FC2ブログ

Chapter121-05 氷の華と魔女吸血鬼 第5幕

『原作』アイカツ! アイドルカツドウ

『大空あかり王子様とスミレ姫が再会を果たしたとき、邪悪な魔女吸血鬼こと藤堂ユリカのもとにも1人の王子様が尋ねてきていたのです』

「誰が一番美しいかなんてもういいだろ?」
 紫の精霊こと紫吹蘭が単身ユリカのいる城へと乗り込んでいた。お城といってもユリカ1人と鏡しかない。
「そうはいかないわっ!」
「なんでそこまでこだわるんだよ」
「だって! ……だって、あなたがいなくなったからっ!」
「はぁ?」
「どうせ、わたしに飽きてしまったんでしょ。可愛い子を見るとすぐにそっちに行っちゃうんだから」
「なんのことだよ」
「とぼけないでっ! ユリカさまとの約束破ったくせに!」
「ユリカたんはこの前のお休みに一緒に遊びに行く約束をすっぽかされたのを怒ってるんですぅ~」
「おいおい、それ芝居と関係ないだろ」
「関係あるわよ! だいたいなによ! この台本! もっと過激なことができるっていわれたのに!」
「蘭たん、ここはユリカたんを抱きしめてあげるです~。ユリカたんのストレスをぜ~んぶ吐き出してあげるです~」
 けしかけるように言うと鏡ににょきっと腕が生えてくる。これを使えといわんばかりに蘭へ差し出したのは小瓶だった。
「わかったよ、あたしも気持ちが昂ぶってるのは事実だしな」
 蓋を取り瓶を咥えて一気に飲み干す。
 瓶の中身は媚薬と興奮剤。只でさえ舞台上で燃え上がるように熱を帯びている彼女達の肉体をさらに燃え上がらせる劇薬である。
 客の反応もまた然り。アイドルたちのいやらしい姿に男達の熱気は凄まじくなっており、淀んだ空気を舞台上へと送り続けている。
「な、なによ……」
 ユリカに迫りいく蘭。一歩ごとに引き下がっていくユリカ。そのうち舞台に設置されている壁に背中が当たり逃げ場が無くなる。
「ユリカ芝居の事は一先ず忘れよう」
「な、ななな、なにいって!?」
 耳元に囁くがまだ逃げようとするユリカの動きを封じるため、蘭は壁を強く叩いた。
「ユリカ、しよ、な」
「お客さんがみてるじゃない」
 真正面から迫ってくる蘭の瞳からユリカは目を放せなかった。
「見せ付けてやりたいな、ユリカの綺麗な姿を」
 ユリカの頬を撫でるともう一本の小瓶の蓋を外す。
「くどいてるみたいじゃないの」
「口説いてるんだよ」
 撫でていた手で顎を持ち上げると瓶を咥えさせる。飲めば最後、この客の前で痴態を晒すことになる。これまで氷上スミレが何度も繰り広げていた痴態をさらに越えるほどのあられもない姿を晒してしまうだろう。
「あたしじゃダメか?」
「ダメなわけないじゃい。蘭だったらユリカさまのこと……好きにしてもよくってよ」
 小瓶のなかを飲み干す。
 次の瞬間には壁を叩いた腕がユリカの身体をベッドへと押し倒していた。
 ユリカの身体は軽く、蘭の腕のなかに包まれる。2人の身体は溶け合うようにベッドでひとつになる。
「みんなのエッチな姿をみて欲情してたんじゃないのか?」
「そうよ、悪い?」
「悪いな」
 唇と唇を触れさせる。淡いキスの味に物足りなさを感じてユリカはねだるようにまぶたを閉じる。
「可愛いな」
「はやくしなさいよぉ」
 薄桃色の唇を甘噛みしながら背中をさする。
 体温の上昇とともにユリカの口からは甘美な嬌声が漏れ始めた。
「はぁ、あはぁ、蘭っ、蘭ッ! 蘭っ!」
「ユリカッ、ユリカユリカユリカ……」
 キスと名前を呼び合うだけで2人の心は燃えあがる。衣装の下で奏でている鼓動が早鐘の如く鳴り響き、手は互いの恥部へと伸びた。
「んぁぁああっ! 蘭の指っ、いいのっ!」
 ショーツの上から大事な部分をなぞり上げる剣のような指にユリカはあえぐ。
「ああっ! ユリカだって、いいよ、これっ、あぁんっ! わたしの、ここを触ってくれっ」
 そういって導くのはショーツのなか。純白のショーツを湿らしている割れ目の端。
「蘭のクリトリス、すごく大きくなってるわ」
「そういうユリカもほらっ」
「ひゃぁああんっ、んもう! やったわね」
 くちゅくちゅと淫靡なメロディを奏でると痺れるような甘い快楽が襲ってくる。
 相手を感じさせたい、絶頂へと導いてやりたいという想いが溢れて指の動きを加速させる。
「ああっ、ユリカっ、んっ、とめ、てぇ、はぁぁああんっ!」
「蘭こそっ、くちゅくちゅしないでっ、あ、ああ、あああんぅ!」
 唇を重ねることができる距離で相手の喘ぐ声と顔を見る。それこそが最大の媚薬となって官能の波に飲まれていく。
「イクぞ、二人一緒、だから、な」
「うん。蘭と一緒に、一緒にイキましょう!」
 膣の浅い部分を指で引っかくように掻きまわす。
「はぁ、はぁ、はぁ、イクッ! イクのぉおおっ!」
「わたしもユリカッ! ユリカぁぁぁあああっ!!」
 浮いているような感覚のなかで2人は同時に絶頂に昇った。

『2人仲良く絶頂に達した頃、王子様とお姫様もベッドで甘い夢を見ていました』

 舞台の半分を天井付のベッドが占める。ユリカたちのいる城が暗闇をイメージしていればこちらのベッドは月明かりで照らされた幻想的な白夜。
「スミレちゃん……」
「あかりちゃん……」
 このときばかりは芝居とは違った2人。
「スミレちゃんのことみんなが弄っててわたしすっごくうらやましかった」
「私はあかりちゃんに弄ってほしかった。私のぜんぶ、あかりちゃんに触ってほしい」
 氷の華と称されるほどの美少女を腕に抱えるとあかりは唇を捧げるように触れ合わせた。
「ちゅっ……キスしちゃったね」
「うん。あかりちゃんとキス……もっとキスしよう。私、あかりちゃんにキスしたい!」
 押し倒したのはスミレだった。
 あかりの王子様衣装を剥ぐようにして肌を露出させるとかわいらしいおへそに口付けした。
「ひゃっ! スミレちゃん、落ち着いて、あぁんっ」
「ダメ。あかりちゃんのおへそ……腹筋……ああっ、こっちに……」
 いくつものキスマークを作りながらスミレの舌が胸へと近づく。
 衣装のボタンは指ではじくように外されて肌の露出は増えるばかり。大人への階段を上り始めたばかりの美乳をスミレの舌が這う。柔らかな弾力と押し戻してくる張りに歓喜しつつもあかりを感じさせようとひたすらキスを施していく。
「ちゅぱっ、ちゅちゅっ、ちゅぅぅぅぅっ! ぱっ!」
「ひぃぁああっ! スミレちゃん、わたし、胸がぁぁぁ」
「うん。あかりちゃんのおっぱい、綺麗」
「そうじゃなくって、ああぁんっ!」
 美乳にキスマークを施すとピンと勃起している乳頭に吸い付いた。
「ぢゅぢゅぢゅっ! あかりちゃんの乳首すっごく綺麗だよ」
「スミレちゃん、ひゃぁんっ、わたしもスミレちゃんにしたい」
 もぞもぞと動くがスミレがそうはさせなかった。あかりの手首をがっしりと掴み、上からベッドに押さえ込む。乳頭を丹念に舐めまわし、彼女の恥辱を味わう。
「あかりちゃんはこのままでいいよ。私があかりちゃんを気持ちよくしてあげるから」
 これまで他人から愛撫を受けるだけだったスミレが責めに転じていた。
 あかりを愛する気持ちが強すぎて掴んだ腕を腰の下に敷く。そのまま身体を反転させると2人は互いの恥部を視界にいれることとなる。
「あかりちゃんのここ、とても綺麗なんだろうな」
 ズボンを脱がすとショーツだけが残る。
 もちろん陰毛など一本たりとも生えていない恥丘だ。少しだけ盛り上がって見えている大事な部分へと顔ごと突っ込む。
「んんぅぅっ、ああぁんっ! スミレちゃ、髪がぁ、ひゃぁっ、ああ、んんんっ!!」
 紫の髪がふとももを撫でていく。恥丘に唇がたどり着くとショーツの上から舐め上げてきた。
「美味しい。あかりちゃんのジュース、いっぱいになってる」
「よ、ようし、こうなったらスミレちゃんのジュース、わたしが飲むねっ!」
 ぐっと身体を起こすとスミレの恥丘を目指す。ドレスのスカートのなかにある純白のショーツはぐっしょりと濡れていた。これまで何度も絶頂に達し、そのままでいるスミレの恥部はあかりの舌が一度舐め上げただけで力なく落ちてしまう。
「ひゃぁっ!? あかりちゃんっ!?」
「スミレちゃんばっかりずるいよ。ほら、私の指で感じて」
「……うん。あかりちゃんも私の指で感じて」
「うんっ」
 2人の指がショーツのなかへと潜り込む。
 少女の指先は媚肉をえぐり、天国さえみさせようと蠢く。
「あぁあぁっ、ああっ! あかりちゃんっ! 好きっ! 好きっ!」
「私もスミレちゃんが好きっ! 大好き!」
 膣が締まり絶頂が近いことを互いに知ると指の動きは強く激しくなる。
「あかりちゃん好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好きッ!」
「スミレちゃん好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好きッ!」
 指を突っ込んでいる割れ目から愛液が泉のごとく溢れ出してくる。
 導かれるようにして指先はGスポットを押した。
「「――――――――――――ッ!?」」
 絶頂の瞬間に声はなく、流線型の飛沫があがる。
 飛沫が終わると全身から力が抜けたようにぐったりと倒れこんだ。

『さてさて、邪悪な魔女吸血鬼と紫の精霊はどうなったかというと……』

「こっ、こらっ! ユリカ、おい、やめ、やめろぉ、アアァッ!」
「許さないんだからっ! 許してあげないんだからっ!」
 絶頂に達した二人だがさらに求めるユリカの指が蘭の膣をかき回していた。
「ほら、もう一回イッちゃいなさい!」
 栗色の髪を振り乱す蘭の仕草に責めているユリカも感じている。
 軽い絶頂の波ならもう何度も味わっていて、頭の中はぼんやりとしていた。
「激しっ、すぎるからっ、やめろっって、ひゃぁああんっ!」
「蘭の声を聴いてるとゾクゾクしちゃうのよ」
「ユリカ、なぁ、もう一度しよう。指じゃなくて、な」
 勃起しきったクリトリスがユリカのクリトリスに重なる。
「嗚呼っ! うん。してあげなくもなくもなくってよ」
「正直になれよ」
「……バカ」

『もうすっかり仲良くなったみたいです。では王子様とお姫様は……』

 今度は舞台が変わるのではなく両方のセットに光が灯る。
 一度おちた照明の中でひたすら抱擁と口付けを繰り返していたのだろう。2人の身体はぴったりとくっついている。
「あかりちゃん……ちゅぁちゅぷぁ……はぁん……またイッちゃう……私またあかりちゃんの指でイっちゃう」
「スミレちゃん……あっ、あぁっ……ちゅぱちゅちゅちゅっ、わたしもまたイッちゃう。お芝居の途中なのに、スミレちゃんの指で、イッちゃう……」
 2人……いや4人のアイドルが舞台上で見せる艶姿に観客はこれでもかというほど大きな拍手を浴びせていく。
 昂ぶった激情をさらに高みへと昇らせていく4人。
 想いが繋がり、ベッドの上でぎゅっと指を絡めたまま握り締めた。
 最後にまた観客たちの拍手が鳴り響き、幕は閉じられた。




うん、白雪姫じゃなくて眠れる森の美女だね
書いた後に気付いたけどいろいろ混ざっててこれでいいやってなった。

←作品がよければクリックお願いします。
関連記事

2015-03-04 : 小説 : コメント : 0 : トラックバック : 0
Pagetop
コメントの投稿
非公開コメント

Pagetop
« next  ホーム  prev »

プロフィール

之ち

Author:之ち
之ち(ユキチ)

小説中心に活動中。
ジャンル問わず面白ければ好き。
大阪在住・12/28生
相互リンク募集中です

カウンター

おすすめ





読んでるもの等