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Chapter132-01 霞ヶ丘詩羽 痴女風逆ナンパと生配信

『原作』冴えない彼女の育てかた、神のみぞ知る世界
『人物』霞ヶ丘詩羽、ハクア




 Dノートを手に入れてから二日、僕の日常は劇的に変わった。
 朝から晩まで目にする女の子全員が僕の言うことを聞くようになるんだと思うだけで股間が膨れて仕方が無いわけだ。特に学校では生徒がみんな可愛くみえてくる。なんといってもうちの学校は美少女勢揃いなのだ。
「ふふっひ」失礼、失礼。また妙な声がでてしまいました。
 誰を相手にしても僕が満足するに足る美少女JKが100人単位で存在している。もうね、手当たりしだいにノートへ名前を書いてあげたいくらいだよ。
「ねぇちょっと、神様!」
「なんだぁい、ハクアちゃん」
 いまは僕の部屋。初マンコを味わったベッドの上で寝転んでいる。オナニーのしすぎでイカ臭くなってる部屋の中だっていうのにハクアちゃんはべったりと僕に寄り添っている。完全に僕の女だ。
「本当にするの?」
「ふふっひ、するよぉ。ハクアちゃんの下着オークション」
 以前の配信で視聴者へのオークションを開催するって宣言しちゃったから、いまさらやりませんではすまない。僕は結構律儀なんだ。
「ほら準備しちゃおうよ。もうパンティーの具合はいいんじゃない?」
「そうかもしれないけど……」
 短いスカートの内側にはセックスのあとずっと履かせているパンティがある。無論、ブラジャーはあのときから同じものを装着させている。ハクアちゃんの体臭はかなり薄かったけれど僕が二日間お風呂に入らさず、セクハラで汗を掻かせるとかなり蒸れて匂っている。そのせいかハクアちゃんは僕の横で恥ずかしそうにしていた。
「じゃはじめるからね」
「わかったわよ。もう……私の下着を売るなんて」
「さぁさぁはじまったよ。っと凄い勢いでアクセスされてるね。あっという間に満員だ」
 告知していた成果かあっという間にアクセス数が限界に達した。
「どうもぉ~堕とし神だよぉ~。今日は待ちに待ったハクアちゃんの生下着オークションの日で~す。みなさんの入札お待ちしてますね。ハクアちゃんもひとことどうぞ」
「彼氏以外に下着を売るなんてイヤだけど、彼氏の頼みだから、売ってあげる! でも……ちゃんとそれなりのお金を用意しなさいよっ!」
 キツい感じでいってるけど、全然恐くない。むしろその強がりがツンデレ感を増長させてくれるから視聴者は喜んでた。
「それじゃぁ、まずは現物を見せなきゃね。ハクアちゃんは下着を脱いで視聴者に見えるようにしてね」
「……わかった、わ」
 ハクアちゃんがいそいそと制服を脱ぎ出す。まずはブラジャーかららしい。
 彼女と関係を持った日からDノートの効果をいろいろと探ってみたけど、一度名前を書いたら関係は永続するのかもしれない。セックスも一度だけじゃ終わらないだろう。僕は何度かしたいっていうとまんざらではない表情をしていた。下着の件があるから本番はしなかったけどね。
「これでいいかしら?」
 ブラジャーを取り外すと掌に載せて画面に見せる。脱ぎたてホカホカのカップにみんなの目が釘付けになっている。

『ハクアちゃんの生乳!!』『綺麗な乳首してんじゃんwww』『ブラだけでも5000円だすわwwww』『パンティはよ!!』『すっげw汗蒸れ蒸れのブラとかwwww』

 僕は真空パックを取り出してハクアちゃんにブラを入れさせる。次はお待ちかねのパンティだ。こっちは汗だけじゃなくエッチな汁が大量に染み込んでいる。
 ハクアちゃんが脱ぐと陰裂に当っている底面とクロッチをよく見えるように画面に向けた。
「これが私の脱ぎたてパンティよ。ほら、汗もえ、えっちな汁もいっぱいでしょ。すごく恥ずかしいんだから、お前達っ! さっさと入札しなさいっ!」
 オタクってこういう子好きだよね。
 ハクアちゃんの懇親のサービスに視聴者達が一斉に声を出しはじめる。

『1万!!』『1万2千!』『1万3千!』『1万5千!』『1万8千!』『2万!』

 どこまであがるのか見物だったけどさすがに2万となると打ち止めらしい。
「おっとぉ、もういいのかなぁ? ハクアちゃんの生脱ぎたてほっかほっかブラジャー&パンティだよぉ」
 ハクアちゃんは顔を真っ赤にしてる。大勢の男達が自分の下着を買おうと必死になっている。自分が商品になっているのだ。そして競り落としたやつがすることはひとつ。きっと匂いを嗅ぐし、マスターベーションのおかずにする。恥ずかしくてたまらないだろうな。

『2万5千!!』

「もうないかな? ないみたいだね。じゃあ2万5千円で落札!!」
 落札した視聴者にだけメールアドレスを送って配信を終了した。
「ふひひ、ハクアちゃんお疲れ様。ささっ、こっちに着替えようね」
 ハクアちゃんの名前を記入しているページに僕は『ブルマ直穿き』と記入しながらブルマを差し出した。ハクアちゃんの顔色と一緒で赤色のブルマだ。
「これを穿くのね。ありがとう、神様がそんなに気を使ってくれるなんて思って無かったわ」
 ちょっと鬼畜な彼氏でしたかね。でもこんなもんじゃないよ。
「キツいわね……お尻に食い込んでくるし……ねぇ、これサイズ合ってるの?」
「合ってるよ。ハクアちゃんのお尻にきゅきゅっと食い込むぐらいが正常なんだ。それと彼氏的にはこのブルマは毎日穿いて欲しいな」
 そう僕らは彼氏彼女の関係なんだ。
「……わかったわ。ブルマを毎日穿く……ねぇさっきね、すごく、恥ずかしかった」
 唇を突き出してくる。慰めて欲しいのかな。
「わかったよ、ハクアちゃん」
 僕はハクアちゃんのブルマ尻にむにっと指を埋めながらキスをする。
「んぢゅぢゅっ、ちゅぱっれろれろぉ、んぢゅぢゅっ! ハクアちゃんのキスいいね」
「神様のキスすごひっ、ぢゅべべっ、れへろぉ~、ちゅちゅちゅっ!」
 股間がムクムクと勃起しちゃった。
 ハクアちゃんのボディを嗜むのも一興だけど、今日はすでに先約を入れているのだ。
「どうしたの?」
 指を股間にあてがってくる。
「ごめんね、でかけないといけないから」
「そうなの……そうなんだ……わかったわ。私も用事があるし、また会いましょ」
 聞き分けのいい子でよかったよ。会おうと思えばDノートに書けばいいからね。
 さぁ、ハクアちゃんから離れて僕は同人ショップへと出かけよう。
 Dノートを持ってね、デュフ。

 とある日曜日の午後2時、大手同人ショップの成年向けコーナーがざわめいていた。
 男達にまぎれて学生服の美女が棚に向かっていたのだ。20年前と比べてオタクのファッションは多少増しになり、女性客も増えたとはいえ、成年向け同人誌のコーナーというと鬼畜、陵辱、輪姦、薬物などなど、男の欲望がひしめている。平積みにされている新作同人誌のほとんどが美少女のあられもない痴態であるにも関らず、その美女は制服を着て人目を集めている。
「これでも、ないわね……」
 なにか目的があるのか手にとってサンプルを見ては呟いている。
「これでもないわね。店員に聞くべきかしら」
 長い黒髪は彼女が肩を揺らすとふわりと揺れる。言葉通り店員を捜し始める彼女へひとりの店員が話しかけようと向かう。
 成年向けコーナーは制服での立ち入りは禁止されている。堂々としている彼女に店員が話しかけようとしたのだ。
「あ、あの」
「陵辱系の、特に彼氏のいる女の子がキモオタにレイプや寝取られるような作品を捜しているのだけど、知りません?」
「えっ!? ええっ!?」
 とてもそのような卑猥な言葉を発するとは思えないほど麗しい美少女にいわれると店員だけでなく付近にいた男達もどよめいた。
「知らないなら知らないといって欲しいわね。私も時間が無いのよ」
「あ、ええっと人気作品でしたら、こちらへ」
 迷った店員が案内したのは販売ランキング10位までの作品が並べられている本棚。本日のランキングは純愛が一作、他すべてが陵辱ものという状態であった。制服の美女は鋭い目つきをしながら腕を組みをした。
「1位から9位まで見事に陵辱系なのね。男の人ってこういうの好きよね」
「ま、まぁ……人気はありますよ」
「これにするわ」
 手に取ったのは1位になっている作品だった。陵辱系作品だけを作っているサークルのものだがかなり尖った内容で、女性軽視が強い。女性が見れば裁判でも起こしそうなものだが美女はカウンターへと持ち運んだ。
「えっと……1080円です」
 カウンターの店員が注意しようとしたが彼女の瞳を見た瞬間、完全に心が負けた。まるで『こんな店でアルバイトなんてしてる暇があったら勉強したら? 30越えてフリーターなんて人生ゴミ箱のなかよ。いいわけ重ねる前に就職しなさい。この童貞』とでも侮蔑されているかのようなプレッシャーに押しつぶされたのだ。
「……ありがとうございました」
 無言で去っていく制服姿の美女を店員と男性客はじっと見つめていた。なにも知らなければライトノベルに出てくる過剰なまでに美少女演出を盛り込まれたヒロインのひとりとして認識できていたはずだった。
「綺麗な女性なのに……黒ストよかったなぁ」
 打ちのめされた店員が見送りながら言った。

 Dノートへの追記。

『霞ヶ丘詩羽
『霞ヶ丘詩羽。エロゲーのシナリオ製作するためのお勉強をしなければならない。同人ショップでランキング1位になっている成人向け同人誌を立ち読み後、購入するもひとりでは理解しにくい為、講師を捜していたところに僕を見つけて逆ナンパする』
『僕の言うことは全部真実であり大事なこと』
『希望プレイ。痴女風逆ナンパ生ハメ配信許可』 』

 同人ショップをでた美女はすぐに男達へと目を向ける。
「今日の目的はまだ達成されたわけではないわ。次はこの内容を把握しているオタクを捜さないと」
 ロングストレートの黒髪と気品ある顔立ち、制服の上からでもわかる豊満な胸の膨らみ、腰の細さを抜けた先にあるムッチリした尻。ストッキングに包まれた脚は揉み応えのありそうなふくらみと張りを持っている。誰もが2視しなければならなくなるほど美しい制服姿の彼女こそ霞ヶ丘詩羽である。
 詩羽は自分の異常に全く気付かず、ノートの通りに行動していた。
「あのオタクは……年齢はおそらく30後半、お腹の大きさ、顔の不細工さ、身長も低く間違いなく女性との接点がない……間違いないわ」
 目にした男の外見をなじっていたが、その瞳には侮蔑の意図はなく、むしろ幸運に巡りあえたことを歓んでいるようであった。詩羽は一直線に向かって歩くと機械的に声をかけた。
「あなた、この同人誌を知ってるかしら?」
「ふふっひっ! 知ってるよ、メチャクチャ詳しかったりするよ、霞ヶ丘さん」
「なんで私の名前を知っているの」
「あっちで話そうか」
 男の目には路地があった。ビルとビルの間にある日陰だ。
「いいわよ、どうせあなたのようなオタクにはなにもできないもの」
 霞ヶ丘詩羽ちゃん、1人で買い物ごくろうさま。そのキツい瞳や言葉を聞かせてくれるのは学校以外じゃ初めてだね。ずっと前から僕は見ていたんだよ、校内トップクラスの美少女をね。
 僕達は路地に場所を移す。詩羽ちゃんはもうすっかり大人なのに制服を着ている。これがたまらない。
「それでなにか用かな? 霞ヶ丘詩羽ちゃん」
「気持ち悪い喋り方をしないでちょうだい。さっきも言ったけれど、あなた誰?」
「学校の教師だよ。憶えてないかな? あっ、そっか、いつもキミは寝ているし、僕との接点なんてないからしらないか」
「知らないわ。それでどうするつもり?」
「どうするって、なにを?」
「いかがわしい本を買った生徒をどうするの?」
 なんて態度だ。反省している様子が全く無い。懲らしめることもないけどね。
「どうもしないよ。休日に生徒がどんな本を買って、ナニをしても黙っておくよ」
「そう……なら、私達は今他人というのはどうかしら。教師が淫行条例で騒がれるのもよくないでしょう」
「う、うん、いいよ」
 なるほどそういう設定になるのか。
「やり直しましょう。あなたこの同人誌を知っているかしら?」
「し、知ってるよ」
 今度は名前を告げないでおこう。他人だからね。
「私、この本のような作品を書くことになったのだけれど、女の感性だとどう書いていいかわからないところがあるの。そこで貴方のようなキモオタに講師を頼みたいの。引き受けてくれないかしら?」
「う、う~~~ん、どうしよっかなぁ~」
 ここで「はい、やります」なんて言ったら面白くないよね。
「拒否するというの? 私が見たところ貴方は不細工で非モテの鏡といえるほど酷い面構えをしているし、コミュニケーションも取りづらそうな気味の悪い男性なのよ。自分で言うのもなんだけど私みたいな女に誘われたら断ることなんてできないと思うけどどうなのかしら?」
「なかなかいってくれるね。で、でも、僕にだって用事はあるよ。彼女とデートとか」
「はぁ?」
 なにそのまったく信じていないって顔は。まぁ僕もDノートがなければ童貞だったろうけどね。でももう違うから、僕非童貞だから。
「ぼ、僕には彼女がいてね、これ本当だから。んで、その子はいつでも僕とのデートするし、フヒッ、今日はその子とで、デートあるんだ」
「そう……でも……」
 なんだ、突然眉の位置が下がったぞ。しかも胸に両手を当てて……目尻に涙が溢れてきた。なんだこの可愛さ。
「そこをなんとかできないかしら? 明日は学校があるの。できれば今日中に作品制作の意図口を掴みたいのよ!」
 間違いなく演技なんだろうな。どうにかして僕を引き止めて講師役をさせようとしているんだ。逆ナンパとだけ書いたけど、これじゃ泣き落としじゃないかな。
「そういわれても無理だよ。僕の彼女、これからすっごいエッチなことしてくれるし」
「エッチね……」
 涙が引っ込んだ。ちょっと釣り針が大きすぎたかな。でも今日の気温は33度、こんなときに外にいるなんていやだからね。
「なら私がこの同人誌と同じことをする、というのはどうかしら?」
「ふぇっ!?」
 素っ頓狂な声をあげてみると、詩羽ちゃんの顔つきが変わった。まるで釣り針に魚が食いついたと言わんばかりにニヤッとしている。
「もちろん本番はなしよ。でも、それ以外ならしてもいいわ。ねぇ、その彼女さんと私、どちらをとるのかしら、キ・モ・オ・タさん」
 近づいてくる。
 黒髪が左右に揺れて、胸が僕の顔の前で揺れて、詩羽ちゃんの香りが、少し汗の匂いを含んだ香りがして……。
「ぼ、ぼく、フヒッ、彼女を取るよ。い、いくら誘われたって、僕には……彼女が……」
「これでも?」
「ぬほぅうっ!?」
 詩羽ちゃんの指が僕の股間をツンってしてくる。詩羽ちゃんほどの美人が僕みたいな男に寄り添って、しかも勃起寸前の股間をツンとするとは予想していなかった。
「こ、こんなことされても、ごくっ」
「彼女さんはこの同人誌のようなこと、してくれるの? ここは、私のほうがいい女だって思い始めてるようだけど?」
 もちろん僕はこの同人誌の内容を知っている。ヒロインの女の子がどうなっていくのか、見ずに説明することも可能だ。だから詩羽ちゃんが同じ目に遭う光景を想像できてしまう。
「正直なここは大きくなったわよ。これって私の誘いを受けたということじゃないの?」
 デカ乳で押し迫ってくる。
「違う。違うよ、これは生理現象だよ。僕には彼女がいるんだ」
「ねぇ、私……処女、なのよ……」
 必殺技でも使われた気分だ。霞ヶ丘詩羽くらいの美女なら彼氏がいておかしくない。これだけの身体をまだ誰にもさらけ出していないとは思いもしなかった。
「でも本番なし、だよね」
「ええ。私にも好意を抱いている人はいるもの。それに私のお願いは同人誌の内容を説明と講義してほしいというものよ。性行為は含まれていないわ」
 そうはいっても僕がDノートに書いた内容は『痴女風逆ナンパ生ハメ配信許可』だ。絶対に処女膜を破れるはずだ。
「ふふっひ。性行為なし、なしかぁ~。いくらキミでも、彼女のセックスと天秤にかけたら、彼女が勝つかなぁ~」
 あからさまにムッとした。やっぱりどちらが上かといわれるのはイヤなんだろうな。
「僕の配信に『協力』してくれるなら、考えてもいいけどねぇ~」
 人間ランクでは圧倒的に下の下であるキモオタの僕に条件をつけられるのはどうかな。
「配信? 協力?」
 僕の釣り針にひっかかった。
「僕はエロゲの攻略生配信をしてるんだぁ。エロゲだよ、エロゲ、キミはしたことあるのかな?」
「ないわ。けれど知ってるわよ。でも協力ってなにをするの?」
「視聴者サービスだよ。視聴者に僕とのエッチをみせるの。それさえしてくれれば、彼女越えもあるよね」
「彼女はそれをしたの?」
「してくれたよ。超人気だったな~、視聴者もあっという間に満員になったし。僕の彼女はすっごく可愛いツンデレちゃんだからね」
「ツンデレですって……」
 あらためて寄り添ってくる詩羽ちゃんを凝視する。
 悩んでる表情はそそるね。もうじき、オッケーだすのはわかってるよ。
 胸の大きさ、カップ数はどれくらいかな。Dじゃないな、EかFか、どっちにしろ大きいよね。お尻もデカイし、これで処女とか嘘でしょ。
「ツンデレなんて安っぽいキャラ作りして恥ずかしくないのかしら。すでにツンデレなんてすたびれているというのに……」
 なにやらツンデレを敵視しているのかイライラしている。
「わかったわ」
「本当に? 本当に僕の配信に協力してくれる?」
「それが条件なんでしょう。協力しないとダメと言うならのむしかないわ。でも、ひとつ、私にこの同人誌の内容をレクチャーしてくれるというのが絶対条件よ」
 内容、知ってて言ってるのかな。
「いいよ。ええっと……」
 名前は知ってるけどそういう流れだったよね。
「詩羽、霞ヶ丘詩羽よ。よろしく先生」
「おっと、そこだけど堕とし神様にしてほしいな」
「わかったわ、堕とし神様」
 互いに条件をクリアしたら移動しないとね。さすがにこんな場所でできるわけないし、視聴者が待ってるんだから。
「僕の部屋へ行こうか」
「ええ、連れて行ってちょうだい」
 学生服のままの詩羽ちゃんを連れて僕は部屋へと戻る。
 ハクアちゃんには部屋に来ないように言っている。今頃、どこかで自由行動しているはずだ。
「ここが貴方の部屋? 汚いわね」
 直球だけどそのとおりだ。前はイカ臭い男の部屋だったけど、いまは女の子の匂いもするはずだよ。
「フヒヒ、そ、そんじゃ準備するね。詩羽ちゃんはベッドで先に読んでてよ」
「そうさせてもらうわ」
 男の部屋でエロ同人誌を読むなんてシチュエーションはじめてだよ。
 僕は生配信の準備を簡単に終わらせて視聴者に配信開始のメールを送る。
「ど、どうかな?」
「そうね、男性向け同人誌としては素晴らしい出来なのよね。でも私にはどこがいいのか解らないわ。確かに女性を責めたいのは解るけれど、この恰好や表情にどこまでの価値があるのか、さっぱりね」
 そういって開いているページではヒロインがアヘ顔になっていた。さらに全裸で腰には使用済みのコンドームが腰蓑の如くぶらさがっている。かなりの陵辱を経験した後なのだと一瞬で判断がつく。
「それは今から教えることだからね、詩羽ちゃんが真面目にレクチャーを受ければきっとわかるよ」
「ええ、お願いするわね」
「じゃ、じゃあ配信しちゃうよ?」
「私の準備はできているわ」
 無表情でいうけど何も準備していなかった。
 僕は生配信の準備が完了したのを見届けてから、カメラを詩羽ちゃんのストッキングへ向けた。





次週、後編となります。

ところで今回、文章に隙間を作ったのですが、読みやすくなったでしょうか。
その点への要望も受け付けております。

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甘城ブリリアントパーク 千斗いすず アクワーリオ 要請
2015-08-10 22:29 : zelda URL : 編集
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プロフィール

之ち

Author:之ち
之ち(ユキチ)

小説中心に活動中。
ジャンル問わず面白ければ好き。
大阪在住・12/28生
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