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【小説】櫻子さんの足下には死体が埋まっている 蝶は十一月に消えた【感想】



全三篇

この物語は『人間の死』だけではない、ということを踏まえて読まないといけない。
というのも一話目の死体は『人間』ではなく『猫』のもの。

第一骨 猫はなんと言った?

「もう会わないほうがいい」といわれモヤモヤした感情を抱きながらも普段通りに櫻子の屋敷へ通う正太郎。
そんな彼に同級生の鴻上百合子から『叔母の飼っていた猫が怪我をして』と連絡を受ける。
櫻子と共に百合子のもとへ行くと猫は死んでおり…
原因を探るわけだが、この話、猫好きにとってあまりよろしくない。
犯人もクズ野郎とお墨付き。

第弐骨 私がお嫁に行く時に

鴻上百合子と櫻子のお話。
「おばあちゃんが結婚するときにプレゼントしたいといっていた絵を見つけてほしい」といわれ、櫻子が探す。
一骨がいやな話だけに心にゆとりをもてる良心のようなお話。

第三骨 蝶は十一月に消えた

今回のメインディッシュともいうべき物語。
3人の少女と1人の画家のお話。

今巻の雰囲気はあまりいいものではありませんでした。
物語の中で唯一といっていい幸せ者、正太郎にとっては最低といっていい。
なにせストーカー、動物の死、不幸な家庭etc…とキツい内容ばかり。
一介の高校生には酷にも思える。
けど周囲の大人は悪人ばかりではないので良い方向へ向かってほしい。

櫻子さんに関しては最後に少しだけ話しが進む。



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2015-08-18 : 感想 書籍 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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プロフィール

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之ち(ユキチ)

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