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Chapter116 国民的ペットは女を寝取るのがお好き

『原作』ストライク・ザ・ブラッド
『人物』藍羽浅葱、暁古城





 カップル専用のオススメルートを回る暁古城と藍羽浅葱はパンフレットどおりにアトラクションを回っていた。
 最初はパークに馴染むためなのか非常にふんわりとした施設ばかりで構成されている。
 たとえば一緒に記念写真を撮影したり、園内にあるアトラクションの説明を受けたりである。夢の国を楽しむための研修のようなものだ。
「ふぅ~、暑くなってきたな」
 昼になるにつれ、日差しが強くなる。夏でもパーカーを着込んでいる古城にとっては厳しくなる一方だ。
「そんなの着てるからでしょ、脱げばいいじゃない」
 そういわれても脱げないのが暁古城。いいわけの変わりに苦笑いするとパンフレットに記載されている次なる施設に到着した。
「ここがマスコットのPちゃんがいるっていうワンダーハウスか」
 パークには数多くのマスコットがいる。説明を受けた限りでは全部で47種類も存在していて各マスコットには専用の施設があるらしい。
 パンフレットによると『当パーク最高の人気者Pちゃんの可愛いお部屋で記念写真を撮ろう』とある。
「なんだかアットホームな感じね。行こっか」
 一見すると普通の民家でマスコットが住んでいるというようには見えない。浅葱は古城を連れ込むようにしてドアに近づくとチャイムを押した。
 入口扉は自動で開き、奥からちょび髭の中年男がゆったりとした足取りでやってくる。
「やぁやぁやぁ~、お客様かなぁ~? んんっ!? これは美男美女のカップルではないか~」
 遊園地ではよくある大袈裟な身振りで出迎えた。
「ど、ども」
 馴れていない古城にとっては胡散臭くみえた。
「美男美女だって~」
 浅葱は中年男に特に何も感じていない。すでに夢の国を楽しむ一人のゲストといった感じで古城に微笑み、にやついている。
「お世辞だろ、喜ぶなよ」
「ホント、馴染めないわね、古城って」
「まま、お世辞なんかじゃありませんよ~。ささっ、奥でPちゃんがお待ちですよ~。記念撮影しちゃってくださいね~」
 微笑ましくイチャイチャしている2人に声をかけると奥へ引っ込んでいく。
 2人は中年男を追って中へ入った。
 家の中はまさに一軒家というべき内装で、よくあるハリボテのステージ感はない。
 フローリングの廊下を進むとガラス張りの扉が現れる。扉はリビングに通じているもので、中年男が開き2人を招き入れた。
 一家団欒という言葉が瞬時に出てくる解りやすいリビングには3人がけでもまだ余裕があるソファーがあった。
「お嬢さん、こちらへどうぞ」
 中年男は浅葱だけをソファーへ座らせる。
「俺は?」
「まま、彼氏くんはちょっと待っててね」
「はぁ……」
 笑顔で嗜めると古城は中年男と並ぶ。
 浅葱がソファーに座ると中年男はひとり勝手に頷いて息を吸った。
「Pちゃん、Pちゃ~ん!」
 突如、大声で叫ぶ中年男。
 すると部屋の照明ががらりと変わった。これまで自然の光だと思われていた光が消え去り暗転する。そして部屋の天井にある電球がミラーボールのように発光をはじめた。
 雰囲気の変わった部屋に一匹のモコモコした人影が現れた。
「やぁ」
 甘い男の声がした。
 その声がモコモコの人影から発せられたものだとその場にいる3人は直覚する。
 ミラーボール下で踊るようにソファーへと乗ったモコモコは浅葱の肩に手を置いて決まり顔で挨拶にでる。
「俺がPちゃんです。この遊園地最高人気を誇るマスコットだ。きみは?」
「え、えと、浅葱っていいます」
 マスコットというのは大抵が気ぐるみでできている。中に人が入って可愛いファンタジーな動物になりきるわけだ。人間が入っているが人間ではない。完全に人間としての外見を捨てる事で完全に夢をみせる。マスコットはその第一人者でもある。
 だがこのPちゃんというマスコットは違っていた。
 彼が着ているのはピンク色した犬の体毛を模したモコモコ毛を貼り付けた全身タイツ。もちろんこれを着ても人間の体格は丸見えだ。しかも背が高く足も長いので可愛い見た目でも間抜けな感じがほとんどしない。
 さらに頭に顔の部分が丸出しな犬の耳をつけている。
 たったこれだけなのだ。
 あまりにも男前な顔つきは浅葱を捉えてじっと見ている。
「あれがマスコットかよ」
 古城には30歳ぐらいの男が仮装しているだけににしか見えていなかった。自信に満ちた顔のマスコットに頭を抱える。
「ん? 男がいる……2人はなに? 恋人なの?」
 Pちゃんが2人を交互に見ながら聞いた。
「違うよ」
「もう! ちょっとは」
 即答した古城に怒りだす浅葱。
「ふぅ~ん、おい」
 Pちゃんは中年男に短く言った。中年男はすぐに自分の役割を悟り、古城に肩を叩く。
「ハハハッ、それでは記念撮影を始めますので申し訳ございませんが彼氏さんはあちらへいきましょうね~」
「えっ? 記念撮影はどうなるんだよ」
 意外と中年男の力は強かった。古城は廊下へと連れ出されていく。
「Pちゃんは女性の方とだけ記念撮影できるんですよ~。男性の方は別室にいるRちゃんと記念撮影になるんですよ~」
「Rちゃん!? そ、そうなのか、浅葱」
「そういう仕様なら従うしかないでしょ。ほらっ、古城はRちゃんとやらのところへ行ってあとで合流しましょ」
「あ、ああ、わかった、おいっ、引っ張るなって」
 中年男は「ハハハ、ハハハ」と笑うばかりで古城を連れ出していく。
 部屋に残った浅葱とPちゃんは彼らを見送るとしばし無音の時間を過ごした。
「えっとぉ……Pちゃ、ん?」
 ソファーの上でPちゃんは浅葱を押し倒すような格好で静止している。浅葱の声に首がゆっくりと動き、人間の顔部分が正面から見る。
 いくら犬のマスコットとはいえ、Pちゃんの場合ほとんど人間である。その顔は男らしく大多数の女性が男に求める色気を持っている。特に大きな瞳は女を見つめると恋に落とす力でも持っているかのようだ。
「さっきの彼氏、ちょっとヒドいね。浅葱の心を蔑ろにしててさ」
 苛立っているような声でつぶやく。
「わかるんだ……」
「浅葱の瞳を見ればわかるよ」
 じっと固まったように見つめてくるPちゃんはただのマスコットに見えない。ふざけた格好だが男らしさに満ち溢れており、押し倒されている浅葱にとってはひとりの男でしかない。

 ……やだ、Pちゃんの瞳、格好いい……自信に満ちてて、男らしくって、私のこと熱くさせて……ってなに考えてんのよ。

 思わず首ごと顔を動かして目を背ける。
「どうした?」
「えっ!?」
 背けた顔の顎をモコモコの指で掴まれた。
「恥ずかしいの? ほら、これから記念撮影するんだからもっと身体をくっつけようぜ」
 Pちゃんが浅葱を抱き起こすとふわふわの胸に抱きしめた。恋人のように肩に腕を回すとさらに腰をひっつけた。
「や、やだっ、近い。んっ……なにこの香り……」
 ふんわりとしたモコモコから漂ってくる甘い香りに浅葱は注意を削がれた。
「浅葱、可愛いな」
「煽てないでっ! 私は古城が」
 放れようとするものの力が入らない。Pちゃんの胸に手をやると反発する力でどれだけ胸板が逞しいか知ってしまう。
 肩を掴んでいる腕に抱き寄せられて硬い胸板に飛び込む。
「あの男の趣味でそんな格好してるのか? 髪、染めてさ」
「そうよ……」
 染めた毛先にある癖のついた巻き髪を指に絡めるとくるくると弄っていく。
「それなのにあいつは見てくれない?」
「……うん」
 モコモコの胸に顔をうずめるとPちゃんの声に包まれていく。なんでもないふざけた格好をしたマスコットだというのに心を許してしまう。
「俺が浅葱をヒロインにしてやるよ」
「えっ……きゃっ」
 Pちゃんが浅葱を突き飛ばす。とはいっても身体はソファーに倒れただけで痛くもなんともない。
 ふわりと弾んだ身体をPちゃんに押さえつけられる。肩に指の跡がつくんじゃないかと心配するほど強く押さえつけてくる。
「お前のぉ、この髪も、この指も、全部俺のモノにしてやるって言ってんだよ」
「冗談、よね?」
 肩から頬を撫でるようにして髪へ向かうモコモコの指。じっと見つめてくる眼差しは会って数分の女性ではなく運命の女に対しての真剣さがあった。
「冗談だと思う?」
 問い返してくる言葉に浅葱は胸を打たれた。
 このマスコットは本気で自分を求めているのだと。
 大人と子供の間にいる浅葱にとってこれほどまでに男を印象付けられると自分自身を保ちきれない。たとえ暁古城に寄せる想いがあったとしてもどこかで求められた女の嬉しさがある。
「んっ……Pちゃん……だめ……ね、落ち着いて」
 なだめようにもPちゃんはすでにマスコットではなくなっていた。
「落ち着けると思う?」
 1人の男として浅葱を見つめている。
 頬を撫でられると浅葱の口から吐息が漏れる。微かに女として感じ始めている確かな証拠にPちゃんが顔を近づける。
「あぁ……Pちゃんて……」
 ミラーボールから溢れる派手なライトから影になるPちゃんの顔。その顔を見上げると胸がバクバクと鳴りはじめた。
「なんだ?」
「なんでも……ない」
 素直に感想を告げることさえできない浅葱はまた顔を背けた。
「なんでもないわけないだろ。ほら、言えよ。俺のことどうなんだ?」
 指を覆うモコモコを取り外した。現れたのは色黒の指。男らしく形のはっきりした指。その指が浅葱の頬を撫でると今度は耳へと向かっていった。
「んっ……だめっ、触っちゃ、あぁんっ、耳、弱いから」
 拒めないまま自由に耳を弄られる。
 耳たぶを指の腹でふにふにとされた後、穴にまで挿入られる。出したくもない嬌声が出てしまう。恥ずかしいはずが声を出すと気持ちよく感じてしまう。
「じゃぁ……ここは?」
 首筋から鎖骨へと下りてくる。セーラー服の襟元から進入しようとした指に危機感を覚えていたがやはり拒めなかった。
「ん、だめっ、Pちゃんっ、あっ、んっ」
 まだセーラー服の衿だというのにすでに身体の内側を弄られているかのように思えてきた。Pちゃんの指はごわごわとしているくせに腹の部分が柔らかく撫でられるだけで肌が熱くなっていく。
「んっ……はぁ、はぁ、あぁあっ、それ以上はだめっ」
「だめじゃない」
「だめえってんんっ! Pちゃっ、ああっ」
 声が収まらない。Pちゃんの指がセーラー服の衿から下がっていく。隆起している胸のふくらみへと上り詰めるとわずかに力をこめて揉んだ。
「浅葱は弱いところばっかりだな。ほら、ここは? こっちは?」
「はぁあああっ、胸さわって、ちょっと、Pちゃんっ! いやらしいでしょっ」
 怒ってみせるが弄られる胸からの感覚に全身が悶えてしまう。
 意識などする余裕もなく腰をくねらせ、乳房を揺らし、Pちゃんの指から逃れようと腕を胸にあて押し上げる。だがPちゃんの身体がそんなことで動くことはなく浅葱の乳房はセーラー服越しに女の感覚を伝えてくる。
「いやらしいのは浅葱だろ」
「やぁぁ、あぁぁあっ! あっ、ああ……脱がしちゃだめ……」
 意地悪な言葉を聞かせられたのに嫌ではなかった。Pちゃんの手がセーラー服をめくり始めてもその気持ちは変わらない。
 恥ずかしさで顔を赤く染めても身体がいうことを効かないのだ。Pちゃんによってセーラー服は胸のふくらみを越えていく。少しばかり派手めのピンク色のブラジャーが晒される。
「へぇ~」
 感心したような声だった。
「なによぉ、女の子下着見てへぇ~って……」
「なかなか可愛いじゃん。ちゃんと選んだって感じだし、浅葱の可愛さに合ってるよ」
 平然と答えるPちゃんは正面から褒めてくれた。変に下品な感じもない。古城のように照れたりすることがないのが大人なんだと思わせてくれる。
「浅葱は胸の形もいいし、匂いだっていい、俺の好みだ」
「んぁああっ!」
 ちょっとした気の緩みで乳房が揉まれ、隙を突かれたように大きな嬌声をあげてしまう。
 Pちゃんは浅葱の心がふらつくのをコントロールしているようだった。ブラジャーのホックをいとも容易く外してしまう。手馴れている指の動きに浅葱は緊張して身体を強張らせた。
「浅葱は処女か。あの彼氏じゃ、まだ経験なさそうだよね」
「ね、ねぇ……男の人って、処女はイヤなの? ネットだとどっちの意見もあるんだけど……」
 処女というのは女にとってはあまりよくない印象がある。単純に性行為をしたことが大人であるという証拠だったり、早く大人になりたいという早熟な女性ならではの考えからくるコンプレックスや見栄の問題だ。
 比べて男たちでは意見が食い違う部分がある。処女は面倒くさいという意見と絶対処女のほうがいいという意見だ。前者は経験者、後者は願望であったりする。
「お互いの心が肝心なんだよ。でも」
「でも……?」
「浅葱の処女はほしいぜ」
 こんな口説き文句があってたまるかと跳ね除けたくなった。真正面から処女に向かって処女をほしいというだろうか。唯でさえ、緊張とこの流れに戸惑っている浅葱なのだ。
「ふざけっ……てないのよね」
「まあな。あの彼氏だと処女じゃないほうがいいかもな。浅葱が奪ってあげるくらいでないとな。それか……」
「まだあるの?」
「嫉妬させるか、だな」
「嫉妬……」
 その言葉とともに1人の少女が脳裏によぎる。突然現れた中学生。古城にまとわりつく黒髪の美少女。彼女に対しての気持ちが嫉妬でないと否定できない。
「浅葱が誰かに取られるって思えばあの彼氏だって強くでるんじゃないかな」
「そっか」
「浅葱がスケベな女で放っておいたら他の男とセックスしまくる危ない女だって知ればあの彼氏だって……ね」
 Pちゃんのいう女像が頭で描けない。けれど効果はあるかもしれない。自分の原動力がまさに嫉妬であるのだ。
「わかったわ……その……Pちゃん、しましょ……」
「浅葱も承諾したってことで」
 Pちゃんが指をパチンと鳴らした。
 今まで回転していたミラーボールの電球が停止する。華やかな色彩が部屋を埋め尽くしているままだが一応は落ち着いた。しかし部屋の四隅に現れたカメラに浅葱ははっとした。どのカメラも自分を見つめているのだとはっきりしている。
「ちょっと、やだっ、撮影なんて」
「記念撮影するっていっただろ? ほらカメラに向かって彼氏が嫉妬するようなこと言って」
「わかんないわよ……ええっと、見てる? 古城……」
 一番近くにあるカメラに問いかけるように言った。わざとらしい笑顔で口端が引きつっている。
「それじゃだめ。こうしなきゃ」
 Pちゃんが浅葱を強く抱きしめた。乳房を晒したままの浅葱の姿がカメラに映りこんだのは間違いない。まるでカメラが人間の目であるように感じ浅葱は手で顔を隠した。目元から鼻まで隠れるが形のいい乳房は先端の勃起している乳首まで鮮麗に記録されているだろう。
「顔隠しちゃって、記念撮影なんだから」
「でもぉ、これ撮影してるんでしょ」
「彼氏君に見せるつもりでやらなきゃ。ほらっ、浅葱ちゃんの大事な処女オマンコを捨てる場面なんだよ。彼氏君に嫉妬してもらわなきゃせっかくの処女オマンコがもったいないよ」
 耳元で囁かれる卑猥な言葉に身体がぞくぞくしてくる。普段聞かない卑猥な言葉を異性の口から何度も繰り返されると異世界めいた感覚に飲み込まれてくる。
「や、やるなら大胆にしたほうがいいわよね」
「そうそう。浅葱ちゃんみたいに遊んでそうな格好の女が恥らいつつも痴女っぽくすると童貞男子の彼氏は嫉妬しまくりだよ」
 顔を隠していた手を下ろす。
 インターネットで得た知識のなかでもとびっきり下品なもの。浅葱がはじめてみたとき、ここまで自分を捨てられるのかと蔑んだもの。それらの記憶が甦ってくるとカメラに良く映るように体育座りになって股を開いてみせた。
 ブラジャーと同じピンクのショーツがちらりと映る。
「ねぇ古城、あたしね、今からPちゃんとそのするんだ。なにするかわかる? エッチ……セックスよ。Pちゃんすっごく格好いいから抱かれてもいいかなぁってなっちゃってね、わたし古城が好きだけど、いつまで経っても求めてくれないから……いけないのよ」
 Pちゃんにもたれるように寄り添うと指を絡めてみせつけた。
「Pちゃんの指ってすごく気持ちいいの。古城の指だとどうなのかなぁ~、あぁんっ! Pちゃん、まだ、んっ、んんん」
 絡めた指がほどかれて、双乳に伸びてきた。カメラの前で指が乳房に食い込み左右へ引っ張られる。
「んあぁあっ! 古城、みてっ、わたしの胸、こんなにされちゃってるのよ、んっ、はぁ、はぁ、Pちゃんっ、ちくびっひねっちゃだめぇええっ!」
 先端で切なく尖っているピンクの隆起がねじられる。
 浅葱の身体は弓のようにしなって反り返る。
 反った反動で乳房が浮き上がり空を舞う。胸に戻るとその重みが乳房全体へと波紋となって伝わった。
「Pちゃんのぉ、ゆびぃ、いいのっ! 古城ごめんね、わたしPちゃんに弄られるの好きみたい。エッチでぇ~、スケベなのぉ~、古城とデートに来てるのにマスコットとエッチするほうが好きみたいっ」
 双房を自由にするマスコットは勝ち誇ったようにカメラに視線を送る。
 この女は俺のモノだと威圧するように睨みつけ指先だけで征服する。浅葱の乳房は芯に届くまで指を食い込まされ揉みしだかれていた。見る者に痛いと感じさせるほどの搾りに似た愛撫だったが浅葱は身悶えするほど嬉しかった。
「浅葱、この胸でしてくれないか」
 手の内側で乳房を擦るように撫でてくる。気を抜けばそれだけで軽く絶頂してしまいそうなほど浅葱は昂揚していた。
「胸で? それってパイズリっていうの」
 アダルトビデオなどで巨乳の女優が男優の性器を挟んでいるシーンがある。なぜそれがいいのか理解できないがそういった行為がどのアダルトメディアでも行なわれていることだ。
 浅葱の返事を待たずにPちゃんは立ち上がると腰のモコモコを取り外した。最初から股間部分だけ外れるようになっていて、浅葱が準備をする時間などなかった。
「これが……おっきぃ……」
 股間からへそへと向かって反り返る男根が現れる。発情した犬のように限界まで勃起しており血管が浮いている。
「Pちゃん……のおちんちんなんだ……」
 肉棒を見つめると口内に唾が溢れてくる。アダルトビデオではこの肉棒をとびきりの笑顔でしゃぶっていた。
 浅葱は乳房を手に乗せるとPちゃんの股間へ擦り付ける。
「熱い……Pちゃんのおちんちん、すごい……こんなに硬いなんてぇ、ねぇ、舐めていい?」
「だってよ、彼氏くん。浅葱はチンポ大好きみたいだぜ」
「ちがっ!」
「チンポ好きなんだろ。ほら、いいなよ。誰のチンポでもおしゃぶりしますって」
 古城を嫉妬させるための言葉なのだと浅葱は直覚した。
「好き……チンポ好き、チンポ大好きっ、古城、わたしねチンポ大好きなの。ほらぁ~、パイズリだってぇ~、しちゃうんだから」
 肉棒を乳房で挟むと上下に扱く。熱さを直に包み込み、形状を乳房で感じとる。
「Pちゃんのチンポすっご~い、ねぇ~チンポおしゃぶりしていい? わたしチンポしゃぶりたくって仕方がないの~。誰のチンポでもしゃぶるからぁ~、ちょ~だ~い」
 肉棒に奉仕しているうちに先端から透明の液が溢れてきた。先走り汁とよばれるものだ、知識だけはある浅葱は驚かなかった。
 はじめて嗅ぐ先走り汁の匂いによだれが垂れた。
「すごく美味しそう……」
 本能が求めている。肉棒から漂う性の匂いと混ざるとお腹の下が熱くなる。ぎゅっと締め付けられるような感覚とともにさらに下の割れ目が湿っていく。
「しゃぶる前にトッピングしてやるよ。こいつを」
 Pちゃんがモコモコの中から取り出したのは弁当などに付いているソースの袋。切れ目が入っている薄い袋だ。Pちゃんは封を切ると自分のペニスにかける。どろっとしたキャラメルソースのような液体がペニスに塗られていく。
「これってなに?」
「ぶっとぶクスリだよ。みんなこいつを塗ったチンポが大好きなんだ」
 もしかして、とよぎる不安。ここ最近ニュースになっているドラッグではないだろうか。
「浅葱、このチンポを舐めろ」
 ソースの匂いは甘い甘いキャラメルソース。女の子の好きなスイーツの必需品。
 塗られた男根の牡臭を隠し、エグい獣のような肉棒の姿も消し去っている。口を頬張りしゃぶるには最適な棒だ。
 喉が鳴る。
 しゃぶりたくてたまらない。
 浅葱は何度も唾を飲み込んでもおさまらない。
 乳房にもソースは垂れている。塗れた箇所が熱くなっている。この熱さをもっと感じたい。だんだんと鼻の下が伸びていく。
「ああっ、ああっ、もうだめっ、ホントに、んぐっ、舐めたいのっ! Pちゃんのチンポおしゃぶり、おしゃぶりするわねっ」
 乳房をぐっと持ち上げてソースの受け皿にすると浅葱は口を開いてしゃぶりついた。
「ぢゅぅぅううううううっ!!」
 ペニスに付着しているソースを吸い取る。
 コーティングされた先にある先走り汁や肉棒の味も同時に感じながらさらにしゃぶりつく。
「んぢゅぢゅっ! ぢゅずづづづぅぅうっ! んぢゅっ! ぢゅぢゅっ! ぢゅぱっ! はぁ~、はぁ~、Pちゃんのチンポ美味しいっ! このソースもすごく美味しくてぇ~、もっとちょ~らぁ~い」
 見た目どおり味もキャラメルソースだった。甘ったるい味を求めてひたすら舌を這わす。
「れろぉ、ちゅちゅっ、このソースもぉおいしいけどぉ、チンポの味ってこんな味なんだぁ~、ぢゅぢゅぢゅっ、Pちゃんのチンポ美味しい~。先走り汁とソースが混ざってるの好きぃ~」
 唇を放すとすぐに追加のソースが塗られていく。
「浅葱の大好きなソースだよ。ほら、ほら」
「ああ、ああ、ありがとうPちゃん、ぢゅぢゅぢゅっ! んふっ、このチンポジュース最高なの。Pちゃんはどう? わたしのパイズリとおしゃぶり好き?」
 ソースの器となった乳房は上下に扱きあげている。
 口に頬張るペニスを強烈な吸引力でしゃぶりたてる。
「大満足だよ。浅葱」
「ありがと。Pちゃんのチンポもっとおしゃぶりするね……べぢゅぢゅぅぅっ、んっ、んっ、んんんぢゅづううううっ! チンポってすっごい美味しい……ぢゅちゅぅううっ!」
 ソースが5袋目に突入するとPちゃんは浅葱の頭を撫でた。
「そろそろセックスにしようか。このチンポを処女オマンコで味わうんだ」
「うん! わたしもそろそろ欲しいって思ってたの。だってぇ~」
 完璧に蕩けた瞳の浅葱はソースに塗れた乳房を振り乱しながら四つん這いになる。犬が小便をするときのように左足を上げる。スカートがめくれるとカメラには大量の汁気で湿ったピンクのショーツと浅葱のふとももが映った。
「いやらしいねぇ~、チンポ中毒の浅葱らしいけど」
「やだぁ~、Pちゃんたらぁ~、わたしはチンポ大好きだけど中毒じゃないわよ。おしゃぶりしてるだけでオマンコ濡れ濡れになっちゃうけど中毒なんかじゃありません~」
「よしよし、かわいいなぁ浅葱」
「えへへ」
 犬のマスコットに頭を撫でられているのに童心に帰ったように無邪気に微笑む。
「それでは彼氏くん。浅葱の処女オマンコ、いただきます」
「いただいちゃってね、Pちゃん。古城、あとでセックスさせてあげるからっ、ちょっと待っててね。あんたのチンポもおしゃぶりしてあげるからね」
 うっとりした瞳でカメラを見つめる浅葱の股間からは異常なまでの汁が垂れ流れていた。それに気づくのは浅葱の尻を見ているPちゃんだけだ。彼は散々浅葱の乳房を弄んだ指でショーツの上から淫部を押した。
「あぁぁああんっ! もっとぉ、もっとしてぇ~」
 撫でられた尻を牝犬のように振って喜ぶ。
「してやるよ。このエロマンコ」
 撫でていた指の方向を変え、爪を立てると湿りの原因である割れ目を引っ掻いた。
「んひぃいいいいっ! いいっ! いいわっ! いいのぉ~!」
 湿ったショーツを引っ掻くと浅葱は大きく叫ぶ。大袈裟にも思えた嬌声だったが浅葱は本気で声をあげている。今の彼女は全身が性感帯そのもの。痛みを伴うはずの刺激でも得るものは果てのない快楽のみ。
 知っていて爪を割れ目を引っ掻き、大陰唇に隠れた淫核を弄り出す。
「Pちゃんのゆびぃ~、んひっ! んんぉっ! ぉっ、ぉおおおほぅっ!!」
 乙女を守る包皮はマスコットの指先に掛ればあっという間に存在意義を失ってしまう。めくられ、まろびでた豆粒程の淫核が摘まれただけで浅葱は絶頂に達した。
「ひぃ~、ひぃ~、んっ! そこぉ、気持よすぎてっ、ひひぃっ! ひぃんっ! あぁ、だめぇ、Pちゃん、弄りすぎっ、んひっ! ひぅっ、ひあぁぁああぁ」
 ダメというが浅葱は急所をPちゃんに突き出したままである。
 Pちゃんの指に淫部を擦りつけようとさえしていた。
「こんなに濡らしてチンポ大好きって浅葱……ドスケベすぎでしょ。ほら、ここだろ? オマンコに指突っ込まれたらいやらしい声出してケツ振るんだよな」
 指を2本立ててショーツの上から膣口に挿入する。
 噴出すメス汁とともに腰が浮き上がり浅葱の髪が跳ねる。
「あぁんっ! そうよ、わたしねぇ~チンポ大好きなのっ。古城とのデート中に他の男のチンポ舐めてしゃぶってオマンコ弄られるの大好きなのっ! 見た目とおりのドスケベでぇ~すっ。まだ処女だけどぉ~、エッチな動画も漫画も大好きなのっ」
 まだ挿入されたことのない処女のメス穴を乱暴に突き上げられても浅葱には快感しか伝わらない。
 Pちゃんが指で弄ると膣奥から洩れてくる大量の淫汁が小便の勢いとなって噴出した。
「うぅぃひぃいいいっ!! ああっ、蕩けちゃう、蕩けちゃうからぁ~、オマンコがぁPちゃんの指でぇ~、とろとろになっちゃうっ」
「まだ処女なのにな」
「そうよっ、わたしまだ処女なのっ、チンポ好きな処女の女の子なんだからっ、大切にしてぇ」
 2本の指で浅い場所を暴れると浅葱は腰をガクガクと揺らしてまた絶頂に達する。膣の感覚が異常に高まっている。なにか本人が意図しないものが触れるだけで絶頂に達するのは明白だ。
 処女の肉体が味わった事のない別次元の快楽が全身の至る所で弾ける。連続して弾けると指で責められている膣のさらなる奥に響き絶頂する。
「あああっ! ああっ! あっ、あひぃっ、ひぃぃぃ、ひぃひぃひぃ、ひんっ! Pちゃん、もう、もうしたいっ! わたしのぉ、奥がせつないのぉ~。セックスしたいっ! チンポ突っ込んでパンパンしてぇ~」
 せつない声が部屋に木霊する。
「彼氏には悪いけど」と悪びれた様子もなくずぶ濡れのショーツを引き裂くと6袋目のソースを塗りだくり「浅葱の処女をもらうよ」
「Pちゃんにあげるっ! ぜんぶあげるわ!」
 一刻も早く欲しいとねだる浅葱は四つん這いのまま膣口をひくひくさせた。
 内股からソファーまで洩らした淫汁でべっちょりと濡れている。
 Pちゃんの怒張がメス汁を垂れ流しにしている膣口を塞ぐと浅葱はカメラに向かってわなわなと快楽に震える顔を晒した。
「いまさらだけど、このキャラメルソースはクスリなんだよね。ドラッグってわかるよね。ヤクだよ。超即効性の性感帯刺激剤。一袋分で1日は持つ強力な媚薬なんだ」
「へ、へぇ~」
 身の危険を考えている余裕などない。敏感になっている膣口で触れているオスの肉に早く貫かれたい一心だ。
「浅葱のオマンコをぐずぐずにしてやるよ。誰にだって一瞬で淫乱のドスケベビッチだってわかるように俺色に染めてさ」
「うん、うん、でぇ~? オマンコはぁ~」
 もうセックスのことしか考えていない。
「処女貰ってやるよ」
「あげちゃう! わたしの処女はPちゃんにあげるっ」
 膣口を塞いでいたオスの肉棒がぐっと突き出された。
 外へ流れ出る事ができなかったメス汁が一気に漏れ出した。
「ぁああっ、ぁぁぁあああっ!
 正常な反応とはいえない。処女の膣内を引き裂く肉棒は浅葱の全神経に男を刻み込んでいく。痛みのない快楽だけの初挿入に膣肉が驚嘆していく。
 破瓜の血は流れ様にもキャラメルソースのドラッグに混ざって見えない。
「初挿入でこいつを味わったら普通のセックスなんかもう意味ないよ」
「Pちゃんっ、Pちゃんっ! チンポ挿入ってきてるっ! 膣内が拡がってぇ~Pちゃんのチンポの形になっちゃうっ」
 はじめて触れる膣内の粘膜に塗りこまれていくキャラメルソースドラッグ。
 粘膜が肉棒で擦られると頭の中が真白になっていく。
「んあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!! セックスっ、セックスしてるっ!? わたし、はじめてセックスしてるのっ!」
 ガツンと突くと浅葱の膣奥までキャラメルソースが浸透する。一滴残らず膣肉に擦りつけ、子宮口までも蕩けさせる。
「んひっ! ひひぅっ、これがぁ、セックスぅぅ……ぅぅあぁあっ!」
 まだピストンをはじめる前なのに浅葱はまた絶頂に達する。結合部分から小便が洩れた。
 メス汁ではない。アンモニア臭のする黄金水だ。
 カメラにばっちり映っている。
 Pちゃんは浅葱の後頭部を見下して次なる仕掛けを動かした。部屋の四隅に設置されているカメラの次は画面の登場だ。浅葱の前にスクリーンが下ろされた。
 映し出されたのは四方向から撮影されている浅葱とPちゃん。
 その映像を観て少しは自分を取り戻したの浅葱は涙を流した。
「あっ、あぁぁっ! 古城っ! ごめんっ! わたしっ、Pちゃんと交尾しちゃってるっ!」
 ついにPちゃんが腰を動かし始めた。
 結合部分から流れている愛液がビチャビチャと跳ねる。
 古城を想う気持ちが戻ってきたかと思われたが膣で暴れだした肉棒がすべて奪い去ってしまった。
「イイっ! Pちゃんとの交尾すごぉっ! ひぃいいっ! のっ! Pちゃんもっと突いてっ! んほっ、ほほぉ~んっ、んっ、ほっ、ほぉほぉぉ~んっ!」
 亀頭のエラが膣壁を無遠慮に削る。
「彼氏のことを想いながら俺とのセックスに感じろ。みんな見てるぞ」
 カメラでの撮影がここだけの話しではない。
 四方向からの映像で構成されているスクリーンが別の場所でも観る事ができる。それぐらい今の浅葱でもわかることだ。
「みちゃだめっ! みちゃだめぇええっ!」
「だめじゃないだろ。記念撮影なんだ。ちゃんと皆に観えるようにセックスしないと。ほらっ、浅葱のオマンコはぐちょ濡れで俺のチンポが好きなんだよな」
 子宮口に叩きつけるようなピストンがはじまる。
 キャラメルソースのドラッグが浸透した膣内は1万本の針で刺されたような刺激が毎秒訪れてくる。1万本の針がトンカチで叩かれ子宮口へ突撃してくる。
 堪えられるはずがない。
「おお~~~っ!! おほっ! ほぉ~っ、んっ! んんっ! おお゛っ゛!!」
 ケダモノのように叫ぶことで自分を保つ。
 スクリーンに映る浅葱の顔は白目を剥いたメス顔。マスコットの巨根で突かれて喘ぐ淫乱だ。
「俺とセックスできて嬉しいだろ。ほらっ、ほらっ」
 ずぶ、ずぶ、とリズムを刻み突き入れられる。
 愛液の飛沫をあげる結合部がズームアップされていく。
「イイッ! うれしいのっ! ああッ! Pちゃんっ! Pちゃんっ! だめっ! わたしっ! イク、イッちゃ! うぅぅっ! ひぃぅぅっ!? うぅぅ……ほほぉおおおおっ! おぅっ! おおっ! ひっひぃぃいいいっ!! Pちゃんにイカされるっ」
 Pちゃんのピストンが加速する。
「はじめてなのにっ! 古城じゃないのにっ! Pちゃんとの交尾でイキまくってるっ! わたしのセックス見られてるのにっ、イクのぉ、イクぅぅ、イクイクイクイクッ! いくぅぅううううんっ!!」
 ぶつかる肉体の激しい音が響く。
 すぐ傍で噴出す透明汁の飛沫がプシャ、プシャと淫靡に奏でられる。
「ほら、生配信してるんだからゲストに見せような」
 浅葱の腋に腕を入れるとぐっと持ち上げる。
 スクリーンに映る乳房はPちゃんの腰に合わせて弾んでばかり。
 勃起乳首は天井から吊るされたかのようにピンと上を向いている。
「ほら、挨拶」
 ごちゅんっ! そんな卑猥な音が脳裏に響く。激しい一突きが子宮を持ち上げると浅葱はだらしなく微笑み腰を動かした。
「はぁいっ! Pちゃんのスケベペットの藍羽浅葱でぇ~す! 今日は好きな人とデートに来たけどPちゃんに処女あげちゃったのぉ~」
 誰が見ていようとおかまいなし。ピースサインと悦に浸った微笑で報告する。
「Pちゃんと交尾っ! スケベするの好きなのっ! えっちな女の子でごめんね……でもぉ、女の子の処女って簡単に取られちゃうんだからぁぁっ! 仕方ないわよっ! んっ、チンポに擦りつけると気持ちいいのぉ~、ほらぁ~Pちゃんのチンポと子宮でキスしちゃうんだからぁ~」
 自分から腰を動かしペニスに子宮口を乗せる。
「女の子の好意に気付かない男ってのはダメだよね」
「うんっ! ダメッ! ダメェェッ! あぅんっ! Pちゃんのオチンポおっきくなったぁ~、あたしで興奮しちゃってるっ! あたしに種付けするのね」
 浅葱の腰つきに合わせてPちゃんが突き上げる。
「たっぷり膣内射精してやる。浅葱の子宮をどろどろにしてやるよ」
 へその下に手を当てるとぐっと押した。
「してぇ、古城が泣いちゃうくらい、激しいのしてぇぇええええっ!! 嫉妬させて、襲わせちゃうんだからっ! 古城見てなさいっ、ぜったい襲わせちゃうんだからね」
「彼氏よりも先に孕ませてやるよ。浅葱はゲストへの浮気宣言してろ」
「はいぃぃ、Pちゃんのぉ、でっかいチンポに浮気しましたぁ~。口説かれてぇ~、流されてぇ~、処女マンコを簡単にあげちゃったぁ~。この映像を観てるゲストさんたちぃ~、私を見たら声かけてね、古城には嘘ついてトイレで抜いてあげるっ、チンポじゅぼじゅぼおしゃぶりしてぇ~、精液飲んであげる。気に入ったらオマンコもオッケーよ」
「古城とかいうの、浅葱の子宮に俺の精液注いでやる。ありがたく思えよ」
 Pちゃんが突き上げると腰の動きが止まった。
「ああっ! 射精てるっ! 熱いのぉ~、浮気マンコに膣内射精はじまったぁ~! 古城、古城、古城! わたしの子宮、Pちゃんのチンポでびしょびしょになってるよ。このままだと他の知らない人にだってレイプされちゃうんだからっ」
 熱い白濁液が容赦なく注ぎ込まれていく。
 Pちゃんの遺伝子を持つ精子たちが浅葱を孕ませようと卵子に向かっていく。
 射精が終わるとPちゃんはペニスを引き抜き浅葱をソファーに倒した。
 スクリーンが暗くなるとPちゃんは衣装を元に戻して立ち上がる。
「そろそろ時間だな。お疲れさまっしたぁ~」
 いきり勃っていたペニスが嘘のようにあっさりと引っ込んでいく。
「古城好きよ。大好き。でもチンポも大好き。もっと、もっとセックスがしたいの」
 ぽっかりと開いたままの膣から男女の混合液が漏れ出す。
 ドラッグの効果がこの程度で切れるはずもない。
 この部屋から出たあと、自分で発言した通り、声をかけられれば誰であっても着いて行くだろう。暁古城が止めない限り、例え、不細工な中年男でも二次元コンプレックスをこじらせたようなキモオタであったとしてもだ。
 暁古城への想いとはべつに身体が求める欲求を満たそうとする。
 ここにくるカップルはこうして女が強制的に発情状態となるようにここを訪れる。
 単独の男達にとって、ここは夢の寝取りパークである。
 しばらくして1人きりになった浅葱は夢から覚めたように部屋の中で目を覚ました。身体は重く股間にはしっかりと性交の痕があったが気になることはなかった。
「浅葱~、終わったか」
 何も知らない古城がやってくる。
「古城……うん、終わった、みたい」
「みたいって……おまえなぁ、ほら行くぞ」
 古城が手を差し伸べる。
「うん」
 その手を手に取り立ち上がると2人して部屋をでていく。あの中年男もPちゃんもいない。
 次の目的地に行こうとパンフレットを開いたとき、一人の男が声をかけてきた。
「あ、あのう……」
「え?」
「あっ、いえ、デュフ、あの彼女さんなんですけどね、ちょっとお話したいんですけど、いいですか?」
 自分の汗と体温で真っ白になりかけている分厚いメガネが特徴の太い男が声をかけてきた。
「浅葱の知り合いか?」
「ええっと……うん」
 知り合いであるはずがないのだが、浅葱はうなずいた。
「ふひっ、じゃ、じゃあちょっとお借りしますね」
「すぐ戻ってくるから」
「あ、ああ」
 古城はなにがなんだかわからずに見送る。太った男はさっそくとばかりに男子トイレに浅葱を連れ込んだ。
「さっきの映像見ててね。浅葱ちゃんにしゃぶってもらいたくなったんだ。ほら、ぼくの包茎チンポ、舐めてよ」
「うん……いいわよ」
 小便器に並ぶように腰を下ろすと口を開いて舌を伸ばす。Pちゃんのペニスをしゃぶった口からはすぐにヨダレが垂れ流れてくる。
 誰のものでもペニスとあればしゃぶりたくなる衝動が抑えられない。
 浅葱は男子便所となることに快楽を憶えていく。




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2014-11-19 : 小説 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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之ち(ユキチ)

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