FC2ブログ

Chapter133 やはり僕の陵辱ラブコメの始まりはあっている。

『原作』やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。
『人物』平塚静、雪ノ下雪乃、由比ヶ浜結衣






 Dノートを手にした男の欲望が終わりを迎えることは無い。

『雪ノ下雪乃、由比ヶ浜結衣、平塚静
 全員、朝から晩まで逆ラッキースケベ現象メガ盛り。主にぼくの男性器への接触回数上昇。スカートの翻り率上昇、男性への接触、股間ダイブ上昇。
 3名は学生用の新年度の制服選びに付き合う。
 新しい制服を選ぶ際、男の欲情度を測る必要があり、3人は必死に僕が勃起するかどうかドスケベアピールしなければならない。
 アピールから10分ごとに雪ノ下雪乃、由比ヶ浜結衣、平塚静の順番でセックスし処女膜を散らす』

 新たに書かれた内容は目を疑う鬼畜の所業を現していた。
 汚らしい顔で笑うと同時に男は朝、いつもと同じように学校へと向かうのであった。



 平塚静の今日の朝はとにかく奇妙だった。通勤用の車が『なぜか』使えなかったのだ。キーを差し込んでも回らないのだ。仕方が無いので電車で行くこととなり、普段は使わない電車に乗り込んだ。
 混雑する車両内で気付けば周囲は男まみれである。まるで男性用車両だといわんばかりに男がいる。
 しかもよく揺れる。
「あうっ!?」
 がたん、と大きく揺れると身体が振り回されるようになり、前に立っていたやけに腹の大きく、背の小さな男にもたれかかってしまう。
「す、すまない」
「ふぅーーー、ふひっ、か、かまいませんよ、平塚先生」
「んっ!?」
 名前を呼ばれた初めて気付くがその男は同じ学校の男性教師。生徒はもちろんのこと学校の関係者全員から嫌われている男だ。平塚静も似たような感情はもっていた。べつに男性軽視ではない。単純に彼の格好や行動を認められなかったのだ。
「あ、ああ……きみか、すまない、あうっ!」
 また電車が揺れる。倒れそうな身体は揺れに倒され、男性教師の胸へととびつく。スーツ越しだが、男性教師の身体に抱きつく結果となってしまう。
「気にしないで下さい。この電車よく揺れますから」
「しかし、んっ」
 背中を押されて離れられなくなる。
 そればかりか、何者かに足を押されているようで、男性教師の股間へ太ももを押し付けてしまっている。その太ももの上には自分の掌が添えるようにあったため、男性教師の股間と自分の太ももに手が挟まれる。

 ……この感触……もしかして、ぼ、勃起しているのか。確かに今の状態だと私が勃起させているようなものだが……。

 触れた手に感じるのは太い竿の感触。男性教師の股間が勃起していた。
 隙間無く抱きつくこととなった平塚静の身体が原因なのは誰の目にもあきらかだった。
 電車が揺れるたび、硬くなっていく性器を感じても静にはなにもできない。
「そ、そんなに抱きつかれたら……ふひっ、ごめんなさい、平塚先生の手、気持ちよくて、ふひひ」
「いや、謝らなくていい……不慮の事故だ、す、すぐ電車も……」
 男として嫌悪している者の性器を自分が勃起させているなど考えたくも無かった。しかし手に馴染むようにムクムクと勃起していくペニスが押し当る。
「ふぅぅ、すぅうう、平塚先生、イイ匂いしますね」
 耳元で囁かれた一言に背筋が凍りそうになった。匂いを嗅がれているということがたまらなく気持ち悪い。一秒で早く離れたくて手を引き抜こうとするがままならない。
「香水です……あぅっ!?」
 また揺れた。その振動が擦りつけたようになり、勃起した一物に刺激を送る。男性教師の息遣いが荒くなる。
「ふひひ……平塚先生ってば大胆ですね。そんなことされたらぼく我慢できなくなっちゃいますよ、射精したらどうするんですか?」
 耳元で囁かれる下品な言葉と勃起したペニスの感触。いやでも頭の中に描いてしまう男性教師との蜜事。まだ経験のない処女の平塚静であっても脳裏にぼんやりと浮かんでしまう。

 ……なにを考えているんだ、わたしはっ! 第一セクハラだろう、射精……射精などと……この大きなものから射精……ハッ、このような男のモノなど考えるなっ! 男性としての生理現象だ。それだけなんだっ。

 ムクムクと勃起している男性器は平塚静の脳内で描かれる陰茎とは違っていた。
 大きさは平均といわれている13センチを間違いなく越えており、太さも想像を超えている。

 ……こんなに大きくなるのか……こ、これが挿入るわけだな、私の膣内に挿入ったらどうなる……きっと……。

 手にしている陰茎にごくりと生唾を飲む。どうしても想像することをやめることができず手触りで陰茎の形を覚えようとしていた。
「うぅ、うひょひょっ! 平塚先生ったら大胆ですねぇ~。そんなに手コキしたいんですか?」
「ちがうっ! こ、これは電車が揺れて、んんっ!」
 それこそが違っていた。間違いなく指を上下に動かしていた。男性教師の股間で勃起している陰茎を撫でている。愛撫しているのだ。
「平塚先生美人だから嬉しいですよ」
「だから違うと言っているだろう。まったく……なんてものを……これでは私が痴女みたいじゃないか」
 口では否定していても指は滑らかに動いていた。

 ……いったい何人これで犯したんだ……かなり逞しいように思えるが……この顔でもやはり凄いのか……。

 女性から見れば嫌悪の対象に見える顔だが、股間のモノに惹きつけられているのも事実。平塚静は自分の感情に芽生えはじめている好奇心のようなものに従いつつあった。
「平塚先生さえよければお昼休みにちょっとしたイベントがあるんですけどぉ~、フヒッ、どうしますぅ?」
 悪魔の囁きとでもいうべきだった。
 内心を見透かしているといわんばかりの男性教師のニヤニヤとした表情にはどうしても屈したくなかった。

 ……この男、私をバカにしているのか……まさか処女だとバレている!? ま、まさか、そんなはずはない。私は大人の女で……くっ、また大きくなった!?

「平塚先生がぁ、フヒッ、お昼休み奉仕部の2人を集めてくださいよ。僕が、たっぷりと、ひひひ、愉しませてあげますから」
「お、お前ッ!?」
 男性教師の目的がはっきりしたような気がした。奉仕部に在籍しているのは雪ノ下雪乃、由比ヶ浜結衣、比企谷八幡の3名。だがこの教師がいっている2人というのは女子2名のことだ。
「ぼぉ、僕としてはぁ~、平塚先生の処女がほしいんですけどね、フヒッ」
 その言葉に胸の鼓動が鳴り響いた。
「先生の処女マンコ、いじくり倒して牝に変えちゃいますよ?」
 いまの平塚静にとって、どれだけ素敵な口説き文句であったろうか。考えに考えた末のこと、平塚静は小さくうなずいた。
 ぎこちなく、無様だというほかない、身売りそのものの承諾であった。
「じゃ、お昼休み、僕が指定した場所へ来てくださいね」
「あ、ああ、わかったよ……」
 そう答えた時、ようやく電車は停まった。
「平塚先生、降りましょう」
「そ、そうだな。すまなかった、その、いろいろと……」
「いえいえ、電車のなかで押されるのはいつものことですからね、ひひっ、平塚先生ったらとんだスケベ女でしたねぇ」
 いつの間にか、スラックスの股間部分に染みができていた。男性教師はそのことを目で訴えながら舌なめずりする。その行為を見るだけで湿り気は強くなった。
 開放されたはずなのに身体はむしろ自由を失っていた。心も縛られたように締め付けられている。
 ホームへ向かう足取りは重く、昼休みへの期待は淡く、平塚静を包み込んでいた。



 雪ノ下雪乃もまたその日は少しいつもと違う様子だった。彼女の行動や身のこなしは誰の目からみても特に問題になるような箇所は無い。いつもと同じ雪ノ下雪乃だったのだが、彼女自身はあきらかに自分の不調について焦りを感じていた。
「でえ、あるからしてぇ~」
 秋葉原の地下アイドルを特集するニュースからでも聞こえてきそうな粘っこいオタク声が教壇から聞こえてくる。
 本校唯一の男性教師のものだが、この声を聞いていると雪乃はどうしてもある部分を目にしてしまう。

 ……おかしいわ、絶対におかしい。なぜ先生の声を聞くと股間に目を向けてしまうのかしら。

 授業中にも関らず、男性教師の股間を見てしまうのだ。
 特に変わったところはない。
 男性教師の背丈は自分と同じか、少し下。腹の大きさが4倍近く変わるためスレンダーな雪乃が一緒にいればさらに膨れて見える。おまけに不細工である。
 雪乃からしても特に足らない教師でしかない。そんな彼が一言発するたびに目が股間を見てしまう。いつから自分がそんなことをしているのか憶えていないが、気がついたときにはそうなっていた。

 ……私が先生に興味があるということなのかしら。そんなはず無いと思うのだけど……第一、あの人に好意を向ける理由なんて……。

 あるはずがなかった。他の生徒同様、教壇に立つ男性教師と話をした回数はほぼ0だ。あったとしても、それは社交辞令で「おはようございます」だの「お先に失礼します」といった挨拶でしかない。プライベートな部分は一切関与していない。
「ああ……この問題を~、誰か……雪ノ下さん、やってみて」
「え……」
 また男性教師の股間を見ていた。
 いつもならこんな間抜けな反応をするはずがなかった。だからなのか、クラス全体に妙な雰囲気が漂い始める。
「ど、どうしたの、この、問題なんだけどな」
 よく思えば男性教師の話していたことは頭のなかに残っていない。自分でも呆れるほど集中できていなかった。むしろ、男性教師の股間に集中していたのだ。
「わかりました」
 すぐに立ち上がり、今度こそ黒板を見ながら歩き出す。黒髪を靡かせるように歩む雪ノ下雪乃の姿は誰が見ても凛としている優等生そのもののイメージであった。
 しかし、彼女の姿がイメージを保ったのはほんのわずかな時間だけだった。
 教壇には高さ5センチほどの段差がある。これは教卓の台とでもいうべきものなのだが、誰でも知っていることだ。だから黒板に向かい、答えを書く場合、必ず足を上げて乗ることとなる。
 当然、雪ノ下雪乃もこの段差があることは知っている。いや熟知している。
「きゃっ!?」
 可憐な悲鳴が聞こえた。普段のクール且つ冷静な落ち着いた声しか聴いたことの無いクラスじゅうが一体誰の声かわからなかった。
「うひょっ、うひょひょっ!?」
 雪ノ下雪乃が気味悪い声に我を取り戻すとそこは暗がりだった。今さっきまで視界は開かれていたのに突然真っ暗闇だ。
「……いた、えっ!?」
 どうやら段差に躓いたのだと足からくる痛みに気付くと声を潜めつつ顔を上げる。
「ふひっ、雪ノ下~、はやくどいてね」
「ッ!?」
 どうしたらこうなるのか、問いたかった。
 段差に躓いた雪ノ下雪乃はあろうことか男性教師の股座に全体重を押し付けるがごとく顔を突っ込んでいたのだ。彼女は一瞬とはいえ、男性の股間にある性器を顔面で圧迫し、匂いを嗅いでいたのだ。
「ど、どうして……それより、はやく」
 身体を起こそうとするが、なぜか力が入らない。しかも手が滑ってまたしても顔が落ちる。
「あふっ!? んんっ! んぐっ! んふぅぅっ!」
「うひょっ!」
 雪乃の顔面がもがくと性器がムクッと勃起する。柔らかく存在が不確かだったものが急に現われる。経験したことの無い奇妙な物体の変化から逃げようともがくとさらに勃起が増していく。
「雪ノ下、こらっ、ふひっ、ううっ!」
 まるで自分が愛撫しているかのように男性教師の声は興奮を伝えてくる。

 ……なにをしているの! はやく、早く立って! 気持ち悪い!

 さすがに嫌悪を目に宿らせるが鼻先に漂う異様な臭気が漂っていて目尻に涙が浮かんできた。思春期の女子が不細工な教師の股間に顔を埋めるなどあってはならない事件だ。
「ふひひぃ~、雪ノ下大丈夫?」
 しかもこの教師、雪乃を助けようとしない。顔を押し付けている股間を負けずに押し付けてくるくらいだ。だが雪乃は声を上げようにも上げられなかった。
 今、2人の身体は教壇で隠れているからだ。倒れたことは知られていても、この無様な格好だけは知られていない。だがもしここで雪乃が声を荒げればなにかあったと思われるわけだ。そんなことになったら、と声は出せない。
「先生、はやく退いてください。立てません」
「ふへへぇ、ぼくじゃなくって雪ノ下が立たなきゃ、ほらっ」
 完全に勃起して固まったペニスを顔に当てられた。避けることのできない雪乃の顔は教師のペニスを当てられる的に過ぎない。
「あまりするとセクハラで訴えます」
「それは無理だよ。ぼくにぶつかったのは雪ノ下だもん。雪ノ下は授業中、ぼくのちんぽばっかり見てたし、最初っからこれが目的だったんでしょ」
「バカなことをいわないでください。はやく立たないと」
 誰かが気付く、その前に立たなければこの姿を見られてしまう。
「どうしたら」
「雪ノ下、先生のチンポに興味あるの?」
「え……あるわ……ッ!?」
 一瞬、自分が何を言ったのかさっぱりわからなかったが、すぐに理解した。
「そっかぁ~、あるのか。だったら簡単だよ、雪ノ下はぼくのチンポを見たら動けるから」
「そうなの? そう……わかったわ」
 自分でも状況を把握しきれていなかったが、男性教師の言うことを真に受けてしまう。さっきまでの嫌悪感も吹き飛んで眼前のファスナーをどうやって下ろそうか考え始めていた。
「まずはチンポを取り出さなきゃね。いま手は動かないから、口でジッパー下ろそうか」
「口で……そうね。それしか方法はないようだし、先生のジッパーに届きそうなのは口だけだもの、口……歯で開けるしかないわね」
 淡々というが、思考力は0に近い。男性教師がいったとおりに動く人形のようだった。
 雪乃は歯でジッパーを挟むと下ろしていく。ジジジ……と音が鳴りながら男性教師の股間は膨らんでいく。なかにある勃起ペニスが外へ出ようとしているのだ。

 ……なぜかしら、あれが見られると思うと嬉しくなる……でもこの人のものでないといけないと思うのはなぜかしら……。

 不思議に思うだけで答えはでない。ジッパーを下ろしきるとむっくりと現われたのは勃起したペニス。並みの男とは比べ物にならないくらい豪胆なイチモツだった。
「ふひひっ、雪ノ下、じっくり見てね。あとで感想を原稿用紙に書いてもらうから」
「……はい。これがお、おちんちん……」
 雪ノ下雪乃にとって始めて見る生の勃起した男性器である。
「これは……ああ、そうなっているのね……あっ!?」
 食い入るように見つめていると腕が動いた。身体も動くようになる。まるで誰かに押さえつけられていた身体が開放された。
「ふひひっ、じゃ、問題を解いちゃおうか」
「え、ええ」
 ペニスをしまうとジッパーをあげる。その動きをじっと見つめながら雪乃はいった。
 立ち上がり黒板に向くとあっさりと答えを書き、席へと戻ろうとする。
「ふひっ、雪ノ下は感想文を忘れずにね」
 小声で囁かれると、こくり、とうなずいて見せた。

『先生の男性器を拝見させていただきましたが、正直なところ驚愕しました。先生は男性としての魅力どころか人間としての魅力に欠ける点が多いと日頃より思っていたため、その反響が凄まじかったのでしょう。
 少し、いえ、申し訳ありませんがその点について述べさせていただきます。
 まず毎日お風呂に入ってください。本日の件のときもそうですが体臭がきつすぎます。汗の臭いもさることながら生活臭や口臭がこびりついています。特にスーツの股間部分は男性特有の臭いが強く鼻を当てたとき失神するかと思いました。
 次に気味の悪い笑い声をどうにかしてください。他の女生徒からも評判が悪いと聞きます。笑顔も不気味です。その顔だけでセクハラだと訴えることができるほどです。
 ですが本日の一件で考えを改めさせられました。
 先生の男性器を見た瞬間、男性としての格というか、逞しさのようなものが異常なまでに強いのだと確信いたしました。
 亀頭部分のふくらみは女性の性器を破壊しそうなほど大きく、私の顔に押し付けてきたときの硬さは鋼のようで、それでいて強い臭いを放っていましたね。
 男性としての魅力という点では先にあげた悪評を覆すばかりか、高評価であるはずです。こうして書いている私も思い出すと少々、興奮気味になるというか、自慰をしたくなるほどです。
 ですので、先生のペニスを想像しながら自慰をすることをお許し下さい。
 雪ノ下雪乃』

 数刻後、男性教師のところへ提出された雪ノ下雪乃の直筆感想文である。



 その日の由比ヶ浜結衣は調子が悪かった。クラスメイトとの調子がずれていて、何を話していても上手く噛みあわないのだ。いうならば不調である。誰にでもそんな日はある。
そんな調子の悪さを「えへへ」と持ち前の明るさでなんとか切り抜けていたが、3時間目の体育が終了したとき、その不調は絶不調へと変わった。
「由比ヶ浜さん、由比ヶ浜さん」
 授業で使ったバレーボールの球を倉庫で片付けているとき、誰からか声を掛けられた。
「えっ!? あっ、はい!」
 熱があるわけでもないのに反応が鈍っている。声は元気なままだが身体の動きもどこか重く感じる。それでも振り向くと倉庫の扉の替わりだといわんばかりに1人の男性が立っていた。
「あっ、先生か……よかった」
「んんぅ? なにが、よかったのかなぁ~」
 前から気持ち悪いと評判の男性教師ではあるが、教師だ。つまり彼は何も悪いことはしない。なぜか由比ヶ浜結衣にはそういった感情が芽生えていた。そう……彼は教師であって、男性ではないのだ。
「由比ヶ浜さんは元気で明るくて可愛いね。我々教師の間でも有名だよ」
「えっ? あはは……ありがとうございます。でも先生が体育館に来るなんて珍しい、ですよね? 先生って数学じゃなかったっけ?」
「数学だよぉ。でもでも、生徒の評価は教室のなかだけじゃ測れないしぃ、フヒッ、由比ヶ浜さんのこと、やっぱりよく調べておくべきだと思うんだよね」
「ふぅ~ん、先生ってば仕事熱心なんだ」
「ふひっ、そうだよ」
 後ろ手で倉庫の扉を閉めるとズカズカと由比ヶ浜結衣に向かって歩き出す。
「先生、暗いんじゃないかな」
 そういうと教師は手にしたスマホを照明にして天井へ向けた。そのまま足元へ置くと倉庫の中、2人のいる場所だけは見えることになる。
「ふひひっ、由比ヶ浜さんの体操服姿なかなかいいね。発育十分だし、女の子として孕み頃なんじゃない? もう彼氏とずっこんばっこんやっちゃった?」
「はぁっ!? んなわけないしっ! 先生でもセクハラ禁止っ! もう! 女の子にストレートなセクハラ発言とかモテなくなっちゃうよ!」
「ふひひ、ごめんごめん」
 笑っているがその目が見るのは由比ヶ浜結衣の胸元だ。やや分厚い白地の体操服は豊かに育った胸元を締め付けるようにしながらも押し上げられている。無駄な贅肉の無いわき腹を美しく描きつつ、膝上まである短パンも女のラインを魅せている。
「先生の視線やらしーよ」
 困り顔の由比ヶ浜結衣だったが教師の行動をやめさせることはできなかった。
「ひひっ、ふぅ~、まま、由比ヶ浜さん、そのボール片付けるんだよね、手伝うよ」
「ええっ!? いいって、先生っ、ひゃうっ!?」
 教師の手が背後から迫ってきたが動くこともままならなかった。いまの由比ヶ浜結衣は絶不調の真只中なのだ。
 そのせいかはわからないが、男性教師の腕が触れると突然、身体が平衡感覚を失って倒れてしまう。
「おぉっとぉ、フヒッ、大丈夫かなぁ、由比ヶ浜結衣さん調子悪い?」
 体勢を崩した由比ヶ浜結衣の身体を支えたのは他の誰でもない男性教師だった。小さく、太っているが女の子一人を支えるだけの腕力はある。由比ヶ浜結衣の背中だけでなく、その豊満な胸までがっしりと鷲掴みにしていった。
「う、うん、ごめんなさいっ先生、あれ? なんだろ、あたし力が出なくって」
 さっきまで調子が悪くても動いていたはずの身体がぴたりと止まっている。手にしていたボールを持ったまま動かないのだ。
「調子が悪いとそういうこともあるよ。ふひひっ、由比ヶ浜さんのおっぱい大きいねぇ。んんっ!? もしかしたらブラジャーが邪魔で動けないのかもしれないね」
「そうなの!?」
 教師の言うことは絶対だ。こんな馬鹿馬鹿しい嘘まで真実だと思ってしまう。
「にひひ、そうだよぉ。由比ヶ浜さんを苦しめてるブラジャーを取っちゃうね」
「ありがと先生。あっ! んん……あぁあっ」
 男性教師の手が体操服のなかへと潜り込んでくる。背筋を撫でるように這いずってブラジャーのホックへとたどり着いたのだが、指の感触に思わずはしたない声がでてしまう。
「ご、ごめんねっ、先生の手がくすぐったくて」
 下手な嘘でごまかそうとした。
「ふひっ、ふひひ、気にしなくて良いよ。ほら、ホックがパチンッ!」
 言葉通り、ホックが外れる。乳房を締め付けていたブラジャーが力をなくし肌から外れる。男性教師はブラジャーをするすると引き抜いていく。
「おおっほぉ! 由比ヶ浜さんのブラジャー可愛いねっ! まさかピンク色の桜とは! ここまで乙女チックなデザインなかなかないよねぇ~」
「ええ~! そんなことないってっ! みんな可愛いのばっかりだし! 先生がイマドキの下着に疎いだけじゃないの?」
「ふひひ、そうかも、すぅ~~~~んっ! 由比ヶ浜さんのスポーツ後の汗だねぇ~、ぺろぺろぺろぉ~ ぢゅべべべべっ!!」
 音を立てて吸う教師だったが由比ヶ浜結衣はなにひとつおかしく思っていなかった。自分の汗が染み付いたブラジャーが舐めまわされても教師のやることなのだからおかしくないと決まっているのだ。ただひとつだけ、由比ヶ浜結衣はいう。
「先生ってば生徒の持ち物になんてことすんのっ!」
 そんな的外れな台詞だけだった。
 だが身体は動くようになったのか1人で立っている。
「ふひひ、生徒の汗を吸ったらどれだけ真剣かわかるんだよ、ぢゅずずずずぅううっ!」
 またしても吸いたてる。由比ヶ浜結衣の乳首と触れていた箇所が念入りに吸われていた。
「そっか、先生凄いね。で、どうかな私の真剣具合。ちゃんと授業受けたんだけど」
 乳首がぷっくりと浮かんだ体操服のまま聞いてくる。
「なかなかいい感じだねぇ。由比ヶ浜さん優等生だね、雪ノ下さんみたいだね」
「やだなぁ~、ゆきのん程じゃないって~、比べるの失礼だよ」
 照れながらニヤけている。
「うひひ、そうだね。じゃ、じゃぁ、身体の不調も直ったみたいだし、これはぼ、僕が預かっておくね」
「はいっ、先生に預けておきますねっ、身体ちゃんと動くっ!」
 よっぽど嬉しいのか、腕を振ったり飛び跳ねたりと身体を動かす。その躍動感を伝えてくるのは胸、乳房である。思春期の婦女子のたわわに実った乳房が上下にぶるるんぶるるんと愉快にはしゃいでいる。
「むひょっおおっほ!」
 さっきまでその乳房を鷲掴みにしていた男性教師は歓喜した。まだ残っている感触を思い出しているのだ。
「由比ヶ浜さんのオッパイはいいねぇ~、実にけしからんおっぱいだよ」
「そ、そっかな?」
「だって僕のチンポがこんなに勃起しちゃったし」
 そういってファスナーを下ろすと勃起ペニスを取り出した。
「う、うわぁ~、こんなになるんだぁ~。ねぇ、先生のって大きいの?」
 どういうわけか、嫌悪感はなく、標本を見るかのように近づいてくる。
「僕のは巨根に入るよ。由比ヶ浜さんのオッパイで挟んでみる? パイズリくらい経験してないとね」
「そうだね、パイズリくらいできないとね。ヒッキーも好きかな?」
「さぁ、どうだろうね、ふひひ、ぬおっ!?」
 ペニスが柔らかな乳房に挟まれる。激しいスポーツのあとだったのか、吸収しきれなかった汗がじんわりと染み付いている。少しひんやりとした肌と滑らかさにペニスは包まれた。
 男性教師はそのまま腰を降り始め、由比ヶ浜結衣にピストンとは何かを教えていく。
 男の腰振りタイミングに合わせて由比ヶ浜結衣は乳房を動かす。ペニスを挟み、身体全体で扱く。すると男性教師のペニスがびくんびくんと脈を打つ。これがパイズリだと身体が覚えていく。
「えへへ、先生気持ちいいんだ、私ってばパイズリ上手なのかな?」
「ふひひ、うんうん。上手だよぉ~、こればっかりは雪ノ下さんでもできないからね。由比ヶ浜さんの勝ちだね。ふひっ」
「そっかぁ~、でもちょっと嬉しいかも、えいっ、え~いっ!」
「ぬおっ、ふっ、ふおおおおおっ!!」
 乳首がペニスに触れたとき、男性教師は耐えることを忘れていた。異常な状況を認識できない由比ヶ浜結衣の笑顔に向かって射精する。

 ぶびゅるるるるっ! びゅびゅびゅっ!! どぴゅううううっ!

「ひゃうっ!? うぅぁぁ……」
 白濁液で顔がべとべとになる。男性教師の精液で汚れても由比ヶ浜結衣は笑顔のままだった。
「気持ちよかったよ、由比ヶ浜さん。パイズリのテクニック最高だったよぉ~」
「ありがとっ。でもどうしよ」
 顔にかかった精液を落としたいのだろう。しかしここにはティッシュなどの拭き取るものはない。そこで男性教師が手にしたのは由比ヶ浜結衣の体操服だった。さらけ出した乳房に乗っている厚い生地で拭き取っていく。
「ふひひ、これでいいんじゃないかなぁ~」
 ごしごしとされると由比ヶ浜結衣の顔についていた精液はすべて体操服に染みこんだ。
「ああ……うん、ありがと」
 精液を顔中に塗られたのも同然の由比ヶ浜結衣は少し元気がなくなっていた。そのキスもしたことがないような可憐な乙女の唇に男性教師の精液が付着したのだから無理も無い。しかも鼻の穴にまで少量入っている。息をするだけでザーメンの香りが流れてくる。
「由比ヶ浜さん、ささっ、ボールを片付けようね。フヒッ、あと、今日のお昼休みはぁ、みんなで一緒に制服選びだからね」
「制服?」
「そそ、新年度の新制服選定を奉仕部にやってもらうんだぁ~。由比ヶ浜さんも来てね」
「……うん、先生がいうなら」
 由比ヶ浜結衣にとって今日はどこかおかしな日である。男性教師のいうことは絶対なのだ。どこもおかしなことはなく、彼を信じることは絶対だと、彼女は気付くことなくしたがっていた。




今回から3週にわたって『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている』編になります。
その後、『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』編となり、Dノートは一時終了になります。



←作品がよければクリックお願いします。
関連記事

2015-08-19 : 小説 : コメント : 0 : トラックバック : 0
Pagetop
コメントの投稿
非公開コメント

Pagetop
« next  ホーム  prev »

プロフィール

之ち

Author:之ち
之ち(ユキチ)

小説中心に活動中。
ジャンル問わず面白ければ好き。
大阪在住・12/28生
相互リンク募集中です

カウンター

おすすめ





予定