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【小説】愚者のエンドロール 米澤穂信【感想】



入須冬美から文化祭用に作ったミステリーの試写会に呼ばれる古典部。
なぜ招待されたか問う奉太郎たちだったが真意は語られないまま見ることに。
ミステリー映画は学生が撮っただけあり素人作品そのもの。

6人の男女が廃村の取材に向かい、ある館に辿り着く。
ばらばらになって館の中を調べているうちに1人が戻ってこなくなる。
彼が向かった部屋に見に行くとドアには鍵がかかっていた。
マスターキーを持ってきて中へ入ると腕が切断され血まみれの彼が倒れている。

映像はここで終わり。
未完成の作品である理由は脚本を担当していた生徒が現在入院しており、この先を要求することはできないという。
入須の目的は古典部に『探偵役』をしてほしいというもの。
だが古典部はこれを拒否。
変わりに製作班の案に対しオブザーバー的な立場で協力するとなった。

3人からそれぞれの推察を聞くがどれもしっくりこなかった奉太郎に入須が話を持ちかける。
2人きりの茶室で「きみは特別」といわれ『探偵役』を引き受ける。

奉太郎の推理を聞いた入須はそれを採用。
作品は無事完成し上映会に間に合った。
評判も良いように思われたが他の古典部メンバーはどうもそうではなく……


いいねぇ、特別だといわれてちょっと調子に乗ったら、所詮駒のひとつにすぎない利用されただけとか。
アニメとの違いとしては入須先輩のイメージですね。
文章だけだとあの艶かしさはない。本当に冷たい感じのする人です。
よく、いつもぼうっとしてるけど、やる時はやる系の主人公がいるわけですが、そのやる気を出させて利用するって構図が好き。
しかも操っていた側もけしかけられただけとか、最高です。




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2015-08-13 : 感想 書籍 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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プロフィール

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之ち(ユキチ)

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