布の下から漂う性臭に鼻腔が侵されそうになる。
 自ら武器を捨てるとオークたちが戦闘態勢ではなくなった。





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之ち

Author:之ち
之ち(ユキチ)

小説中心に活動中。
ジャンル問わず面白ければ好き。
大阪在住・12/28生
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